2012年04月06日

デジスコを一から勉強しよう!!!

桜が咲き誇るこの時期は、新しいことを始める方が多いですね。

デジスコの世界でも4月はこれからデジスコを始めようという方が増える季節です。
また、それに伴い基礎的なお問合せも多くなってきます。

そこで、本日より改めてデジスコの基礎からの講習を
サポートブログにて展開していくことにいたします。

どうぞ、お楽しみに♪

投稿者 turbo : 12:07

2012年03月29日

デジスコ撮影のワンポイントアドバイス(露出補正)

デジスコ撮影で撮影条件によっては露出オーバーや露出アンダーで
露出補正をする必要があります。
露出補正をプラス補正なのかマイナス補正のどちらか迷われている
方が結構おられます。

デジスコ撮影の測光方式は中央部重点測光が基本で、その場合の露出
補正の考え方は下記の通りです。
1.狙った被写体が見かけより白っぽくなっている
 場合はプラス補正をしてください。
2.狙った被写体が見かけより黒っぽくなっている
 場合はマイナス補正をしてください。

ここで重要なのは、画面全体を見て露出補正を考えるとこんがらかって
しまいますので、露出補正をしたい被写体を基準とすることです。

たとえば、青抜けで飛翔している野鳥をとる場合、中央部重点測光といっても
空の青さに露出が引っ張られ、被写体の野鳥は白っぽくなって
しまうので、露出を増やす必要があるため、プラス補正となります。

補正量は1/3ステップでマイナス2からプラス2までの補正が一般的です。

補正量は撮影条件、カメラの測光素子の特性、測光のアルゴリズム等
によって異なってきますので、撮影前に傾向を良くつかんでおく必要があります。

投稿者 岡ちゃん : 17:36

2012年03月16日

デジスコ撮影ワンポイントアドバイス(測光方式)


デジスコ撮影時のカメラ設定の中で、測光方式の設定についての
問い合わせがあります。

カメラの測光方式は大別すると平均測光方式と中央重点測光
方式に分けれれます。デジスコ撮影の場合は中央重点測光方式
に設定してください。

理由は、まずピント合わせは画面中心に鳥の目をターゲットに
合わせ、シャッター半押しの状態で構図を決めてシャッターを押す
のですが、その時は、鳥を中心にした測光がされているので、構図
を変えても鳥に対しては適正露出となっているからです。
それに対して平均測光方式の場合は、メインとなる鳥に露出は画面
全体の平均となっているため、適正露出とはならないからです。

投稿者 岡ちゃん : 15:27

2012年01月25日

デジスコ撮影のワンポイントアドバイス(機材ブレ)


デジスコ撮影でなかなかピントが合わない、カメラブレ等で
思った通りの撮影ができないとの話が多くあります。

デジスコ撮影は電子シャッターによる無振動のメリットを生かし、
基本は1000mm以上の超望遠撮影で、それをシャッター
スピード1/10から1/60で切っても撮影できることです。

それに対して、ミラーショック等の振動を持っているデジタル一眼レフの
超望遠撮影では焦点距離の逆数、すなわち300mmであれば1/300以上
のシャッタースピードで切らないとシャッターブレを起こすと
一般的にいわれております。

そこで、デジスコの原点に立って機材ブレを起こしていないかどうか
チェックしてみる必要があります。
機材ブレの原因は、三脚、雲台、ケーブルレリーズ等がすべて絡んで
きます。当然、シャッタースピードも関係しますが。

機材ブレがあるかどうかをチェックする簡単な方法があります。
デジスコをセットし、三脚、ビデオ雲台等をしっかりとレバー等で固定した上で、
目印になるような看板をターゲットに撮影して機材ブレが起きていないか
どうかをチェックすることです。
それで、機材ブレがなければ、第一段階は合格です。この段階で機材
ブレが起きていれば、三脚、ビデオ雲台等に剛性等が不足して機材ブレ
が起きていと疑う必要があります。

第二段階のチェックはビデオ雲台を普段使うようにフリーにして、動かし
ながら、ターゲットの看板で止めてシャッターを連写してみてください。
おそらく、連写の1枚目はビデオ雲台を止めた瞬間に発生する反力
によって、機材ブレを起こしている可能性があります。
2枚目以降にブレがなければ合格です。
逆に、ビデオ雲台の特性を掴んでおけば、最初の1枚は捨てて
2枚目以降を生かす、または、ビデオ雲台を動かしたときは、ひと呼吸
おいてからシャッターを切るなどの方法でブレを回避することができます。

