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2011年07月28日

【フォトコン】 JBF全日本鳥フォトコンテスト B-1

日本最大の野鳥写真フォトコンテストの作品募集は8月19日までです。
春~初夏で皆さんも作品がたくさんたまっていると思います。

臆することなくドシドシ応募してください。

昨年はデジスコでの応募は数点・・・でした。
私が拝見している皆様の作例のレベルであれば、昨年の応募作品に比較してみると
かなり上位に入ると思っています。

是非、デジスコの実力を野鳥写真界に教えてやってください。

皆様の応募をお待ちしております。

■詳しい応募方法はこちらから

投稿者 たーぼ♪ : 23:56 | コメント (0)

2011年07月27日

【でじすこや】 新しい仲間が増えました。 岡ちゃん登場!

【でじすこや】に強力な新人メンバーが仲間入りしました。私とは同年代の『岡ちゃん』です。
ブログの自己紹介を読んで頂ければわかりますが、根っからのカメラ好き(狂?)
明るく、朗らかなムードメーカーです。

主に、中古品売買を担当します。売りたいもの・買いたいもの、遠慮なく相談してください。

そうそう、この際ですから、皆様の押入れや物置に眠っているデジスコや野鳥観察関連の機材やパーツを一度整理されてみてはいかがでしょう?

きっと、今なら「高価買取」してくれると思いますよ~~~♪

岡ちゃんの「買います・売ります」ブログはこちら

岡ちゃんへのお問合わせやファンレターはこちら

■電話 042-498-5111 【でじすこや】岡崎

投稿者 たーぼ♪ : 17:00 | コメント (3)

【デジスコ用雲台シリーズ】  ⑨-1.ジンバル雲台 総論

★★デジスコ用雲台シリーズ★★

『ジンバル雲台』 デジスコエキスパートの大半が使っている秘密の道具です。一番質問が多く、一番理解されていない道具なのかも知れません。ジンバル雲台の素晴らしさをできる限り解説してみたいと思います。

⑨-1 ジンバル雲台 総論
⑨-2 機能の説明
⑨-3 デジスコならではの撮影方法に適合
⑨-4 分解してみよう
⑨-5 パーン棒について
⑨-6 各社製品と特徴
⑨-7 まとめ

投稿者 たーぼ♪ : 16:14 | コメント (0)

2011年07月26日

【撮影スタンス】 ⑦背景の選び方

【撮影スタンス】 写し方シリーズ

・背景の種類
背景の選び方は撮影のセンスやテクニックのポイントとなるところです。一般的には近い距離に枯れた葦やススキ・土塊などガサガサしたものがあると良い結果が出ません。なるべくスッキリした背景になるようなもの(例えば青空や水面・日陰・新緑など)を選んだり、花などの綺麗な色合いや雰囲気を持つものがあると良いでしょう。

・背景までの距離
花など、撮影時に主張させたいものは比較的近い距離でも良いでしょう。それ以外は一般的に被写体までの距離の半分ぐらいの距離があると綺麗にボケてくれると思うので作品のイメージを作りやすいと思います。

・背景の色合い、明るさ
コンパクトデジタルカメラは色や明るさに対するダイナミックレンジが狭いので中間の淡い差を出すのが苦手です。そこで、暗い背景であれば少し余計にマイナス補正して黒を潰してしまうなどのテクニックを使います。一般的には被写体の色合いをしっかり出すためには背景は暗めのほうが良いでしょう。

投稿者 たーぼ♪ : 15:45 | コメント (0)

2011年07月24日

【撮影スタンス】 ⑩ブラインドから写す

【撮影スタンス】 写し方シリーズ


例えば、ヤマセミのように人間に対して神経質な野鳥の撮影はブラインドと呼ばれる仮設のテントや迷彩ネットなどで作った常設の身を隠せる撮影場所から写す方法があります。野鳥の感や視力は驚くほど高いので、ほとんどの場合、野鳥からは隠れきれていないのですが野鳥からみると「あそこからは出てこない」という安心感を与えるのだと考えられます。
ある意味、野鳥に接近するためのマナーの一つのような気がします。夜明け前に現地に到着し、ブラインドや撮影機材をセット。野鳥がいてくれる間は脅威を与えない配慮をしながら撮影し、例えブラインドの中であっても無闇に動かない。野鳥が飛び去って視界から消えてから撤収する。こんな思いやりのある気持ちで撮影します。
但し、仮設のテントブラインドも常設ブラインドも敷地の主権者の許可を得るか、周辺に迷惑をかけない充分な配慮が必要です。

