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2011年12月13日

接眼レンズの倍率の選定について


接眼レンズは、どのくらいの倍率の接眼レンズがデジスコ撮影
に適当なのでしょうかのお問い合わせがあります。
また、ズームアイピースの使用についてもその中にあります。

接眼レンズは25倍~40倍の単焦点接眼レンズがお薦めです。
30倍単焦点の場合、アイレリーフ16~20mm、見かけ視界60
~75度程度のものがあれば良いでしょう。
各社から「デジスコ用」とうたわれている接眼レンズであれば良い
でしょう。
また、40倍以上の接眼レンズは周辺減光が出やすく、また焦点
距離が長くなるので使い難さがあると思います。狙いのゾーンだけ
を使っての撮影するなど上級者向けと考えた方が良いでしょう。

ズームレンズは観察目的を基本に考えられていますが、もちろん
撮影も可能なものもあります。また、高倍率側ではケラレや周辺
減光の発生が考えられrます。
あわせて、単焦点に比べると光学構造が複雑なためか
画質面では若干眠い感じの画質が多いようです。

投稿者 岡ちゃん : 17:35

2011年12月07日

デジスコ撮影の撮影方法(連写が基本)


お問い合わせの中に、デジスコの撮影であまり上手くいかないので、
機材の選定やカメラの設定に問題があるのかどうかに関するものが
あります。

特に、デジスコ撮影で、連続/単写の選択撮影モードで単写を選定されていて
液晶モニターでピントを合わせ、それでシャッターを一枚づつ押すスタイルを
取っている方がおられます。それで、デジスコは上手く撮影ができないと
諦めてしまっているようです。
デジスコ撮影の場合は、連写モードにして、レリーズを全押ししたまま連写を
続けましょう。
ただし、撮影時に液晶画面に見えるプレビュー画面を見て構図が悪かったり、
ピントや露出が良くない場合は連写をストップし、必要な操作から再度行います。
いい感じのときは10枚を上限にたくさん写しましょう。連続して100枚写すよりも、
条件をちょっとずつ変えて10枚を10回写したほうが良い結果がでると思います。

投稿者 岡ちゃん : 16:26

2011年12月01日

カメラ止めネジの確認を!


この頃、カメラ部ケットがカメラから外れてしまったので、
再度調整してカメラブラケットをセッティングして欲しい
との依頼が月に1~2件あります。

カメラブラケットをカメラに装着する場合、大半は光軸
調整を行ってセッティングをする必要があります。
当社での作業では、かなりきつく締めておりますが、
ユーザ側でセッティングされる場合は、締め方が緩い
ケースが見られます。
カメラ止めネジが緩んでくると、光軸がずれたり、最悪の
場合はカメラが脱落する危険性も考えられます。

自動車の点検と同じく、デジスコで使われるカメラブラケット
の止めネジに緩みがないかどうかを撮影前にチェックして
頂きたいと思います。あわせて光軸がずれていないかどうか
もあわせてチェックすると良いと思います。

カメラ止めネジを締めるに手持ちの10円硬貨等を使えば簡単に
できます。

写真はカメラ止めネジの状態を示していますが、この方はカメラ
止めネジの重要さを十分に認識され、あるいはネジは緩むものと、
必ず締めることを確実にされた様子が良く分かります。

自動車もボンネットを開けて細部を見ると、きちんとメンテナンス
されている車とそうでないとでは、一目瞭然です。
デジスコシステムも同じことが言えるのではないでしょうか。
これを機会に是非、カメラ止めネジの確認を!

投稿者 岡ちゃん : 14:28