2006年11月09日
ドットサイト(照準器)
LEDの光を反射用の透過式のレンズに投影する方式の照準器です。目の位置が多少
ずれていても、赤い点を頼りに被写体を導入することができます。
赤い光はレンズに投影していますので被写体に照射しているわけではありません。
どうやって写すの?
1.鳥を見つける
双眼鏡や肉眼で鳥を探します
2.鳥を画面に入れる
目的の鳥を画面に入れるにはすばやくスコープを向けなければなりません。
すばやく行うための補助装置としてドットサイトと呼ばれる照準器が便利です。
3.スコープのピントを合わせる
カメラの液晶画面に映っている画像がはっきり見えるようにスコープのピントを
調整します。
4.シャッターを半押しする
カメラの液晶画面上はっきり見えるようになったと判断したら、シャッター(正確
にはレリーズケーブルのボタン)を半押しします。
半押しするとカメラのオートフォーカスが働いてピントを微調整します。
ピントが合ったサイン(カメラのフォーカスランプが青)がでたらOKです。
5.シャッターを全押しする
ピントが合ったサイン(カメラのフォーカスランプが青)がでたことを確認してから
一呼吸置いて力まないようにシャッターが切れるまでそっと深く押し込みます。
一呼吸おくのは機材のブレが納まるのを待ってからシャッターを切るためです。
カメラの設定は連写にしておくことをお奨めします。3枚程度連写をして、上の操作
を何回も繰り返し撮影することにより良い写真を得られる確率が増えます。
デジスコの弱点は?
1.動くもの(飛翔写真)は苦手
コンパクトカメラを使用しているので、オートフォーカスはそんなに速くありません。
一眼レフのようにスパッとオートでピント合わせとは行かないので飛翔写真は苦
手な部類です。(一部のベテランは得意にしている人もいます。)
デジスコってなにがいいの?
1.拡大倍率がすごい
とにかく大きく鮮明な写真が撮れます。
2.慣れれば意外と簡単
超々望遠撮影のため、最初は戸惑うこともありますが、比較的遠くから撮影が
出来ることで撮影のチャンスが多く慣れれば作品を得やすいです。
3.本格的なデジスコシステムでも軽いシステムなら3.5kgぐらいで女性でも歩き回
りながらの撮影を楽しんでいる方も多いです。拡大倍率を考えれば軽いシステム
といえると思います。
2006年11月08日
焦点距離
レンズの中心から、レンズを通った光が像を写すまでの距離のことです。
数字が大きければ大きいほど大きく写すことができます。
通常使われている3倍ズームのカメラは38~115mm程度のカメラが多いです。
高倍率を謳う12倍ズームのカメラで38~420mmです。
50mmのレンズが人の目で見た感じに近いといわれています。
デジタルカメラの場合フィルムにあたる電子部品である撮像素子(CCDやCMOS)
の大きさがフィルムよりも小さいため、同じ焦点距離のレンズを使った場合、大きく
写ることになります。
どのくらい大きく写るのかわかりやすくするため通常のフィルムカメラ(35mmフィ
ルム)を基準にすることが多いです。これを35mmフィルム換算の焦点距離と呼
んでいます。
デジスコノシステムの説明などでの1140mmから3420mmなどというのは、
35mmフィルム換算の焦点距離となります。
デジスコとは
デジスコとはデジタルカメラとスコープ(望遠鏡)を
ドッキングさせた撮影方法です。それでデジスコです。
カメラの倍率にスコープの倍率を掛け合わせた倍率で撮影することが可能です。
一般的なスコープは20から30倍ですのでかなりの倍率での撮影が可能になります。
また、大きく撮れるだけではなく鮮明な写真が撮れます。
ちょっとだけ計算式
焦点距離の計算
カメラの焦点距離 × スコープの倍率 = デジスコでの焦点距離
例)
30倍のスコープで38mmから115mmのカメラを使用した場合。
カメラズーム広角側
38mm × 30倍 = 1140mm
カメラズーム望遠側
114mm × 30倍 = 3420mm
このシステムの場合はカメラのズームボタンを操作することで1140mm
から3420mmの任意の焦点距離で撮影が出来ます。
2006年11月07日
カメラ
お手持ちのカメラを生かす?それとも・・・・
カメラは出来ればお手持ちのものを使いたいのが人情です。
しかし、デジスコ向きのカメラは意外と限られます。
条件
3倍ズーム機であること。(過去に一部例外はあります。)
スコープに接続するためのブラケット(金具)があること。
3倍ズーム機であることはケラレ(画像の周辺が暗くなる現象)が無いことの
条件となります。これにより使いやすさがかなり違います。
スコープに接続する手段が無ければデジスコが出来ません。自作で金具を作る
ことも可能ですが、最初から自作はハードルが高すぎますのでお奨めしません。
周りで実績のあるカメラを使うことが楽しくデジスコをはじめるための近道です。
2006/11現在のお奨めは CANON IXY1000です。
スコープ
スコープには大きく3つのクラスがあります。
1.小口径クラス50mm
小さくて軽いので持ち運びが楽。
値段も比較的安い
口径が小さめなので高倍率での撮影には向かない。
口径が小さめなのでシャッタースピードが稼げず意外と難しい。
メインの機材としてではなくサブシステムとしてお奨め。
2.中口径クラス60-70mm
軽いものは700g台、重くても1100gと比較的軽量。
値段も大口径よりは小口径のクラスに近いのでお買い得感が高い。
60mmあれば十分なシャッタースピードが稼ぎやすく、ピントの合う範囲が
比較的広いので撮影が楽です。初心者の方にお奨め。
3.大口径クラス77mm以上
重量があり、支える三脚も強度のあるものが求められる。
値段も中口径に比べてぐっとお高くなる。
口径の大きさにより明るく、シャッタースピードが稼ぎやすい。これにより
薄暗いところでの撮影や少し遠い被写体の撮影には有利。
ピントの合う範囲が狭くなるがその分背景のボケが大きく迫力のある撮影が
可能。