■詳しいお問合わせは

投稿者 たーぼ♪ : 15:48 | コメント (0)

2011年07月22日

【撮影スタンス】 ⑧雨の日の写し方

【撮影スタンス】 写し方シリーズ

天候がいまひとつでも撮影に出かけなければならない場合もあります。現地に到着したら雨が降り始めた・・・などということは良くあることです。もちろん出直すのも良いのですが、せっかくだから撮影してみるのも良いと思います。
一般的には野鳥の警戒心が少なくなり、近くで写せるチャンスともいえます。
この場合、機材の濡れや雨具に気がとられ集中力が乱れがちです。雨に対する機材と自らの雨よけなどに工夫が必要です。
屋外に出て写す場合には機材をビニール袋などでしっかり防水し、雨中でもカメラユニットに水が入らないようにします。また、自らはゴアテックス素材などの性能の良い雨具を身につけるのが良いでしょう。
他には、ブラインドを雨避けを兼ねて活用したり、車の中からの撮影にしたり、ハイドや建造物の中から写すなどの方法もあります。

投稿者 たーぼ♪ : 00:47 | コメント (0)

2011年07月21日

【撮影スタンス】 ⑥だんだん接近法

【撮影スタンス】 写し方シリーズ

追いかけずに写せれば一番良いのですが、どうしても近づかなければならばい場合もあります。この場合は「だんだん接近法」を使うと良いと思います。
野鳥までの距離が50mとします。まず、ターゲットを見つけたら例え遠くでもその場で1回写す。次に10m進み2回目の撮影をします。その時に野鳥の様子を見てこちらを気にしていないようであればまた10m進みます。3回目の撮影をして・・・5m進み写す、3m進んで写す・・・というように徐々に真っ直ぐ近づくのが良いでしょう。
近づき方が上手くないと必ず逃げます。このように「だんだん接近法」をマスターしていけば上達します。

投稿者 たーぼ♪ : 00:00 | コメント (2)

2011年07月20日

【撮影スタンス】 ⑪ハイドから写す

【撮影スタンス】 写し方シリーズ

バードサンクチュアリなどには野鳥が飛来するポイントに、野鳥と人を隔てる壁を作りその壁に野鳥観察用の穴を設けている施設があります。この、観察用の壁は「ハイド」と呼ばれています。
ブラインドと同様の効果があり、野鳥を警戒させずに観察することができます。多くの場合、ハイドは「観察用」とされていますがマナー良く活用できるならば「撮影」にも使用できます。
三脚・雲台を工夫しながら穴の大きさに制約され狭い範囲にはなりますが、野鳥の自然な姿を写すことができます。
野鳥を探すことなく目の前に現れますので、初心者の方にはオススメの撮影方法です。
ここでのマナーは限られた観察スペースなので「長時間独占しないこと」「譲り合う配慮をすること」「大声で話をしないこと」などです。公共の場所なので皆で楽しく使えるように心がけましょう。

投稿者 たーぼ♪ : 04:51 | コメント (0)

2011年07月18日

【撮影スタンス】 ⑤追いかけないで待つ

【撮影スタンス】 写し方シリーズ

どんなに隠れて移動しているつもりでも視覚の優れた野鳥から見れば、すべてお見通しなのです。大切なことは「このカメラマンは悪さをしないな」と野鳥に思わせることなのです。例えばブラインドに入っていても野鳥からはすべて見えているのです。しかし、ブラインドの中に入っているので出てくる気配が無ければ野鳥も警戒を解くのだと思います。
同様に、フィールドで普通に写す場合もなるべく追いかけず狙いのポイントに飛んできてくれるのを待つのが良いと思います。
撮影者がレンズを向けるとすぐに逃げるハシブトガラスも害の無い通行人であればすぐ傍を通っても平気なのと同じです。「追いかけずに待つ」これができるようになるためには経験と多くの学習が必要かもしれません。

