2015年02月24日

【スコープ】SWAROVSKY STX85 


スワロフスキーの新型スコープSTX85で撮影しました。
観察においては非のうちどころのないものであることは間違いありませんが、デジスコ用のスコープとしてはどうなのかという心配をしていました。何故なら25-60倍のズーム接眼レンズとピントパートがセットになったユニットの光学系がどのぐらいデジスコ撮影との相性が良いかの実力を知りたかったからです。
結論から言えば、まったく問題なし。オススメできるスコープであると確認できました。
スコープの使い勝手については多少知っておくことがあります。KOWAやNikonのスコープのピント調整幅、いわゆるロックツーロックの回転数に比べるとおよそ倍の回転数が必要になります。精度高く微細なピントリング操作をすることには適していますが、スピードを必要とするピント合わせには遅れが生じる傾向になります。
総論としてはデジスコには必要十分なスコープであり安心して使えます。ピントリングの回転数は好みなので実際に体感してみてから決断されることをお奨めします。

投稿者 たーぼ♪ : 22:12 | コメント (0)

2014年11月07日

【英国で・・】記事になりました。

日本ではあまり評判になりませんが、SWAROVSKIのXシリーズはヨーロッパ、北米で人気が出てきたそうです。所有者たちは「No.1」と言っているので満足度はかなり高いと思われます。
私もSTX25-60倍、85㎜を所有していますが、接眼レンズの許容度が大きく興和のTE-11WZと肩を並べる実力を持つと言えます。画質の好みでKOWA派とSWARO派に分かれるのでしょうが、Xシリーズは価格だけのことはあると思います。

さて、UKで記事を書いてくれたDanny PoterさんはFaceBookで友人になった方ですが、現在、Swarovski Optik Natureのコンサルタントをされているとのこと。すっかりTurboAdapterのファンになってくださり、欧州展開の手伝いをしてくださるとのこと。
日本のデジスコ文化と技術をしっかり認めてくれてとても嬉しく思っています。

すでにテスト撮影もされて、なんだかあげあげ気分になってくださっているようです。現在、紹介ビデオもつくっているとのことです。欧州で日本スタイルのデジスコがブームになってくれると嬉しいですね。

■記事はこちらから見ることができます。

投稿者 たーぼ♪ : 01:15 | コメント (0)

2014年10月22日

【新製品】スワロ STX用アダプターによる新システム

スワロフスキーのSTX/ATX(Xシリーズ)の25-60倍ズームは視野が広くアイレリーフが長いためコリメートデジスコには適していると以前より思っていました。この度、UKのカスタマーより製品化の依頼を受け、アダプターを量産しました。但し、当社ブランドではないので仕入れ?商品になります(^^ゞ
カメラとのフィッティングをしてみたところ、Nikon1(10-30・18.5)、LUMIX GM1K、SONY RX-100/RX100M2、CANON S120については十分使えることが判明しました。
テスト段階ではなかなか良い画を出すので驚いています。
天気になったらいろいろなカメラで確かめてみたいと思います。


アダプターに関しては数もあまりないので、ノベルティー(おまけ)として【でじすこや】でSTXを買ったお客様に無償で差し上げようかなと考えています。
スコープが高価なこともありなかなか簡単に売れるものではないのですが、宜しければ【でじすこや】でSTXをお買い求めください。


投稿者 たーぼ♪ : 16:02 | コメント (0)

2014年10月15日

【新製品情報】D&Yadapter 量産先行品

最終的な形状はこれで決まりです。

投稿者 たーぼ♪ : 00:18 | コメント (0)

2014年10月12日

スワロフスキー Xシリーズ(STX/ATX)コリメートアダプター

スワロフスキーの新型スコープXシリーズ。既存のSシリーズが国内では好調なこともあり、日本での売れ行きはボチボチのようですが、EUでの伸びは順調とのこと。某国サプライヤーからの要望があり、STX/ATXにTurboAdapter&ニコン系カメラユニットが装着できるようにするために「D&Yadapter」(仮)を開発しました。現在は試作版ですが今月中には販売開始できそうです。但し、国内においては極めて少量しか出ないので国内割り当ては20個程度となります。

ちなみに使用可能領域は(25-60倍換算)
LUMIX GM1Kの場合、焦点距離は1050㎜~3840㎜
RX100/RX100MⅡの場合、1280㎜~6480㎜
PowerShot S120の場合、1150㎜~7200㎜
Nikon1V3/18.5or10-30の場合、今回は光量が足りずに1/60秒縛りになるため計測できませんでした。しかし、ケラレ状況を見ると、光量があれば10-30で1400㎜~4860㎜までは使えそうです。

驚異的な最短合焦距離・・なんと対物レンズから3.1~3.3mで合焦します。
チャート試写は3.5mで行ったため、解像感はKOWA TSN-884/TE-11WZ以上に感じます。

基本的にはTA4などカプラーはより薄いものが良いみたいなので、今回はTA4-2が大活躍です(笑)


投稿者 たーぼ♪ : 22:29 | コメント (0)