2018年04月26日
キヤノン Powershot G9Xmark2 でデジスコ
カメラが小ぶりなので全体的にコンパクトに収まります。
カメラはキヤノンのPowershot G9Xmark2です。
画像も素晴らしく1型CMOS 2000万画素でありながら8コマ/秒で撮影できます。
ISO感度も常用で400、薄暗い時には1600程度までは使えるでしょう。
もちろん、ISO200程度で写されれば画質もさらに良いものになります。
焦点距離は1100㎜~5000㎜(1100~2000㎜程度が写しやすいでしょう)
総合F値は1200㎜時でF3.5程度です(シャッター速度から換算)
ファインダーは無いので液晶画面を見ながらの撮影となります。
液晶画面をタッチして操作するため、ルーペ付の液晶フードを使われる場合は操作できるように加工する必要があります。
加工済みの商品も準備してあります。
カメラの操作性は難しい要素が無く、かなりお任せで写せます。(露出の補正は必要です)
AFの有効奥行きも広いので、スコープのピントリングで合わせてからはカメラで素早く正確に合わせてくれるので楽ができます。
電池の持ちも良く、合計3本あれば終日楽しめると思います。
デジスコは「セミAF」と呼ばれ、スコープのピントリングを優先してピントを合わせ
仕上げはカメラAFで合焦させます。
液晶画面上でピンのズレが見える時にはレリーズ半押しのままスコープで追いピンします。
焦点距離が1500~2500㎜と長いので機材ブレが失敗の要因です。
写す瞬間は揺らさないようにすると良い結果が得られます。
BR-G9X2は究具04(カプラーVCA-1)と組み合わせて使うことで、下記アイピースでデジスコを楽しめます。(確認アイピース)
Nikon 24/30xDS、30/38xDS、40/50xDS、50/60xDS
KOWA TE-17W、TE-11WZ、TE-14WD
SWAROVSKI STX25-60X85
DIGISCO.COM 30XW 20XW 28XW
カメラを望遠端に合わせ、VCA-1で接触間際で初期セットしてください。
それ以上、カメラレンズは突出しないので接眼レンズとぶつかることはありません。
このカメラはどのアイピースでも同じセッティングで同様の傾向を示します。
ワイド端では概ね四隅にケラレが出ます。2~3ステップズームアップして行くと、徐々に消えます。ズームアイピースをお使いの方はカメラズームをその位置で、アイピースのズームを使って倍率を調整することをお勧めします。
但し、強弱はあるもののテレ端に近づくと周辺減光が出ることが多いようです。その場合は一旦テレ端にして半押しをすると減光が収まることがあるので試してみてください。
当社カメラでブラケットはセットアップして出荷します。カメラレンズ外周とブラケット内周の間隔が均一になる場所で、下部のカメラネジで固定してください。
VCA-1(ステップアップリング使用)をねじ込めば出来上りです。
照準器・レリーズケーブルを取り付けてご使用ください。
① カメラ CANON PowerShot G9 X MarkII ブラック 44000円(2018/04/26現在)
② カメラブラケット BR-G9X2 29000円
③ カプラー 究具04 VCM-1 20520円
④接眼レンズアダプター P2 25509円
⑤デジスコケーブル 455US 2571円
⑥液晶フード HD-30WMC 右カット 17280円
⑦コレットホルダー CH-P11 15000円
⑧TSN-774専用 バランスプレート TSN-PS1(改)17200円
⑨ジンバル雲台 GIM-01 61500円
⑩ベルボン Velbon Geo Carmagne N635M II(脚のみ)47700円
⑪照準器システム DOS-CS218900円
2018年04月24日
Nikon1 J5と1NIKKOR 18.5mm/f1.8でのデジスコ 詳細レポート
お客様から以下のようなお問合せを頂きました。
「現在、600mm他で楽しんでいますが、体力的に限界を感じてデジスコに挑戦してみたくなりました。NIKON 1 J5を使用した3,000~4,000mm級のシステム例を御提案下さい。」
ご要望の焦点距離にピッタリ合わせるお奨めのシステムは1NIKKOR 30-110mmなどを使えば作れるのですが、特殊な組み合わせになり、難易度の面からもオススメできません。
また、1 NIKKOR VR 10-30mm f/3.5-5.6 PD-ZOOMを使ったシステムも良いのですが、ズーム機能は接眼レンズに任せて、ここは1NIKKOR 18.5mm/f1.8でキレの良い画質を目指してみたいと考えました。
