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2016年04月26日

【撮影スタンス】 ⑪ハイドから写す

【撮影スタンス】 写し方シリーズ

バードサンクチュアリなどには野鳥が飛来するポイントに、野鳥と人を隔てる壁を作りその壁に野鳥観察用の穴を設けている施設があります。この、観察用の壁は「ハイド」と呼ばれています。
ブラインドと同様の効果があり、野鳥を警戒させずに観察することができます。多くの場合、ハイドは「観察用」とされていますがマナー良く活用できるならば「撮影」にも使用できます。
三脚・雲台を工夫しながら穴の大きさに制約され狭い範囲にはなりますが、野鳥の自然な姿を写すことができます。
野鳥を探すことなく目の前に現れますので、初心者の方にはオススメの撮影方法です。
ここでのマナーは限られた観察スペースなので「長時間独占しないこと」「譲り合う配慮をすること」「大声で話をしないこと」などです。公共の場所なので皆で楽しく使えるように心がけましょう。

投稿者 たーぼ♪ : 00:53 | コメント (0)

2016年04月25日

【撮影スタンス】 ⑩ブラインドから写す

【撮影スタンス】 写し方シリーズ


例えば、ヤマセミのように人間に対して神経質な野鳥の撮影はブラインドと呼ばれる仮設のテントや迷彩ネットなどで作った常設の身を隠せる撮影場所から写す方法があります。野鳥の感や視力は驚くほど高いので、ほとんどの場合、野鳥からは隠れきれていないのですが野鳥からみると「あそこからは出てこない」という安心感を与えるのだと考えられます。
ある意味、野鳥に接近するためのマナーの一つのような気がします。夜明け前に現地に到着し、ブラインドや撮影機材をセット。野鳥がいてくれる間は脅威を与えない配慮をしながら撮影し、例えブラインドの中であっても無闇に動かない。野鳥が飛び去って視界から消えてから撤収する。こんな思いやりのある気持ちで撮影します。
但し、仮設のテントブラインドも常設ブラインドも敷地の主権者の許可を得るか、周辺に迷惑をかけない充分な配慮が必要です。

■詳しいお問合わせは

投稿者 たーぼ♪ : 15:34 | コメント (0)

【撮影スタンス】 ⑨車の中から写す

【撮影スタンス】 写し方シリーズ

多くの野鳥は「車」に対しては警戒心が薄いと言えます。車を降りて姿を見せるとすぐに逃げてしまう鳥も、そっと近づいて車を止めると不思議と反応しません。鳥のそばに来て窓をあけると逃げる場合がありますので、窓は半開き程度で迫ったほうが良いと思います。
具体的には、助手席に三脚・雲台をセットして機材を取り付けます。助手席側の窓を明け、撮影します。
撮影できる範囲は限られますが、不足した領域は車を移動してカバーします。運転席に座って操作をするので腰をひねった状態での撮影になります。三脚のエレベーターを多用しますので指を挟まないように注意しましょう。
この撮影法は、自動車の運転に関わりますので、交通安全には細心の注意をはらってください

投稿者 たーぼ♪ : 15:28 | コメント (0)

2016年04月23日

【撮影スタンス】 ⑧雨の日の写し方

【撮影スタンス】 写し方シリーズ

天候がいまひとつでも撮影に出かけなければならない場合もあります。現地に到着したら雨が降り始めた・・・などということは良くあることです。もちろん出直すのも良いのですが、せっかくだから撮影してみるのも良いと思います。
一般的には野鳥の警戒心が少なくなり、近くで写せるチャンスともいえます。
この場合、機材の濡れや雨具に気がとられ集中力が乱れがちです。雨に対する機材と自らの雨よけなどに工夫が必要です。
屋外に出て写す場合には機材をビニール袋などでしっかり防水し、雨中でもカメラユニットに水が入らないようにします。また、自らはゴアテックス素材などの性能の良い雨具を身につけるのが良いでしょう。
他には、ブラインドを雨避けを兼ねて活用したり、車の中からの撮影にしたり、ハイドや建造物の中から写すなどの方法もあります。

投稿者 たーぼ♪ : 02:55 | コメント (0)

