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2007年11月28日

たーぼ♪さんのシステム

たーぼ♪さんの最新システムはこんなのです。

私もこれ欲しいですね。(^.^) 私のシステムは写真が無いので今日は紹介しませんが、NIKONのED78を中心にしたシステムです。3年前ぐらいのたーぼ♪さんのシステムに近いですね。カメラは最新のものを、雲台も究具01をレンタルして使うことが多いです。

実は、このたーぼ♪さん仕様のセットがでじすこやから販売されています。ご興味のおありの方はでじすこや店長ブログをご覧下さい。

投稿者 : 23:58

2007年11月26日

画像処理ソフト

画像処理のソフトは何を使っていますかと聞かれることがあります。自分自身はAdobeのPhotoshop7を数年前から使っています。本当はアップグレードをした方が良いのでしょうけれども、このままでもそれほど困ることは無いので当分これでよいかなと思っております。
新規で買われる方はフルバージョンのPhotoshopは高価ですので(photoshopCS3は10万円)廉価版のPhotoshop Elementsでよろしいかと思います。大概の処理はこれで出来ますので困ることは無いでしょう。

これらのソフトを使って行うことは色バランスの調整と明るさの調整、そしてシャープ処理ということになると思います。やり過ぎないさじ加減が重要です。

投稿者 : 23:55

2007年11月21日

照準器比較レポート


デジスコで良く使われる照準器を比較レポートしました。参考にしていただけましたら幸いです。

照準器比較レポートはこちら

投稿者 : 23:58

2007年11月19日

デジスコ用カメラ番外編

先日、デジスコ用カメラの変遷を書きましたが、定番のみの紹介で終わってしまいました。超爆速連写のカメラがあったことを書くのを忘れていましたのでちょっと紹介します。

オリンパス CAMEDIA E-100RS
秒間15コマ 5コマのプリキャプチャー機能、150万画素の光学10倍ズームのカメラです。
もともとは定価16万円と高価なカメラでしたが、その価格ではほとんど売れずに在庫処分5万円以下の叩き売りになりました。そこから人気が出たという経緯を持つカメラです。実は私も持っています。^_^;
デジスコとしての接続は難しい機種でしたが皆さん工夫をして使用していましたね。

SANYO DSC-MZ3
もうひとつの爆速連写カメラです。こちらも秒間15コマの連写と1コマのプリキャプチャー機能で200万画素の光学3倍ズームのカメラです。
アダプターが無かったため、こちらもいろいろな方法で皆さんが接続していました。

これらのカメラの魅力は一眼レフをもしのぐ連写スピードにありました。画素数が少ないのでプリント画質は期待できませんがwebで見せるぐらいなら十分に楽しめるものです。カワセミの飛び込みの写真などずいぶん楽しむことが出来ました。

投稿者 : 22:56

2007年11月16日

照準器について

照準器をはじめて使う方とお話をしたときのことを書いてみます。

スコープでの観察はやっておられて初めてデジスコをされた方とお話をして、感想を伺ってみて改めて照準器の重要性を感じました。

これまでスコープで観察しているときも鳥をスコープに入れることにかなりストレスを感じていらっしゃったようです。
今回照準器付きで撮影をされて、照準器での導入はとても楽であると感心しておられましたね。今日はじめてデジスコをしたがこれなら出来ると喜んでいらっしゃいました。

照準器は絶対に無くてはならないとまではいえませんが、装備されていれば確実に役立つものです。これで撮影時のイライラはかなり解消しますし、撮影機会が増えて撮り逃しが減ることになります。
一番気を使うピント合わせや構図のための操作をする余裕は可能な限り多い方が良い結果を残せると思います。

投稿者 : 11:58

2007年11月15日

CANON G9でのデジスコは?

CANONのコンパクトカメラのフラッグシップ PowerShotG9は魅力的なカメラですのでこれでデジスコをしたいという相談を良く受けます。
個人的にもこのカメラは気になっていて欲しいと思っているカメラのひとつです。しかし、デジスコ用としてはちょっとお奨めが出来無いのが実情です。

残念ながら自分で接続テストをする機会には恵まれていませんが、デジスコスタッフの定年隊さんが工夫をしながら使っておられる話からすると、一般的なデジスコ用カメラとは違って使えるズーム領域が狭くカメラズームを駆使しての撮影は出来無いようです。また、ただ接続しただけではケラレの問題などでまともに使えないようです。
このカメラに合った接眼レンズ選びなども必要です。
そういったカメラはマニアの方以外にはお奨めできません。つまり、ユーザー自身が機材を作り上げることも含めて楽しむ気持ちが無いと使えないカメラだと思います。

