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2011年02月04日

機材ブレ、手ブレ、被写体ブレの対策はありますか。

Q.機材ブレ、手ブレ、被写体ブレの対策はありますか。

A.
・機材ブレの対策
基本は光学ユニット、カメラユニット、雲台・三脚ユニットの
各パーツ類をしっかりと取り付けることです。
ピント操作やカメラ設定操作、構図決定後、機材の微振動が
収まってからシャッターを切るように心掛けることで機材ブレが
かなり軽減します。
また、ケーブルレリーズでシャッターを切りますが、1枚目は
ケーブルレリーズからの振動も伝わることもありますので、
カメラ設定の連写を活用し1コマ目は捨てて振動が収まり始める
2コマ目以降に期待してたくさん撮影して機材ブレのない画像の
歩留りを上げる方法も有効です。

・手ブレ
手持ち撮影の場合、液晶画面を見ながらの撮影となりますので
機材が腕の前になり中空に浮いた状態での撮影になります。
このままでは100%ブレてしまいますので、可能な限りフィールド
にある構築物やフェンス、木の枝に体の一部を接地して体から
発生してしまうブレを抑えることで改善します。

・被写体ブレ
これはカメラ設定の連写の活用しかありません。
動きの激しい野鳥はもちろんのこと、枝どまりの野鳥でも枝が
微妙に揺れていることがあり、これが被写体ブレにつながります。
連写でたくさん撮影してきっちり野鳥がきっちり止まっている
ブレのない画像が数コマでもあれば成功です。

投稿者 kokopelli : 2011年02月04日 11:38