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2008年03月31日

スコープのクリーニング

カメラブラケットを一度はずしてしまったので再調整をしていたところ、あれっ、画像にシミが・・・・。


(画像は分かりやすくするためにコントラストを強めています。)

カメラにゴミがついたのかと思いカメラ単体でチェックしたらありません。
そこで接眼の取り付け部をチェックしてみると埃があるではありませんか。(^^ゞ ここに埃があると写り込んでしまいます。

そういえば、ここのところスコープのクリーニングをサボっていました。早速、クリーニングです。
まず、ブロアでゴミを吹き飛ばします。出来ればあまり触りたくないのでこれで済むようなら完了にします。今回はちょっとこれではイマイチだったので、レンズペンを使って綺麗にしました。

ここまでやったら対物レンズも清掃です。こちらはもっと気をつけて作業をしないと傷をつけてしまいます。今回自分はブロアーをしたあとレンズブラシをかけてもう一回ブロアーで吹きました。そのあと軽く濡らしたティッシュで軽くぬぐってから乾いたティッシュで軽く拭きあげました。ムラになったところをレンズペンで拭き取って終了です。
ちょっと乱暴なやり方なので皆さんにはお奨めは出来ませんね。(笑)

ちゃんとしたクリーナーキットで清掃をすることをお奨めします。拭く前に埃を良く落とすことと力加減には注意が必要です。あまり神経質になりすぎてゴシゴシやるのはもっとも危険です。コーティングが傷んだりキズが入ったりします。おやりになる際は十分に気をつけてください。

fa_cleanar_set.jpg

堀内カラーレンズクリーナー

投稿者 : 23:55 | コメント (2)

2008年03月29日

パソコンのモニター

写真を撮影する趣味をする方はパソコンモニターの選択にも気をかけなければなりません。編集したりする訳ですから、なるべく正確な色表現がなされてなければ基準が曖昧になって他人のモニターで見たときに自分の意図と違った色になってしまいます。

理想はプロのイラストレーターや印刷に関わる方の使うようなモニターです。そういったモニターは正確に色調整が可能です。
そういった方面で定評があるのが株式会社ナナオ(EIZO®)のモニターです。その中でもColorEdgeシリーズは専用のキャリブレーションソフト(※1)付でオプションのセンサーを使ってかなり正確に調整が可能のようです。また、モニター自体の基本性能が高いので階調豊かな表示が可能です。

キャリブレーションソフトは市販されていますので、ColorEdgeシリーズでなくてもキャリブレーションは可能ですが、モニターの質が良くないと本来の色にならないことがあります。あまり安いモニターは階調が乏しいので黒ツブレや白トビが起こりやすく正確な色表現が出来ませんので避けた方が良いみたいです。

液晶パネルには3種類あります。TNパネル、VAパネル、IPSパネルです。TNパネルは一般に階調が少なく斜めから見たときに見えづらくなる度合いが強めです。
TNパネル以外を選んだ方が良いみたいですね。

ナナオの製品は値段が高めですが定評がありますので、買い換える際は検討する価値のあるメーカーだと思います。ColorEdgeシリーズは無理でもその下にFlexScanシリーズがあります。この中からVAパネルかIPSパネルの製品を選ぶと良さそうです。

先日、私が導入したモニターもFlexScanシリーズです。今のところ満足しています。


(※1)モニターの色校正ソフト

投稿者 : 23:54

2008年03月27日

マニュアルフォーカス

ニコンED78+28XWDA+CANON IXY2000IS

シジュウカラの撮影です。この時期は色が綺麗ですね。背中のオリーブグリーンが鮮やかでした。(この写真にはあまり写っていませんが)

この鳥のようにちょこまか動く鳥はオートフォーカスを使っていると撮影が間に合わないことがあります。そんなときは下記の要領で写します。

1.シャッターを半押ししてオートフォーカスを固定します。
2.半押しを維持したままスコープのピントリングを調整します。
3.画面上くっきり見えたらシャッターを押します。