投稿者 たーぼ♪ : 00:42 | コメント (0)

2011年07月17日

【撮影スタンス】 ④撮影できる隙間を探そう

【撮影スタンス】 写し方シリーズ

野鳥が目の前に飛来し、運悪く自分が構えている場所から枝や葉っぱが邪魔して写せない場合も結構あります。そんな時、上下・左右・前後を良く見回して写せる隙間が無いか探しましょう。上級者ほど隙間を探して、小さな移動範囲の中で三脚の上下などを頻繁に行って撮影チャンスを多くしています。デジスコの場合、機材が小さく軽量なので三脚の操作を面倒がらずにこまめに行えば撮影チャンスは大幅に増えるものと思います。

投稿者 たーぼ♪ : 00:40 | コメント (0)

2011年07月16日

【撮影スタンス】 ③野鳥までの距離

【撮影スタンス】 写し方シリーズ


画質は近いほど良くなります。これは被写体との間にある空気のユラギなどが原因です。空気が少なければ光学システムの性能をフルに発揮できます。デジスコの場合、短めの望遠レンズに比べれば何倍も遠くから写せますがその分画質が下がります。狙いの作品イメージにもよるのですが、5~20mぐらいが鮮明に鳥を中心に撮影する場合の距離(バストアップ~画角全体に入る)。背景や環境が良ければ50mぐらいまではデジスコらしさを出せると思います。
但し、野鳥の都合もあるので「逃がさない」「驚かせない」「警戒させない」などの距離を学ぶ必要があります。野鳥に近寄って飛んでしまうのは実は野鳥にとってはあまりダメージを受けてないそうですが、写せるチャンスを逃がしてしまうという意味では撮影者は損をします。もちろん、撮影仲間からもちょっとなにか言われるかも知れません。
上級者が同じ道具、同じ場所で良い写真を写せる理由はこの度合いを心得ているからかも知れません。

投稿者 たーぼ♪ : 00:37 | コメント (0)

2011年07月15日

【撮影スタンス】 ②立って写す

【撮影スタンス】 写し方シリーズ


狙いのポイントが複数あったり、初めてのフィールドで探鳥しながらの撮影などの場合は腰を伸ばした状態が基本形となるような姿勢で写せるようにすると良いでしょう。撮影スタイルは後日UP予定の(機材の基本操作)を参照してください。
移動する場合は広さに余裕がある場合はそのまま担ぎます。周りに障害物があったり他に通行人がいるようであれば、3本の脚をまとめて担ぐか、または脚を縮めて人に迷惑をかけないように心がけましょう。
長いものを持っての移動ですからできるだけ走らずに注意して移動してください。

投稿者 たーぼ♪ : 00:36 | コメント (0)

2011年07月14日

【撮影スタンス】 ①座って写す

【撮影スタンス】 写し方シリーズ


デジイチの自己発生振動すら画質に影響されるため、コンパクトデジタルカメラを使うデジスコ撮影。三脚が風で揺れたり、撮影時の手ブレなどの振動が発生すれば鮮明な画像で撮影することはできない。
座って撮影することによりこれらの問題点が回避されることが多い。例えば、三脚の脚をすべて伸ばすのと、座った高さに合わせた最小限の伸ばし状態とでは三脚の剛性が大きく変わり、また風によるブレも少なくなります。
さらに、折りたたみ椅子に大半の体重を預けることにより上肢の動作における体の重心が決めやすくなり、体や腕が動かしやすくなります。手ブレに対して体勢をとりやすくなり疲れも少ないので長時間の撮影に有用です。
体を低くしてジッとできるので、野鳥を驚かすことも少なくなりますので撮影チャンスも多くなります。但し、移動しながら写す場合には不自由な面もあるのであくまでも定点撮影に適した方法と言えます。