【撮影スタンス】 ⑦背景の選び方

【撮影スタンス】 写し方シリーズ

・背景の種類
背景の選び方は撮影のセンスやテクニックのポイントとなるところです。一般的には近い距離に枯れた葦やススキ・土塊などガサガサしたものがあると良い結果が出ません。なるべくスッキリした背景になるようなもの(例えば青空や水面・日陰・新緑など)を選んだり、花などの綺麗な色合いや雰囲気を持つものがあると良いでしょう。

・背景までの距離
花など、撮影時に主張させたいものは比較的近い距離でも良いでしょう。それ以外は一般的に被写体までの距離の半分ぐらいの距離があると綺麗にボケてくれると思うので作品のイメージを作りやすいと思います。

・背景の色合い、明るさ
コンパクトデジタルカメラは色や明るさに対するダイナミックレンジが狭いので中間の淡い差を出すのが苦手です。そこで、暗い背景であれば少し余計にマイナス補正して黒を潰してしまうなどのテクニックを使います。一般的には被写体の色合いをしっかり出すためには背景は暗めのほうが良いでしょう。

投稿者 たーぼ♪ : 02:33 | コメント (0)

2016年04月22日

【撮影スタンス】 ⑥だんだん接近法

【撮影スタンス】 写し方シリーズ

追いかけずに写せれば一番良いのですが、どうしても近づかなければならばい場合もあります。この場合は「だんだん接近法」を使うと良いと思います。
野鳥までの距離が50mとします。まず、ターゲットを見つけたら例え遠くでもその場で1回写す。次に10m進み2回目の撮影をします。その時に野鳥の様子を見てこちらを気にしていないようであればまた10m進みます。3回目の撮影をして・・・5m進み写す、3m進んで写す・・・というように徐々に真っ直ぐ近づくのが良いでしょう。
近づき方が上手くないと必ず逃げます。このように「だんだん接近法」をマスターしていけば上達します。
三脚&機材を体の正面に置き上下動少なく前に進むと逃げにくいとK先生から教えて頂き、実践したところ良い結果が出るので、これもオススメです。

投稿者 たーぼ♪ : 11:31 | コメント (0)

【撮影スタンス】 ⑤追いかけないで待つ

【撮影スタンス】 写し方シリーズ

どんなに隠れて移動しているつもりでも視覚の優れた野鳥から見れば、すべてお見通しなのです。大切なことは「このカメラマンは悪さをしないな」と野鳥に思わせることなのです。例えばブラインドに入っていても野鳥からはすべて見えているのです。しかし、ブラインドの中に入っているので出てくる気配が無ければ野鳥も警戒を解くのだと思います。
同様に、フィールドで普通に写す場合もなるべく追いかけず狙いのポイントに飛んできてくれるのを待つのが良いと思います。
撮影者がレンズを向けるとすぐに逃げるハシブトガラスも害の無い通行人であればすぐ傍を通っても平気なのと同じです。「追いかけずに待つ」これができるようになるためには経験と多くの学習が必要かもしれません。

投稿者 たーぼ♪ : 11:23 | コメント (0)

2016年04月21日

【撮影スタンス】 ④撮影できる隙間を探そう

【撮影スタンス】 写し方シリーズ

野鳥が目の前に飛来し、運悪く自分が構えている場所から枝や葉っぱが邪魔して写せない場合も結構あります。そんな時、上下・左右・前後を良く見回して写せる隙間が無いか探しましょう。上級者ほど隙間を探して、小さな移動範囲の中で三脚の上下などを頻繁に行って撮影チャンスを多くしています。デジスコの場合、機材が小さく軽量なので三脚の操作を面倒がらずにこまめに行えば撮影チャンスは大幅に増えるものと思います。

投稿者 たーぼ♪ : 17:49 | コメント (0)