実質の焦点距離が1250mm~2990mmとなるシステムです。
デジスコらしい絵は1500mm~2000mmぐらいで充分楽しめます。
システムのイメージは組み立てるとこんな感じです。
(ご依頼を頂ければ組み立て出荷いたします)
■参考記事(V3を使っていますがJ5も同様に写せます)
http://www.digisco.jp/blog/archives/2017/01/post_1188.html
http://www.digisco.jp/blog/archives/2017/01/post_1184.html
http://www.digisco.jp/blog/archives/2016/08/nikon1v3j5vjnik.html
■光学系
カメラ: Nikon1 J5
レンズ: 1NIKKOR 18.5/f1.8
スコープ:興和 PROMINAR TSN-884
■必須なもの
接眼レンズアダプター:DIGISCO.COM P2
カメラブラケット:【でじすこや】 Nikon1 18.5mm/f1.8 Fシリーズブラケット
ケーブルレリーズ:DIGISCO.COM デジスコケーブル455US
■あると便利なもの(代替え品があれば不要です)
液晶フード:DIGISCO.COM ルーペ付3インチ液晶モニターフード HD-30WMC
デジスコ用ジンバル雲台:DIGISCO.COM GIM-01
取り急ぎ、ご案内させて頂きます。
どうぞ宜しくご検討ください。
2018年01月03日
【あけましておめでとうございます】2017-2018年のデジスコカメラ
新年あけましておめでとうございます。
個人事業として2002年よりスタートし、法人成りして株式会社デジスコドットコムになりました。
おかげさまで通算16年、8000名を超えるたくさんのお客様に支えられて今日に至りました。
御愛顧頂きましたお客様、取引先様、仕入れ先様、皆様に厚く御礼申し上げます。
デジスコは野鳥写真愛好家の皆様に、一つの撮影文化として認めて頂き、また育てて頂きました。
16年経た現在でも新規に始められる方が多数おられます。
やはり、他に類をみない長い焦点距離で撮影できるデジスコは魅力的なのでしょう。
私も、いまだにデジスコで写すことが最高に楽しく思っています。
しかし、この16年という年月で大きく市況は変化し、また私を含めたデジスコ愛好家の皆様も年を重ねる結果となり、引退・休止など規模はどんどん小さくなりました。
変化に応じた事業にせざるをえなくなり、昨年より、事業規模を縮小するための実施をしてまいりました。
今後は充分なことはできませんが、最小の規模で可能な限り事業継続して行きたいと考えています。
非力なサポートになると思いますが、ライフワークとしてデジスコを支えて行くつもりです。
引き続き、どうぞ宜しくお願いします。
株式会社デジスコドットコム 代表取締役 石丸喜晴
さて、毎年恒例となります。2017-2018年のデジスコカメラについてです。
現在市販されているデジタルカメラでデジスコ用途に物理的に使用できる機種は次のとおりです。
① Nikon1 J5 VR10-30㎜F3.5-5.6 PDZOOM ,18.5mmF1.8
② CANON Powershot G9XmarkII
③ Panasonic LUMIX 20㎜F1.7 GH5、G8、G9、GF9、GX8、GX7Mark2
④ Panasonic LUMIX 12-32㎜F3.5-5.6 GF9、GX8、GX7Mark2
⑤ OLYMPUS M.ZUIKO25㎜F1.8 OM-D E-M1MarkII、PEN-F
⑥ OLYMPUS M.ZUIKO 14-42mm F3.5-5.6 II R PEN-F
※ミラーレス機は電子シャッター搭載の機種を列記しましたが、先幕連写のメカシャッターでも明るい日には写せます。
※同等機能の旧型ボディーも使える場合があります。
① Nikon1 J5 VR10-30㎜F3.5-5.6 PDZOOM/18.5mmF1.8
電子ビューファインダー(EVF)は搭載されていないのですが、V3と肩を並べる総合力が魅力です。4K機能もありますが、フル画素でプリキャプチャー撮影ができる「ベストモーメントキャプチャー」での撮影は飛び出しモノをしっかり写せるので推奨できます。AFをはじめカメラの応答性と速度は秀逸です。耐ISO性も良いのですが連写シャッター速度の下限が1/60秒と設定されておりISO感度を上げて1/60秒近辺まで明るくしなければならず結果的に画像が荒れることになります。もちろん、明るい環境なら持ち前の高画質でしっかり写せます。
