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2012年12月09日

【でじすこや】フォトコンテスト 作品紹介 9

【でじすこや】写真フォトコンテスト、私が気になった作品について紹介させて頂いています。

9回目はkocoronoさんの作品番号2054 「SS1/4のオオルリ>についてです。


シャッター速度1/4秒。デジスコ仲間ではまれに聞く低速シャッターですが、一眼レフカメラマン達にとったは「絶対不可能」な超超低速シャッターです。このレベルになると枝の揺れや呼吸ですら大きなブレにつながります。この薄暗い環境の中での撮影、息を殺しての真剣勝負の様子がうかがえます。
機材がしっかりしていることと、カメラマンが「ブレ」への配慮を怠ることなくできなければこのような作品は産まれません。
とてもスッキリまとまっていて、安心して拝見できる作品です。適度に緑に色づいた距離のある背景、少しだけ見える葉。オオルリのブルーのグラデーション。鳥らしい姿。
欠点が無い作品です。しかし、このような優等生的な画像、はともすると「感動」や「驚き」の種が無いことで普通の絵のように見えてしまうことがあります。
多少欠点があっても表情や色合いや形状や雰囲気で変化をつけたほうが良いかも知れません。

ニコンED82+ニコンP-5100 での撮影とのこと。


楽しませて頂きました。


■第一回【でじすこや】フォトコンテストの応募作品一覧はこちら

※作品に対するコメントはあくまでも私(たーぼ♪)の個人的な主観です。

投稿者 turbo : 2012年12月09日 13:21

コメント

たーぼ♪さん、こんにちは。
1/4秒や更に露光時間の長い1/2秒や1秒といった超低速シャッタースピードの場合、実際にはデジスコと一眼ではほとんど差は出ませんよ。
これはシャッターショックなどのカメラの内部振動がおさまる時間よりも露光時間の方が長いためで、一眼でも被写体である鳥さえじっとしていれば1秒露光であってもデジスコと遜色なく撮影可能です。
差が出やすいのはむしろ1/30秒前後のSSの時です。これぐらいの露光時間の時は一眼の内部振動の影響がモロに出やすく、とめようとして連写すると益々深みにはまります。

投稿者 探検隊隊長 : 2012年12月11日 13:58

探検隊隊長さん

そうですね、デジイチで超低速シャッターで写すこともそれなりに準備すれば可能ですね。
だって、星座や夜景など写せるわけですから。

但し、野鳥撮影をするために超低速シャッターを覚悟でデジイチ撮影をする人はあまりいないと思います。
現実的に夕方、早い時簡にデジイチの人たちが撤収することを考えればデジスコのほうが低速シャッター撮影は有利と考えています。

投稿者 たーぼ♪ : 2012年12月31日 17:40