2021年05月20日

【BR-RX100M7 着脱改造】

今までお勧めしていたVA3直結方式は、カメラの着脱・縦横位置の変更など不自由な面がありました。
そこで、今回はTA4を使っての着脱方式のご紹介です。
※※現在、AR-52,AR-58などVA3に接続できるφ60.5リングがメーカー欠品になっているのでステップアップリングなど併用で工夫してください。


レンズ間寸法はVA3の調整幅で吸収できます。TA4,TA4+3、TA4+5なども使えます。


TA4のネジひとつで縦位置・横位置の変更も抜け落ちなく楽しめます。
もちろん、着脱も自在です。


接続アダプターはturbo adapterP1のアウターリングを使用します。(インナーは不要)
TSN-884・TSN-VA3・AR58・58→52ステップダウンリング・P1アウターリング→←TA4・BR-RX100M7

やっぱり、着脱式&縦横回転自在って必須かもしれません。

投稿者 turbo : 16:25 | コメント (0)

2020年09月16日

【新製品】BR-RX100VII 追加リリース 6台限定


2019年6月に発売となったDSC-RX100VII。2012年に発売となり、デジスコご用達DSC-RX100(初代)から営々と進化を続け7代目。しかも、すべてのモデルが現役で今でも市販されているというモンスターモデルである。
1型2010万画素センサーを搭載していることは共通だが、センサーは5代目からExmor RS CMOSセンサーというメモリー積層の超高速処理のセンサーに進化している。
Sony α9でも採用されている最高20コマ/秒の連続撮影時、最大60回/秒のAF/AE演算処理ができるCPU BIONZ Xはコンデジの常識を塗り替えたことは間違いないと思う。
レンズは焦点距離(35㎜換算)、24㎜広角~200㎜望遠をカバーする万能型となった。一般的なデジスコ用接眼レンズでは相性が悪く興和TSN-VA3のみ許される相性となる。従来主流の50㎜を中心としたものではアイレリーフが大きく不足してしまい事実上ケラレが多すぎて使い物にならない。TSN-VA3との組み合わせならばシステム焦点距離900㎜~2800㎜をケラレや周辺減光を気にせずに使える。明るさはカメラ解放F値で900㎜F4.0~2800㎜F4.5を示していた。VA3は接眼レンズではなくフォト&ビデオアダプターx14レンズであり、残念ながらカメラを外して野鳥観察をするのは難しい。

カメラの利点の説明は後日として・・・・・
SONY DSC-RX100VII/RX100VI専用のカメラブラケットBR-RX100VIIを10台作りました。
自分用に設計製作したのですが、1台作るよりも10台作ってイニシャルコストを分散したほうが使われる方にメリットが出ると思い製作しました。
今回はTSN-VA3をお持ちでないとご使用いただけません。予めご了承ください。

光学焦点距離はワイド側のケラレを除けば900㎜~2800㎜、この間、デジスコ設計史上で一番ストレスなく、そして高画質な撮影ができるシステムが出来上がったと自負しています。
もし興味のある方がいらっしゃいましたらご購入をご検討ください。
以前より、ご予定頂いているお客様分を除き5台ほど準備できそうです。

システム構成は
①スコープ 興和TSN-884/774
②フォト&ビデオアダプター TSN-VA3
③接続リング TSN-AR58
④BR-RX100VII
⑤SONY DSC-RX100VII/RX100VI


また、TSN-VA3については中古品を2台準備できると思います。(価格応談)
※2020.09.15現在 2台


BR-RX100VIIは2種類の形態で準備できます。

■BR-RX100VII(レリーズシステムなし) 価格55000円(税込)
※2020.09.15 現在2台
SONYリモートコマンダーRMT-P1BTなどリモコンで操作する場合

■BR-RX100VII SRS2シーソーレリーズシステム付 価格71000円(税込)
※2020.09.15現在4台

お問合せやお申し込みは
BR-RX100VII宛info@digisco.comまでお願いします。

投稿者 turbo : 11:26 | コメント (0)

2020年07月01日

BR-RX100VIIの情報 レンズ間距離

VA3をどのぐらい伸ばして使うのか?

という答えとして約28mmとお答えします。
もう少し詰めても良いのですがレンズ衝突は避けたほうが良いでしょう。

そして、ナイロン結束バンド、250㎜程度のもので近づきすぎないように
ギューッと締めておけば、事故も減ると思います。
しかも縦位置・横位置の回転も安心してできると思います。

投稿者 turbo : 18:55 | コメント (0)

2020年06月30日

②SONY RX100VIIでデジスコ 作例


久しぶりの新型デジスコ。マイクロフォーサーズとCANON Powershot G9XmarkIIがあれば旧来のデジスコよりサクサク写せるので、これでいいかなぁ~・・・って思っていたらSONY DSC-RX100VIIに巡り合ってしまいました。スコープについては使えるものが興和TSN-884/774なのですが、これはデジスコファンにとっては良い話。しかし、問題となるのは廃盤となっている接眼レンズ(フォトアダプター)TSN-VA3。これを持っている人だけに許されるデジスコシステムが誕生してしまいました。アダプターを10台分作ったのですが、「噂」段階で売り切れ。こんなカメラ今まで無かったからデジスコファンはやりたくなりますよね。
まあ、作例を見てやってください。写しやすく、いろんなことができるデジスコシステムになりました。

■実質的な光学焦点距離は900㎜~2800㎜
TSN-VA3(以下VA3)をフォトアダプターとして接眼レンズ代わりに配置してSONY DSC-RX100VII(以下RX100VII)を装着すると焦点距離360㎜~2800㎜(35㎜フィルム換算)となる。しかし、ワイド側から900㎜程度まではケラレが発生して使い難い。
このデジスコシステムの実質的な総合焦点距離は900㎜~2800㎜と言える。