メインのデジスコ用カメラをお持ちで、不自由な点があることを承知でそれでもこのカメラを使いたいと思う方、ご自分で試行錯誤をして接続するバイタリティーがある方に限られます。

1台目のデジスコ用カメラとして選ぶことは私はお奨めしていません。

投稿者 : 23:54

2007年11月13日

デジスコの歴史 その3

ニコン クールピクス7900 このカメラもしばらくデジスコの定番カメラとして君臨しました。今でも使っている方は多いのではないでしょうか。

ニコンからは純正のカメラブラケットFSB-1/FSB-1Aが出ていましたが、当初は今ひとつ評価が高くはありませんでした。デジスコドットコムのカメラブラケットBR7900と組み合わせることによりカメラの性能を引き出すことに成功した最初の事例となったカメラです。
今回のブログのために過去の製品情報を読み返したらこのカメラって顔認識機能があったのですね。(ポートレートモードでのみ機能)ほとんど鳥しか撮影しない私はこの機能はすっかり忘れていました。^_^;

もうひとつ定番カメラとして君臨したSONYのW7です。

W1の後継機種として発売されデジカメとしては長期間販売されたこともあり、たくさんの方にデジスコ用カメラとして支持されたカメラです。このカメラもまだまだ現役で使われていますね。
こちらもメーカーサイトで確認していたら、機能の説明のページでカワセミの写真が出ていました。どうみてもデジカメ単体では不可能なデジスコ撮影のような写真です。


たまに振り返ってみるのも面白いですね。だんだん最近に近づいてきましたのでとりあえず、このシリーズは今日までにします。

投稿者 : 23:58

2007年11月12日

デジスコの歴史 その2

先週に引き続き、デジスコ用の歴代カメラをふり返ります。

デジスコが認知され始めたころの歴史に残るカメラ、ニコンのクールピクス4300の登場です。

このカメラはそれまでのニコンのコンパクトカメラと違い色鮮やかでシャープな写りが特長でした。鳥という細かい描写を要求される被写体にはピッタリで皆さんに愛用されたカメラです。もちろん私も使用していました。
このカメラも現在のカメラに比べればスピードなどの点で不満のあるものでしたが400万画素という点を除き、写りは今でも通用するぐらいのものです。


同時期のカメラでニコンの最高級コンパクトカメラ、クールピクス5000も一部で使われていました。
e5000_i.jpg
4300に比べるとワイド側からの設計なので組み合わせが難しい点がありましたが、2/3インチという少し大きなCCDによるメリットのあるカメラでした。


これらの半年後にSONYから登場したDSC-W1も名機のひとつです。

ニコンに比べるとノイズが少なくレスポンスが良いという特長があり、ニコンの4300と同じような接続パーツでデジスコ用カメラとして使用できたことも人気の要因でした。

投稿者 : 23:51

2007年11月09日

デジスコの歴史

かつてのデジスコ用カメラをふり返ってみました。2000年から2002年頃のことです。

当初はニコン クールピクス990、995などのレンズ部分が回転するタイプが良く使われていました。
995.jpeg

でじすこやの店長もこれを使っていたのを覚えています。
同時期のクールピクス880も良く使われていたと記憶しています。
e880a_i.jpg

これ以前にはクールピクス800なども使われていたようですが、その時期は私はデジスコをしていなかったので良くは知りません。

今のカメラからすれば遅いの一言のカメラですが、レンズなどにも今よりもお金がかかっていたようで画質は良かったと思います。
しかしながらデジスコに向く接眼レンズやアダプター類が整備されていなかったこの時期はケラレがあるのが当たり前の時期でした。
2倍程度のズームをしないとケラレなしの撮影が出来なかったのです。それが当たり前だったので誰も文句を言う人はいませんでしたね。

それ以降についてはまたご紹介します。

投稿者 : 23:58

2007年11月07日

デジスコケーブルの先端部強化について

デジスコケーブルは引っ掛けてしまったときなどの対策として先端部の取り付け部の強度アップをしています。
方法として先端部の金属チップの回転する部分の方まで熱収縮チューブをかけることにしました。これにより先端チップは回転しなくなるので若干着脱しにくいという問題はありますが、かなりの強度アップとなっています。

投稿者 : 23:14

2007年11月06日

焦点距離の計算


焦点距離とはレンズの中心から、レンズを通った光が像を写すまでの距離のことです。数字が大きければ大きいほど大きく写すことができます。
例えばIXY2000 ISは36~133mm(7.7~28.5mm)です。カッコの中の数字がカメラについているレンズの焦点距離そのものです。
36~133mmという数字はなんでしょうか。これは35mmフィルム換算の焦点距離と呼ばれています。

