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2013年05月31日

【新製品 予告】 接続カプラー TA4-2 

TA4-2.(ティーエーフォー マイナス 二)
接続カプラーTA4よりも約2㎜接眼レンズとカメラレンズを近づけることができるパーツです。

例えば、KOWAのワイドズームアイピース&TurboAdapterP2とTA4シリーズで接続する場合、
レンズ間クリアランスを最短にセットできる接続パーツはTA4でした。
しかし、あとちょっと近づけたい・・・という状況もあるため、そのようなニーズにお応えするための
スペシャルチューニングパーツとなります。
初心者・入門者が使う場合はしっかり技術的な説明を聞いて、鏡筒が衝突しないように設定しなければなりません。
従って、この商品は通常商品とはせず、チューンナップ専用品とするため技術説明を状況に応じた状況でできる販売店のみの取り扱い商品とします。

初回生産は30個。価格は9000円(税込)となります。(TA4シリーズより高額になります)
発売開始は2013年6月下旬。

次回、生産はニーズに応じて、TA4シリーズ生産時に同時製造のため未定です。

以下に『デジスコ用アダプター進化論 (カプラー編)』 を記します。

デジスコの光学的性能を高めるためには光軸をずらさない工夫が重要である。「観察がメインで撮影は記録できればいい」という目的なら気にしなくても良いのかも知れないが、良い写真を撮りたいならば光の入射からデジタルカメラCMOSまではできる限り光軸をずらさないようにすることが画質の向上につながることは間違いない。
一般的なデジスコの場合、フィールドスコープ(スポッティングスコープ)内部の光軸とカメラ内部の光軸は光学機器メーカーの範疇であり、ユーザーが安易に触ることはできない。ユーザーが留意すべき光軸調整はスコープとデジカメの接合部、いわゆるアダプターである。
光学機器メーカーから一般市販されているアダプターの設計は光軸をきっちり配慮してあるかというと・・・正直、「これなら!」といえるものは見つからない。
観察重視でパートタイム撮影形式のアダプターについては、光学性能について今後何かしらの進歩があるかも知れないが、カメラをカメラ底部のカメラネジだけで固定し、上下左右及び入射角を任意な目分量で決めて固定する方式の観察重視&カメラ選択の汎用性を高めた形式のものは光軸を正しく導くことはかなり難しいと理解してほしい。あくまでも「観察&利便性重視」であって「画質重視」とはいえない。
画質を重視するならばつなぐことでスコープとデジカメを機械加工精度レベルで一体化できる形式の接合方法を選ぶのが良い。ここでの解説はこの「カプラー方式」を中心に話を進める。


●第一の進化 TurboAdapter TA3(生産終了)
まずは、ご自分のシステムのチェックをして頂きたい。スコープとカメラを接合し、接合固定ネジをしっかり締めてからスコープとカメラを持って左右上下に応力をかけてガタツキを見て欲しい。しっかり一体化されていないでカタカタ動くようであれば光軸の安定性は望めない。
しかし、このガタツキは必然によるものでもあり一概に「悪い」とは言えない事情もある。凸アダプターにカプラーをかぶせる場合、寸法差を"0"に近づければより光軸や固定精度は向上する。しかし、寸法差を小さくすればするほど着脱性は難しくなる。従ってユーザーが使用できる範囲でクリアランスを作る必然がある。
現状市販品で一番クリアランスが小さいTurboAdapterTA3はTurboAdapter各種(NikonDSシリーズなど)に対し、最小限のクリアランスとしてあるが、一般的なユーザーがストレス無く着脱できる度合いにしてある。特にTurboAdapterは凸アダプターも導入部も入りやすい形状にし、組み合わせて使うことでより効果的である。
カプラーのTA3と同形状のNikon FSA3(またはFSB-1カプラー部)とクリアランスの大きさを比較して欲しい。Nikon FSA3は多くのユーザーに安価に使われることを目的に、機械加工や手作業を最小限にする工夫がなされている。例えば、固定ネジの脱落損失を防ぐために内面に同心円状に溝を切り、外側から台座付きネジを差込、内面の溝にストッパーであるEリングが収納できるようになっている。凸アダプター(FSA1,FSA2、DSシリーズなど)とカプラー(FSA3、FSB1など)は同等の設計思想で着脱性を重視した構造になっている。
クリアランスの小さいTurboAdapterTA3については着脱性が悪いと考えられるが、実際に試してみるとNikon純正品に比べても着脱しやすいことがわかる。これは、固定ネジの脱落防止のために作られた内面の溝の有無が大きく影響している。内面が平滑なTA3はTurboAdapter20XWFA(接眼レンズアダプター)の導入部の曲面と相まって滑るように導入される。これに対し純正接眼レンズ(DS接眼レンズなど)は導入部に曲面が無く角ばっており、また、カプラー内面にひっかかりを起こす溝があるためクリアランスが小さいTA3であっても着脱は容易になるわけである。
接合部の内径・外径の差が大きいことによるデメリットは着脱性だけではなく、光軸保持に大きく影響を起こす。内径に比べ小さな外径を組み合わせた場合、光軸の平行なズレが若干現れるが画質にはあまり大きな影響はない。画質に影響するであろうことは固定ネジを締めた状態で起こる対向面での線接触による上下を支点とした左右のガタツキを要因とした光軸の角度ズレと固定ネジの緩みである。TA3はカプラー肉厚を可能な限り薄くし、固定ネジを締め付けることにより、若干の弾性変形を起こさせ、相応の変形をさせることにより線接触を可能な限り面接触させることにより固定時のガタつきを押さえ込む事に成功した。58mm接続ネジ側は断面二次モーメントが大きいので多少無理のある変形であるが線接触に比べ効果は大きい。しかもカプラーの変形により固定ネジに応力がかかるため緩み防止にも効果がある。


