野鳥写真にチャレンジ
「デジスコ」の撮影方法 1 (準備)
身近な場所で写真を撮ってみよう
遠くから大きく写せる方法
「デジスコ」の○と×
「デジスコ」の機材紹介 1
「デジスコ」の機材紹介 2
「デジスコ」の機材紹介 3
「デジスコ」の機材紹介 4
「デジスコ」の撮影方法 1
◆さあ、撮影に出かけよう
自宅で組み上げて試写してみましょう
機材のセット
機材の準備ができたらやはり写してみたくなりますよね。
ここでは「鳥の撮影方法」というよりも「デジスコ機材の使用手順」的な解説をします。実際は大あわてしていることが多く私もこの通りできている訳ではないのですが・・・。ここでの手順を参考にして自分の撮影スタイルを作ってみてください。そしていっぱい写して体で覚えましょう。目の前に珍鳥がいる時に「マニュアル読みながら撮影」という訳にはいきませんから(笑)
すぐにフィールドに出て撮影するのも良いのですが、できれば自宅の中(狭いと無理かなぁ・・)か、自宅から外の目標物を作って試写してみましょう。手順やセッティングをここで決めてからフィールドに出た方が失敗が少なく楽しい撮影になると思います。
デジスコは何枚写してもフィルム代や現像代が不要ですからお花でもぬいぐるみでもかまいませんいっぱい写しましょう。
写したらパソコンにデータを移してじっくり見てみましょう。
同じことを何度も繰り返してみてください。
いつのまにか「デジスコカメラマン」になっていると思いますよ。

右の写真は私の「実験ダンボール」です。(笑わないでくださいね)いろんな機材や写し方を比較する時に150Wのレフランプで照らして10mの距離で写します。結構厳密に比較できますよ(笑)
@三脚と雲台  
    しっかり捻って雲台を固定しましょう。私は雲台をプライヤーを使ってしっかり捻るようにしています。
    三脚と雲台の接合部がゆるいと雲台全体が回ってしまうこともあります。

Aクイックシュー(ビデオ雲台などについている固定治具)がある場合  
    裏のネジでしっかりスコープに固定しておいてください。

B雲台にスコープを取り付ける
    三脚の脚を伸ばしきちんと開いてください。しっかりした状態でスコープを載せ裏側からネジを締めてください。
    念のためしばらくしてからもう一度締め付けてください。
    クイックシューの場合ははめ込んでレバーでしっかり固定してください。

Cデジカメに接続アダプターとカプラーを取り付ける。強からず弱からず(^。^;)

D接眼レンズとアダプターをスコープ本体に取り付けてください。

Eアダプターにカプラーを接合してください。

Fレリーズステーにレリーズケーブルをセットしてください。

G雲台の水平移動は軽めに、上下移動はちょうど固定されるぐらいにセットしておいてください。 

    
カメラやスコープのセットアップ  (ニコンフィールドスコープ&TurboAdapter/E4300の場合)
@カメラの電源を入れてみましょう。上部ダイアルをSETUPにしてください。

A上手になれば自分のスタイルを作って欲しいのですが、とりあえず標準的なセットをしましょう。
     ・上部ダイアルで「SETUP」を選びます
     ・液晶画面に出たSET-UPを操作して表のようにセットしてください。(書いていないところはそのまま)
SETUP 1 SETUP 2
画質モード FINE ボタン設定
画像サイズ 2272 撮影確認ランプ
フォルダ設定 撮影情報 info.txt
モニタ設定 日時設定
パワーオフ設定 5M インターフェース
連番モード 言語(LANG)
カードフォーマット 撮影前にフォーマットする ユーザー設定クリア

B次に上部ダイアルを「M」にセットしてください。次に液晶画面右下の「MENU」ボタンを押してください。
     ・液晶画面に出た各項目を次のようにセットしてください。
PAGE 1 PAGE 2
ホワイトバランス AUTO 画質(QUAL) FINE/2272
測光方式 中央重点 感度設定(ISO) 100
単写 単写 露出制御(EXP)
BSS OFF フォーカス(FOCUS) AUTO/S-AF/MF
階調補正 AUTO ブランケッティング(BKT) OFF
輪郭強調 AUTO ノイズ除去(NR) OFF
コンバータ OFF カードフォーマット

C液晶上にある4つのボタンの左から3番目のFLASHマーク(稲妻)を数回押して○のなかに稲妻
     「フラッシュ禁止」にあわせてください。

D5〜10mぐらい先のはっきりした目印にレンズをあわせてみてください。

Eスコープのピントリングを回して液晶画面の中がくっきりするように合わせてください。
     
Fさて、一度シャッターを押してみてください。チカッ!と小さい音がしてファインダー横の緑色がちかちか
     するはずです。一瞬画面が消え、その後写した絵が2秒表示されるはずです。

G写した画像を見るにはa、上部ダイアルで「再生」を選ぶか
     液晶画面右下の「Quick」ボタンを2度押してください。
     液晶横の丸いスイッチで左右操作すると順番に見れます。
     拡大したい場合は「T」ボタンを何度か押せば6倍までできます。


   

さて、上手くいきまいたか?次はいよいよフィールドに出ての撮影です。
なんかわくわくしてきましたね(^-^)/