【撮影スタンス】 ③野鳥までの距離

【撮影スタンス】 写し方シリーズ


画質は近いほど良くなります。これは被写体との間にある空気のユラギなどが原因です。空気が少なければ光学システムの性能をフルに発揮できます。デジスコの場合、短めの望遠レンズに比べれば何倍も遠くから写せますがその分画質が下がります。狙いの作品イメージにもよるのですが、5~20mぐらいが鮮明に鳥を中心に撮影する場合の距離(バストアップ~画角全体に入る)。背景や環境が良ければ50mぐらいまではデジスコらしさを出せると思います。
但し、野鳥の都合もあるので「逃がさない」「驚かせない」「警戒させない」などの距離を学ぶ必要があります。野鳥に近寄って飛んでしまうのは実は野鳥にとってはあまりダメージを受けてないそうですが、写せるチャンスを逃がしてしまうという意味では撮影者は損をします。もちろん、撮影仲間からもちょっとなにか言われるかも知れません。
上級者が同じ道具、同じ場所で良い写真を写せる理由はこの度合いを心得ているからかも知れません。

投稿者 たーぼ♪ : 17:46 | コメント (0)

2016年04月20日

【撮影スタンス】 ②立って写す

【撮影スタンス】 写し方シリーズ


狙いのポイントが複数あったり、初めてのフィールドで探鳥しながらの撮影などの場合は腰を伸ばした状態が基本形となるような姿勢で写せるようにすると良いでしょう。撮影スタイルは後日UP予定の(機材の基本操作)を参照してください。
移動する場合は広さに余裕がある場合はそのまま担ぎます。周りに障害物があったり他に通行人がいるようであれば、3本の脚をまとめて担ぐか、または脚を縮めて人に迷惑をかけないように心がけましょう。
長いものを持っての移動ですからできるだけ走らずに注意して移動してください。

投稿者 たーぼ♪ : 17:04 | コメント (0)

【撮影スタンス】 ①座って写す

【撮影スタンス】 写し方シリーズ


デジイチの自己発生振動すら画質に影響されるため、コンパクトデジタルカメラを使うデジスコ撮影。三脚が風で揺れたり、撮影時の手ブレなどの振動が発生すれば鮮明な画像で撮影することはできない。
座って撮影することによりこれらの問題点が回避されることが多い。例えば、三脚の脚をすべて伸ばすのと、座った高さに合わせた最小限の伸ばし状態とでは三脚の剛性が大きく変わり、また風によるブレも少なくなります。
さらに、折りたたみ椅子に大半の体重を預けることにより上肢の動作における体の重心が決めやすくなり、体や腕が動かしやすくなります。手ブレに対して体勢をとりやすくなり疲れも少ないので長時間の撮影に有用です。
体を低くしてジッとできるので、野鳥を驚かすことも少なくなりますので撮影チャンスも多くなります。但し、移動しながら写す場合には不自由な面もあるのであくまでも定点撮影に適した方法と言えます。

デジスコ通信 第3号(2003年8月18日号)よりコピー


■ …【たーぼ♪】…………………………………………………………………………
□ <第3回> 綺麗に写せる方法を毎回ちょっとずつ
■ …………………………………………………………………………………………

─────────────
第3回 ~座って写そう~
─────────────

私が持っている良い写真のほとんどが座って写しているんです。デジスコ撮影って焦点距離がものすごく長い撮影をするので、デジスコの小さな振動でも被写体の「ブレ」としては非常に大きく発現してしまいます。画角(景色を切り取って写す角度)が小さくシャッタースピードが遅いのですからとにかくブレます。デジスコは終始このブレとの戦いになります。機材についても多くの工夫はブレ対策が配慮されているのですがここでは撮影技術にテーマを絞ってお話させて頂きます。

鳥までの距離が遠ければブレの影響はより大きくなります。遠い被写体の撮影の難しさはここにもあるわけです。距離が半分になればブレの影響も半分になります。そうはいっても近すぎる必要はありません。7~20mぐらいの距離が鮮明に撮れる範囲だと思います。

次に三脚の高さです。テーマに「座って写そう」と書きましたがこれには三脚の高さも考慮されています。デジスコの重量(重心)が高いところにあればその分揺れる要素が多くなります。三脚の脚の剛性を考えると長くすれば弱くなりますよね。しかも先端の1段は細い訳ですから余計に揺れてブレの要因になります。座って写せば脚を伸ばさずにすみますからブレ防止には良い対策になります。

