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2014年01月05日

【2014お正月チャレンジ】 LUMIX DMC-GM1Kに挑戦

Panasonicから10月に発売されていたGM。 4/3サイズCMOSのマイクロフォーサーズ機です。
レンズは24㎜-64㎜/F3.5-5.6(35㎜換算)のキット。
発売当初は8万円、マイクロフォーサーズ機なら割安かも知れないけどちょっと高いので、
お正月まで我慢してみることにしました。
現在は6万円台。もう少し待ってCP+を過ぎる頃には5万円台に入ると思いますが、
お正月のお約束(笑)なので、買っちゃいました。

電子先幕+メカシャッターか電子シャッターのみの選択ができます。
メカシャッターも小型モーター化され、バネが無くなったので振動が小さめ。
もちろん、無振動の電子シャッターも選べ、光量があれば40コマ/秒の無限連写(JPEG)
10コマ・4コマなども選べます。RAWも写せますが連続7コマになります。

AFなど駆動速度は最新CPUで充分速いのでコンデジ比較では快適に写せます。
とにかく小さくて軽い!PowerShot S120より小さく感じます。

このレンズはデジスコ適性が高く、40㎜~64㎜においては概ねどのアイピースにも適合します。
例えばKOWAのTE-11WZなら1000㎜~3840㎜、TE-17Wなら1200㎜~1920㎜。
しかも、あまり明るいレンズじゃないので前玉が小さい・・・これがポイントなんですよ(笑)
マイクロフォーサーズのレンズでこんな感じの玉が無かったんじゃないかなぁ~


実は、リコーのGXR用ブラケットが50個も不良在庫で残っていたので、これをなんとか使いたい
という課題にぴったし。チャレンジテーマとしました。
試作段階では金鋸とボール盤でサクサクっと作れてしまいました。

なにはともあれ、明日にでも撮影してみます。


投稿者 たーぼ♪ : 2014年01月05日 01:13

コメント

明けましておめでとうございます。
昨年はお世話委なりました、本年も宜しくお願いします。

この企画、面白そうですね。
私も気になっていたカメラでした。
GXR用のブラケット守備範囲が広いですね。
使う人のアイデア+で生きてくる様な部品が私は大好きです。

投稿者 定年隊 : 2014年01月05日 06:09

マイクロフォーサーズはしっかりした規格なので、マイクロフォーサーズのマウントのデジスコ用レンズを、デジスコドットコムさんで開発、販売されては如何でしょうか?専用レンズを、TurboAdapterに直結、もしくは、カプラーを介して接続するのです。ズームは、TE-11WZ等に任せれば良いので単焦点で良いと思います。そうです、SWAROVSKI OPTIKがやっている、TLS APOと同じ発想です。TLS APOは、接続時、ズームが出来ないという欠点があります。また、マウントもマイクロフォーサーズではないので、絞り、AFなどが使えません。デジスコドットコムさんで開発すれば、そのような欠点も克服出来ると思います。如何でしょうか?

投稿者 きになる君 : 2014年01月05日 20:14

きになる君さん

今年もどうぞ宜しくお願いします。
おお!素晴らしいアイデアですね。私どもの力量では届かないかもしれませんが、ひょっとすと面白い答えがあるかも知れませんね。平面性とAFがハードル高いです。
昨日・今日と撮影してみましたが、良さそうですよ。このGM1というカメラ、まるでコンパクトデジタルカメラを使っている感覚で撮影ができます。
たぶん、今年のメインはこれになる感じがしています。

投稿者 たーぼ♪ : 2014年01月06日 16:16

定年隊さん

こちらこそ、どうぞ宜しくお願いします。
いやいや、GM1は今までのマイクロフォーサーズの概念を変えなくちゃいけないですね。
今現在の印象で総合力はRX-100より良いですね。
なんか、簡単に写せすぎて拍子抜けです(笑)