デジスコ通信 第3号(2003年8月18日号)よりコピー


■ …【たーぼ♪】…………………………………………………………………………
□ <第3回> 綺麗に写せる方法を毎回ちょっとずつ
■ …………………………………………………………………………………………

─────────────
第3回 ~座って写そう~
─────────────

私が持っている良い写真のほとんどが座って写しているんです。デジスコ撮影って焦点距離がものすごく長い撮影をするので、デジスコの小さな振動でも被写体の「ブレ」としては非常に大きく発現してしまいます。画角(景色を切り取って写す角度)が小さくシャッタースピードが遅いのですからとにかくブレます。デジスコは終始このブレとの戦いになります。機材についても多くの工夫はブレ対策が配慮されているのですがここでは撮影技術にテーマを絞ってお話させて頂きます。

鳥までの距離が遠ければブレの影響はより大きくなります。遠い被写体の撮影の難しさはここにもあるわけです。距離が半分になればブレの影響も半分になります。そうはいっても近すぎる必要はありません。7~20mぐらいの距離が鮮明に撮れる範囲だと思います。

次に三脚の高さです。テーマに「座って写そう」と書きましたがこれには三脚の高さも考慮されています。デジスコの重量(重心)が高いところにあればその分揺れる要素が多くなります。三脚の脚の剛性を考えると長くすれば弱くなりますよね。しかも先端の1段は細い訳ですから余計に揺れてブレの要因になります。座って写せば脚を伸ばさずにすみますからブレ防止には良い対策になります。

座って写すことの良さに人間工学的な面もあります。座っての機材操作と、立っての機材操作では人体の動きの軸が違います。当然、座っているほうが動きの歯切れが良くシャープで、機材に伝える振動も小さくなります。座って準備して鳥にピントを合わせ、機材から振動の縁を切るようにそっとレリーズを押してあげる・・「そっと」押すのが重要です。

そそ、良い写真を写すためには出会った鳥とできるだけ長い時間過ごすことが必要ですね。座ってじっとしていると鳥が落ち着いてくれるような気がします。こんな効果も座って写すことによる良い写真につながるかもしれません。

100円ショップで折りたたみの椅子を買って、是非、座って写してみてください。

投稿者 たーぼ♪ : 15:20 | コメント (0)

2011年07月12日

【撮影スタンス】 ⑨車の中から写す

【撮影スタンス】 写し方シリーズ

多くの野鳥は「車」に対しては警戒心が薄いと言えます。車を降りて姿を見せるとすぐに逃げてしまう鳥も、そっと近づいて車を止めると不思議と反応しません。鳥のそばに来て窓をあけると逃げる場合がありますので、窓は半開き程度で迫ったほうが良いと思います。
具体的には、助手席に三脚・雲台をセットして機材を取り付けます。助手席側の窓を明け、撮影します。
撮影できる範囲は限られますが、不足した領域は車を移動してカバーします。運転席に座って操作をするので腰をひねった状態での撮影になります。三脚のエレベーターを多用しますので指を挟まないように注意しましょう。
この撮影法は、自動車の運転に関わりますので、交通安全には細心の注意をはらってください。

投稿者 たーぼ♪ : 15:11 | コメント (2)

2011年07月10日

【撮影スタンス】 写し方シリーズ

撮影時の状況に応じて、どのように写すかいろいろ思っていることをまとめてみます。

①座って写す
②立って写す
③野鳥までの距離
④撮影できる隙間を探そう
⑤追いかけないで待つ
⑥だんだん接近法
⑦背景の選び方
⑧雨の日の写し方
⑨車の中から写す
⑩ブラインドから写す
⑪ハイドから写す

投稿者 たーぼ♪ : 23:53 | コメント (0)

2011年07月09日

【作品撮りのテクニック】 シリーズ(中級編)

