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2007年12月12日

デジ一眼デジスコ 体験レポート

野鳥写真画像掲示板でご活躍の「ユンソナさん」からデジ一眼デジスコの体験レポートを頂きましたのでご紹介させて頂きます。

CANON EOS40Dなどライブビュー機能のある一眼レフカメラを使った「デジスコ」のレポートです。このレポートはリレーレンズ方式では無く、コリメート方式で実験評価されたものです。リレーレンズ方式については私自身、どうやっても酷評しかできないので(;^_^A コリメートなら少しは・・と期待をしながら待望していたレポートです。
大変、時間と手間をかけて実験して頂き、良し悪しをハッキリと書いて頂いているので、これからデジ一眼デジスコをチャレンジされたい方にはとても参考になると思います。

■デジタル一眼レフカメラ使用によるデジスコの可能性についての考察

■ユンソナさんの写真集

投稿者 turbo : 2007年12月12日 13:33

コメント

ターボさん、こんばんわ
リレーレンズ方式(一般の一眼レフアタッチメントがこれに当たるわけですよね)はどこが悪いのでしょう?
リレーレンズは光学系をつなぐ場合よく使われるものだし、それ自体が本質的に悪いとは思えません。一眼レフのミラー、シャッタショックをいかに抑えるところがポイントだと思います。その点では、一眼コリメート方式も大きく違わない気がするのですが。理論でなくとも経験則でもかまいませんので、聞かせてください。

投稿者 calypso : 2007年12月13日 22:18

calypsoさん コメントありがとうございます。スコープを使ったリレーレンズ方式の場合を述べているので、一般的な専用交換レンズにまでは触れていません。
私見であることを前提に話しますが、まず最初に外観から言えば、スコープからデジイチボディーまでの寸法が長いことから重いカメラを支えるために別立ての大きく重いプレートが必要になること。そのために光学系の重量増が発生し、三脚も重厚になる。次に機能面では露出の設定が難しくマニュアル操作が必要なこと、AFが使えない完全マニュアル撮影であり光学ファインダーは思いのほかピント合わせには暗くて使い難い場合が多い。光学面では焦点距離のわりに暗いこと。などがあげられます。もちろん、これに自己発生振動が加わり難易度が高いと言えます。もちろん、道具としてメリット(高ISOや連写性能)を使いこなせる知識や技術を持っているカメラマンには撮影環境によっては有効な機材になることも考えられますが「高画質を期待している入門者に専門家が奨めるべきものではない」と考えています。

また、コリメートでのデジイチデジスコへの期待(現状では・・まだ懐疑的ですが)前述の露出・ピントが場合によってはカメラのオート機能が使えるのではないだろうか?と夢見ています。ライブビューに関しても専用交換レンズにのみコントラストAFが使える可能性が高く。現状ではかすかな望みを持っています。EOS40Dにおけるレポートを拝見する限り飛翔写真では良い作例が出ています。私もちょっとやってみたくなりました。

しかし、自己発生振動の防振・制振のための足回り補強は同様なので機動性を考えるとあまりメリットを感じていません。

デジイチに関しては専用交換レンズで本来持っているカメラ性能を活かすのが当然ながら正解でしょう。しかし、どうしてもデジイチ+スコープで超望遠撮影をしたいと考えている方のチャレンジテーマとしては面白いと思います。将来、フォーサーズ&ペリクルミラー方式のコントラストAF機でも出てきたらと思うとワクワクしますね・・

リレーレンズを否定しているのではありませんよ(爆)私もロクヨンでバリバリやることもあります。あくまでも道具としてメリットデメリットがあり、野鳥撮影を良く知っているメーカーや販売者がメリットだけを強調し、デメリットを説明せずに製造販売することに問題があると思っています。

投稿者 たーぼ♪ : 2007年12月13日 23:50

ターボさん、丁寧な回答ありがとうございます。
私の場合、まだ超望遠レンズを持っていませんし、動き回って撮るスタイルなので、その重さで機動力がなくなるのは困ると考えています。一方で、デジスコは口径が小さいこともありますが、同じものを撮っても大砲の人に比べると画質が落ちるのでがっくりくること、連射が利かずチャンスを逃すことしばしばで、限界も感じています。飛びモノにも弱いですし。
そこで、気になるのがスコープ+一眼です。あまりごちゃごちゃするのは好まないので、884+アタッチメントくらいが適当かなと考えています。D40で何度か試させてもらいましたが、意外とピントの山ははっきりわかるし、問題はシャッタブレがどこまで押さえられるかと考えています。D40は電子シャッタということもあって、意外といけるのではと感じています。露出についても今までもマニュアルでしたし。
大口径スコープに行っても、デジスコに逃げる手はあるし、試してみてもいいかなと考えています。デジスコにいいコンデジがないのがいたいのですが。S80もだいぶへたって来ました。
長々と失礼しました。

投稿者 calypso : 2007年12月14日 00:24

私の体験・知見ではたとえ88mm口径であっても撮影を楽しめる環境は明るい日差しのある日ではないかと思います。デジスコでは当たり前の薄暗い場所での撮影はISO感度を上げて機材を体で押さえつけて連写で枚数を稼ぐというスタイルになるかと思います。
D40の場合はミラーショックに悩まれるような気がします。
calypsoさんの場合、デジスコも充分理解されているのでデジイチスコープもチャレンジされてみるのも面白いと思います。もちろん、884であればデジスコの結果も一段と良くなることうけあいですから無駄にはならないように思います。
リレーレンズを試されましたら是非、結果などレポートして聞かせてやってください。楽しみにしています。

投稿者 たーぼ♪ : 2007年12月14日 10:53