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2010年02月20日

背景

カワセミの撮影の場合、岸から川辺にいる状態で写すので、川面が背景となり明るくなるのでプラス補正での撮影になることが多い。もちろん、対岸に高い木や建物があって背景に反映をされることもあるけれど、まあ、写せるチャンスの5割以上はこんな背景になることが多いですね。

これは、一見、夕焼けがらみの空が写り込んでいるように見えますが、赤白に塗装された電波塔が水面に反射されている状態を狙って、撮影位置を移動して写した作例です。シャッター速度がゆっくりで、水面が風で揺らされているのでこんな感じを作ることができました。
それでも、被写体が暗いのでプラス補正・・・色が出にくいですよね。

これは樹木の中に入り込んでマッタリしている場面です。シャッター速度は1/2秒と超低速で難しい撮影でしたが、光量不足気味のほうが色合いは好きです。背景と被写体が概ね同じ明るさなので-0.67と若干のマイナス補正。やっぱ、背景に色があり、適度にぼける距離があると良いですね。

撮影するときは、いろいろ考えます。結果は写せるときにたくさん写すというのが正解と思いますが、野鳥が止まった瞬間、いろいろなアイデアを試してみることができると良いと思います。

TSN-884 30XWFA S90

投稿者 turbo : 2010年02月20日 22:21

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