GXRブラケットはスペーサーさえ工夫すればかなりマルチに使えます。(加工は必要ですが)
今回の試作、光軸は「完璧」でした。

投稿者 たーぼ♪ : 2014年01月06日 16:20

たーぼ♪さん、こんばんは。

レンズの電子端子絡みの設計が難しいということですね。では、こういうのはどうでしょう。AFは要りません、絞りも固定でいいです。ピント合わせはスコープのピントで合わせます。絞りも、今までのカメラは基本開放で使っていたから、RX100のように絞りを調整出来ることも要らないです。マニュアルで絞りだけ絞れたら面白そうですがコストが掛かりそうなので切り捨てます。そうなると、単焦点レンズの前玉は直径10mm程度の小さなもの、絞りは直径3mm程度の穴の空いた板のレベルになりそうです。TLS APOが、まさにその通りの寸法と設計で作られています。平面性についてですが、28XWDAや、30XWFAを開発したノウハウで何とかならないでしょうか。
でも、それだけ切り捨てても、TLS APOと比べてアドバンテージがあります。それは、TE-11WZや、スワロの25-50xWのズームが撮影時に使えるのです。TLS APOは、アイピースのズームを固定してガチガチに固めてからセッティングするので、事実上、ズームは使えないんです。TLS APOの実売価格は54,000円、マイクロフォーサーズの単焦点レンズは50,000円程度。だから、60,000円以内で販売出来れば、TLS APOと競争が出来そうです。

なぜ、こんな提案をするかというと、悲観論になりますが、コンデジのトレンドが、デジスコ適性に向いていないと見ているからです。高級コンデジは日本製で「作りは良い」が、センサーサイズの高画素化と大型化、レンズの大型化が進んでおり、アイピースに合わせにくくなっている。中級、低級コンデジは、センサーサイズ、レンズ径は良いが、低コストのため、筐体の寸法のバラツキや、鏡筒が垂直に動くか等、デジスコをしない一般ユーザーにとってはどうでもよいことが切り捨てられるように思うのです。さらに、中国、東南アジアに生産拠点が移れば、昔は、チタンやアルミを用いていた筐体の「作りの良さ」は無くなってしまうように思います。
そこで、マイクロフォーサーズです。よく言われるのは、マイクロフォーサーズは、ボケも作りにくいし、シャッタースピードも遅いと、批判されがちです。それは、全てプロ用の、スタジオでのポートレートや、プロ野球でのスポーツ写真等を想定して言っていますが、それらは、全てプロ用のフルサイズ一眼レフに任せればよろしい。規格がばらばらなAPS-Cこそ中途半端です。専用設計のレンズが揃ったマイクロフォーサーズは、アマチュア用、旅行用にぴったりで、今後も多くなりこそすれ、無くなりはしないと思います。

マイクロフォーサーズのボディーは軽くて小さいです。デジスコにぴったりです。マイクロフォーサーズのマウントの単焦点デジスコ用レンズがあるだけで、毎年出てくるコンデジのデジスコ適性に一喜一憂せずにすみます。如何でしょうか?

投稿者 きになる君 : 2014年01月06日 20:44

きになる君さん

ご提案、ありがとうございます。正直、既存レンズで適性のあるものが市場に無ければ経済的に難しいことになりそうです。ただし、光学関係の企業間情報網もありますのでアンテナは広げておきたいと思います。
TSL-APOの実情(ガチガチの設定しか写せない)は勉強不足でした。欧米の友人がBR-SWZに興味を持つ背景がわかりました。
コンデジのトレンドについては私はあまり悲観的には思っていません。残念なのは汎用コンデジがスマホなどに席巻され、安価なデジスコ用コンデジが市販されなくなってしまうことです。センサーの大型化やレンズの大型化についても懸念はありますが、「使える」カメラは今後も出現すると思っています。パナのLX-8?なんか出る前からワクワクしています(笑)
4/3については今後の流れは電子シャッター化が進むことが予見されます。もちろん、高級機はメカシャッターを踏襲するでしょうが技術限界があり、進歩するとすれば電子化方向のみと見ています。ポイントはレンズ。今回の12-32㎜はマスターレンズ口径も小さくスコープアイピースとも相性が良いので今後も使っていけるものと思いホッとしています。しかも無理のない2.7倍ズームですから特にデジスコで使う中域~テレ端までの画質は使えます。このようなレンズを「キットレンズ」とすてくるわけですから、マーケットイン志向の強いパナなので市場のトレンドと読んでいるのでしょう。たぶん、他社も同じようなものを出してくる予感がします。

オリジナルレンズができればホント私もユーザーも助かるのですが・・・(;^_^A

投稿者 たーぼ♪ : 2014年01月08日 01:19