液晶画面ではピントが良く分からないから難しいという声も聞きますが、ある程度合っていると思ったら思い切ってシャッターを切ってしまいましょう。
シャッターを切らなければ何も残りません。失敗覚悟で写しちゃいましょう。オートフォーカスで撮影出来るときよりも確率は下がると思いますが、そこは数で勝負です。

照準器と液晶モニターフードを駆使してとにかく追いかけて写せば、何枚かはお気に入りが撮れるかも知れません。(^.^)

投稿者 : 23:58 | コメント (3)

2008年03月24日

CANON EOS KISS DIGITAL X2

このカメラが会社にやってきました。主な目的はデジスコドットコムの2年目社員くんの一眼レフ体験のためです。なにやら、特命で楽しみながら勉強していく過程をブログで紹介するということみたいです。
最初は普通に撮影をすることから入ると思いますが、そのうちスコープにつけたり600mm/F4につけたりといろいろと体験していくものと思われます。
ひそかに私も楽しみにしています。

私自身の一眼レフ体験はそれほど語れるほどのものではありませんが、1年ほどCANON 1Dと500mm/F4を借りて好きなように使わせてもらいました。トビモノばかり追いかけていたように思います。^_^;  その年のデジスコ写真は極端に少ない・・・。(笑) まぁ、両方をいっぺんには使えないので仕方がありませんね。

投稿者 : 23:58

2008年03月21日

ジンバル雲台の紹介ビデオ

ジンバル雲台の紹介ビデオをUPしました。主な特長が分かるようにまとめてみたつもりです。

ginbal_video.jpg

投稿者 : 23:43

2008年03月14日

シグマ DP1

title_rightdp1.jpg

カメラ単体としては魅力的な面のあるシグマのDP1を早速デジスコで試しておられる方もいらっしゃいますね。このカメラはコンパクトカメラに分類されますが、撮像素子は一般的なデジタル一眼レフの撮像素子と同じぐらいの大きさです。そのおかげで描写力が高いことは期待できます。

個人的にはカメラの光学ズームがなく28mm相当に固定であることと連写があまり効かないことを考えると、あえてデジスコに使うメリットを感じることが出来ません。
画素数についても1400万画素となっていますが、RGBの色別の画素を合計したものですので、画像サイズは500万画素弱相当の大きさです。
使用した上での感想ではないので、間違っている点もあるかもしれませんが積極的に検討する価値はないように思います。

スナップ用のカメラとしては、なんとなくそそられるものはありますけど。(^^ゞ

シグマDP1
http://www.sigma-photo.co.jp/camera/dp1/dp1_spec.htm

投稿者 : 23:51

2008年03月12日

EXILIM PRO EX-F1 発売日決定

casio ex-f1.jpeg

超高速連写のカシオ EXILIM PRO EX-F1の発売日が3月28日に決定したようです。気になる販売価格は13万円前後との予想のようです。気軽に買える値段ではないですね。(^^ゞ

このカメラは最高60コマ/秒の超高速連写で多くのデジスコカメラマンから注目を集めています。撮影後の記録媒体への書き込み待ちなどがどの程度なのかが気になることと、うまくデジスコ用のカメラとして合わせられるのかなど不明な点が多いので実際に発売になってから確認する必要がありますね。とりあえずは展示会フォトイメージングエクスポ2008で実機が見れると思いますのでそこで何かわかればと思います。

ニュースリリース

製品について

投稿者 : 15:30

2008年03月11日

昨日に引き続きドアップ撮影

引き続きドアップです。ドアップは鳥までの距離が近い場合で無いとなかなか鮮明には撮れません。距離としては10mそこそこのときになると思います。
20m離れてカメラズームをいっぱいにしても大きくは写りますが何かぼやけたようになってしまいます。これは光学的な問題ですので腕の問題ではありません。