座って写すことの良さに人間工学的な面もあります。座っての機材操作と、立っての機材操作では人体の動きの軸が違います。当然、座っているほうが動きの歯切れが良くシャープで、機材に伝える振動も小さくなります。座って準備して鳥にピントを合わせ、機材から振動の縁を切るようにそっとレリーズを押してあげる・・「そっと」押すのが重要です。

そそ、良い写真を写すためには出会った鳥とできるだけ長い時間過ごすことが必要ですね。座ってじっとしていると鳥が落ち着いてくれるような気がします。こんな効果も座って写すことによる良い写真につながるかもしれません。

100円ショップで折りたたみの椅子を買って、是非、座って写してみてください。

投稿者 たーぼ♪ : 16:50 | コメント (0)

【撮影スタンス】 写し方シリーズ

撮影時の状況に応じて、どのように写すかいろいろ思っていることをまとめてみます。

①座って写す
②立って写す
③野鳥までの距離
④撮影できる隙間を探そう
⑤追いかけないで待つ
⑥だんだん接近法
⑦背景の選び方
⑧雨の日の写し方
⑨車の中から写す
⑩ブラインドから写す
⑪ハイドから写す

投稿者 たーぼ♪ : 16:46 | コメント (0)

2016年04月18日

【過去記事】2002年 デジスコ革命!

最近、新しい開発や実験が滞っているので・・・過去記事を(^^ゞ
あらためて、画像を見てみると、連写もしないで最低ISOで写すために超低速シャッター
よくこんな絵が写せたと驚いてしまいます。

こちらからの抜粋です

2002年10月、新製品を満載の機材をカメラバッグに入れ、同僚のpouさんの機材との比較撮影に出かけました。(ちょっとウキウキしながら)機材をセット・・・あ!スライドシューを忘れた・・・(^^;
ん~~このテスト撮影のために2週間もがんばって試作して完成したのに。なんてこった。

ということで、急遽、pouさんの三脚・雲台にセットし忘れ物をした私はギャラリーとして観戦です。
撮影するたびに「すごい!これすごいわぁ~」の声。

その夜、画像データをPC判定した私は、思わず「デジスコ革命」とつぶやいてしまいました(笑)


メーカー名 NIKON
モデル名 E4300
ISO スピード レート ISO 100
シャッタースピード 1/40 s
絞り値 f/2.8
露出補正値 -1.30 eV



メーカー名 NIKON
モデル名 E4300
ISO スピード レート ISO 100
シャッタースピード 1/15 s
絞り値 f/4.8
露出補正値 -1.30 eV



メーカー名 NIKON
モデル名 E4300
ISO スピード レート ISO 100
シャッタースピード 1/25 s
絞り値 f/4.9
露出補正値 -1.30 eV



NIKON フィールドスコープED78/ターボアダプター30XWFL/NIKONクールピクスE4300

この時の新製品は
カメラ:NIKONクールピクスE4300
レリーズステー:RS4300 

後にレリーズ穴クレームについてのリコールで車1台分の損失(爆)

今となっては楽しい思い出ですv(^o^)

投稿者 たーぼ♪ : 17:06 | コメント (0)

2016年04月12日

【撮影テスト】②高画質・ワイド500㎜~3000㎜システム パスト連写


モデル名 EX-100PRO
シャッタースピード 1/1000 s
F ナンバー f/4
ISO ISO 800
露出補正値 0.00 eV
レンズ焦点距離 12 mm


CASIO EX-100PROにはパスト連写と呼ばれる、プリキャプチャー撮影機能が装備されている。
実はCASIOのハイスピードエクシリムシリーズには標準装備になっています。
秒間30コマでフル画素1200万画素の高速連写ができ、しかも設定をすればシャッターボタンを押した瞬間より手前の写真を5枚単位で任意に遡って写すことができる。
この機能はNikonや画素数は少ないがLUMIXの4Kフォトなどもプリキャプチャーしていた写真を写す機能がありますが、CASIOのF1という機種から実機で使われるようになった技術です。

このパスト連写がカワセミなど飛び出しや枝戻りなど初歩的な飛翔写真にとても有効な機能なのです。被写界深度外に高速で飛び出す被写体だと数コマしか使えるものはありませんが、作例のように横に飛ぶ場合は距離の変化がすくないので使えるコマ数は多くなります。