接続はFシリーズブラケットで2種のレンズに対応し、スコープが単焦点の場合は10-30㎜、ズームアイピースの場合は18.5㎜を推奨します。
V3が在庫払底となり2年ほど前から噂のあるV4に期待がかかりますが、J5の機能や特性で充分にデジスコを楽しめます。
http://www.digisco.jp/blog/archives/2016/09/nikon82edsnikon.html
http://www.digisco.jp/blog/archives/2016/08/nikon1v3j5vjnik.html
http://www.digisco.jp/blog/archives/2016/07/nikon1185f18te1.html
個人的にイチオシのカメラです。PowershotGシリーズ最下位の位置付けですが、上位カメラ(G1X,G3X,G5X,G7X)はセンサーや複雑なレンズ機構で総合的な描写力を上げるために工夫がなされており、スコープにマッチするカメラはありません。しかし、G9XmarkIIだけは旧来のレンズシステムを使っているためか、スコープシステムと相性が良い結果となっています。電子シャッターではないのですが、レンズ内に配置された小さなメカシャッター(電子併用)で振動を起こすことなく静かな撮影ができます。連写速度も明るい環境なら8コマ/秒、暗い環境でもシャッター速度縛りなく超低速シャッター速度撮影ができます。チャンスがあれば最低ISOで肌理細やかな画質でしかも高い解像感でビックリデジスコ写真が写せます。名機SONY RX-100の高速連写版と言っても過言ではないでしょう。プリキャプチャー機能は無いので飛び出しモノなどの撮影には不向きです。
カメラブラケットも準備されているので安心して使えます(50セットあり)。
小型・軽量・安価なカメラです。液晶ファインダーはもちろんありません。タッチパネル操作のため液晶画面操作をする必要があり専用の液晶フードが必要となります。
改造液晶フードも作って解決しました。
デジスコカメラ買換えの方には絶対オススメ。質実剛健なカメラです。単焦点接眼レンズ付のスコープの方には特にオススメします。
http://www.digisco.jp/blog/archives/brg9x/index.html
③ Panasonic LUMIX 20㎜F1.7 GH5、G8、G9、GF9、GX8、GX7Mark2
マイクロフォーサーズLUMIXの該当機種はすべて4Kフォトも装備されているので飛び出しモノという飛翔写真が簡単に写せます。撮像素子サイズが大きいことで若干システム全体が暗くなるものの、薄暗い環境でも電子ファインダーは見やすく明るくしてくれるので助かります。レンズのAF機能が遅いのでベテランの方は諦めてマニュアルで写す場合もあります。20㎜単焦点レンズはズームアイピースとの相性が良くワイド端(25倍1000㎜)からケラレ無く設定できます。光量のある環境であれば小型センサーでは及ばない解像感と諧調を楽しむことができます。このシステムの場合は電池・メモリの交換時にブラケットから取り外す必要があります。
http://www.digisco.jp/blog/archives/2016/09/panasoniclumixg_2.html
http://www.digisco.jp/blog/archives/2016/05/4k_1.html
④ Panasonic LUMIX 12-32㎜F3.5-5.6 GF9、GX8、GX7Mark2
AFに速度があり、画質や解像感も優秀なレンズです。単焦点・ズームアイピースのついたスコープすべてにマッチします。電池やメモリ交換も装着したまま自在にでき、光学的な暴れ(明るすぎたり暗すぎたり)も少なく安定感のあるシステムが作れます。
もちろん4Kフォトなどを含めたマイクロフォーサーズの基本的な素質はすべて持ち合わせているのでオススメシステムになります。
http://www.digisco.jp/blog/archives/2016/10/_lumix_1232mm_2.html
http://www.digisco.jp/blog/archives/2017/06/tsn664mte14wdlu_1.html
⑤ OLYMPUS M.ZUIKO25㎜F1.8 OM-D E-M1MarkII、 PEN-F
M.ZUIKO25㎜F1.8という優秀なレンズとOLYMPUSのハイエンドカメラを合わせて使いたいというチャレンジャー向けのシステムです。画質は間違いなく良いです。問題は光学的な暴れが大きい事。初心者には手におえない現象が出ることもあります。但し、使用できる条件の中で撮影できた時の出来ばえは一味違います。さすが、ハイエンドカメラとうなってしまことも度々。過去から今までで100枚撮影して50枚残せることがあったカメラはこれだけかも知れません。カメラの良さについてはLUMIX/オリンパスで調べてみてください。コンデジでは体験できない「写真」を体験できる可能性があります。
