« ビデオ雲台とジンバル雲台の比較 | メイン | カメラブラケットの着脱性について »

2011年11月02日

三脚の大切さ


デジスコはコンパクトデジタルカメラの無振動を生かした超焦点撮影が
可能で、スコープ、接眼レンズ、カメラアダプター、カメラ、三脚、雲台等
デジスコシステムの総重量が6~7 Kgですむ機動性が特徴です。

とはいっても、あくまで超焦点(1000mm~3000mm)の超望遠撮影で
すので、足元の三脚が貧弱であると、かならずブレが発生します。
それだけに三脚の選定は重要です。

機材ブレを抑える土台として、しっかり地面をつかみ機材の上下左右
の動きに対してもたわみやねじれなどが起こらないものを選びましょう。
ただし、三脚を必要以上に重厚にすると機材全体の重さや嵩が大きく
なるので、必要最低限を少し上回る製品で良いです。
脚の素材剛性だけでなく、接合部・可動部の剛性やガタつきも
見逃さないようにしましょう。
あわせて、三脚の長さを調整する頻度は思いのほか多いもので、
そのあたりも考慮する必要があります。

材質は、カーボン、アルミどちらでも良いですが、剛性あたりの重量は
カーボンが有利です。
ジッツオ製品であれば、スコープ径が50~70mmの場合はⅠ型、
70~90mmのならば、Ⅱ型がお薦めです。

他社製品もこれらを目安に選んでください。
あと、海外撮影に行かれる場合、機内持ち込み制限で長さ60cm以下
となりますので、ジッツオ製品のⅡ型が良いでしょう。
トランクに入れて、預ける場合は別ですが。
少なくとも、裸で預けることは避けてください。取扱いはご存じのように
乱暴ですので、三脚が故障してしまって、せっかくの撮影に使えないと
言った悲劇となります。

投稿者 岡ちゃん : 2011年11月02日 15:17