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2012年05月18日

【デジスコ講習】(27) 機材をそろえよう-フィールドスコープ[その3]

『対物レンズ口径』のサイズによってピントの合って見える範囲(被写界深度)が変ってきます。

では、どのように違ってくるのでしょうか?

同じ倍率の場合、口径が大きいフィールドスコープ(80mmクラス)ほど
被写界深度が浅くなるので、遠近感のある迫力ある画像を楽しむことができます。


それに比べて口径が小さいフィールドスコープ(50~60mmクラス)は
被写界深度が深くなりますので、撮影が楽になります。


つまり
≪口径の大きいフィールドスコープを選んだ場合≫
口径が大きいということはフィールドスコープも大きくなります。
ピント合わせに苦労されることが多いと思いますが
ピントさえ合えば、非常に鮮明で迫力のある作品を撮影できるでしょう。

≪口径の小さいフィールドスコープを選んだ場合≫
口径が小さいということはフィールドスコープが
コンパクトになりますので動きやすい上、
ピントが合う確率が高いので、撮影は楽になると思いますが
野鳥との距離が近くなければ、超ドアップの撮影は厳しいでしょう。


フィールドスコープの『対物レンズ口径』は
ご自身の使い方(目的)に応じて決められると良いでしょう。

投稿者 turbo : 2012年05月18日 16:20