http://www.digisco.jp/blog/archives/olympusem1mark225f18/index.html
⑥ OLYMPUS M.ZUIKO 14-42mm F3.5-5.6 II R PEN-F
E-M1のようにクラウン部分が出っ張っているとカメラブラケットの形状の問題で装着できないレンズもあります。また、スコープが単焦点の場合はズームレンズがあると重宝します。ワイド端F3.5はF1.8の倍ぐらい暗いと考える方も多いようですが、もともと接眼レンズを通して入る光束が細いのでレンズ中央だけの力で決まります。明るさはあまり変わりません。一般的には35㎜換算で40㎜程度まではケラれるので2倍ズーム程度ですが、1200㎜から2400㎜までズーム撮影できるメリットは大きいでしょう。このレンズも安価な部類ですが優秀な結果をしめします。
http://www.digisco.jp/blog/archives/2016/02/2016210flumixol.html
さて、2018年にはどんなカメラやレンズが出てくるのか楽しみな年になりそうです。数年前のように毎年モデルチェンジやマイナーチェンジというような開発合戦はなくなってきているようなので、同じ機種を長期販売するヨーロッパ的な企業活動になっているようです。デジスコパーツ開発もじっくりとやれる気がします。
当社も良いカメラに出会った時にはしっかり追いかけます。その節には皆様のアドバイス・ご要望などお聞かせください。
2017年05月15日
【新製品レポート】OM-D EM-1Mark2/M.ZUIKO DIGITAL 25mmF1.8インプレッション②
OM-D EM-1 MarkIIでのデジスコ撮影のポイント
■1 素早いAFを生かした撮影
超望遠撮影のデジスコでは追従型のAFは効果が無いと思い込んでいましたが、スコープでのピント調整範囲内では追従型AF/AEが効いているように思える連写撮影データを多数見ることができました。しかも18枚/秒という高速で撮影できるのでジャストピントで写る機会も増えているのでしょう。AF固定なら60枚/秒の撮影がAF追従同様に20Mフルサイズでできるのでこれもまた撮影成功枚数の増加につながります。この機能は間違いなくデジイチを超えている部分と思います。
■2 低速シャッター速度連写
メカニカルシャッターであれば1/10秒を下回るような超低速シャッターで撮影もできますが、超望遠撮影におけるカメラ発生振動(フォーカルプレーンシャッター振動)は画質にブレを生じさせます。従って電子シャッターを選択するのが良いのですが、電子処理の関係で暗いときの連写は(例えば1/60秒以上)ある速度以上でなければ露光時間が短いまま連写するので真っ暗な写真になってしまう結果とまります。
このカメラの場合、露出優先(Aモード)にした場合、電子シャッターにおいても露光時間を長くして連写できるように設計されています。実は最新のミラーレスカメラはほとんど暗い時は電子シャッターで連写ができないことが多かったのですが、カメラブレ無く無振動低速シャッター連写ができるのでデジスコファンにとってはありがたい結果となりました。
■3 プロキャプチャー撮影
プリキャプチャー機能の一種なのですが、どうやらNikon・CASIO・Panasonicのものとは違ったもののようです。他社のものは4K/6Kなどでデジスコに使えるものは60枚の一括撮影をして必要なものだけ処理するというような個別の撮影方法であったように思います。このプロキャプチャーはシャッタータイムラグ分だけ遡って撮影する機能で、半押しして待機していれば飛び出したタイミングでシャッターを全押しすれば設定に応じて最大14枚まで遡って写せます。従来のプリキャプチャーは例えば60枚を1shotとして写したものから必要なものを選択してから次の撮影に移る必要があり、手間と時間がかかります。プロキャプチャーは押した分+遡った写真しか写さないので、多少の記録待ち時間だけで普通に連写撮影している感じです。
いわゆる「飛び出しもの」がかなり高い確率で、機会を少なくすることなく写せます。
■4 状況に応じて使えるISO感度