ワイド側 約900㎜


約1600㎜


約2000㎜


テレ端 2800㎜

■思いのほか明るいのかも
ワイド端900㎜はカメラ表示でF4.0、テレ端2800㎜はF4.5の解放値。特にテレ側で従来のデジスコより明るく感じる。最大で2800㎜なので明るい間にテレ端に至るということなのか?とも思うが、わりに環境が暗くなってもテレ端まで使うのは明るいからかも。

2800㎜ 15m ISO400 F4.5 1/160秒

続きます

投稿者 turbo : 15:15 | コメント (0)

2020年06月23日

①SONY RX100VIIでデジスコ カメラ性能

SONY DSC-RX100VIIを使用したデジスコが史上最高に快適なデジスコになることが確認された。
①カメラ性能
②作例
③パーツ詳細
の3項目を順次記事にしてみる。

■RX100は7代目
2019年6月に発売となったDSC-RX100VII。2012年に発売となり、デジスコご用達DSC-RX100(初代)から営々と進化を続け7代目。しかも、すべてのモデルが現役で今でも市販されているというモンスターモデルである。

■メモリー積層の超高速センサーは異次元の速さ
1型2010万画素センサーを搭載していることは共通だが、センサーは5代目からExmor RS CMOSセンサーというメモリー積層の超高速処理のセンサーに進化している。

■α9搭載のBIONZ Xが演算
Sony α9でも採用されている最高20コマ/秒の連続撮影時、最大60回/秒のAF/AE演算処理ができるCPU BIONZ Xはコンデジの常識を塗り替えたことは間違いないと思う。

■搭載レンズがTSN-VA3とピンポイント&ベストマッチ
レンズは焦点距離(35㎜換算)、24㎜広角~200㎜望遠をカバーする万能型となった。一般的なデジスコ用接眼レンズでは相性が悪く興和TSN-VA3のみ許される相性となる。従来主流の50㎜を中心としたものではアイレリーフが大きく不足してしまい事実上ケラレが多すぎて使い物にならない。TSN-VA3との組み合わせならばシステム焦点距離900㎜~2800㎜をケラレや周辺減光を気にせずに使える。明るさはカメラ解放F値で900㎜F4.0~2800㎜F4.5を示していた。VA3は接眼レンズではなくフォト&ビデオアダプターx14レンズであり、残念ながらカメラを外して野鳥観察をするのは難しい。

■図抜けた爆速AFには誰もがカルチャーショックを受ける
デジスコ的に言えば、とにかく俊敏に動く。357点の像面位相差検出AFに加えて、コントラスト検出AF枠レンズ駆動で世界最速0.02秒。初代を使いこなしている方にはイメージとして3倍以上早いと言えばわかりやすいかも知れない。
AFも撮影画面を見ているだけでも「え?コンデジ?」と驚かされる。細かく広いAF枠に測距マークが被写体を追い続けているのがわかる。初代、2代目を愛用していた筆者としては特技のミラクルな撮影技術を駆使しなくてもAFはやたらに速く正確に動き、連写が速いこと、記録枚数が多いことで成功写真を間違いなく増産してくれる。

■光学ファインダーを見ているような画面表示
連写中のブラックアウトが見えないので瞬きの無いシームレスな表示は新鮮そのもの。光学モニターを見ながら撮影している気分になる。この特徴はすぐに慣れるのだが、従来のブラックアウトのある連写画面を改めて見るとギクシャクした画面にショックを受ける。

■使える電子シャッター
電子シャッターで撮影すると記録時間差のためローリングシャッター現象(コンニャク現象)と言われる直線が曲線になってしまうため違和感があったが、センサーにメモリーを積層した高速記録の効果で解消された。メカシャッターでは1/2000秒が上限になり、明るすぎる時には露出オーバーとなり上手に絞らないと簡単には写せないことが多かった。デジスコの場合、20枚/秒の高速連写設定がなされていることが多く電子シャッターが常用されるためローリングシャッター現象なしに安心して写せるのは助かる。最速1/32000秒まで切れるので1/10秒の低速シャッターから事実上上限なしのシャッター速度まで露出解放設定だけで自動調整してくれる。
 シャッター速度との相関で1/60秒以下のシャッター速度領域では1/60秒で縛られたまま強引に真っ暗な写真を量産するカメラも存在した。RX100VIIにおいては暗くてシャッター速度が遅くなっても適切な調整がなされ、例え、1/10秒の低速シャッターでもそれに合った連写速度に調整されるので不安はない。

■どこまでも追いかけるAF、リアルタイムトラッキング
AIというものに無縁に近かったコンデジの世界だが、レリーズ半押しで認識させた被写体を撮影者の操作よりはるかに速く画面上で追いかける。もちろん、デジスコ独特のピント幅の中でだが、野鳥撮影において止まりものなら従来機の倍ぐらいのピント幅がありそうである。半押しで一度捉えたら良いシーンまで待つもよし、連写し続けるもよし、AIの恩恵を受けることができる。

■タッチトラッキングとは
例えば3羽が画面上にいるとする。液晶画面でその一羽にタッチすると、その個体のピントを追い続ける機能。液晶フード使用の私は、フードから指を突っ込めるように一部を切り取ったものを使っている。

■多彩なAF機能をカスタマイズできれば自分だけのAFを作れる
直感的なタッチフォーカス、タッチシャッター、タッチパッド機能、なにやら使えそうなフォーカス位置循環、425点AF細分化表示、その他様々な合焦機能を使いこなせれば撮影がより簡単になる。

■幅広いZOOM焦点距離
単焦点フォトアダプターTSN-VA3(14倍)で24㎜~60㎜を除く60㎜~200㎜(900㎜~2800㎜)のシームレスなズーム撮影ができる。3倍強のズーム撮影がこの小さなカメラでできるのが嬉しい。ズーム倍率による画質の劣化は見受けられない。


