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2013年07月14日

【画像処理・レタッチ】 画像処理の良否

今、ちょうどフォトショップエレメンツのバーゲンもやっているのでこんな話題にしてみました。

よく、「画像処理していいんですか?」と聞かれることがあります。
「画像処理しなくても良いような画質で撮影すれば良いんですよ」とお答えすることもあるのですが、
そんなにすべての条件が揃った高画質な写真なんてめったに写せません。
(でも、努力は必要です)

答えは「画像処理しても良いんですよ」が正解だと思います。


銀塩写真時代には「発色や肌理はフィルムで決める」「ラボ(現像所)で仕上げる」ことが
画像を触れる範囲でした。昔ながらの硬派なカメラマンは未だにこれが常識と思われています。
写真の一期一会、アート性から言えば素晴らしい哲学であり見習うべき思想でもあります。

しかし、時代は変わり、デジタルカメラに道具が変遷しました。
光という電磁波がCMOSという発電機にぶつかり、電気信号に変わる。
この電気信号をコンピューターで演算して「画像」に現像する。
こんな仕組みの機材で撮影するのが主流となりました。

実は、このカメラの中に「ラボ」の機能が入っており、
コントラストやシャープネス・色合いなどを「メーカー色」として現像するようになっています。
この、「メーカー色」がフィルムの種類なのかも知れません。
もちろん、このメーカー色は正しいものとは限りません。記憶色との一致はできないでしょう。
(そもそも記憶色自体が怪しい・・)
メーカー色を多少変化させてセッティングできる機能を持つデジカメも数多くあります。
人の感性はそれほど画一的なものではなく、好みが介在することになります。
私の場合は、カメラ内部での画像処理パラメーターを低くセットして、後に画像処理ソフトで
再加工する方法をとっています。(デジスコの場合はJPEG方式で現像)

もちろん、コンパクトデジタルカメラでも、デジイチでもRAWという電気信号に近い形式で
保存する方法があり、画質を気にするカメラマンはRAWでの撮影をしています。
このRAWは現像をカメラの中で行うのではなく、画像処理・現像ソフトで行うので
モニターを見ながら好みの画像に仕上げることが可能です。(実は難しいんだけど)
1回の現像時に画像処理までするので画質を汚さずにそこそこ仕上げることができます。

デジスコのコンデジのようにJPEGで現像された画像をさらに画像処理すると
画質の低下は2度起こることになり、より汚くなると言えます。
では、なぜJPEGで写すかというと「メーカー色」がかなり的を得ていること。
圧縮記録時のデータ容量が小さいことと画質が良いことでしょう。

先に述べたRAW画像の現像についてはソフトの質、作業者の質で仕上がりが
大きく異なります。私個人としても難易度が高い画像処理と思っています。

デジスコの場合、カメラのデータバッファが小さいことや書き込み書き出し速度が
遅いことなどからRAWを使わずにJPEGで撮影する人が大半です。
基本的な画像処理はカメラでなされていて、かなり程度が良いのですから
撮影者はピントや露出、シーンや構図などに考えを専念しやすくなります。

で、やっと本題ですが(笑)
一番良い方法は、画像処理なしで使える写真を写す。
二番目に偉いのが、画像処理のプロセスを考慮した撮影をする。
三番目は写せた画像を少しだけ処理して仕上げる。
四番目は写真が使われる用途に応じて必要量の画像処理をする。

こんな感じでしょうか。
上級者になると結構二番目の画像処理を前提に写すという撮影方法をします。
皆さんも目指す目標はここらへんかも知れません。

続く(かもしれない・・・)


投稿者 たーぼ♪ : 2013年07月14日 11:40

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