4/3型CMOSということもありダイナミックレンジは従来のコンデジより進化しているのは予想できましたが、今回のレポートで改めて耐ISO性能が格段に向上していることがわかりました。状況に応じて適正値は異なりますが「ISO640でもノイズ感は極小」と言っても過言ではないと思えました。通常はISO200で写すことを推奨しますが、薄暗い環境ならISO800や1600も使ってみるのも良いと思います。ノイズは乗ってきますが、解像感や発色がキープされているのはローパスフィルターレスならではでしょう。
■5 無振動・無音撮影
本来は舞台撮影などでカシャカシャいうシャッター音を出さないことを目的にした「無音」ですが、野鳥撮影でも静かなことは画像メリットだけではなく動画撮影している方など周りの方への配慮として重要な要件と思います。
無振動&無音撮影ができるということは画質に与えるメカ振動が無いので本来光学系が持つ解像性能を引き出すことができるということにつながります。
このカメラはボディー内手ブレ補正が効いているようなのでさらに効果的であると思われます。
■6 まとめ ~欲しい機能を選ぶとこれになる
デジスコで使いたい機能を選択していくと、このハイエンドカメラになってしまいます。今現在はイチオシです。しかし、ボディーとレンズで20万円を超えてしまうので交換レンズを複数持ち、有用にボディーを活用されることをお考えの方にお勧めします。
簡単に・シンプルに写したい場合は他の機種を選びましょう。EM-1MarkIIは単純な撮影技能だけだは良い写真は得られ難いので機能を制限されて難しくない機種を選択するのが良いと思われます。
作例 <後篇>
プロキャプチャーと素早い連写機能を活かせば動きのある写真も可能です。
プロキャプチャーで写した画像。下記20コマの11コマ目です。
Aモード(露出優先)で写していますが、夕暮れで光量も無くシャッター速度は1/1000欲しかったので
ISOは2500となりました。この20コマの前に5コマほど待機している絵があり、この20コマ以降で10コマほど空白、その後若干前ピンで20コマ程度ありました。ちなみに秒間60コマでの撮影なので1秒程度の連写結果です。
※下記サムネールはクリックすると1枚ずつ大きく見ることができます。
モデル名 E-M1MarkII
シャッタースピード 1/1000 s
F ナンバー f/1.8
ISO ISO 2500
露出補正値 0.00 eV
測光方式 中央部重点測光
レンズ焦点距離 25 mm
レンズ モデル OLYMPUS M.25mm F1.8
オリジナルの日時 2017/05/14 17:08:48
左右どちらに飛ぶかわからない場合は中央よりに置きピンをして待ちます。距離が20m以上離れていれば1250㎜(ワイド端)でこの程度の大きさになります。
飛び出した瞬間にレリーズを押せばその9枚前(私の場合)から撮影されます。
この場合、手前方向に飛んだので追いピンは難しく、出だしの4~5枚が合焦範囲です。
結果論から言えば1/4000秒もシャッター速度が出ているのでISO800程度で良かったかも知れません。
モデル名 E-M1MarkII
シャッタースピード 1/4000 s
F ナンバー f/1.8
ISO ISO 2500
露出補正値 0.00 eV
レンズ焦点距離 25 mm
レンズ モデル OLYMPUS M.25mm F1.8
プロキャプチャーは連写速度を15/20/30/60fps(秒間何コマ)を好みで調整でき
今回は60fpsに設定して10コマ手前から写せるように設定しました。
羽の開き確率が高いであろう最速を選びましたが、カワセミの場合は20~30fps程度が良いでしょう。
調子に乗って長押しするとバッファが大きいので3秒程度続けられますが、処理時間が長くなるので次の撮影に待ちが必要となります。
モデル名 E-M1MarkII
シャッタースピード 1/1250 s
F ナンバー f/1.8
ISO ISO 1600
露出補正値 0.00 eV
レンズ焦点距離 25 mm
レンズ モデル OLYMPUS M.25mm F1.8
2017年05月12日
【新製品レポート】OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL 25㎜F1.8 カメラユニット
オリンパスの単焦点レンズ M.ZUIKO DIGITAL 25㎜F1.8のカメラ(レンズ)ユニットの発売を【でじすこや】オリジナルにて始めます。
現行、マイクロフォーサーズ用にオススメしている単焦点システムはLUMIXの20㎜F1.7レンズです。
画質や固定方法には定評がありますが、レンズの外径寸法の関係で小型のマイクロフォーサーズカメラは使えませんでした。
固定方法でカメラベースを使用するため電池交換などメンテナンス性にも制約が出る場合もあります。