1.35mmフィルム換算焦点距離とは
デジタルカメラの場合フィルムにあたる電子部品である撮像素子(CCDやCMOS)の大きさがフィルムよりも小さいため、レンズによって映し出された映像の中心部分を切り出した状態となります。結果同じ焦点距離のレンズを使った場合、フィルムカメラよりも大きく写ることになります。(撮像素子の大きさが違うデジタル一眼レフに比べても大きく写ることになります。)

撮像素子の大きさにより同じ焦点距離のレンズで撮影しても写る大きさが違ってくるため比較がしづらいため、わかりやすくするため通常のフィルムカメラ(35mmフィルム)を基準にします。これを35mmフィルム換算の焦点距離と呼んでいます。
デジスコのシステムの説明などでの1140mmから3420mmなどというのは、35mmフィルムカメラ換算の焦点距離となります。


2.デジスコシステムでの焦点距離の計算方法

カメラの35mmフィルム換算焦点距離 × スコープの倍率 = システムの焦点距離となります。

30倍のスコープにIXY2000 ISを使用する場合の焦点距離は以下の通りとなります。

カメラズーム広角側
36mm × 30倍 = 1,080mm
カメラズーム望遠側
133mm × 30倍 = 3,990mm

カメラのデジタルテレコンを使用する場合はこれにその倍率をかければよいことになります。(画質の点であまりお奨めではありませんが)

カメラのEXIF情報からは35mmフィルム換算の焦点距離ではなくカメラのレンズの焦点距離しか判らない場合もありますが、下記の計算式で換算するための係数を出すことが出来ます。

IXY2000 ISの場合の係数
ワイド側の35mmフィルム換算焦点距離 ÷ ワイド側のレンズ焦点距離 
36 ÷ 7.7 ≒ 4.67

EXIF情報から得た焦点距離からデジスコシステムの焦点距離を導き出す計算式は以下の通りです。

焦点距離 × 係数 × スコープの倍率 = 撮影したときの35mmフィルム換算の焦点距離

例として上のカワセミの写真の焦点距離計算してみます。

スコープの倍率 35倍
カメラ IXY2000 IS  13.6mm(EXIF情報より)

13.6mm × 4.67 × 35倍 ≒ 2,200mm となります。

投稿者 : 23:42

2007年11月05日

884/774にTSE-14WDとTurboAdapter P1を取り付ける

KOWAのTSN-884/774にはTSN-600/660シリーズの接眼レンズを取り付けることが出来ます。また、デジスコドットコムのP1アダプターも取り付け可能です。
スコープを664や604から884や774にグレードアップする方は現在使っている接眼レンズを使用することも出来ます。取り付け方の説明はどこにもされていないのでここで説明を致します。

必要な接続用パーツ
TSN-VA2-CR ・・・ TurboAdapter P1を接続するために必要
TSN-TC3(824から変更の方はTSN-TC2) 
  ・・・ TSE-14WD(21WD、9WD、TSE-14WE、21WE)を接続するために必要。 

取り付け方をTSE-14WDを例にして順を追って説明いたします。

1.884/774にTSE-14WDとP1を取り付ける

  箱から出した状態

  スコープのリアキャップをはずす
  反時計回りに軽くひねって引っ張ると外れます。

  スコープの飾りリングをはずす
  反時計回りに回す取れます。

  接眼レンズTSE-14WDとTSN-VA2-CRとTSN-EC3を準備する。

  スコープにTSN-VA2-CRを取り付ける
  はずした飾りリングのついていたネジに取り付ける

  接眼レンズTSE-14WDにTSN-EC3を取り付ける

  スコープに接眼レンズTSE-14WDを取り付ける
  時計回りに回して止まるまでキッチリ奥まで入れてください。

  TurboAdapter P1を用意する

  スコープにP1のインナーリングを取り付ける
  TSN-VA2-CRのネジ部にP1のインナーチューブを取り付ける。

  スコープにP1のアウターチューブを取り付ける
  先程取り付けたP1のインナーチューブにP1のアウターチューブを取り付ける

  

投稿者 : 23:23

2007年11月01日

露出補正の例


露出補正 +0.3EV  露出時間 1/30秒


露出補正 -1.0EV  露出時間 1/30秒

どちらも同じ日の同じような時間に撮影した写真です。背景の明るさの違いによりこれだけ露出補正値が違います。露出時間を見るとどちらも同じ時間になっています。
2枚目の写真は鳥の向きの関係で影になっているのでカワセミの明るさが違っていますが、同じ向きを向いていたらカワセミは同じ明るさになっていたはずです。

投稿者 : 23:53