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2016年01月29日

【デジスコ用アイピース】 興和プロミナー編

近年のコンパクトデジタルカメラはスマホの台頭により性能が棲み分けされるようになってきた。
①小型ボディー小型CMOSで光学高倍率(~20倍)
②大型ボディー小型CMOSで光学高倍率(~100倍)
③小型ボディー大型CMOSで低倍率、光学重視(~10倍)

以前のCOOLPIX P300やIXY2000等の1/1.7型CMOS&5倍ズームのようなデジスコバランスの良いカメラは姿を消してしまった。しかも③の高級タイプは総じてレンズの明るさを重視し、CMOSも大きいことからスコープの一般的なアイピースとの相性が難しくなってきている。例えば、CANON PowerShot G5X/G7Xなどは一見、デジスコバランスが良さそうであるが、残念ながらフィッティングは超難関であり使用できる領域が極めて狭く使い物にならない。
幸いなことにSONY RX100シリーズはデジスコバランスも良く、BR-RX100やFシリーズでデジスコに使える。
興和のスコープ(884/774/P556)は30倍単焦点のTE-17Wが生産中止となり、撮影ができる汎用アイピースはTE-11WZというズームアイピースのみとなった。もちろん、観察&撮影とも秀逸なアイピースなので問題は無いのだが、合わせることのできるカメラが前述のRX-100シリーズとミラーレス(LUMIXやNikon1)の一部のレンズに限られてしまう。
画質についての議論は今後必要ともなろうが、射撃やアーチェリー確認用のアイレリーフ32㎜実視界2.1°のアイピースTE-17HDは製品として販売されている。定価27000円(税込)とリーズナブルであり、比較的長め(~10倍前後)のカメラとも合うケースがある。これは、デジスコ用アイピースとして再検討したいところである。これにより、デジスコに使えるズームレンズ付きのコンデジの選択肢も広がるであろう。664Mには同様にTE-17HDが該当する。
さらに興和にはフォト&アダプターと分類されるTSN-VA3がある。観察用アイピースとしては使いにくいが、超ロングアイレリーフ60㎜と3°の実視界を合わせて使用すれば高倍率レンズを持ったコンデジ及ミラーレスカメラ、ビデオカメラなどが使用できる。倍率は14倍なので2000㎜オーバーの撮影にするには高倍率カメラレンズが必要になるが選択肢は広い。

さて、Fシリーズブラケットの完成で、幅広いカメラとの接続ができるようになった今、デジスコで使ってみたいカメラに適性があるかわかれば、お気に入りのカメラが使えるかも知れません。

遠慮なく、【でじすこや】にお問い合わせください。カメラ本体をお預かりできればマッチング・フィッティングのご相談ができると思います。(テストしたいカメラの送料はお客様ご負担となります、予めご了承ください)

投稿者 たーぼ♪ : 2016年01月29日 14:36

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