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2012年03月31日

超低速シャッターと画質

シャッター速度1/2秒の作例です。

大きな要因は「薄暗さ」と「ドアップ」、焦点距離2700mmでISO80で1/2秒ですから仮に10倍のISO800で写しても1/20秒。ミラーやフォーカルプレーンシャッターのあるカメラの場合、自らが発生する振動のためにこの明るさ・大きさでは絶対にブレ無しに写すことはできません。デジスコ撮影の真骨頂ですね。
ほとんどのデジイチカメラマンは「撤収」を選ぶか、焦点距離を落として750mmF4.0であれば1/100秒、さらにISOを1600にして1/200秒という選択でしょう。もちろんセンサーの大きなデジイチであれば1/4ぐらいにトリミングすれば似たような大きさにすることはできますが実質ISO6400で写した場合と同じノイズや解像度しか出すことができません。
全体の7割程度のトリミングなら画質をキープしている気がしますが1/4のトリミングとなると「写真」の世界より「CG(ComputerGraphic)」の世界を感じてしまいます。

時代はどんどん進んでいるので、なんでもありなのでしょう・・・きっと(^^;
私も古い人間なのかも知れませんが「ノートリ・ノーレタ」を考えて写します。
きっと先進的な考えのカメラマンはトリミング前提の構図・レタッチ前提のカメラセット・場合によっては背景を選択してノイズを均すこと・・・まで考えた撮影をするのかもしれません。
あえて、ちょっとHDRトーンで強めにレタッチした作例をアップしてみました。


あはは、これも楽しい(笑)

投稿者 たーぼ♪ : 2012年03月31日 06:33

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