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2011年08月09日

デジスコで苦手な撮影は?

Q;デジスコで苦手な撮影は?

A:野鳥撮影の中でも飛翔写真など動きのある撮影条件では
使いにくい面があります。飛翔写真を写す必要があるとしたら、
迷うことなくロクヨン(600mmF4.0)(またはヨンニッパ 400mmF2.8)
をお奨めします。一番大きな要因はデジスコは焦点距離が長すぎる
からという答えになります。

飛翔している野鳥を写すには広い画面であればあるほど画面に
入りやすくなります。あまりワイドに写すと被写体が小さくなりすぎるので
カワセミやヤマセミをイメージすると500~1000mmが良いように思います。

どうしても被写体を大きくしたければ撮影後にトリミングすれば
良いわけですから、写しやすさを優先すべきと思います。
また、デジスコの静止画のように羽の一本一本の筋まで見えなくて
はならない必然性もないのでAFを利かせて高速連写で数多く写す
ことが良いと思います。

デジスコでも飛翔写真に熱中されている方もいらっしゃいます。
あえて、焦点距離を800mm程度に落としてシャッター速度を高めて
広い目の画面の中に被写体を入れるという方法をとっているようです。

あと、コンデジ(コンパクトデジタルカメラ)に撮影タイムラグが
ある点があります。せっかくのシャツターチャンスにシャッターボタンを
押してもそれを撮影できないことになります。
以前に比べタイムラグは小さくなっていますが。
したがって、従来の一眼レフなどの撮影のようにベストの
シャッターチャンス一発の考えは捨て、狙った被写体を連写して
その中からベストショットを選ぶ考え方が必要かと思います。

いずれにしましても、まずはデジスコにあった撮影を極め、
その応用でいろいろな技が生まれ、それはそれで楽しみと
なるのではないかと思います。


投稿者 岡ちゃん : 2011年08月09日 15:13