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2011年01月27日

デジイチvsデジスコ 2003@蓼科

同じ日に同じ被写体をデジイチ(EF500f4/x1.4テレコン/EOS1D)とデジスコ(ED78/30XWFL/E4300)で撮り比べた写真を見つけました(2003年・蓼科)400万画素vs334万画素、913mmf5.6vs3780mmf9.9での勝負となります。1DはRAW撮影>JPEGとなります。


テレコンを入れてこの大きさです。画角とのバランスはなかなかいい感じです。
1200x800にリサイズしてPCで表示すれば充分使えますが、原画をピクセル等倍にすると
ん~~粗さが目立ちます

最新のMkⅣになればもっと綺麗になるでしょうが、傾向は同じと考えたほうが良いですね。
モデル名 Canon EOS-1D
露出時間 1/320 s
F ナンバー f/5.6
露出プログラム 絞り優先度
ISO スピード レート ISO 200
露出補正値 0.33 eV
レンズ焦点距離 700 mm



テレ端3780mmf9.9での撮影です、ワイド端であれば1200mmf3.3で写せます。でかい!ですね(笑)
ピクセル等倍の写真はこんな感じです。被写体だけを論ずれば圧倒的に解像しているといえます。実際、この現場で写している限りデジスコじゃないと面白くありませんでした。
IXY30Sなんか持ち込んでいたら4~5倍の枚数を写していたと思います。
メーカー名 NIKON
モデル名 E4300
ISO スピード レート ISO 100
シャッタースピード 1/180 s
絞り値 f/4.9
露出補正値 -0.70 eV
レンズ最小F値 f/2.8
測光方式 中央部重点測光

「デジイチ」も「デジスコ」も野鳥撮影の道具の一つです。写したい写真の内容によって使い分けることが正しいことと思います。
本格的なデジイチを購入し、腕を磨いて飛翔系の写真を極めることも良いと思います。もちろん、機材の大きさ・重さの限界から300mm程度のレンズをつけて、気軽に公園の撮影仲間と楽しむのも良いと思います。
デジスコは1000mm~3000mm(f3~f9)をカバーできるズーム超望遠です。見た目はオモチャみたいなシステムですが小型・軽量・安価でありながらこの作例のように画質的にも本格デジイチを凌ぐ場合も多い撮影法です。

デジスコを体験されたことの無い方、体験してみたい方、検討してみたい方、是非、デジスコの門をたたいてみてください。きっと楽しい撮影ができると思います。

投稿者 たーぼ♪ : 2011年01月27日 17:29

コメント

たーぼ♪さん、こんにちは。
この記事を読んで、デジスコファンで良かった(良い選択だった)と思います。
ロクヨンやゴーヨンでは、車が無いと移動は無理。
観察から入ったので、デジイチは持ってない。
正直、Kowaの望遠レンズには興味が湧きましたけれど、
野鳥観察に近いポジションから写真が撮れる、これは私に合っていると思います。
また、徒歩で撮影というのもエコで良いなと(車の運転が出来ない言い訳ですが)。
ただ、フィールドで迷惑するのが、
200〜300mmのレンズを付けた手持ちのデジイチで鳥を追い回す人がよく居ますが、あれは止めて頂きたいです。
鳥にプレッシャーを与えるし、追わなければ飛んでいかないものを、
と思います。

投稿者 きになる君 : 2011年01月29日 16:47

きになる君さん
デジスコはいろいろな意味で野鳥を撮影するにはいいところを持っています。でっかいレンズでバリバリバリって写せば写るような気になっちゃうのですが、大きくクッキリならデジスコです。
短いレンズは餌付け場所専用?にしてもらうと助かりますね。

投稿者 たーぼ♪ : 2011年01月31日 17:25