● 第二の進化 新開発 TurboAdapter TA4
前述の解説で光軸を作り、保持することがデジスコを快適に楽しむことに重要であるかが理解してもらえたと思う。スコープ・接眼レンズ・カメラの光学系については自由に調整できないので、着脱要素を持ち、光軸保持を要求されるアダプター部位の工夫や精度が要求される。
例えば摺動性の高い四フッ化エチレン(テフロンなど)を内面にコートして極限までクリアランスを小さくし、表面処理剤の変形に期待して面接触させる手段もあるが、すでに内径・外径のクリアランスは1/100mm台まで精度が高められていて、さらに膜厚コントロールがし難い有機系弾性表面処理は技術的に困難である。また、カプラー自体をテフロンなどから切削しても金属とプラスチックの伸縮性(10倍)の差からコントロールができない。
内径と外径が同じになればすべて面接触するため光軸のズレなどの心配は無い。しかし、いわゆる勘合状態であり、着脱は不可能である。という常識を乗り越え、面接触と着脱性を追及して考案し、新規に製品化されたものがTurboAdapterTA4である。
高精度な金属加工機を駆使し、カプラー内面の半円弱の部分をアダプターと同径とし、固定ネジ側の半円強を着脱用のクリアランス部分としたものである。固定ネジを締め付けることにより対向する半円がアダプターと面接触し、固定ネジ側の締め付け力と弾性変形の応力で面接触を確実なものにできるので、理屈では接合時の光軸の角度ズレや平行ズレも無いことになる。さらに、固定ネジ材質をアダプター表面処理(アルマイト)より硬度が少ない材質にすることによりアダプターへの傷を回避する工夫などもされている。
加工手段に手がかかり高価になるが、実際に使用するとTA3との差もしっかり感じる。このフィット感は他の手法では得られないものと思える。より、高い接合要件を満足させたいユーザー向けのアイテムである。
同様の効果を従来のカプラーで体感することもできる。例えばNikon純正のアダプターの固定ネジに対向する半円弱部分に厚さ0.1mm程度の薄いテープなどを貼ることでもガタツキを若干抑えることはできるが、着脱性や耐久性では物足りないかも知れない。TA3の場合は0.03~0.04mm程度のテープが良いが、着脱性ではかなり苦労する可能性がある。

投稿者 たーぼ♪ : 23:05 | コメント (0)

2013年05月28日

【やりたいこと】 今朝、ふと思った(笑)


モデル名 TSN-884/TE-11WZ/BR-S100/ Canon PowerShot S110
シャッタースピード 1/101 s
絞り値 f/4
ISO スピード レート ISO 80
露出補正値 0.67 eV
測光方式 中央部重点測光
フラッシュ フラッシュ発光なし、発光禁止モード
レンズ焦点距離 10.12 mm
ホワイトバランス 自動ホワイトバランス


上の写真は一昨日写したやつ(^^; 本題とは関わりはありません(笑)