■デジスコにおいては明るいカメラ
ワイド端はF2.8と驚く数値ではないが、開放で撮影すれば60㎜~200㎜までF4~F4.5で写せている。カメラ表示F値ですべてが語れるわけではないが、900㎜~2800㎜の焦点距離でカメラはF4.5以内で認識しているということは明るいシステムと考えても良いであろう。

■手振れ補正
最大4段の手振れ補正能力があるのだがデジスコでの効果は不明である。焦点距離200㎜で4段分であれば少しは効果が出そうな気もするが、立証までにはもう少し経験が必要。

■ホワイトバランス
特に中央重点やスポット測光にすると色合いが変わってしまうことが起こりやすい、もちろんAWBは最新の判断基準で駆動しているので心配はないのだが、心配であればHDR機能含めてカスタマイズして使うことができる。

■測光能力が高いと狙い通りの明るさで写せる
「マルチパターン測光」「中央重点測光」「スポット測光」に加え、「ハイライト重点測光」と「画面全体平均測光」を搭載。1200ポイントをリアルタイム測光&評価は撮影者の強い味方になる。

■シャープネス設定のパラメータが広がった。
もともとの画質レベルが高くなければ意味のない拡張であるが、ここ数年はコンデジの性能が上がり、カメラ本体の付与範囲に不足を感じていた。撮影後のシャープネス加工がなくなれば画像データ処理時間が短縮できる。


■■■総評(考察)
筆者は20年間、100台を超えるデジスコ用カメラを評価してきたが、マニュアル感の強かったデジスコが一気に自動化された感じである。もちろん、小さなセンサーを徹底活用した超高倍率コンデジに比べ、三脚・雲台は必須なのでまだまだハンドリングは悪いが、デジスコはコリメート法による高い焦点距離と1型センサーの画質は特筆されるものである。
過去に評価したデジスコシステムの中で最も簡単に写せ、最も素早い反応を示した。反応速度が圧倒的に速く正確なのでまばらに切り取られた映像の中に隠されたシーンを捉えることができるシステムになった。焦点距離は900㎜~2800㎜と5000㎜まで写せるシステムに比べ、控えめではあるがデジイチに比べれば2~3倍の焦点距離で精緻な2000万画素の写真を写せるのである。マニアックに特筆すると、ワイド端が900㎜から使えることもデジスコとしてはメリットと言える。従来が1300㎜ぐらいであったことを思うと「引き」のデジスコができる。もちろん、センスのある人なら飛翔写真も写せるであろう。
とても残念なのはワイドで高ハイアイなフォトアダプターTSN-VA3を所有していないと実現できないシステムであること。市場には数千本発売されているはずなので多少であれば代替できるが専用カメラブラケットを市販化する量には届かないので一部のユーザーのみ楽しめるシステムとなってしまう。
別項にて記事にするが、デジスコ動画、いや、ビデスコとしての適性も非常に高い。外部マイク端子が装備されたことや、レンズ駆動振動も小さめであるため外部単一指向性マイクを装着すれば4K動画の撮影ができる。超望遠で揺らさずにズーミング録画ができる。動画をやっている方には吉報ではないかと思う。

このシステムを所有するチャンスがある方には、自信をもってオススメします。スコープ・カメラの今後の進化を考えても大きく変わることのない完成形と言っても過言ではないと思う。興和さんがTSN-VA3を100台作ってくれたらカメラブラケットを100台作ります(笑)


投稿者 turbo : 13:41 | コメント (0)

2020年06月22日

【新製品】BR-RX100VII 限定発売


2019年6月に発売となったDSC-RX100VII。2012年に発売となり、デジスコご用達DSC-RX100(初代)から営々と進化を続け7代目。しかも、すべてのモデルが現役で今でも市販されているというモンスターモデルである。
1型2010万画素センサーを搭載していることは共通だが、センサーは5代目からExmor RS CMOSセンサーというメモリー積層の超高速処理のセンサーに進化している。
Sony α9でも採用されている最高20コマ/秒の連続撮影時、最大60回/秒のAF/AE演算処理ができるCPU BIONZ Xはコンデジの常識を塗り替えたことは間違いないと思う。
レンズは焦点距離(35㎜換算)、24㎜広角~200㎜望遠をカバーする万能型となった。一般的なデジスコ用接眼レンズでは相性が悪く興和TSN-VA3のみ許される相性となる。従来主流の50㎜を中心としたものではアイレリーフが大きく不足してしまい事実上ケラレが多すぎて使い物にならない。TSN-VA3との組み合わせならばシステム焦点距離900㎜~2800㎜をケラレや周辺減光を気にせずに使える。明るさはカメラ解放F値で900㎜F4.0~2800㎜F4.5を示していた。VA3は接眼レンズではなくフォト&ビデオアダプターx14レンズであり、残念ながらカメラを外して野鳥観察をするのは難しい。

カメラの利点の説明は後日として・・・・・
SONY DSC-RX100VII/RX100VI専用のカメラブラケットBR-RX100VIIを10台作りました。
自分用に設計製作したのですが、1台作るよりも10台作ってイニシャルコストを分散したほうが使われる方にメリットが出ると思い製作しました。
今回はTSN-VA3をお持ちでないとご使用いただけません。予めご了承ください。

光学焦点距離はワイド側のケラレを除けば900㎜~2800㎜、この間、デジスコ設計史上で一番ストレスなく、そして高画質な撮影ができるシステムが出来上がったと自負しています。
もし興味のある方がいらっしゃいましたらご購入をご検討ください。
以前より、ご予定頂いているお客様分を除き5台ほど準備できそうです。