機材の特性を熟知しデジスコ撮影の成功率を上げてください。
それも楽しみの内です。

投稿者 岡ちゃん : 18:33

2012年01月20日

デジスコ撮影のワンポイントアドバイス(シャッター)


デジスコ撮影でのシャッター押しの基本は連写です。
単写での撮影で、ピント合わせ狙った瞬間を一回だけ(単写)
撮影するのでは成功する確率は非常に低くなってしまいます。
そのような、撮影スタイルで続けていると、デジスコ撮影は難しい
と判断されてしまいます。

デジスコ撮影は超望遠撮影(焦点距離2000mm以上)で被写界深度
が極端に狭い撮影条件とあわせてピントあわせはマニュアルが基本
ですので、そう簡単な撮影ではないのです。

デジスコ撮影でのシャッターはピントを合わせ、連写で5枚程度撮影し
レビューで撮影内容を(ピント、露出、構図など)チェックし、何か調整
が必要であれば露出、ピントなどを調整し、更に連写を重ねて撮影
するスタイルが基本です。

したがって、コンパクトデジタルカメラのメニューから連写、単車の撮影
モード選択で連写を設定して撮影にあたってください。

一般的に、百枚の撮影したものから良いと思われる画像は数枚
程度です。その成功率をアップしていく取組(機材の選定を含め)
もデジスコ撮影の醍醐味と思います。


投稿者 岡ちゃん : 17:37

2012年01月11日

デジスコ撮影ワンポイントアドバイス(ピント合わせ)


最近デジスコを始められる方からのご質問が多数寄せられて
おりますが、大半 デジスコ撮影の難しさに集約されます。

難しいと思われている点を聞いてみると、今までカメラ任せ
のピント合わせ(AFがメイン)に対し、デジスコ撮影ではマニュアル
となるため、なかなかピントが合わずピンボケ写真となってしまい、
それでデジスコ撮影は難しいと言う判断をされているかと思います。

デジスコ撮影のピント合わせの基本は鳥の目に合わせることです。
ただ、液晶モニターのドットの関係で、ピントの山がつかみ難い点は
ありますが、これもコントラストの変化を良く見てピントの山をつかむ
ようにすることが大切です。
ここで、神経質に、ピントを合わせようとしても、どこであっているか
分からず、いらいらするだけでシャッターは切れません。まして鳥はじっと
しているわけではなく、動いていますし、風で小枝がゆれているケースも
あります。

ピント合わせの近道などはなく、訓練でピントの山をつかむ必要があります。
オリンピックに出場する選手は、日頃涙ぐましい訓練をされています。
それと同じく、訓練、自宅で鳥の縫いぐるみや、外であれば、ちょうど標的
にふさわしい看板を狙って訓練され、ピントの山をつかまれたらと思います。

あと、一発勝負で良い写真をなかなか撮れませんので、連写をすることです。
最初の段階では、何百枚撮って、数枚良い写真がとれれば、ラッキーと思って
撮り重ねることが大切です。そのうちに勘所をつかんで、成功率がアップして
きます。

鳥との真剣勝負ですから、一度や二度の失敗でめげていては、上達はしません。
その辺がデジスコ撮影の醍醐味かと思います。誰でも簡単に撮れるのでは、
面白みがありません。

是非チャレンジしてください。

投稿者 岡ちゃん : 17:58

2011年11月25日

NIKON 1のカメラブラケットBR-N1 1030のケラレについて


(上記の写真にはBR-N1 1030 の他にNIKON J1 とTA4とで構成されています。)
NIKON 1のカメラブラケット BR-N1 1030が新発売されました。
お客様からブラケットのケラレについてお問い合わせが多数
寄せられていますので、ケラレ検証の最新情報を第一段として
ご報告いたします。
(現在、各社スコープ、接眼レンズの組み合わせ
による適合表を作成しております。)

NIKON EDⅢ+30XWF+TA4+BR-1 1030 + NIKON 1のケラレ状況の例

■焦点距離につきまして
ケラレ自体は、VR10-30mm(f3.5-5.6)の焦点距離
で約13㎜(35㎜換算で約35㎜)で消えるのですが、
その後、約19㎜程度まで若干ですが周辺減光が残って
しまいます。
実際に使う感じでは、フィールドによってはほとんど気に
ならない程度ですが、空抜けなどの状況では分かります。
従いまして、ケラレ・周辺減光が無くなる焦点距離は
約20㎜~30㎜(35㎜換算で約54㎜~81㎜)となります。

