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2013年12月14日

【新製品】 超高速パスト連写 カシオ EX-10システム

現在、開発中のデジスコシステムのご紹介です。

カメラは「カシオ EXILIM EX-10」です。パスト連写搭載のCASIO製高級コンパクト。
裏面CMOSは1/1.7型(1210万画素)、マグネシウムボディーをまとい、質感豊かなカメラです。
噂ではフルサイズ、APS-C、1型・・・とさまざまなセンサーサイズが話題になりましたが、
答えはデジスコファンにとって好都合な1/1.7型サイズになりました。
大型センサーを採用するとCASIOらしいスピードが得られないのでしょう。
やはり、CASIOのEXILIMが鈍足であってはなりません。
私たちの夢である「トビ物」が自在に写せるカメラであってほしいという期待に応えてくれました。
レンズは先に発売されているオリンパス STYLUS XZ-2と同じものと思われます。
28㎜~112㎜/F1.8~2.5と明るいレンズが搭載されています。
連写はフルサイズで秒間30コマ、シャッターを切る少し手前の時間帯まで写せるパスト連写機能。
液晶サイズはなんと3.5型、バリアングル機能つき。
ボディーサイズが大きいことや重量が重いことなどデメリットもありますが、
後述のようにオリンパスのフィルターアダプターを使えばシステムが組みあがります。
市販価格のスタートが80000円!と度胆を抜かされましたが現在は6万円台になっています。

レンズ口径が大きいことから通常のアイピースには適合しません。
テレフォトレンズVA-3のみ適合性があります。
700㎜-1600㎜までのズーム撮影が実用域となります。

ワイド側の焦点距離なら被写体が画角に入りやすいし、
パスト連写も枚数や時間軸の細かい設定もできるので
多くのデジスコユーザーが楽しめるシステムになりそうです。

今回は、DIGISCO.COMの冨野君がシステム設計・評価・商品化を担当します。
是非、皆様もご一緒にお楽しみください。

(レリーズシステムは12月末に発売予定です)


システム写真①


システム写真②

~撮影時システム構成品~
・スコープ:KOWA TSN-884
・接眼レンズ:KOWA TSN-VA3
・アダプターリング:KOWA TSN-AR55
・コンバーターアダプター:オリンパス CLA-12
・カメラ:CASIO EX-10
・照準器ステー:SST-8877
・照準器:DOS-CS1
・レリーズ:デジスコケーブル455US
(自作レリーズステー)
・カメラマウントシステム:KOWA TSN-PS1
・ロングプレート:ベルボン QB-F51L(コルクなし)
・雲台:ジンバル雲台 GIM-01
・三脚:ベルボン ジオカルマーニュE635M(脚のみ)

◎カシオHP:
http://casio.jp/dc/products/ex_10/

投稿者 たーぼ♪ : 2013年12月14日 09:13

コメント

昨日ですが、CLA-12を約1.5cmに切断して、切断した先端に55mmのねじ切りをしたものを持って店頭でテストしてきました。
アイピースはTE-11WZでテストしましたが、ズーム域は換算42mm付近からケラレがなくなります。
加工したコンバージョンレンズアダプタに55-49ステップダウンリングをつければバリアブルカプラーとも接続可能になりますのでTE-11WZだと約1050mm~6720mmまで使えますね。

46.5mmからのステップアップリングは海外には市販品がありますが入手性がとても悪く、取り寄せるだけでも2ヶ月ぐらいかかります。
46.5mm-49mmのステップアップリングをDIGISCO.COMさんで開発されれば結構需要があると思いますよ。VA3を使う場合でもアウターチューブ内にズームレンズ鏡筒を通せるようになるのでクリアランス調整の幅が増します。

投稿者 探検隊隊長 : 2013年12月14日 21:57

探検隊隊長さん コメントありがとうございます。

884/774本体に11WZを取り付けると、状況が厳しくなってケラレ&減光が全域で出るようです。
アイピース単体ではいい感じなのですが残念な感じ、なんとかならないかといろいろ試してみましたが難しそうです。
46.5mm-49㎜(または58㎜)は興味はあるのですが、VA3の場合は必要が無いので現状着手の予定はありません。
通常アイピースでこのカメラが使えると面白いのですが・・・

投稿者 たーぼ♪ : 2013年12月16日 16:07