システム構成は
①スコープ 興和TSN-884/774
②フォト&ビデオアダプター TSN-VA3
③接続リング TSN-AR58
④BR-RX100VII
⑤SONY DSC-RX100VII/RX100VI


また、TSN-VA3については中古品を3台準備できると思います。(価格応談)
※2020.06.30現在 完売となりました


BR-RX100VIIは2種類の形態で準備できます。

■BR-RX100VII(レリーズシステムなし) 価格55000円(税込)
※2020.06.30完売となりました
SONYリモートコマンダーRMT-P1BTなどリモコンで操作する場合

■BR-RX100VII SRS2シーソーレリーズシステム付 価格71000円(税込)
※2020.06.30現在 完売となりました

続報はレポートとして当ブログにアップします。
お問合せやお申し込みは
BR-RX100VII宛info@digisco.comまでお願いします。

投稿者 turbo : 03:00 | コメント (0)

2018年06月08日

SONY RX100M6新発売 と デジスコ適性

2018/6/22発売開始

DSC-RX100M6
24-200mmズームレンズと世界最速AFで、躍動する瞬間をダイナミックに切り取る。

概ね同じような大きさ重さのボディーに広角から望遠までカバーする24-200mm(*)、F2.8-4.5のツァイス バリオ・ゾナー T*レンズを搭載。電子ズームまで使えば300㎜までカバーできる。日常・旅行などの選択肢としては最適なスペックで発売されます。価格14万円

■詳しい情報はこちら

さて、デジスコ用カメラとしての位置付けとしては、TSN-VA3のようなテレフォトレンズが市販されていれば700㎜(予想)から2800㎜まで幅広く使えるシステム構築ができるかも知れません。これはこれで面白そうですがVA3が売られていない今日。残念ながらチャレンジできないのが残念です。

スコープの標準ズーム・単焦点接眼レンズとの適性は悪いことが予想されます。

幸いなことにRX-100M3,M4,M5については起動時の鏡筒突出時の対処を行えば
以下の焦点距離でデジスコ撮影が楽しめると思われます。

30倍接眼でも 1200㎜~2100㎜
25-60倍接眼なら 1000㎜~4200㎜

また、同一焦点距離においてM6よりもRX-100M3,M4,M5のほうがF値が明るくなるので有利でしょう。
M6はNDフィルターを無くしているので高輝度環境での撮影も不利になってくるかと思います。

あくまでもデジスコに関する適性であり、初代~M5を標準ズームの追求。M6から高倍率ズーム搭載と幅を広げたことについては良い進化でもあると思います。
もちろん、旧RX100も併売されるとのことなので安心できます。

投稿者 たーぼ♪ : 10:34 | コメント (0)

SONY Cybershot RX100でデジスコ ① RX100の歴史


デジスコの歴史の中で活躍してくれたカメラは数々ありますが、古くはNikonのCOOLPIXシリーズ、CANONはIXYとPowershotシリーズ。そして、SONYはCybershotシリーズ。CASIOやPanasonic、OLYMPUSなどからもたくさんの名機が生まれました。
残念ながら現在はデジスコ最盛期のようなワクワクするような機種が稀になってしまいました。光学的な相性、コスパや使い勝手など満点なカメラは皆無と言っても良いかも知れません。
 そんな中、2012年6月に新発売され、現在も正規商品として人気のSONYのCybershot RX100シリーズについて書いてみます。

 RX100は初代から数えて現在まで5グレード、毎年1グレードを追加販売されてきています。(そろそろ6代目が出そうですが・・)なにより凄いのはキープコンセプトで初代から5代目まで廃版にすることなく同時販売していて、ちゃんとユーザーに万遍なく各グレードを併売提供していることです。
 全種共通のキーワードは2000万画素、ワイド系3倍ズーム、小型軽量、高画質などですが、価格は各グレード1~2万円間隔で位置付けされ、応じた機能や魅力を装備しています。
全部をレビューできませんが、私の印象では初代は4万円で買える2000万画素コンデジでベーシックな性能を使いこなせればハイエンドコンデジとしてもおかしくない名機。
2代目のRX100M2はCMOSセンサーが裏面照射型になりISO感度が広がったこととマルチホットシューがついて外付けEVFなどが付けられること。
3代目のRX100M3については内蔵EVFになったこととレンズがよりワイド側スタートになりテレ端での明るさは2倍になったこと。レンズは一般的には格段にアップグレードされたけどデジスコでのスコープとのマッチングが難しくなってしまった。
4代目RX100M4に関してはメモリを積層した新型センサーを搭載したことによる連写性能などの高速化、4K動画など機能面でベツモノに変化しました。
さらに5代目のRX100M5についてはM4をさらに高速化、24コマ/秒、像面位相差測距&測光などさらに高速高精度化してお値段も楽に10万円オーバーとなりました。
 グレード毎に毎回間違いなく付加価値が高まり、初代から5代目まで納得のグレード棲み分けができているのはさすがです。CANONのPowershotGシリーズも良いのですが、一見同じ格好のボディーで、所有者の満足度、納得度も、各グレードのコスパを上手に揃えている品揃えには脱帽です。

カメラ本体に感するレポートはあまたWEBで披露されているので詳しく知りたい方は調べてみてください。

https://getnavi.jp/av-2/185059/
https://getnavi.jp/av-2/185215/

デジスコとの相性については、初代とRX100M2に関してはレンズとスコープとの相性が悪くなく、当社カメラブラケットBR-RX100で接合でき、本来のカメラ性能を充分に堪能することができました。今でも初代・RX100M2を新品で買えるため2年前に発売終了になったBR-RX100の注文やお問い合わせを頂く機会が多いことに驚かされます。

