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2014年06月13日

雨上がりの満月・・・なんとなく撮り比べてみました

あまり気流が良くなかったのだと思います。観察していても高倍率にするとユラユラ画が揺れているので写せるかなぁ~って思いながら、いろんな設定をして比較的良さそうな設定で写したものをピックアップしてみました。
器材の組み合わせはいろいろできるのですが「なんとなく」はじめたレベルなのでほ容赦ください。

左から 
Nikon1V3 /BR-FT1/Nikkor300㎜F4 (810㎜F4)     概算予算:20万円
キヤノンEOS50D/Kenko MILTOL400㎜ (640㎜F6.7)  概算予算:10~15万円
Panasonic LMIIX GM1/興和P500mmF5.6/TE-11WZ (1200㎜~4000㎜) 概算予算:40~50万円
キヤノン EOS1DX/EF600mmF4 (600mmF4) 概算予算:150~200万円


モデル名 ①Nikon1V3 /BR-FT1/Nikkor300㎜F4 (810㎜F4)
原画像データの生成日時 2014/06/12 21:59:45
シャッタースピード 1/3200 s
絞り値 f/5.6
ISO スピード レート ISO 400
露出補正値 0.00 eV
測光方式 スポット測光
フラッシュ フラッシュ発光なし、発光禁止モード
レンズ焦点距離 300 mm
ホワイトバランス 自動ホワイトバランス

Nikon1V3は最近良く使う機材で300㎜F4との組み合わせはトマリモノ(小さいけど)もトビモノ(少し大きすぎだけど)ともに使いやすく、画質は手持ちをせずに三脚・雲台使用でバッチリ。ニコン1のような1型センサーには適切な組み合わせと思います。トビモノ手持ち用途ならAF-S NIKKOR 70-200mm f/4G ED VRかなぁ~被写界深度・大きさ・重さ・画角・VR・価格含めてF2.8より相性が良いと思います。使い慣れていることもあり、月も簡単に写せました。



モデル名 ②Kenko MILTOL400㎜ / キヤノンEOS50D(640㎜F6.7)
原画像データの生成日時 2014/06/12 21:46:28
シャッタースピード 1/5312 s
絞り値 f/0
ISO スピード レート ISO 1600
露出補正値 0.00 eV
測光方式 一部
フラッシュ フラッシュ発光なし、発光禁止モード
レンズ焦点距離 0 mm
ホワイトバランス 自動ホワイトバランス

Kenko MILTOL400㎜F6.7 概ね50000円で買えるリーズナブルでシンプルな望遠レンズ。最初に気に入ったのはこの価格にしてはスムーズに正確に動くヘリコイド(ピントリング)。レンズは口径60mmクラスの2枚構成EDレンズ入り・・・で、写すんですよ(笑)カメラは今回焦点距離を1.6倍にしたいのでEOS-50Dにしてみましたが、選択肢はたくさんあるので手持ちのボディーで良いと思います。正直なところ周辺の処理などカメラレンズに比べて不足な部分は散見されますが、一般の方が超望遠を楽しまれるうえでは何の支障も無いように感じました。もちろんAF・AEを求める方はカメラレンズを選択するのが良いと思いますが・・・これ、使いこんだら良い画が出る予感がします。月ももちろん写せます。写し方次第ではもっと良い結果が出るかも知れません。個人的にはFマウント>FT1>ニコン1で写してみたいレンズです。


モデル名 Panasonic LMIIX GM1/興和P500mmF5.6/TE-11WZ (1200㎜~4000㎜)
原画像データの生成日時 2014/06/12 21:25:14
シャッタースピード 1/1000 s
絞り値 f/8
ISO スピード レート ISO 400
露出補正値 0.00 eV
測光方式 中央部重点測光
フラッシュ フラッシュ発光なし、発光禁止モード
レンズ焦点距離 20 mm
ホワイトバランス 自動ホワイトバランス

なんか、システム写真がゴチャゴチャになっているのは諸般の事情があるのでお許しください(笑)通常の774/TE17Wでもバッチリ写ります。やっぱ、デジスコは凄いですね。


モデル名 ④キヤノン EOS1DX/EF600mmF4 (600mmF4)
原画像データの生成日時 2014/06/12 21:08:07
シャッタースピード 1/8192 s
絞り値 f/6.4
ISO スピード レート ISO 3200
露出補正値 0.00 eV
測光方式 分割測光
フラッシュ フラッシュ発光なし、発光禁止モード
レンズ焦点距離 600 mm
ホワイトバランス 自動ホワイトバランス

重たい・大きい・高い・・・・月を写すために持ち出してもあまり役に立ちません(^^ゞ やっぱ動きのある野鳥の写真を写すために作り出されたシステムですね。月の解像感はデジスコには及びませんが、やっぱ良く写りますね。「写って当たりまえ」と思われるシステムなので変な写真を見せることができない、やはり実力のある人が使ってこそ生きてくる道具ですね。


投稿者 たーぼ♪ : 2014年06月13日 10:55

コメント

たーぼ♪さん、こんばんは。
各システムの概算予算は、三脚と雲台を入れたものでしょうか?デジスコの概算予算が若干安いような気が……。
しかし、デジスコの画像を見ると、緑のフリンジが出ているような……、これってGM1のせいでしょうか?デジスコ派としては残念です。
でも、撮影しながら観察出来るのはデジスコだけだと思います。バーダーならデジスコを選択して欲しいです。

投稿者 きになる君 : 2014年06月14日 20:49

きになる君さん

概算値は大雑把なイメージです。フリンジは気になりますね。私のシステムの欠損かも知れません。例えばピント合わせ用のレンズが斜めになっているとか、わりに個体差でも現れます。
もちろん、撮影倍率が高いことで収差も拡大されている可能性もあります。
撮影比較してみればわかりますが、月を写すならこの組み合わせではデジスコだけですね。天体望遠鏡の小口径で被写界深度の高いやつで高ISO撮影すると良いはずなのですが・・・
使い慣れていることもありますが、デジスコのズーム撮影は楽しいですよ。知らなければ他のもので満足しちゃうんでしょうが、知ったら抜けられませんよね(笑)

投稿者 たーぼ♪ : 2014年06月16日 14:26