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2007年12月12日

デジスコって本当に簡単なの?

デジスコは簡単なのでしょうか。簡単の基準は難しいところですが、超望遠撮影で鳥を撮影するということにおいては多くの人にとってデジスコは楽な機材なのではないかと思います。

超望遠撮影を行うという意味での難しさはもちろんあります。例えば被写体を素早く導入するとか、ブレに気をつけて撮影するなどですね。
鳥が被写体ということでの難しさとして相手が生き物であり、人間の思うように出来るものではないということも難しい点でしょうか。これはデジスコに限らないことですね。

一眼レフに600mmの超望遠レンズなどのシステムと比較した場合、一眼は強力なオートフォーカスもあり連写も効くなどカメラ自体の性能はとても高いものがあります。しかし、シャッター押せば良い写真が撮れる訳ではありません。
倍率の関係でアップの写真ではなくヒキの写真が多くなるため余計なものが一緒に写ってしまう確率も多くなります。画面を整理して美しい構図を作り出すセンスが要求されてきます。また、一眼レフで美しく撮影するための被写体との距離をいかにうまく詰めるかなどのカメラの操作以外のテクニック(※1)も必要ですね。
また、細かく見ていった場合の画像自体のクオリティーも撮影者の腕次第で大きく変わってしまいます。

※1 餌付けなどのことを指しているわけではありません。

一方、デジスコはというと倍率が高いということもあり一眼ほど近づかなくとも大きく撮影することが出来ます。これにより鳥との距離を無理に詰めること無く撮影できるので撮影機会が増えます。鳥の表情も自然だったりします。
また、比較的軽量であることも重要な点ですね。持って歩くのが厳しいシステムだと撮影に出かけるのが億劫になってしまいます。撮影に行かなければいい出会いはありませんからね。^_^;

超望遠撮影に慣れることさえ出来ればどなたでも良い写真を手にすることが出来ると思います。液晶画面でのピント合わせを、ある程度割り切って出来るようになると撮影枚数が飛躍的に増えますので良い写真を手に入れることの確率がぐんとアップします。そのためには使い易い実績のあるシステムをお選びください。

P.S.
 慣れなければならない難しい面はもちろんありますし、買ったその日からすぐにturbo♪さん級の写真を撮るのは無理ですが、適度な難しさだと思いますのでその難しさも一緒に楽しんだら良いのではないでしょうか。あまり簡単すぎてもつまらないと考えるのは私だけかな?(^.^)

投稿者 : 2007年12月12日 23:59