手前味噌ですが、このカメラブラケットは秀作で、下部の取り付けネジを指先で回せば簡単にカメラの着脱ができ、光軸もピタリと決まる逸品でした。中古での買い取り機会も少なく探していらっしゃるユーザーも多いのでビジネスになれば作るのですが・・量産するほどには需要が無いという状況です。カメラが6年間変わらずに販売されていることもあり、当初買って使い倒したお客様は新型機種よりも使い慣れた初代・2代目を新品で買い直し愛用されているというのが中古品に出てこない要因のようです。
 
3代目RX100M3以降はレンズが変わって、ワイドになり明るくなったため、カメラブラケットBR-RX100では鏡筒寸法や固定位置寸法の変更で事実上使えなくなり、また電源投入時にニョキッっと伸びる鏡筒作動プロセスにブラケットが対応できず、電池交換など再起動の都度、接眼レンズに衝突する可能性があり操作上の難しさのためM3/M4/M5に関してはブラケット開発を諦めました。「カメラの値段も高いし、初代・M2があればすごい写真も撮れるし、鏡筒がぶつかるたびにヒヤヒヤするのも嫌だし・・」と作らない理由を唱えていました。
でも、お客様からM3/M4/M5を拝借して触って・仮装着してみると「これ、いいなぁ~」と思いながらも「お金(開発費)も無いし止めよう」と我慢していました。

さてさて、これを書いている時点では以下の2点がスタンバイされています。
・最新型RX100M6が発表されている

・RX100M3,M4,M5用のカメラブラケット試作品が完成している

■シリーズ リンク
SONY Cybershot RX100でデジスコ ① RX100の歴史
SONY Cybershot RX100でデジスコ ② BR-RX100 345について
SONY Cybershot RX100でデジスコ ③ BR-RX100 345での試写
SONY Cybershot RX100でデジスコ ④ BR-RX100 345の取扱い説明と注意事項

投稿者 たーぼ♪ : 01:04 | コメント (0)

2016年08月04日

【SONY RX-100】 やっぱり名器ですね ブラケット残り2個(;^_^A

SonyのCybershot RX-100シリーズは2012年~現在まで4グレードを継続販売しており、初代から画質などを含めた高品質なカメラとして人気シリーズとなっています。
初代とM2は液晶画面がバリアブルかどうか、ホットシューにEVFを装着できるかどうかの違いで、レンズやCPUなど共通点が多い。M3からレンズが変わり、EVFを標準装備。M4はCMOS自体にメモリが積層され、画期的な速度を楽しめるように進化しました。

凄いのは初代から4機種をモデルチェンジではなくグレード追加として位置付けて販売していることです。基本設計がしっかりして、棲み分けができる差別化ができているかのマネージメントですが、私が見る限りどの機種もしっかりポジショニングができており4万円~11万円の価格差も適切に推移しているように感じます。

さて、デジスコにおいてはどうか?と言われると実は初代で充分楽しめます。むしろ使い方によってはミラーレスを上回る使い勝手と出力を得られます。レンズユニットを交換したら最初の高精細な画質を楽しめるので所有されている方にはオススメです(笑) 実は、M3、M4についてはデジスコ用のカメラブラケットが準備できていないのでオススメはしていませんでしたが興和のTE-11WZなどとの相性も良さそうなのでブラケットがありさえすればこれも選択肢でしょう。私個人が欲しいのはM4・・・値段が高いので手が出ませんが今一番欲しいカメラです。とにかく速い!!

初代とM2に対応していたカメラブラケットのBR-RX100がいよいよ払底です。今現在残り2個。
光軸調整や、着脱性、バッテリー&メモリも自在に交換できます。
ちなみに、BR-RX100は中古でもなかなか出ません(^^ゞ

Fシリーズブラケットで初代~M4まで対応はできますが、メモリ&バッテリーは出し入れしたい方にはちょっと不向きかも知れません。
M3/M4は価格も高価ですのでブラケットをFシリーズでセットすると・・・(;^_^A
もちろんUSB端子などを使って画像を転送したり、外部バッテリーを使って楽しむなどの手段はありそうです。

今現在は、遊びでこんなの作ったりしています。光軸は結構いい感じですよ。

■Sony RX-100オフィシャルサイト
■DIGISCO.COM ブラケット
■お問い合わせ
■関連記事

投稿者 たーぼ♪ : 00:27 | コメント (0)

2015年12月15日

【RX100M2】 やっぱ、画質が良いですね・・・


モデル名 TSN-884/TE-11WZ/ DSC-RX100M2
シャッタースピード 1/80 s
F ナンバー f/3.2
ISO ISO 200
露出補正値 -0.70 eV
測光方式 中央部重点測光
フラッシュ オフ、フラッシュ未発光
レンズ焦点距離 17.18 mm
レンズ モデル 10.4-37.1 mm f/1.8-4.9

写真の整理をしていたところ、やっぱRX100シリーズで写した写真が画質・発色・解像感など秀でている感じがします。2000万画素なのでトリミング耐性もあり、RX100初代なら3万円台で入手することもできるのでお買い得と思います。Nikon1やマイクロフォーサーズのようなスピードや爽快感は無いけれど、総じて良い写真が出力されていることは事実なので、失敗の無いカメラチョイスだと思います。M3/M4、特にM4は魅力的な要素がたっぷりつまっています。
今、私が一番欲しいカメラがRX100M4です(笑)

SONYオフィシャルサイト

投稿者 たーぼ♪ : 11:10 | コメント (0)

2013年09月26日

【リクエストにお応えして】 ピクセル等倍


モデル名 DSC-RX100M2
 撮影日時     2013/09/22 17:33:55
露出時間 1/13 s
F ナンバー f/1.8
ISO スピード レート ISO 400
露出補正値 -0.70 eV
レンズ焦点距離 10.4 mm