一般的に、デジスコの場合焦点距離が長いので(ワイド側で1000㎜以上)画角が狭く、羽を広げた状態で画面に入れるのは非常に難しいので、画角の面からも『飛翔写真は苦手』とされていました。
しかし、もし、ワイド端で500㎜ぐらいから撮影できるとしたらどうでしょうか?画質が落ちるほど遠くではない場所から写せることで画質も良くなり。また、ワイド端であればカメラF値も小さく明るいので使えるようになります。

この作例も、距離は10m弱、ISO800で1/1250s、焦点距離は509㎜ 4隅に減光が出るので対角線7割程度にトリミング。F値はカメラの設定間違いで4.0、たぶん2.8にできたと思います。

後にISO400にしてF2.8にした時の画像です。SSも1/2500s 環境が明るくなればISO200でも行けそうでした。ここら辺は、経験を積めば上達してくるでしょう。↓は14コマ、カワセミが写っていました。


モデル名 EX-100PRO
シャッタースピード 1/2500 s
F ナンバー f/2.8
ISO ISO 400
露出補正値 -0.67 eV
測光方式 分割測光
レンズ焦点距離 12 mm


500㎜~3000㎜までバリアブルに使えるズームを持って、しかも1/1.7型CMOS機なのでフロントテレコンバージョン構造の恩恵を受けることができるので、SSを得られる範囲でISOを低くすることで画質を良くした状態で苦手な飛翔写真を克服し、かつ、3000㎜の超望遠撮影までこなせる万能機になる可能性もありそうです。

モデル名 EX-100PRO
シャッタースピード 1/100 s
F ナンバー f/2.8
ISO ISO 160
露出補正値 0.00 eV
レンズ焦点距離 42.5 mm


今後、この試作研究をどう、商品化するか?という課題は残されていますが、今年の春の渡りには使ってみたいシステムだなぁ~って思っています。
もちろん、TX07を使ったプリズム抜き構造でLUMIXなどのマイクロフォーサーズやNikon1もいじってみたいと思います。

投稿者 たーぼ♪ : 00:11 | コメント (0)

2016年04月11日

【撮影テスト】①高画質・ワイド500㎜~3000㎜システム

この記事の実写テストです。

投稿者 たーぼ♪ : 11:49 | コメント (0)

2016年04月08日

【試作機】520~3000㎜、CASIO EX-100 PRO

今回の試作機は、だいぶ前にやったテスト機の焼き直しです。
CASIOのハイスピードEXIRIM EX-100PRO(現、EX-100F)をカメラに採用して
KOWA PROMINA 500㎜F5.6にTX0.7を装着したプリズム抜きシステム。

カメラは28mm~300㎜(35㎜判換算)全域F2.8
撮像素子は今となっては貴重な1/1.7型CMOS 1200万画素。
高速連写やプリキャプチャー連写が簡単にできる。
カメラの画像表示を倒立させられる。

ということで、P556/X0.7/VA3/EX-100PROの構成でチューニング。

520㎜~3000㎜をカバーできる。しかも、プリズム抜き高画質。

以前は500㎜F5.6でP556を使用しましたが、今回はX0.7スリーブを付けて350㎜F4でチャレンジしてみます。
画素数を抑えてあることでISO400常用。しかもフロントテレコンバージョンの恩恵もあり
カメラもテレ端で300㎜F2.8なので、520㎜のワイドゾーンから3000㎜まで楽しめそうです。

投稿者 たーぼ♪ : 17:47 | コメント (0)

2016年04月05日

【ご案内】デジスコセットバリエーション追加中

今回は、各スコープに対してカメラの選択肢を増やしました。

興和TSN-774/884 TE-11WZ にLUMIX G20㎜F1.7(カメラはGX8,GH4,G7など)
興和TSN-774/884 TE-11WZ にLUMIX G12-32㎜(カメラはGM1,GM1S,GM5など)

スワロSTXシリーズにLUMIX G20㎜F1.7(カメラはGX8,GH4,G7など)