投稿者 : 23:54

2008年03月10日

ドアップ撮影

ドアップ撮影の効果は被写体を大きく写すことで背景を少なくすることが出来るというメリットがあります。この写真は少しカメラズームを大目にしていますので背景のボケも大きくなっています。この状況でアップにしていないと後ろの草などがもっとはっきり写ってしまいうるさい感じになったと思います。

都市部の川などでの撮影の場合、ゴミが気になったりすることもありますがアップに撮ることでそういったものを回避することも出来ます。

投稿者 : 23:57

2008年03月08日

機材のバランス調整

barance.jpg

http://www.digisco.com/movie/digisco5/no2/10/index.htm

機材のバランスをとる事は雲台のスムーズな動きのために必要な調整です。特にジンバル雲台の場合はどこへ向けても狙った場所でピタリととまる特長を引き出すためには正確な重量バランスをとることが重要になります。
これによりスムーズな動きが得られますので、撮影チャンスの増大が可能になるのです。

このビデオではジンバル雲台を例にとっていますが、ビデオ雲台の場合も同様に機材の重量バランスはしっかりとるようにしてください。どこへ向けてもとまるとまでは行きませんが最大限スムーズな動きは引き出すことが出来ます。

投稿者 : 14:45

2008年03月07日

一眼レフカメラのライブビュー

最近発表されるデジタル一眼レフカメラにはライブビュー機能という液晶画面を見ながら撮影が出来る機能が装備されるようになって来ました。
これを生かしてデジスコ(厳密にはデジスコではないと思っていますが)が出来るのではないかとの問い合わせがあります。
出来るか出来無いかで言えば出来ます。しかし、有効かどうかは話は別です。一眼レフとスコープの組み合わせで一番問題となる暗いシステムになることでのブレの問題は完全に無くなるわけではありません、シャッターによる振動はありますから。

また一概にライブビューといってもメーカーによって方式は異なります。例えばオリンパスのカメラはライブビュー撮影の際、シャッターボタンを押すと一度ミラーを戻してからシャッターを切ります。つまり通常の撮影時となんら変わりありません。
CANONの40DやKISS X2はミラーを下ろすこと無くシャッターを切れるようですので、その点は良いのですがオリンパスにはあるカメラボディー側の手ブレ補正がついていません。というように一長一短があり、これだ、という感じでは無いですね。

私はいずれにしても、一眼レフとスコープの組み合わせは薦めません。

投稿者 : 23:57

2008年03月06日

とまってくれない鳥の撮影はどうすればいいの?

画面に鳥を導入してAFを効かせようとしたところで、鳥が動いてしまってなかなかシャッターを切れないことって良くありますよね。地面を歩き回るビンズイや枝をせわしなく渡り歩くエナガやメジロを撮影するのはなかなか難しいものです。
AFを効かせる時間的な余裕が無いのが難しさの一番の理由になりますね。

そのような時はシャッター半押しのままスコープのピントリングを操作してマニュアルフォーカス状態で撮影することになります。AFを使って撮影できる場合よりピントをはずす確率は高くなりますが、シャッターが切れずに終わるよりはチャレンジした方が良いですね。あとは連写連写でうまく撮れることを期待してたくさん撮りましょう。

投稿者 : 23:56

2008年03月04日

遠いものの撮影は難しい

この写真は150mぐらい離れたところにいたチョウゲンボウを撮影したものです。距離があるとぼんやりとしか写りませんね。

サポートデスクによくあるお問い合わせのひとつには掲示板で見掛けるようなしゃきっとした写真が撮れないがどうしてなのか?というものがあります。

良くお話を伺うと大概はすごく遠いものの撮影をされているということが多いです。距離の感覚も人それぞれで10mというとかなり離れている感覚をお持ちの方もいらっしゃいます。歩いて10歩そこそこしか離れていませんから本当はかなり近い距離といえると思います。

距離の感覚は出来れば持っておいたほうが良いと思います。電柱の間隔は大体30mと聞いたことがあります。(もちろん絶対そうであるということでも無いようですが。)目安にしてみてください。

投稿者 : 23:35