さらに、レンズ自体のAF機能が遅いので速度を求めるユーザーにはオススメできませんでした。
今回のOLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL 25㎜F1.8はオリンパス・LUMIXのほぼすべてのマイクロフォーサーズ機に使用することが形状的・マッチング的にも可能です。
カメラのオデコ部分にあたる出っ張り(クラウン部分)の干渉を回避するためにレンズ取り付け部を出っ張らせて固定リングに接触しないようにすることでほぼすべてのカメラに装着が可能になりました。
推奨アイピースはワイド&ロング&アイレリーフを持つズームアイピース。
例えば興和TE-11WZの場合、ワイド端からケラレ&減光なく使用できるため1250㎜~3000㎜まで全域が可能。(スワロフスキー・Nikonモナークは未検証)
■価格は下記を参照ください。
TA4+3 7200円
F-009 1000円
F-007 8000円
F-003 3000円
F-001 10000円
F-002 6000円
-----------------------
合計 35200円(税込)
オリンパス M.ZUIKO DIGITAL 25mmF1.8 参考価格 34000円(5/10現在)
F-011 別売り 5000円(リモコン利用の場合は不要)
F-011用スペーサー 1㎝アルミスペーサー(手作りご要望あれば作ります)1000円 別売り
455US 別売り
DOS-CS2 別売り
■■ご注文・ご相談につきましては【でじすこや】まで
2017年04月16日
【新型カメラ・ブラケット】CANON Powershot G9X MarkIIデジスコ その1
Nikon1やLUMIXの超高速連写や4Kフォト・プリキャプチャー機能など
デジスコの既存概念を変えるスポーツ連写撮影が印象強い昨今です。
しかし、光量の少ない時の撮影においては1/60秒以上の明るさが無い場合、
露出不足の暗い写真になったり、フォーカルプレーンショックで
ブレたり連写ができないなどの弱点があります。
Canon PowerShot G9 X Mark IIの良いところは超低速シャッターで撮影ができること。
野鳥撮影の多くは光量不足な環境であったり、ズームで焦点距離を伸ばすので
シャッター速度が稼げなかったりします。超低速シャッターで写せれば低ISOで滑らかな画質で写せます。また、小さなレンズシャッターは発生振動が少なく、鮮明な画質で写せます。
例えば1/20秒のシャッター速度の場合でも秒間2コマ強の連写ができます。
1/100秒以上出せれば6~8コマ写せている感じです。
カメラの応答性はNikon1やLUMIXと同等なので、電子シャッターによる超高速連写とプリキャプチャー機能が無いことが差となります。
個人的には低ISOで超低速シャッターが使用可能なカメラを欲していたので
その部分では満足できたと思います。
おそらく、従来のデジスコファンはこの機能を好むと思います。
作例は最短6m~10mぐらいの近距離から写しています。
但し、当日は風が強く、時には枝が揺れて画角から被写体がはみ出してしまうほどでした。
撮影はバッテリー一本で1700枚。まだ電池マークが出ていなかったので燃費は良さそうです。
不満はタッチパネルと高光量時の制御・・・この件に関しては次回。
モデル名 Canon PowerShot G9 X Mark II
シャッタースピード 1/6 s
F ナンバー f/3.5
ISO ISO 200
露出補正値 0.00 eV
測光方式 スポット測光
レンズ焦点距離 14.504 mm
レンズ モデル 10.2-30.6 mm
モデル名 Canon PowerShot G9 X Mark II
シャッタースピード 1/40 s
F ナンバー f/3.5
ISO ISO 200
露出補正値 -1.33 eV
測光方式 スポット測光
レンズ焦点距離 14.504 mm
レンズ モデル 10.2-30.6 mm
モデル名 Canon PowerShot G9 X Mark II
シャッタースピード 1/20 s
F ナンバー f/3.5
ISO ISO 200
露出補正値 -0.33 eV
測光方式 スポット測光
レンズ焦点距離 14.504 mm
レンズ モデル 10.2-30.6 mm
モデル名 Canon PowerShot G9 X Mark II
シャッタースピード 1/20 s
F ナンバー f/3.5
ISO ISO 200
露出補正値 -0.67 eV
測光方式 スポット測光
レンズ焦点距離 14.504 mm
レンズ モデル 10.2-30.6 mm