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2006年06月06日

営巣の季節の撮影

この季節は野鳥も子育てで大変です。撮影者にはチャンスが多くて幸いなのですが、なにせ野鳥にとっての繁殖では一番大切な時期でもあります。野鳥を威圧しない必要な距離と、巣に近づかない配慮は必要と思います。追いかけるのはご法度でしょうね、撮るなら待って撮りましょう。巣に近づかない場所で、ソングポストや通り道を観察して探すのも良い撮影のポイントと思います。
この写真もたくさんの虫をクチバシにくわえています。数羽のヒナが巣で待っているのでしょう。一見、面白い写真ですが野鳥写真界隈ではあまり高い評価は得られません。新緑を背景に誰が見ても「素敵ですね」と思う写真を写してみたいですね。

投稿者 turbo : 2006年06月06日 00:57

コメント

確かに巣作りから始まって、巣立ちして自立するまで、通算すると結構な時間です。この間、ある程度有名地ならば必ずバーダーと顔を会わせるでしょう。雛や幼鳥は確かに可愛いし、季節限定なのでつい追いかけたくなります。これが鳥たちにとってストレスでないわけがありません。もしそれが原因で巣を放棄してしまうならば、正に「本末転倒」となってしまいます。
私たちはアマチュア写真家である以前に、鳥が好きで、またその鳥が棲息する環境を愛する者であるはずです。一人一人の少しの我慢と自重が、鳥とその環境の存続につながります。このターボさんの一文は、私の胸を突くものでした。何故なら正直私も幼鳥や雛を、この春結構撮ったからです。巣を放棄してしまうほど追いかけはしませんでしたが、それでも鳥にストレスを与えたかも知れず、今考えると、冷たい汗が背を伝う思いがされます。今後、十分に気をつけたいと思います。
                ……自戒をこめて。

投稿者 漂鳥 : 2006年06月07日 19:57

漂鳥さん コメントありがとうございます。
野鳥好きが野鳥の営巣を邪魔するようじゃいかんですね。写真を写すこと・観察する事は良い事と思います。フィールドでは野鳥との間合いを早く見つけて子育てを応援したいですね。

投稿者 たーぼ♪ : 2006年06月09日 14:15