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2010年11月14日

Nikon COOLPIX P7000のデジスコ適性。


Nikon コンパクトデジタルカメラのフラッグシップ
(パフォーマンスモデル)のCOOLPIX P7000は基本性能や
解像力、描写能力が優秀でエントリーモデルのデジタル
一眼レフ+レンズキットよりも写りがいいと評判なので
デジスコ適性のお問い合わせも大変多いです。
P6000の後継機種としての期待もあるからかもしれません。

7倍ズームレンズ搭載なので、デジスコ適性については
不適と判断しているのですが、念のため先日当店スタッフが
ニコンショールームにスコープを持ち込んでデジスコ適性の
検証をしてみました。

結果は残念ながらやはり不適となりました。
理由は以下の2つです。

・ケラレ、周辺減光
デジスコ向き30倍クラスの接眼レンズではケラレ、周辺減光
がズーム全域で発生。
高倍率ズーム機との相性が良好なKOWA TSN-VA3では全ズーム
ステップ数20ステップのうちテレ側5ステップほど使える
範囲がある。但し、厳密に見ると周辺減光の発生の可能性あり。
最大の要因は、ワイド端とテレ端のクリアランス差が約4cmも
あること。ズーム操作時ズームアップしていくとどんどん
伸びていくタイプです。

・接続パーツ類
ワイドコンバージョンレンズ用アダプターリングが用意されて
いますが、先端部のメスネジ系が特殊な径とピッチになって
いるようです。(メーカー非公開)
また、ワイドコンバージョンレンズ装着時はワイド端での
使用限定となっているため、アダプターリングの長さが短く
ズームアップをするとリング突端から鏡筒が突出する可能性が
高いです。この点は今一度メーカーへ確認しますが、現時点では
接続手段がないということも不適となります。

ご検討の際、ご参考になれば幸いです。

投稿者 : 2010年11月14日 07:23