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2006年05月22日

ジンバルについて思うこと 1

ジンバル1号から4号まで作ってみた。市販品や改造品もいろいろ試してみたが、応用の限界があり、どうしてもオリジナルで作らざるを得なくなってしまい・・・現在までに軽く軽自動車が買えるぐらいの道楽をしてしまった。開発費をたくさん使って社員には申し訳ないのでボーナスは試作品の現物支給に決定した。(お~~い、うそだろ~~by Y)冗談はさておき(笑)実はジンバル5号が控えている。これはイメージとして量産先行品製作のための機構部品群である。今までの試作でのダメだしをすべて加味した最終試作と考えている。
しかし、実は今回量産するか否か躊躇している。それはコスト。100台作っても10万円超で売らなければ採算が合わない。30台なら20万近くになってしまう。もちろんイニシャルコストの償却も入るのであるがそれにしても非現実的ともいえる価格である。

デジスコ専用のジンバルはガタとの戦いである。重心がXYZ中心に集り、非常に少ないフリクションで位置固定して撮影する。当然のことながら画角の狭いデジスコにおいてはフルスケールの一眼でなら許されるガタも3~4倍に増加されるため撮影の邪魔になる。この、ガタの詰めをするためにコストがかかるのである・・・

続く・・・

投稿者 turbo : 2006年05月22日 23:42

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