作品を狙った写し方は、個々人のセンスにかかわる要素が多いのですが、皆さんがチャレンジするにあたってのヒントをメモしてみました。ひとつひとつの要素を深く掘り下げてみたり、複数の要素を加えて独自の作風を作ってみたり、また、まったく新しい切り口で写してみるのも良いかと思います。
ポイントは「意識して写す」ことだと思います。フィールドに出かける前、フィールドに到着して準備する時、野鳥が目の前にやってきたとき、是非、作品を意識して写してみてください。

①薄暗い時の写し方
②明るい環境での撮影
③遠い時の写し方
④近い時の写し方
⑤早い動きのある被写体
⑥白黒の被写体
⑦枝が手前にあるとき
⑧2羽一緒に写したい
⑨飛翔写真
⑩ドアップ撮影
⑪構図のとりかた

投稿者 たーぼ♪ : 01:00 | コメント (0)

【作品撮りのテクニック】 ⑪構図のとりかた

作品撮りのテクニック シリーズ(中級編)

野鳥単体、複数の役モノ、背景の色バランス、奥行きなどにより構図はいろいろなバリエーションが考えられます。デジイチに比べ野鳥が大きく表現される場合が多いのでデジスコ独特の構図があります。比喩するならば人物のポートレート撮影に似た考え方で良いと思います。一般的には画角が窮屈にならないためには、クチバシの先方向にできるだけ空間をあけるのが安定感のある構図となると思います。画面いっぱいにクチバシから尾羽までキチキチに入れると変な感じになるので少し引いて空間を配置するか、いっそ体の一部を画角の外に出してドアップにするなどの手法が良いと思います。

投稿者 たーぼ♪ : 00:12 | コメント (0)

2011年07月08日

【でじすこや】2011年7月10日:富士山の奥庭に立ち寄ってみませんか?

近です。

今週末は、撮影遠征のためお店を臨時休業いたします。
何卒ご了承ください。

7月10日(日)富士山5合目にある奥庭に遠征します!
当日は、話題の新製品や人気のブラケットで試写を行います!
試写予定機材は、1.BR-IXY210 2.FSB-8改です。
現行人気機種:PowerShot S95(BR-S95)も持ち込みます。

最新機材に興味のある方やお時間のある方はお気軽に
お立ち寄りください。昼食時には、ボリュームたっぷりの
美味しい食事をとりながら機材談義で歓談しましょう。

もしかしたら、スタッフ独断のお買い得情報もあるかも?
自由参加ですのでお気軽にお越しください。
現地でお待ちしております。

・日時:2011年7月10日(日)
・場所:富士山5合目 奥庭荘にて新機材の試写。
・時間:7:00~15:00現地に滞在しています。
・参加スタッフ:近、冨野
・現地集合、現地解散となります。予めご了承ください。

【ご注意】
7月1日に山開きしたばかりということもあり、当日はかなりの
混雑が予想されます。
現地には早めに来られる事をオススメいたします。

※雨天の場合は中止です。
9日午後発表の富士吉田市の天気予報で判断します。
9日のPM6:00に『でじすこやブログ』にて告知します。

※奥庭荘の詳細はこちらです。
ボリューム満点!美味しいお食事もお勧めです!
http://digisco.com/okuniwa/index.htm


投稿者 たーぼ♪ : 06:31 | コメント (0)

2011年07月07日

【作品撮りのテクニック】 ⑩ドアップ撮影

作品撮りのテクニック シリーズ(中級編)

基本は被写体までの距離を可能な限り近く、つまり、近づくテクニックが大きなポイントだと思います。最短合焦距離近辺でピント・露出がしっかり合っていれば超精細なビックリ画像が写せると思います。動きの早い鳥であればワイド側にしてシャッター速度を速めるのが良いでしょう。カワセミのように静止する瞬間のある鳥であれば目にピントを合わせて連写を繰り返して撮影枚数を稼ぐと良いのが混じります。
ピントを合わせるのは手前に来る目玉にすると良いでしょう。

投稿者 たーぼ♪ : 08:18 | コメント (0)

2011年07月06日

【写真集】 カンムリワシ

デジスコお仲間「福田啓人さん」の野鳥写真集第二弾!
【写真集】カンムリワシ 守るべきもの、石垣島の白い天使

本日より当店で取扱いを開始しました!

