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2006年12月10日

こんな風に削っています 2

これは直径60mmのステンレス丸棒からメインシャフトを削りだし始めた場面です。時間をかけてゆっくり削り、下写真のようにほとんど削って中心のみを使います。
Z01819.jpg

最後に突っ切るとこんな感じになります
G_4506.jpg

投稿者 turbo : 2006年12月10日 21:15

コメント

工作機械の音が聞こえてきそうな写真ですね。わくわく・・。

投稿者 freeman : 2006年12月11日 19:02

こういう機械加工を見ていると10数年前出向先で扱ったNC旋盤が思い出されます。
それにつけてもますますジンバル雲台が欲しくなりました。

投稿者 あまのジャック : 2006年12月11日 20:56

湾曲したアームの削りを見せて頂いたら、今度は別の写真まで見せて頂き、完成するまでには相当な作業工程があるんだなと、つくづく感心してしまいました。一個一個に心をこめて作られている様子が伝わってきます。もし自分の手で使える日が来たら、大事に使わなくちゃと思いますね。早く使ってみたいなー。

投稿者 はぎしり : 2006年12月11日 21:27

60mmのステンレス丸棒から使うのは1/3位でしょうか。贅沢というよりももったいさをかんじてしまいます。もっと直径の小さい丸棒を使えば生産性があがると思うのですが・・。これだと強度の面で問題があるのでしょうか。

それと工作中はかなりの騒音になると思います、同じ烏山の事務所内で工作しているのでしょうか。かなり白い目で見られてはいませんか。

投稿者 heyboy : 2006年12月11日 22:11

freeman さん ステンレスの切削はすごいですよ~切子なんか手がスパッ!と切れちゃうぐらい鋭利だったりします。迫力満点です。

あまのジャックさん 実機を見たことのある方ならイメージしやすいでしょうね。もうすぐ主要パーツがあがってきます。週末から実機でのテストです。

はぎしりさん ありがとうございます。加工職人さんは本当に丁寧に心をこめて加工してくださっています。私は・・・お産の時の男親の気分です(笑)

heyboyさん あ!写真追加しておきました。中心部をシャフトとして縁がフランジになり、三脚取り付け穴を追加工します。さすがに、烏山では無理です。簡単な旋盤やフライスはありますが日中ちょっと修正加工する程度しかできません。加工場はちょっと離れた郊外です。

投稿者 たーぼ♪ : 2006年12月12日 01:18

今まで機械部品を何気なく見てましたが,このような切削をするのですね。
正直驚きました。
60mmステンレス棒から,細く小さな繊細な部品になるとは,想像もつきませんでした。

製品の開発,作品の完成に,時間のかかることがよく分かることが出来ました。

ここのブログを拝見してきて,ジンバル雲台に期待しておりましたが,ますます欲しくなってきました。

投稿者 konpas : 2006年12月12日 08:54

konpusさん はい、ほとんどの市販品は鋳造と呼ばれる鋳物をベースに機械加工をして使用しています。鋳物も決して悪くは無いんですが品質を高いレベルで維持することは難しいと言えます。そのため、このような贅沢な素材を大胆に、かつ精細に加工するわけです。シャフトの寸法公差は1/1000mm単位なんですよ(^◇^)
見た目が同じでもひとつひとつの部品が吟味されたものは快適な使い勝手に大きな差があります。どうぞ、ジンバルでデジスコをお楽しみください。

投稿者 たーぼ♪ : 2006年12月13日 08:15