先日UPしたカワセミのドアップが見たいとのご要望があり、原画を切り取ってみました。
ISO400 でワイド側でシャッター速度1/13秒という薄暗い環境での撮影です。

執筆活動がもうすぐ終わります。
このシステムでもう少し光量のある環境で写してみたいと思います。
P556/TE-11WZ/RX100M2 (TP88EC抜き)

投稿者 たーぼ♪ : 00:59 | コメント (0)

2013年08月11日

【作例】 デジスコで子猫

あまりの猛暑で外出する気になれず、引きこもりを予定していたところ
「お父さん、子猫、子猫!」と騒ぐ娘。
なんと4匹の子猫が近所の建物の陰にいるではないか・・・
あまり近づくと逃げそうなので10mぐらい離れたところから撮影。
逆に好奇心があるのか、こちらを気にして覗いています(笑)
夕方の光量が少ない時間なのでISO400にて撮影。


TSN-884/TE-11WZ/SONY RX100M2
シャッタースピード 1/5 s
絞り値 f/2.8
ISO スピード レート ISO 400
露出補正値 0.00 eV
レンズ焦点距離 13.09 mm



TSN-884/TE-11WZ/SONY RX100M2
シャッタースピード 1/10 s
絞り値 f/2.8
ISO スピード レート ISO 400
露出補正値 0.00 eV
レンズ焦点距離 13.09 mm

投稿者 たーぼ♪ : 16:13 | コメント (0)

2013年06月29日

【新製品】 SONY DSC-RX100Ⅱ その2

昨日発表になった SONY DSC-RX100Ⅱ
早速、銀座ショウルームに見に行ってきました。
上部のイメージが大きく変わったので、BR-RX100は合わないかな?と思っていましたが
レンズ周りの寸法は同一のようでした。

BR-RX100はSONY DSC-RX100Ⅱにも使えそうです。

裏面照射型CMOSに変わったことによりISO耐性が上がった、
そして細部のリファインができたことにより画質の向上が「顕著」とのこと。
そして、RX100の上位機種として位置付けると説明を受けました。

RX100は現状でもトップランクの描画性を持っているもののさらに上を・・・・
と期待に胸が膨らみます。

なにはともあれ、デジスコ用アダプターは発売日に準備OKです。
皆様のご注文をお待ちしております。

SONY DSC-RX100Ⅱの詳しい情報はこちら

BR-RX100の詳しい情報はこちら

投稿者 たーぼ♪ : 00:09 | コメント (0)

2013年04月21日

【アメリカより】 TE-11WZ/RX100 Kevinのレポート

TSN-884/TE-11WZ/TA4/BR-RX100

シャッタースピード 1/200 s
F ナンバー f/3.2
ISO ISO 400
露出補正値 -0.30 eV
測光方式 中央部重点測光
レンズ焦点距離 18.23 mm

KOWA.USAのスタッフであり、デジスコ仲間でもあるKevinのブログでTurboAdapterが紹介されました。
素晴らしい写真とレポートを頂きました。ありがとう。

是非、ご覧ください。

Jersey Digiscoping with Kowa Prominar

投稿者 たーぼ♪ : 21:57 | コメント (0)

2012年08月31日

【新製品】 シーソーレリーズ SRS-2 情報

予約開始しました。

商品説明ページ(ニュースリリース)

販売コーナー

投稿者 たーぼ♪ : 12:41 | コメント (0)

2012年08月28日

シーソーレリーズ SRS-2 製品版(表面処理なし)

量産品の表面処理前製品を入手しました。
高精度加工による極太駆動軸による滑らかで軽い操作感は
直接レリーズ操作をしているような感触です。




【でじすこや】をはじめ、専門店各店で注文予約が開始されると思います。
どうぞ宜しくお願いします。

投稿者 turbo : 14:22 | コメント (2)

2012年08月22日

【新製品】 シーソーレリーズ SRS-2 9月上旬発売開始

週明けぐらいには製品版の削りだし品をご披露できそうです。
今回は100個作ります。

価格は18000円前後、週明けには詳細を決定し、予約を承ります。
アルミ材質の一部に63Sを使っていることもあり、アルマイトのタイミングが定かになっていません。
初回の納品については数量が限られる可能性があります。
来週、改めて製品内容に関する記事をUPさせて頂きます。

投稿者 たーぼ♪ : 15:00 | コメント (4)

2012年08月18日

BR-RX100 フィッティング情報

SONY RX100/BR-RX100についてのフィッティング情報をkokopelli君がまとめてくれました。
詳しい個々の状況につきましてはこちらまでお問合わせください。

~KOWAスコープ編~

TSN-774/884
TE-17W・・・TA4
20XWFA-P・・・TA4
30XWFA-P・・・TA4

TSN-664/604
・TE-21WD・・・TA4+Oリング(2mm)
TE-14WD・・・TA4
・TE-9WD・・・ケラレ多く使用をオススメできません。
・20XWFA-P・・・TA4
・30XWFA-P・・・TA4

○TSN-664/604
TE-17HD・・・TA4+5 58mm延長リング
ズーム倍率1.7x~1.8x程度ケラレ・その後目立つ
減光はありません。


~Nikonスコープ編 ①~

ED50/EDⅢ/ED82
20XWFA・・・TA4
30XWFA・・・TA4
28XWDA・・・TA4※ケラレ・減光多くオススメできません。
24XWDS・・・TA4
40XWDS・・・TA4※やや周辺減光多く発生します。
60XWDS・・・TA4※ケラレ・減光多くオススメできません。


