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2011年01月26日

「作品」を意識して写した写真


NIKON フィールドスコープED78 /TurboAdapter 60XWFL/NIKONクールピクスE4300

2003年1月、TurboAdapter30XWFLに続き40XWFL、60XWFLをニコンビジョンさんにお世話になりながら商品化を進めていた頃です。
「作例作り」というプロモーション用の写真を写すようになった時期でもあります。デジスコの構図は従来の野鳥写真とは全くベツモノで、どうやってデジスコらしい作例を写すかということを一生懸命に模索していました。
高倍率アイピースで作れる作品としてはどうしてもドアップ系のバストアップを狙いたくなります。しかし、いたずらに焦点距離を長くするとブレ等が画質を悪化させるためカメラレンズをZOOMワイド側として接眼レンズで倍率を稼ぐという手段で「高画質」を狙いました。(焦点距離、約2600mm)
この作例は、その代表作でもあります。カワセミが良く止まる枝の背景を暗い日陰に合わせ、川に向かって止まる事を予測し、光の角度を考え、イメージしたとおりの結果を出せた初めての作品です。

この作品も写せたときは本当に嬉しかったことを昨日のことのように覚えています。

投稿者 たーぼ♪ : 2011年01月26日 00:45

コメント

たーぼ♪さん、こんばんは。
素晴らしい作品ですね。
私も、こんなドアップを撮りたいと思い、
ブラインドを持って、カワセミポイントに通っています。
TSN-884, TE-17W, IXY3000ISで、4ステップ目までズームして撮るか、
STM80HD, 45xSW, IXY3000ISで、ズーム無しで撮るかしています。
ED82の場合だと、もっと接眼レンズの選択肢が広がりますが、
20XWFA, 28XWDA, 30XWFA以外のNikon純正の接眼レンズでは、
どうもしっくりときません。60XWFLは持ってないので。
やっぱり、カワセミが5〜6mの距離の所に来ないとドアップが撮れない
と思っています。
8m程度なら、ブラインドでも近づけますが、
5mとなると、ブラインドでも、なかなか寄ってくれません。
今5〜6mの距離の良い枝があって、何度かチャンスがあったのですが、
そこにカワセミが留まると、ドキドキして手が震えて機材ブレ写真
になったりしています。
毎週土日は、カワセミのために費しています。

投稿者 きになる君 : 2011年01月29日 19:18

きになる君さん
この写真を写すために、観察を1週間ぐらいしています(笑)この枝にどのぐらいの頻度で何時ごろくるのかを知るためです。
椅子に座って何時間も待って、やっと写せました。
ブラインドも良い手なのですが、周りの目が気になって地方でしか使えません。私もカワセミで使ったのは2~3回しかありません。
S95みたいにテレ端まで使えるカメラだとこんな手法はいらないのですが、IXY3000を含めて、高画素のコンデジはテレ側があまり綺麗でないので難しさがありますね。

はい、私もカワセミは永遠のテーマとなっています(笑)

投稿者 たーぼ♪ : 2011年01月31日 17:32

たーぼ♪さん、こんばんは。
大変参考になるコメントを頂き、有難う御座います。
私も、今年の3月から同じ場所で土日に観察を行い日記をつけています。
ブラインドは、周りの目が気になって使えませんか……。
こちらは、地方の田舎なので、別に恥ずかしくありません。
逆にブラインド無しで、この写真が撮れるとは、凄いと思います。
60倍だと機材ブレが収まるのを待つのも時間がかかりますし、
その間に、カワセミは小頚を傾げたりでじっとはしてないでしょう。
60倍でこの画質は素晴らしいと思います。私の憧れです。
場所は、前の記事と同じ、井の頭公園でしょうか?
地方の私から見ると中村雅俊の「俺たちの旅」のロケ地の認識です。
都会のカワセミとは言え、これだけドアップに撮らせてもらえるとは、
カワセミが、たーぼ♪さんを信頼しているのかも、と思ったりします。
私の記録だと、IXY3000ISでは、30倍接眼でも、45倍接眼でも、
焦点距離2000mmを越えると画質がだんだん悪くなります。
ED82でNikonの50xWDSを使っても同じでした。
TSN-884に50xWDSを付けても画質が納得いきませんでした。
IXY3000ISでは、焦点距離2600mmにはとどかずなのでしょうか。
となると、やはり、S95ですか。
S95と言い、IXY30Sと言い、私を悩ませる性能です。
うーん、両方欲しいっ。
また、近支配人さんに相談しようかな。

投稿者 きになる君 : 2011年01月31日 21:28

きになる君さん

この子は大変神経質な女の子でしたが、とても規則正しい生活をする子でした(笑)撮影ポイントに来る前に止まる場所も毎回ほとんど同じで、散歩する人などに驚かされない限り同じルートを繰り返し通ってくれます。たぶん、何日も同じ場所で構えていたので私も風景の一つになってしまったのでしょうね。ピッタし5mです。
場所は野川という街中の川です。川面が散策路より2~3m下にあり、角度的に水面に写りこむ黒い建物の影を背景としています。
いつもたくさん買って頂いているので、申し訳なく思っています。一つの方法としてはお手持ちのIXY3000IS(2台)、ブラケット、電池など一気に下取りしてS95・30Sの2台体制というのもありかと思います(無理しないでくださいね)
はい、支配人とご相談ください。

投稿者 たーぼ♪ : 2011年02月02日 00:55