TA4ではレンズ間がほんのちょっと長い・・・というニーズがありそう。
TE-11WZを使うと、もうちょっとカメラレンズを近づけたいと思う。
TA4が最短なので、それ以上は方法がない。

ということで、TA4-2って作ってみたくなりました。
もちろん、特殊チューニングパーツというくくりにしないと
普通に使ったら鏡筒が衝突してしまう。

中上級者専用で、自己責任で使ってくれる人向け。
今度、TA4を作るときに少しだけ作ってみよう。

投稿者 たーぼ♪ : 07:16 | コメント (2)

2013年05月27日

【セール情報】 ACDSee の半額キャンペーンです。

先日、ノートを新調した時、このセールを待ちきれなくて通常価格で買ってしまいました(^^;
画像を閲覧するには最高のビューアーだと思います。
もちろん、画像処理もだいたいのことはできるのでデジスコ写真のレタッチにもオススメです。

もともとリーズナブルな価格ですが、この期間はさらに半額!
Nikon、Canonなどカメラのおまけでついているソフトよりはるかに使いやすいですよ~~
7月の画像処理セミナーでも教材として使います。

是非、この機会に貴方のPCにインストールしてあげてください。

■詳しい情報はこちら

投稿者 たーぼ♪ : 13:18 | コメント (0)

2013年05月24日

【報告】戸隠撮影講習会

全国的に野鳥の出現が遅れているという報告が多いこの頃、
戸隠高原も遅れ気味。
そんな中、たくさんのご参加を頂き、撮影講習会が開催されました。
キビタキ・コルリ・オオアカゲラ・ミソサザイ・ゴジュウカラ・ニュウナイスズメなどの
撮影をすることができました。
明日の午前中も今日の成果を上回るお土産ができるように頑張りたいと思います。

担当スタッフとして皆様の腕前が少しでも上がることを期待しています。


「ミソササイ」「サエズリ」「新緑」の3点の例です(参加者様)

投稿者 turbo : 17:50 | コメント (0)

2013年05月20日

【ご報告】 デジスコ撮影体験会in宮崎

2013年 5/18開催したデジスコ撮影体験会in宮崎。
デジスコ人口の少ない宮崎県でありながら、10名の皆様にご参集頂きました。
天候にも恵まれ和気藹々の体験会となりました。
なにせ、デジスコ倶楽部宮崎支部は仲が良いという意味では日本一。
他地方の方にも極めてフレンドリーで、素晴らしいメンバーの集まりと思いました。

講習会前にアカショウビンのポイントにご案内頂き、
2000枚超の撮影ができました。
リュウキュウアカショウビンのように人を怖がらない野鳥ならまだしも
本土のアカショウビンは神経質、そんななか、餌付けも営巣場所でもない
普通の採餌場でこれほど多くの撮影ができたことは予想外の嬉しい誤算でした。

今回、準備や根回し、そして運営を引き受けて頂きました宮崎支部の皆様。
とても、有意義な日々を過ごさせて頂きました。
この場をお借りして御礼申し上げます。ありがとうございました。


TSN-884/TE-11WZ/BR-S100/ Canon PowerShot S110

モデル名 Canon PowerShot S110
シャッタースピード 1/2 s
絞り値 f/4
ISO スピード レート ISO 80
露出補正値 0.00 eV
測光方式 中央部重点測光
レンズ焦点距離 10.12 mm



モデル名 Canon PowerShot S110
シャッタースピード 1/6 s
絞り値 f/4
ISO スピード レート ISO 80
露出補正値 -0.67 eV
測光方式 中央部重点測光
レンズ焦点距離 10.12 mm


投稿者 たーぼ♪ : 10:37 | コメント (2)

2013年05月16日

【作品募集開始】 第10回デジスコ写真展ご案内

今年は夏に行われます。
いよいよ、作品募集が開始されました。
今回から写真展の内容が微妙に変わっています。
応募サイトをしっかり読んで、締め切りに間に合うように応募してください。

■詳しい内容はこちら

投稿者 たーぼ♪ : 10:23 | コメント (0)

2013年05月15日

【作例】 Nikon COOLPIX P330 リュウキュウアカショウビン


TSN-884/TE-11WZ/BR-P330/COOLPIX P330

原画像データの生成日時 2013/04/26 9:11:45
シャッタースピード 1/1000 s
絞り値 f/2.5
ISO スピード レート ISO 1600
露出補正値 0.00 eV
測光方式 中央部重点測光
レンズ焦点距離 7.5 mm