~Nikonスコープ編 ②~

EDG65/EDG85
FEP-20W・・・TA4
FEP-30W・・・TA4+3
FEP-38W・・・TA4
※ズーム中間辺りまで周辺減光が残ります。
FEP-50W・・・TA4
※ズーム中間辺りまで周辺減光が残ります。
FEP-75W・・・TA4
※ズーム中間よりやや多く周辺減光が残ります。

※ケラレ・周辺減光の状況につきましては、近日中に
報告いたします。
※使用機材の個体差により若干変動がある場合が
ございます。

投稿者 たーぼ♪ : 00:41 | コメント (0)

2012年08月09日

【新製品】 RX100用シーソーレリーズ 試作品

シーソーレリーズシステム SRS-2(仮称)の試作品ができました。
とりあえず、イメージをご覧ください。

シーソー支点の左右28mmにレリーズボタン・ケーブルレリーズ先端が接点として配置されるようにしました。ズームレバーの操作に支障をきたさないための幅・高さ(調整可能)に余裕を持たせてあります。
支点シャフトはステンレスの切削品で、支点の穴についてはリーマ加工で精度高く仕上げてあります。滑らかな動きとガタの少ない駆動部が自慢です。

レリーズボタンの接点にはボタン保護のエラストマーキャップがカバーとして装着されています。

BR-RX100への取り付けはBR-RX100プラスネジ2本で装着します。その際、標準レリーズステーは取り外します。お好みで高さ調整ができるように長穴にしてあります。

製品版は形状など写真とは異なると思います。予めご了承ください。

尚、SRS-2の発売時期は2012年8月下旬を予定しています。
価格などにつきましては後日改めてご報告させて頂きます。

投稿者 たーぼ♪ : 17:15 | コメント (4)

2012年08月06日

シーソーレリーズがんばっています。

すみません、バタバタしてて(^^;
きっと素晴らしい製品になると思います。

投稿者 たーぼ♪ : 01:17 | コメント (4)

2012年07月31日

製品写真追加 (御自由に転載してください)


製品版の写真をアップしました。

次回入荷は8/3を予定しています。
お急ぎの方は㈱デジスコドットコム製品取扱店まで御予約をお願いします。


【シーソーレリーズについて】
少々、試作に手間取っています(^^;
引き続き、こちらのブログをCheckしてください。
ご披露できる情報ができ次第ご案内します。

投稿者 たーぼ♪ : 02:25 | コメント (2)

2012年07月26日

【初回売り切れ御礼】 BR-RX100

おかげ様でBR-RX100初回デリバリー分(30台)が完売となりました。
次回は8月上旬入荷予定となります。
お待たせして申し訳ありません。

シーソーレリーズの試作品は8月中旬までには披露させていただきます。
製品版は8月下旬を予定しています。

投稿者 たーぼ♪ : 00:58 | コメント (4)

2012年07月21日

【BR-RX100】 製品紹介

2012年7月27日発売を目標に最終準備に入っています。
最終製品仕上げ前サンプルを入手しました。
製品版は表面・端部処理後に黒アルマイト仕上げとなります。
(一部、製品意匠が変りますので予めご了承ください)
取り急ぎご紹介します。


部品構成は①スリーブ本体 ②照準器ステーSST8877 ③照準器ステー固定リング です。
この写真のカメラ本体、接続カプラー、照準器については別途となります。

カメラへの固定は、スリーブを被せ、下部のネジ1本で固定します。
コントロールリング基部を利用し、当社カプラー「TA4シリーズ」と類似の固定方法を使いました。
しっかりした固定、正確な光軸、簡単な着脱という3つの要素を満足しています。

コントロールリングの操作性も充分確保しました。

お約束のバッテリー&メモリーの着脱も装着のままできます。

レリーズステーは従来型が標準装備されています。厚さ4mmのしっかりしたものです。
8月末にはリクエストの多かったシーソーレリーズも新発売する予定です。

※参考画像はこちらをご覧ください(パスワードは「RX100」です)


市販参考価格は29,800円(税込み)スリーブ本体/SST-8877/照準器固定リング/レリーズ保護パッド

■詳しいお問合わせはこちら

投稿者 たーぼ♪ : 00:00 | コメント (15)

2012年07月18日

【RX100作例】 カメラブラケット試作品

TSN-884/TE-17W/BR-RX100T/Sony CyberShot DSC-RX100

シャッタースピード 1/100 s
絞り値 f/4.9
ISO スピード レート ISO 200
露出補正値 0.00 eV
レンズ焦点距離 37.1 mm

シャッタースピード 1/125 s
絞り値 f/4
ISO スピード レート ISO 100
露出補正値 0.00 eV
レンズ焦点距離 27.86 mm

シャッタースピード 1/100 s
絞り値 f/4.9
ISO スピード レート ISO 200
露出補正値 1.30 eV
レンズ焦点距離 36.97 mm


BR-RX100(T)の最大の特長は、カメラの着脱が自在であることです。
光軸合わせも装着して固定ネジを締めることで完結します。

(T)試作品はネジ2つで固定しています。
製品版は、ここらへんが大きく変ります。

照準器はこの位置、またはアクセサリーネジへの取り付けができます。(TSN-884・774の場合)

製品版は今月末に完成予定です。

詳細は、もう少しお待ちください。

投稿者 たーぼ♪ : 22:17 | コメント (4)

2012年07月14日

【RX100作例】 ワイド端、テレ端


TSN-884/TE-17W/BR-RX100T/Sony CyberShot DSC-RX100

シャッタースピード 1/200 s
絞り値 f/3.5
ISO スピード レート ISO 100
露出補正値 0.00 eV
レンズ焦点距離 10.4 mm

F1.8のワイド端については生理的に嫌な感じがしてカメラ絞りをF3.5にセットしていました。
余裕があればいろいろ試せばよかったのですが、このギンザンマシコも出が良いとも限らないので
自分の感を信じて「美味しい」と感じるところにセットしています。
この写真は70mぐらいの遠方ですが、出てくれれば嬉しいわけで、まずはワイド端で撮影します。
こんなに小さいのかぁ~って思いますが焦点距離900mmですからデジイチの長玉組と同じ長さです。
どのぐらい写りに差があるのか実際に比較してみたいところです。

