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2007年11月12日
デジスコの歴史 その2
先週に引き続き、デジスコ用の歴代カメラをふり返ります。
デジスコが認知され始めたころの歴史に残るカメラ、ニコンのクールピクス4300の登場です。
このカメラはそれまでのニコンのコンパクトカメラと違い色鮮やかでシャープな写りが特長でした。鳥という細かい描写を要求される被写体にはピッタリで皆さんに愛用されたカメラです。もちろん私も使用していました。
このカメラも現在のカメラに比べればスピードなどの点で不満のあるものでしたが400万画素という点を除き、写りは今でも通用するぐらいのものです。
同時期のカメラでニコンの最高級コンパクトカメラ、クールピクス5000も一部で使われていました。
4300に比べるとワイド側からの設計なので組み合わせが難しい点がありましたが、2/3インチという少し大きなCCDによるメリットのあるカメラでした。
これらの半年後にSONYから登場したDSC-W1も名機のひとつです。
ニコンに比べるとノイズが少なくレスポンスが良いという特長があり、ニコンの4300と同じような接続パーツでデジスコ用カメラとして使用できたことも人気の要因でした。
投稿者 : 2007年11月12日 23:51