投稿者 たーぼ♪ : 01:22 | コメント (0)

2013年05月12日

【作例】 S110 は良い画が出ますね。

P330が良い調子だったので、最後の1日だけS110を使いました。
秒間2コマは遅く感じますが、写しだすと普通に感じます。
トビ物を諦めれば私はこれでいいかな・・・
液晶画面が42万画素と肌理が粗いと言われますが、
その分、表示速度が速いとも言えます。
書き込み待ち時間が無いのも良いですね。
結局、無理をせず総合的にバランスさせた設計なのでしょう。
電池の持ち時間が長ければ最高です。

TSN-884/TE-11WZ/BR-S100/ Canon PowerShot S110
エゾビタキ

原画像データの生成日時 2013/05/10 9:42:34
シャッタースピード 1/60 s
絞り値 f/4
ISO スピード レート ISO 80
露出補正値 0.00 eV
測光方式 中央部重点測光
レンズ焦点距離 10.12 mm

メボソムシクイ

原画像データの生成日時 2013/05/10 10:12:57
シャッタースピード 1/101 s
絞り値 f/4
ISO スピード レート ISO 80
露出補正値 0.00 eV
測光方式 中央部重点測光
レンズ焦点距離 10.12 mm

オオルリ

原画像データの生成日時 2013/05/10 10:18:46
シャッタースピード 1/79 s
絞り値 f/4
ISO スピード レート ISO 80
露出補正値 0.00 eV
測光方式 中央部重点測光
レンズ焦点距離 10.12 mm

投稿者 たーぼ♪ : 23:14 | コメント (0)

2013年05月11日

【作例】 S110 30m先でこの画質

200m先で営巣しているハヤブサ、さすがに空気の揺らぎで撮影できません。
撮影をあきらめて観察していたら、なんと、30m先の岩に止まってくれました。
あわてて機材の電源を入れて数枚撮影(;^_^A
鮮明さは至近撮影ほどではありませんが、ノートリでこの大きさなので満足です。


TSN-884/TE-11WZ/BR-S100/ Canon PowerShot S110

シャッタースピード 1/250 s
F ナンバー f/4
ISO ISO 80
露出補正値 0.00 eV
測光方式 中央部重点測光
レンズ焦点距離 10.12 mm
レンズ モデル 5.2-26.0 mm

投稿者 turbo : 06:01 | コメント (0)

2013年05月10日

【作例】 P330 やっぱり動きのある画が撮りたくなる

狙える時は動きモノを狙いたくなります。
液晶が高精細なためか、表示スピードはS110に比べ遅いようです。
タイムラグを予想してシャッターを切りましょう。

TSN-884/TE-11WZ/BR-P330/COOLPIX P330


シャッタースピード 1/2000 s
F ナンバー f/3.2
ISO ISO 80
露出補正値 0.00 eV
測光方式 中央部重点測光
レンズ焦点距離 10.7 mm


シャッタースピード 1/500 s
F ナンバー f/3.2
ISO ISO 80
露出補正値 0.00 eV
測光方式 中央部重点測光
レンズ焦点距離 10.7 mm

投稿者 turbo : 22:49 | コメント (0)

2013年05月09日

2013年5月のデジスコイベントのお知らせ。

○詳細はこちらをご覧ください。
http://www.digisco.com/event/130511.htm

≪デジスコ体験会in金沢≫
雨天の為、イベントは中止となりました。

イベント日の天候が微妙で中止の可能性もありますが、10日
の夕方辺りから12日まで金沢市付近のフィールドをちょろちょろ
する予定です。見つけたら声掛けてくださいませ<(_ _)><(_ _)> 冨野

○詳細はこちらをご覧ください。
http://www.digisco.com/event/130518.htm


○詳細はこちらをご覧ください。
http://www.digisco.com/event/130524_25.htm


ーーーーー

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 ○ デジスコセミナーinJTBロイヤルロード銀座
 ●-------------------------------------------●

 ■日時:2013年5月13日(月)14:00~16:00
 ■内容:デジスコ実践セミナー(機材・設定編)
 ■会場:JTBロイヤルロード銀座 ローズ
 ■講師:石丸 喜晴
 ■定員:20名(要予約)
 ※定員に満たない場合は中止になることもあります
 ■参加費:無料
 ■詳細:http://www.digisco.com/event/130513.htm