このシステムの場合、ワイド端に限り4隅にケラレが発生します。接眼レンズとカメラ前玉をあと0.5mmつめてもほとんど変らないのでカメラ個体差を配慮したマージンを少しとった状態で最短のレンズ間クリアランスがとれる鏡筒寸法にして正解でした。
私の手元にあるRX100(別ロット)2台とも同様のケラレ状態なので、光軸調整はこれでよしとしました。


露出時間 1/30 s
F ナンバー f/4.9
ISO スピード レート ISO 100
露出補正値 0.00 eV
レンズ焦点距離 37.1 mm

上と同じ場所でテレ端にズームアップして写しました。ワイド端で解像している絵をトリミングした画像と比較してみましたが、テレ端で上手に写せた写真のほうがこの条件では解像感やノイズ感も上質でした。テレ端は光学条件として無理をしているケースが多いのですが、緊迫した撮影現場での微細なズーム操作(テレ端より少しもどすなど)をしている余裕が無い時は、充分使える領域と思って良さそうです。システムの強みのある「美味しい」場所を使うことは重要なスキルですが、良いシーンを迅速な操作で機会を失うことを回避するという判断もスキルの一つだと思います。

シャッタースピード 1/30 s
絞り値 f/3.5
ISO スピード レート ISO 100
露出補正値 0.00 eV
レンズ焦点距離 10.4 mm

これは10m以内の至近距離です。ワイド端じゃないと全身がうまく入らない(笑)
ここからテレ端まで3.7倍ズームができるわけですが・・・
ドアップ系の構図になるのである意味難しい作業になります。
RX100の場合、画素数は圧倒的に大きいのでトリミングでもWEB用途ならば充分に使えると思います。
しかし、ピクセル等倍で見る必要がある場合や印刷用途となるとカメラズームを使ったフルサイズソースが重要でしょう。
余裕が無い場合は、少しでもシャッター速度の上がるワイド側を使うことが成功率アップには良いと思います。
しかし、ここぞという時は思い切ってテレ端撮影も面白いかと思います。


撮影操作はテレ端やワイド端などズーム操作端部が選択しやすく、中間域については数値を見ながら微細な操作が必要となります。
野鳥撮影の場合は被写体との遭遇時間は少ない頻度と少ない時間であることがほとんどです。
できる限り撮影操作は簡素化する必要があります。
デジスコシステムの多くはワイド側のケラレとテレ側の画質低下が気になるところですが、このRX100についてはワイド端も若干のトリミングを加えれば充分使えるし、テレ端もそれほど悪くないレベルですから特に気にせずに使えそうです。

こうやって考えていくと、このRX100は今までのデジスコ用カメラの中で秀逸な光学システムであると言えます。初心者から上級者までスキルに応じて楽しめるシステムでしょう。

もちろん、スコープやアイピースとの相性もありますから、今後のマッチングデータは気になるところですが、ワイド&ハイアイ系の接眼レンズなら同等の傾向になると思います。

投稿者 たーぼ♪ : 09:51 | コメント (4)

2012年07月08日

【RX100作例】 キマユツメナガセキレイ

TSN-884/TE-17W/BR-RX100T/Sony CyberShot DSC-RX100

露出時間 1/640 s
F ナンバー f/2.8
ISO スピード レート ISO 200
露出補正値 0.00 eV
レンズ焦点距離 14.07 mm

引きの絵でも十分解像し、対比する前後のボケも綺麗にでる。
緑色の難しい色合いにもしっかり対処できているのはT*コーティングレンズの恩恵かも知れません。

露出時間 1/500 s
F ナンバー f/2.8
ISO スピード レート ISO 200
露出補正値 0.00 eV
 レンズ焦点距離   14.75 mm

ワイド端(F1.8)の場合は周辺四隅にケラレが発生するとともに周辺部全体が歪曲するので使いたくありませんが、1ステップズームアップするとケラレも歪曲もなくなります。

露出時間 1/160 s
F ナンバー f/4.9
ISO スピード レート ISO 200
露出補正値 0.00 eV
レンズ焦点距離 37.1 mm

お約束のドアップです(笑)距離5mでテレ端、狭い木道の上で揺れを防ぐのは至難の技でした(^。^;)

投稿者 turbo : 06:14 | コメント (4)

2012年07月02日

【RX100】 普通に使えるデジスコカメラ

TSN-884/TE-17W/BR-RX100T/Sony CyberShot DSC-RX100

露出時間 1/100 s
F ナンバー f/4.5
ISO スピード レート ISO 200
露出補正値 -1.00 eV
レンズ焦点距離 28.84 mm

三脚を広げていたら、目の前7~8mのところに飛んできました。
親が、「ジャッ!ジャッ!」と警戒していたので数枚写してそばから離れました。
しかし、気に入られたらしく(^。^;) 後ろに下がった分近寄られて・・・・
そんな、感じで道北の旅が始まりました。


今回の機材はRX-100をセットしたシステムです。
私もあまりカメラセットを理解していない状態でしたが
なんの苦労もなくサクサク写せました。

詳細なレポートは順次メモするつもりですが
「普通に使える」システムだったので楽しくなってきました。
このシステムでワイド端だけ四隅に小さいケラレ、あとはテレ端までストレス無く使えます。
連写も書き込みもそこそこ早いし、画質もテレ端まで使わなければかなり良いと思います。

取り急ぎ、第一回の報告です。

投稿者 turbo : 15:42 | コメント (4)