ケラレが無くなる焦点距離は、約1050㎜~2,430㎜
ケラレ・周辺減光が無くなる焦点距離は、約1,600㎜~
2,430㎜となります。

以上のケラレ状況はKOWA等のスコープも同じ傾向にあります。

投稿者 岡ちゃん : 14:17

2011年11月17日

接眼レンズの選定について


接眼レンズはスコープに取り付け、スコープの倍率や視界をつかさどる
光学パーツです。デジスコの場合、製品によっては、コンパクトデジタル
カメラとの相性の良し悪しがあります。(ズームレンズのワイド端、テレ端
の値、形状等によっては、けられ、周辺減光が発生するため)

25~40倍の単焦点接眼レンズがおススメ
カメラとのマッチングはアイレリーフと見かけ視界で決まります。
30倍単焦点の場合、アイレリーフ16~20mm、見かけ視界
60~75度程度のものであれば良いと思います。

また、40倍以上の接眼レンズは周辺減光が出やすく、焦点距離
が長くなるので、使い難いさがあると思います。
狙いのゾーンだけを使って撮影するなど上級者向け製品と
考えた方が良いでしょう。

ロングアイレリーフタイプは(アイレリーフ25mm以上)の
接眼レンズは一見使用できるカメラが増えているように見えま
すが、これも歪曲せずにきっちり写せるゾーンは狭くなって
いるため、やはり上級者向けといえます。

ズームレンズは基本的に観察用と考えられていますが、
もちろんデジスコにも使えるものもあります。
ただ、単焦点レンズに比べると光学構造が複雑となるため
画質面では若干眠い感じの画質が多いようです。

投稿者 岡ちゃん : 16:02

2011年11月11日

カメラブラケットの着脱性について


デジスコ撮影でカメラとスコープを接続する重要アダプター
にカメラブラケットがあります。
デジスコ以外の撮影では、カメラブラケットを外して、スナップ
ショット等に使われるケースがあり、カメラとブラケットとの着脱
についてのお問い合わせがあります。

たとえば、「当社HPに記述してあるカメラブラケット着脱性について、
BR-S95のブラケットに△が付いており、他機種のカメラの◎と
何が具体的に劣っているのでしょうか?」といったお問い合わせ
があります。


そもそも、カメラブラケットはスコープとカメラとの光軸を合わせる
重要なアダプターです。デジタルカメラの構造とカメラブラケット
の取り付け方法等からカメラブラケットの仕様が決まります。

現在、お薦めのカメラブラケットの着脱性の評価(◎、△)をしております。

Powershot S95用のブラケットは他のカメラブラケットよりも
正確(微細)に光軸を合わす為に上下左右に調整が出来るように
4点の調整ネジを搭載しております。
調整ネジを利用した取付調整の手間などの関係で一旦カメラへ
取付をした場合は外さない事を当店はオススメしております。

上記のような理由により、着脱性を△とさせていただいています。
決して他のブラケットよりも性能が劣っているという訳では
ありませんので、ご安心ください。

投稿者 岡ちゃん : 14:02

2011年11月02日

三脚の大切さ


デジスコはコンパクトデジタルカメラの無振動を生かした超焦点撮影が
可能で、スコープ、接眼レンズ、カメラアダプター、カメラ、三脚、雲台等
デジスコシステムの総重量が6~7 Kgですむ機動性が特徴です。

とはいっても、あくまで超焦点(1000mm~3000mm)の超望遠撮影で
すので、足元の三脚が貧弱であると、かならずブレが発生します。
それだけに三脚の選定は重要です。

機材ブレを抑える土台として、しっかり地面をつかみ機材の上下左右
の動きに対してもたわみやねじれなどが起こらないものを選びましょう。
ただし、三脚を必要以上に重厚にすると機材全体の重さや嵩が大きく
なるので、必要最低限を少し上回る製品で良いです。
脚の素材剛性だけでなく、接合部・可動部の剛性やガタつきも
見逃さないようにしましょう。
あわせて、三脚の長さを調整する頻度は思いのほか多いもので、
そのあたりも考慮する必要があります。

材質は、カーボン、アルミどちらでも良いですが、剛性あたりの重量は
カーボンが有利です。
ジッツオ製品であれば、スコープ径が50~70mmの場合はⅠ型、
70~90mmのならば、Ⅱ型がお薦めです。