従来のようにカメラレンズやカメラ本体は付属せず、別売りとなります。

【でじすこや】はオススメできるすべてのデジスコセットをどんどんご紹介いたします。
もちろん、組み合わせ内容もWEB版(IEやchromeで見るもの)であれば
詳細表示&パーツのリンクもなされているので、カメラやシステムのアップグレードを
計画されている方には参考にしていて頂けると思います。

■近日、正式アップされるデジスコセットメニューはこちら

投稿者 たーぼ♪ : 11:51 | コメント (0)

2016年04月04日

【ご案内】e-casioオンラインショッピング

カシオ&興和コラボ企画、第2弾「EXILIM EX-ZR60 X TSN-664デジスコセット」が発売開始となりました。
EXILIM EX-ZR60はハイスピードコンパクトに分類されるコンデジで、デジスコ機能的には上位機種のEX-100と同等なスペックを持ったカメラです。

・光学ズーム25㎜~250㎜(35㎜フィルム換算)、
・F3.5~6.5 10倍ズーム
・デジスコ撮影時に明るいシステムとなる
・1600万画素、1/2.3裏面照射型CMOS搭載
・高速連写 フルサイズ最大30枚/秒
・パスト連写機能
・フルHD撮影&同時静止画撮影
・最大1000fpsのハイスピードムービー
・見やすい3型TFT液晶画面(チルト構造)

興和TSN-664M/TE-17HDの組み合わせにマッチします。
総合焦点距離で実質およそ1000㎜~6250㎜
比較的、リーズナブルな入門システムとしてオススメです。

■詳しいお問い合わせはこちら

投稿者 たーぼ♪ : 11:03 | コメント (0)

2016年04月01日

【実験データ】LUMIX マイクロフォーサーズのISO耐性について

マイクロフォーサーズ機は4/3型CMOSというコンデジに比べると大きな撮像素子を使っています。
有効画素数は1600万画素ですから通常デジスコで使われる1/1.7型で1200万画素程度なので、1画素あたりの面積は4倍程度、従って、ダイナミックレンジが広いだけでなくISO耐性も高いことが期待されます。

すべてが同一条件ではありませんが、ISO200、400、800、1600で比較撮影をしてみました。

ピクセル等倍に伸ばした画像を画面サイズにトリミングしたものを600ピクセル幅で表示しています。
また、クリックすると原画ピクセル等倍になります。

まず、600ピクセルのサムネールで見る限りISO1600でも使えそうなノイズレベルと感じます。
クリックした状態の約1600ピクセル幅で見るとISO1600はさすがにディテールがつぶれているのがわかります。ISO800もやや解像感が劣るように見えますが、使えるレベルだし、ノイズが少ないので通常使える範囲だと思います。
ISO400はコンデジのISO200レベル、ISO200はコンデジのISO100レベルで両方ともプリント画質。

ISO200のシャッター速度に比べISO400はやはり2倍以上速いので「ブレ」の軽減がはかれます。
場合によってはISO400のほうが解像感がノイズ感を上回り綺麗な画質に見えるかも知れません。


TSN-884/TE-11WZ / DMC-GM1/LUMIX G12-32㎜


露出時間 1/8 s
F ナンバー f/4.8
ISO スピード レート ISO 200
露出補正値 -0.33 eV
レンズ焦点距離 22 mm
ホワイトバランス 自動ホワイトバランス



露出時間 1/15 s
F ナンバー f/4.8
ISO スピード レート ISO 400
露出補正値 -0.33 eV
測光方式 中央部重点測光
フラッシュ フラッシュ発光なし、発光禁止モード
レンズ焦点距離 22 mm
ホワイトバランス 自動ホワイトバランス


露出時間 1/15 s
F ナンバー f/4.8
ISO スピード レート ISO 800
露出補正値 -0.33 eV
測光方式 中央部重点測光
レンズ焦点距離 22 mm
ホワイトバランス 自動ホワイトバランス



露出時間 1/40 s
F ナンバー f/4.8
ISO スピード レート ISO 1600
露出補正値 -0.33 eV
測光方式 中央部重点測光
レンズ焦点距離 22 mm
ホワイトバランス 自動ホワイトバランス

投稿者 たーぼ♪ : 21:50 | コメント (0)