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2019年05月27日

【ルーペ付き液晶フード】の話190527 その②

「見える」っていう意味。

デジタルカメラの企画や開発をしている人たちとは十数年いろいろお話させて頂く機会がありましたが、彼らが本当の意味で理解していないことが一つだけあります。
液晶画面が1.5型10万画素程度の小さい時代には「小さくて見難いなぁ~」とたくさんの議論がなされ、いろいろな方向で改善が積み重ねられて今の姿になったようです。
しかし、今の姿では「見え難い」のです(^^;
これは老人の叫びなのですが・・・「見難い!」
デジタルカメラの開発&研究者達は優秀な若者が多く(ほんと優秀ですよ)話していても明るい未来を感じる人たちです。
しか~し、老眼の人はいないのです(笑)勉強し過ぎて近眼な人はいるのですが、老眼はいません・・・ここがダメ(^^;
で、できあがってくるのは若い人が使えば解像力や発色、ピント面表現力などその時点では完璧なものを作ってくれます。
しかし!残念ながら老人には見難いのです(しつこいようですが)だって、見えている面積が小さいのです。
200万画素以上あるEVFよりも100万画素しかなくても2倍の大きさに見える液晶画面ほうがピント合わせができるのです(^^;
お陰様で、3インチ液晶画面に取り付けるルーペ付き液晶フードが売れるのでありがたいのですが、下記レポートのようにEVFがついているのに小さいから液晶フードを使うという老眼な人が多いことも理解してもらえると、シルバーマーケットを手に入れることができると思います(笑)


左がG7の液晶ビューファインダー              右が液晶パネルに液晶フードを装着

■参考リンク


その① 光学ファインダー&液晶ファインダーの話
その② 「見える」っていう意味
その③ 老眼って単語、ほんとに嫌
その④ 設計の薀蓄(うんちく)part1


投稿者 たーぼ♪ : 2019年05月27日 11:05

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