他社製品もこれらを目安に選んでください。
あと、海外撮影に行かれる場合、機内持ち込み制限で長さ60cm以下
となりますので、ジッツオ製品のⅡ型が良いでしょう。
トランクに入れて、預ける場合は別ですが。
少なくとも、裸で預けることは避けてください。取扱いはご存じのように
乱暴ですので、三脚が故障してしまって、せっかくの撮影に使えないと
言った悲劇となります。

投稿者 岡ちゃん : 15:17

2011年10月26日

ビデオ雲台とジンバル雲台の比較


デジスコ撮影に欠かせないものの一つに雲台があります。
なぜ、重要かと言いますと、デジスコの最大の特長であるコンパクト
デジタルカメラによる無振動を生かし、1,000mm~3,000mmの超望遠
の撮影をするのですが、動き回る対象物をすばやくカメラに導入できなければ
成功率はアップできません。

雲台の基本は、思い通りの位置にピタリと止まる。
それでは、いかに対象物をスムーズに導入するかの方法ですが、三脚は
当然のことながら、ねじれの少ないものを選択した前提で、良く
使われるビデオ雲台とお薦めのジンバル雲台を比較してみましょう。

ビデオ雲台はしゅう動部に高粘度のオイルを介在させて、粘りをもたせる
ことでシステムの急激な重心移動に緩やかに動かすことができる仕組み
をもったものです。
ただ、この粘性が移動させると時に、三脚をたわませ、反力が狭い画角
の中で、影響が出てきてしまいます。

ビデオ雲台のおすすめ701HDをご紹介いたします。
701HDVはビデオ雲台の中ではかなり優秀で上下左右(パン・チルト)
のレバーを締める際の揺り戻しなども少なく使いやすい雲台です。

野鳥撮影は一期一会、瞬間を切り取る事が重要となりますので、
出来るだけ早く導入が出来る(シャッターチャンスが増える)
ジンバル雲台を迷われているという事であれば、最初から
導入される事をおすすめいたします。

ジンバル雲台、特に究具01のジンバル雲台は上下・左右・前後の回転軸
が重心と一致した完全なジンバル構造を持ち、機材を動かしても重心の変化
は発生しません。そのため、雲台の基本である「思い通りの位置にピッタリ
止まる」を実現する究極の雲台です。

手前味噌になってしまいますが、他三脚メーカーのデジスコ
用途に使用するジンバル雲台とでは、思った位置でピタリと
止めるという機能自体は同じですが、使いやすさ(思った位置
で止める精度・フリクションの自由度・剛性など)は価格差以上
の価値があります。

投稿者 岡ちゃん : 13:42

2011年09月20日

デジスコの接眼レンズの倍率選定は?

Q:接眼レンズの倍率はどの程度がお奨めでしょうか?
 デジスコに取り組もうとして最初の選択はスコープの選定
 ですが、次は 接眼レンズの倍率をどの程度のものを選択
 したらと言うお問合せがあります。
 これからデジスコを始めようとする方からすると、せっかく
 長焦点の撮影ができるのであれば、高倍率の接眼レンズを
 選んだ方がよいのではとの声もありますが。

A:接眼レンズはスコープに取り付け、スコープの倍率や
 視界をつかさどる光学パーツです。
 コンパクトデジタルカメラとの相性で、25倍~40倍までの
 単焦点接眼レンズがお奨めです。
 各社から「デジスコ用」として定義されている接眼レンズで
 あればよいでしょう。
 

 また、40倍以上の接眼レンズは周辺減光が出やすく、
 また焦点距離が長くなるので、使い難さがあるかと思いますが、
 狙いのゾーンだけを使って撮影するなど上級者向けと
 考えた方がよいでしょう。

投稿者 岡ちゃん : 17:18

2011年08月30日

バランス(ロング)プレートとは?

Q:バランス(ロング)プレートとは?

A:スコープは観察用に作られているものが多く、台座の
位置もスコープ+接眼レンズの状態で一番バランスする
位置に作られています。
しかし、デジスコの場合は接眼レンズにカメラユニットが
取りつくために、台座の位置では重量バランスをと
ることができません。
そこで、長いスライドシューを使って光学ユニットの位置を
前方にオフセットする必要があります。
さらに、そこで、スコープのプリズム部を支えてやることで
剛性を高める必要があります。
そのために商品化したのがヒップサポート付きのロング
プレートです。

スコープと雲台を取り付ける際にバランス(ロング)プレートを
利用するとスコープの前後バランスをしっかりと調整でき、
撮影時の操作性を格段に向上できます。
ヒップサポート付きロングプレートは、デジスコ撮影時に
大敵である機材ブレを大幅に防止するヒップアップ
サポートを装備したものです。


ヒップサポート付ロングプレートはデジスコ撮影にとって
無くてはならないものです。
デジスコドットコム製で、Nikon ED Ⅲ、ED82に対応した
HSP-1N、KOWA TSN-880/770シリーズに対応した
HSP-1Kがあります。

もし、使われていないユーザがおられるのであれば
是非ご購入をお奨めします。

投稿者 岡ちゃん : 14:57

2011年08月19日

デジスコのピント合わせは?

