« 【PowerShot G9XMarkII】作例 | メイン | 【ルーペ付き液晶フード】の話190527 その② »

2019年05月27日

【ルーペ付き液晶フード】の話190527 その①

大変お待たせしました。液晶フード「HD-30WMC」がやっと入荷しました。
フード用のゴムの設定が厳しく難航していましたが、ゴム屋さんの協力を頂き再生産できました。
レンズを入れたり部品を組み立てたりするのはこれからですが、お待ちいただいたお客様に取り急ぎご連絡させて頂きます。(R1.5.27)


その① 光学ファインダー&液晶ファインダーの話
その② 「見える」っていう意味
その③ 老眼って単語、ほんとに嫌
その④ 設計の薀蓄(うんちく)part1


その前に光学ファインダー&液晶ファインダーの話。

デジイチの光学ファインダーや液晶ビューファインダー(EVF)って良いものは本当に良く仕上がっているんですが、リアルタイムに見えるという意味では光学ファインダーが無敵ですね。EVFも最近のものは大変出来が良くなってきて、タイムラグも少なくなってきているようですが鳥屋さん達には「遅い」と不評です。
某メーカーの開発マンさんと以前に議論したことがあって、その時に盛り上がったのがEVFの将来性。映像が遅れて出力されることや視認&シャッター操作~実際の撮像までの遅れがあるのが現状の欠点ではあるけれど、一歩進んで考えると全体のタイムラグをプログラムに組み込んで、液晶に見えている実時間と操作して撮像するまでの実時間差を個人の遅れを計測し、結果的に映像が見えている実時間ジャストに撮像できるAI含みの機構を作れる可能性があるのはEVFなど液晶モニターにある。という話でした。
実際に、左目で実画像を見て、右目で編集画像を見ることになるのでちょっと変な感じでしょうが・・実はすでに遅れた映像を見ているEVFではこの現象が起きているんですが使えちゃっている。ですから、もう少しその差が大きくなっても不思議と慣れちゃうのかなって(笑)
さらにプリキャプチャーのタイムラグを手動で組み込めばタイムトラベラーの如く飛翔写真を写せるマジシャンになれそうな気がします。

宣伝:ルーペ付液晶フードHD-30WMC


その① 光学ファインダー&液晶ファインダーの話
その② 「見える」っていう意味
その③ 老眼って単語、ほんとに嫌
その④ 設計の薀蓄(うんちく)part1


投稿者 たーぼ♪ : 2019年05月27日 11:00

コメント