« 【デジスコ用雲台シリーズ】 ③軽量・高剛性 | メイン | 【キリ番プレゼント】2000000アクセスありがとうございました。 »

2010年09月24日

【デジスコ用雲台シリーズ】 ④ワンアクションの簡単操作

★★デジスコ用雲台シリーズ★★

デジスコ撮影をする場合、撮影成功率を上げる大きなポイントは野鳥を導入してから撮影操作に至るまでをいかにスピーディーにするです。
三脚・雲台がスムーズに正確に動くことも必要ですが、次工程であるシャッターボタンを押すまでに厄介で難しい操作があります。
それは構図を決めてピント合わせがきっちりできたら雲台でその状態を維持しなければならないことです。


図のように水平な状態であればビデオ雲台でも固定ダイアルを締めなくてもそのまま写せますが、少し角度がついた場所に被写体がいる場合、光学システムの重心が三脚の鉛直軸から外れて矢印のような回転しようとする力が働きます。
ビデオ雲台の場合、粘性の高いオイルで抵抗感を作ったりバネで応力を打ち消す仕組みを作ったりして多少は対処してありますが、高倍率撮影の場合は固定ダイアルを締めて撮影するという操作が不可欠となり、「導入」⇒「構図微調整」⇒「固定」という工程になります。
実際にデジスコ経験を積んだ人はこの「固定」の時に固定ダイヤルを引き締めることで微調整した構図がズレてしまうことを体験していると思います。
仰角が強くなればなるほどこの傾向は強くなり微調整は至難の業となります。

もちろん、初心者の間は「画面に入っていれば良い」ということであまり気にならないと思いますが、エキスパートが写す作品の構図を画像掲示板などでしるようになると、その秘訣を知ることになります。
やはり、「ジンバル雲台だったかぁ~」と答えが出てしまいます。

光学ユニットの重心(白丸)と回転軸(赤丸)が一致すれば、どんな角度でも重力に邪魔されること無く、「導入」⇒「構図微調整」という工程の後、そのまま手を離してレリーズを押すことができます。

このジンバル雲台の理論が撮影を迅速に、正確にしてくれます。
この間、数秒のことですが野鳥の滞在時間が短い場合には大きな差になります。

また、一度導入した中で、ちょっと構図をずらしてみたいというような場合でも、どこかをひねったり回したりすることは一切不要。パーン棒を持って気持ち動かすだけ、自在に構図の変更ができるということもジンバル雲台の特長といえます。

 ②大きさと耐荷重
 ③軽量・高剛性
 ④ワンアクションの簡単操作
 ⑤パーン棒と微細調整
 ⑥ビデオ雲台
 ⑦ジンバル雲台

投稿者 たーぼ♪ : 2010年09月24日 16:12

コメント

たーぼ♪さん、
200万アクセスおめでとうございます。
2010年9月25日5時20分に200万アクセス達成ですね!

残念ながら、私は2,000,001人目でした。

今後のご活躍を期待しております。
どうぞよろしくお願いいたします。

投稿者 野鳥はカワセミ : 2010年09月25日 05:32

究具01ジンバル雲台、私も使っています。もう普通の雲台には戻れません。
使い心地は最高です。
でもきになるところがあるんです。
STM65HDを使う時、スコープが軽いので、IXY3000ISでもバランスプレートぎりぎりまでで調節しているんです。
S95を導入しようかなあ、と考えているのですが、HD-30WMCも含めると、STM65HDではカメラユニットが重すぎてバランスがとれなくなりそうです。
それから、究具01皆さんはどうやって運んでいるのでしょうか?
究具01は普通の雲台よりも精密でデリケートですから、理想的には三脚から外して、パーン棒も外して、バックパックに入れて移動したいのですが、組み立てるのに時間が掛かるので、私は、三脚に付けたまま、パーン棒も付けたままにして、ホビーズワールドオリジナルの三脚ケースに入れて運んでいます。車があると気になりませんが、電車やバスで移動すると、ジンバル雲台をぶつけてひやりとしたことが多々あります。
車がなくても、簡単に運べる三脚ケースなんていうのを作って頂けませんでしょうか。

投稿者 きになる君 : 2010年09月26日 16:22

私はスコープはコーワ774をカメラは3000ISを使用しています。
カメラブラケットには横構図用のほかに、縦構図用の2個の標準器を装着していますが問題ありません。
STM65HDが軽いのでしょうか?普通はバランスプレートにて調整が可能だと思うのですが。

車にて出かけるときは、全ユニットを組み立てた状態(すぐに撮影できるように)が良いと、
講習会で教えていただきました。
電車利用時は三脚に究具01を接続し、ホビーズワールドで以前販売していた
「モンベルのショートスキー用のケース」+「ネオプレン製のカメラ・レンズケースなどにて究具01を保護」にて持ち歩いています。
三脚の保護に良いと思われる、マンフロットのMBAG90Pを使用した時期がありましたが、
撮影場所で三脚バックが邪魔になりますので、小さく折りたためるスキーケースに変更したわけです。

投稿者 野鳥はカワセミ : 2010年09月27日 11:51

きになる君さん

今、手元に機材がないので実証できませんが、スタッフに確認させてみます。
前玉が軽いので、厳しいかも知れませんね。
少し、考えてみます。
ロープロのミニトレッカーなら外側のジッパーつきのポケットにジンバル(パーン棒付)から入れて上部のゴムバンドストラップで固定すればそのまま背負えると思います。


野鳥はカワセミさん

コメントありがとうございます。
2000001(笑)惜しかったですね~
でも、メールで頂いたとおりのお考えが素晴らしいと思います。

投稿者 たーぼ♪ : 2010年09月28日 00:13