 ※会場としてJTBさんがご提供くださっていますが、
 旅行に関係ないデジスコ専用のセミナー会場ですので、
 お気軽にご参加ください。

投稿者 kokopelli : 11:40 | コメント (0)

2013年05月08日

【作例】 P330 ちょっと引いた画

私らしくない・・・と言われそうですが(笑)
ドアップを狙わずに素直に写してみました。

TSN-884/TE-11WZ/BR-P330/COOLPIX P330

キクイタダキ

シャッタースピード 1/250 s
F ナンバー f/3.5
ISO ISO 80
露出補正値 0.00 eV
測光方式 中央部重点測光
レンズ焦点距離 10.7 mm

マヒワ

シャッタースピード 1/200 s
F ナンバー f/4
ISO ISO 80
露出補正値 0.00 eV
測光方式 中央部重点測光
レンズ焦点距離 10.7 mm

ヒメコウテンシ

シャッタースピード 1/400 s
F ナンバー f/3.5
ISO ISO 80
露出補正値 0.00 eV
測光方式 中央部重点測光
レンズ焦点距離 10.7 mm

投稿者 turbo : 21:07 | コメント (0)

【作例】 P330 近距離撮影

暴風雨のなか東屋で撮影をしているとき、
アラレが地面に白くなるほど降り始めました。
その時、マヒワが1羽東屋に退避してきました。
地面に生えている草の実を食べに来たのかも知れません。
距離3m・・・さすがにTSN-884では近すぎるので
2~3歩下がっての撮影です。

三枚目は(たぶん)コサメビタキ、これは10m程度の枝止まりです。

TSN-884/TE-11WZ/BR-P330/COOLPIX P330


シャッタースピード 1/200 s
F ナンバー f/3.5
ISO ISO 80
露出補正値 0.00 eV
測光方式 中央部重点測光
レンズ焦点距離 10.7 mm



シャッタースピード 1/60 s
F ナンバー f/3.5
ISO ISO 80
露出補正値 0.00 eV
測光方式 中央部重点測光
レンズ焦点距離 10.7 mm


シャッタースピード 1/8 s
F ナンバー f/4
ISO ISO 80
露出補正値 0.70 eV
測光方式 中央部重点測光
レンズ焦点距離 10.7 mm

投稿者 turbo : 05:34 | コメント (0)

2013年05月07日

【作例】 P330 遠くからの撮影

荒天のため定期船が欠航・・・・
近くの公園で撮影することになりました。
とはいっても風雨厳しく、サッカーコートに隣接する東屋からの撮影です。
距離は50m~100m、TE-11WZのズームと不足分はカメラズーム。
環境が暗い場合は倍率を下げて被写体を小さく写すしかありません。
P330の連写はH、2~5枚程度の連写にとどめるように心がけました。
枚数が多いと待ち時間が気になりますが、雨のため、野鳥の動きもおとなしく
けっこうたくさん写すことができました。

しかし、気温6度・・・の強風・・・寒いのとブレで苦しい撮影でした。

TSN-884/TE-11WZ/BR-P330/COOLPIX P330

アカハラ

シャッタースピード 1/160 s
F ナンバー f/3.5
ISO ISO 80
露出補正値 -0.70 eV
測光方式 中央部重点測光
レンズ焦点距離 10.7 mm

クロツグミ ♂

シャッタースピード 1/50 s
F ナンバー f/4
ISO ISO 80
露出補正値 0.70 eV
測光方式 中央部重点測光
レンズ焦点距離 10.7 mm


クロツグミ♀

モデル名 COOLPIX P330
シャッタースピード 1/60 s
F ナンバー f/4
ISO ISO 80
露出補正値 -0.70 eV
測光方式 中央部重点測光
レンズ焦点距離 10.7 mm

トラツグミ

シャッタースピード 1/20 s
F ナンバー f/4
ISO ISO 80
露出補正値 0.70 eV
測光方式 中央部重点測光
レンズ焦点距離 10.7 mm

投稿者 turbo : 19:32 | コメント (0)

2013年05月04日

【デジスコ用カメラ】 貴方はどれを選びますか?(ニコン COOLPIX P330)

