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2017年06月05日

【技術情報】 OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL 25mmF1.8 でのデジスコ

OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL 25mmF1.8をお使いになられる方が多くなり、多数のインプレッションを頂いております。性能や使い勝手においてご好評を得ています。

今日はその中から、共通のキーポイントをご紹介します。

「絞り解放で使いましょう」


このレンズはF1.8(解放)で使用している場合は問題ありませんが、
2羽並びの写真を写したいなどの理由により絞ると、なぜか露出がオーバーに換算されるケースが多く、F1.8をF2.0に絞っただけでも同様の現象が現れます。
OM-D EM-1Mark2の場合、多い時は3段ほど勝手にオーバーに表示されることもあります。

理由についての検証はできませんが、レンズ単体の場合は絞りも有効に反映されますので、デジスコシステムにした場合のフロントテレコンバージョンについては正しい演算ができない仕組みと思われます。

(2017年6/14追記)

露出調整ができて、カメラのフリーズ症状を回避する方法

同システムをお使いのH様より貴重な情報を頂きました。
被写界深度の関係などでカメラ絞りを使用できる方法を教えて頂きました。

症状としては絞りを使うとアンダーになったりオーバーになったり不安定になり、高速連写などで使い込むとバッテリー発熱が原因と思われるカメラのフリーズが発生する。
OLYMPUSに相談したところEM1M2は非常に敏感で、(フロントテレコンバージョン)にすると演算ができずに暴走してしまうことが要因ではないかとのこと。

①マニュアルモードに設定
②シャッター速度・絞りを任意に設定
③ISO感度はオート6400にする
④緑色バックの環境で撮影し、露出補正で液晶画面と同等のポイントまで補正調整する。

実際の撮影時にはこの状態でシャッター速度・露出を任意に変化させるとISOが自動設定され例えば絞り5.6等に設定すればそれに合わせたISO感度に自動補正され絞った状態で写せるとのこと。
この①~④の操作で基準色の緑色を視覚と合わせることによりカメラが自動判断できるようになるとのことです。

H様 貴重な情報をありがとうございました。

投稿者 たーぼ♪ : 2017年06月05日 12:18

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