とても迫力のある写真集です。1冊いかがでしょうか。

※写真集詳細やご注文はこちらから!!
http://www.digiscoshop.com/digisco_mart/raichosha_kanmuri.htm

by kon

投稿者 たーぼ♪ : 15:58 | コメント (0)

2011年07月05日

【作品撮りのテクニック】 ⑨飛翔写真

作品撮りのテクニック シリーズ(中級編)

デジスコでの飛翔写真がなぜ難しいかというと、液晶画面に写されている映像が少し遅れて表示されていることと、レリーズを押してからシャッターが切れるまでの時間が長いこと、なぜか大きく写すクセができてしまっていることの3点です。最近のコンパクトデジタルカメラは飛躍的に表示速度や応答速度が進化しましたがデジイチに比べるとかなり遅れます。
撮影のポイントはできるだけワイド側、もしくは遠い距離に位置して画角を広くする。デジイチでは飛び出す方向の後ろ側に被写体を見ながら置きピンで待機して飛び出したら連写!という撮影プロセスですが、デジスコでは同じようにやっても画面に入らないことが多いので、置きピンをして画角よりさらに後ろに被写体を置き、左目の照準器で見える飛び出しに対応するというような手段をとります。
ワシタカが大空を舞っているもの、鴨たちの離水、カワセミのホバリングなどそれぞれに細かいテクニックはありますが被写体の動きを知り、先読みしながら写すという難しさがあります。失敗も多いので、飛翔写真を狙うなら専念したほうが良いと思います。

投稿者 たーぼ♪ : 11:04 | コメント (0)

2011年07月04日

【作品撮りのテクニック】 ⑧2羽一緒に写したい

作品撮りのテクニック シリーズ(中級編)

「つがいの仲良い写真を写したい」と皆さん考えます。デジスコの被写界深度は10m先で4~5cm程度ですから2羽の目と目の奥行き距離を2~3cmにしなければなりません。従って、真正面から2羽の距離が合っている状態を狙わないといけません。撮影位置を移動できるなら同じピント位置で2羽の目に合う位置に移動するのが良いのですが、難しい場合は、どちらか1羽にピントを合わせ1羽はぼかすと割り切って写すしかありません。また、できるだけワイド側にする・より遠くから写す、などの手を使えば被写界深度を深くできます。

投稿者 たーぼ♪ : 23:02 | コメント (0)

2011年07月02日

【作品撮りのテクニック】 ⑦枝が手前にある時

作品撮りのテクニック シリーズ(中級編)

「枝かぶり」というような表現をしますが、野鳥撮影の場合はいつも悩まされる状況です。
深い枝の奥にいる場合はどうしようもないのですが、手前に1本の枝が邪魔しているような場合、基本は撮影位置を左右上下に変えてみることがポイントです。上手く枝の影響が無い角度を見つけたら、テクニックとしては面倒がらずに三脚の伸縮をして抜ける位置から写すということになります。その際、手前に枝が残っているとAFがその距離に合ってしまうので、レリーズ半押しAFロックのままピントリングで追い込んで写すという方法をとります。また、全身を入れて枝が邪魔な場合は思い切ってバストアップなど画面を切ってドアップで写すことが良いかも知れません。

投稿者 たーぼ♪ : 02:02 | コメント (0)

2011年07月01日

【作品撮りのテクニック】 ⑥白黒の被写体

作品撮りのテクニック シリーズ(中級編)

例えばミコアイサのように黒い頭の中に黒目があるような場合、そのそばに白い部分があるというような色合いの被写体の撮影は非常に難しい撮影になります。黒をつぶさず、白を飛ばさずにコンパクトデジカメの狭いダイナミックレンジに収めるのは難しいと思ってください。野鳥撮影の場合、目がポイントになりますからこの場合は黒を潰さないために白を諦めるというのが正解のような気がします。

投稿者 たーぼ♪ : 09:29 | コメント (0)