現在、評判の高い最新デジスコ用カメラは次の4種類です。
もちろん、型落ちはしていても名機として活躍しているカメラもたくさんあります。
今回は、最新カメラの長所・短所についてメモしてみます。
機材選びの参考にして頂ければ幸いです。

■■■デジスコ用カメラシリーズ (短評)
①ニコン   Nikon1 1V2/J3+1Nikkor18.5f/1.8
②キヤノン  PowerShot S110
③ソニー   Cyber-Shot DSC-RX100
④ニコン COOLPIX P330


ニコン COOLPIX P330


Nikon COOLPIX P330は小型・軽量、1/1.7型原色フィルターCMOS搭載の1219万画素、新開発24-120㎜相当(F1.8-5.6)の5倍ズームNIKKORレンズ搭載。カワセミの飛翔写真なども狙える「先取り連写」機能なども装備されたニコンファン待望のコンパクトデジタルカメラです。先代のP310とはセンサーのサイズや画素数も異なり、似て非なる、かなり画質に重点を置いた新設計レンズ装備のフラグシップカメラです。
㈱デジスコドットコム製カメラブラケット(BR-P330)も完成し、P310時代とはカメラ単体、デジスコ用カメラユニットとしても別格なクォーリティーを持つアイテムになりました。久々にニコンらしい質実剛健でこだわりのあるカメラでのデジスコを楽しめる喜びを感じます。
このカメラのライバルはキヤノンPowershot S110。センサーサイズ、焦点距離、画素数、ISO感度、重量・嵩など良く似ています。画質面はそれぞれ個性があり好き好きのレベルですが、どちらもコンデジとしては頂点に位置するものであると言えます。S110に比べ優れていることは液晶画面が3型92万ドットと高精細であること、撮影条件をフルに設定できる10コマ/秒の高速連写を持っていること。そして最大のメリットはズーム起動ポジション、及びズーム範囲を設定できること。これは、デジスコに使用する場合レンズ間クリアランスを最適に設計できる大きな要素となり、ズームアイピースとの相性も最善な状況を作ることができます。
当初より不満とされていた点の検証もしてみました。高速連写は10コマ/秒の高速ですが最大10枚の制限つきで、フルに使った場合の書き込み待ち時間は25秒(実測)となります。書き込み待ち時間が長いというデメリットで敬遠していましたが。実際には高速で2~3コマ写し、5秒ぐらいで復帰させ、再度3コマ程度を撮影するという方法を使えば短時間に2~3枚高速で写せるというメリットで良い撮影につながることがわかりました。低速連写は1コマ/秒なのでそれなりの遅い連写です。主な撮影法は高速連写で2~3枚/回のインターバル撮影が良いでしょう。先取り連写はカワセミの飛び出しものであれば有効な機能ですが画像サイズは3Mとなります。この、連写性能はニコン1やソニーRX100には及ばないものの思いのほか実践的なものと思います。
オススメのアイピースTE-11WZの場合、カメラの焦点距離を50㎜~最大105㎜までセットすることができます。ズームアイピース25倍(1250㎜)~60倍(6300㎜)という範囲がシステム焦点距離となります。
一般的なデジスコ撮影であればカメラ焦点距離を50㎜に合わせ1250㎜~3000㎜を使うのが快適でしょう。
明るさや撮影距離のかかわりもありますが、ズーム25倍~40倍までを多用するのが良いでしょう。
周囲の環境を入れた引き画をお好みであれば、DIGISCO.COMの20XWFAとの組み合わせが良いと思います。

もちろん、KOWAスコープのみならず、ニコン・スワロ・ツァイス・ビクセンなどの幅広い選択肢もあります。

このレポートを書くにあたって、予備機のS110を一緒にフィールドに持ち込みましたが、5日間、一回も出番がありませんでした。筆者常用のS110を必要としないP330はかなり総合力の高いカメラであると思います。画質に関しては1/1.7型CMOS、1/1型CMOSカメラの中では間違いなくトップレベルに位置します。この発色・解像感・ボケ味なら継続して使い込んでみたくなるカメラであることは間違いありません。
自分で言うのも変ですが、カメラブラケットはすべての意味で今までのブラケットを凌駕したものができました。着脱・光軸調整もワンタッチ。超がつくほど簡単にできます。
P330、個人的に絶対オススメのカメラです。

作例については下記をご覧ください。
■作例1
■作例2
■作例3
■作例4

投稿者 たーぼ♪ : 16:04 | コメント (0)