Q:デジスコのピント合わせは?

A:デジスコのピント合わせは「セミオートファーカス」と
表現しています。
液晶画面を見ながらスコープのピントリングをコンパクト
デジタルカメラのAFが利く範囲まで合わせ、詳細なピント
合わせはカメラのAF機能を使うという仕組みです。

ピント合わせで厄介なのは、被写体がじっとしている訳
でもなく、また小枝に止まっていても風で揺れているケースが
大方であるということです。
野鳥撮影の場合、被写界深度は2~3cmからせいぜい5cm
程度でしょう。
小枝が風で揺らぐ、鳥が向きを変える等で数cmピントが
ずれることになります。被写体は被写界深度を超える
移動をしていると考えるべきで、ピントを神経質に合わせた
ところで、風が吹いたり、鳥の姿勢が変われば無意味と
なってしまいます。
しかも、光学ファインダーと違い、液晶画面の場合は実際の
タイミングより若干遅れて表示され、実際に見えている像は
僅かですが、過去の映像です。
基本は、しっかり合焦マークを出してから写せば良いのですが、
なにせ相手は生き物です、モタモタとしていると逃げてしまう
のであまり執着せずに見切って連写をするのが良いと思います。

したがって、デジスコ撮影の場合はメモリーカード、バッテリー
の予備を持っ行き、撮影の途中でメモリーカードがいっぱいで
撮影できなくなってしまったかとか、バッテリー切れなどの失敗は
避けたいものです。

一期一会の絶好のチャンスは二度と来ないのですから。

投稿者 岡ちゃん : 17:29

デジスコの場合AFは?

Q:デジスコの場合AFが使えるのですか?

デジタルカメラはピント合わせ機能としてAFが一般的です。
一昔前の銀塩カメラはマニュアルでのピント合わしかなく、
ピント合わせにどれだけ神経を集中したことか。
ファインダーの見やすさとか、ピントリングのスムーズな動き
等に商品選択の有用なファクターでした。
ところが、AFになってからはピントはカメラ任せとなってピント
合わせに気を使うことがなくなってしまいました。
したがって、デジスコをこれからやってみようとする方々から
ピント合わせは、AFで可能とか飛翔している鳥をAFで撮影
することが可能かどうかの質問が多数あります。

A:デジスコの場合のピント合わせの基本はマニュアルです。
デジスコのコリメート撮影では接続したコンデジ(コンパクト
デジタルカメラ)が接眼レンズを覗くと見えている画像を接写
するイメージとなりますのでコンデジのレリーズボタンを押す
とコンデジのAF機能が働いて、合焦後にシャッターが切れる
ことになります。
したがって、接眼レンズで見えている画像のピントが合っ
ていなければ、いくらコンデジのAFが働いてもピンボケの
写真となってしまいます。
デジスコのピント合わせはセミオートフォーカスと言うことに
なります。

そういう話をすると、それではデジイチ(デジタル一眼レフ)
をと再度考えられる方がおられますが、デジイチで超望遠
といっても、せいぜいロクヨン(焦点距離600mmF4.0)が
重量、経済性等から限度でしょう。
ましてデジスコの焦点距離1000mm~3000mmをデジイチ
で狙うとしたらと大変なシステムとなってしいます。
あわせて、デジイチの場合はミラーショック等の自己発生
振動があり、三脚等は振動対策のため、かなりがっしりした
ものでなければなりません。
それらのものを担いでの野鳥撮影など考えにくいのでは
ないかと思います。
その点、デジスコは無振動なため、システム全体の重量も
軽量にできます。

デジスコの撮影はピント合わせ、シャッターチャンスを含め、
鳥との真剣勝負ともいえます。
この辺がデジスコの醍醐味でもあり、そのためのいろいろな
ノウハウが必要です。
AFに頼らず、遠くの被写体を素早くファインダーに取り込み、
ピントを合わせ、ベストショットを撮る。
これこそがデジスコの楽しみでしょう。

投稿者 岡ちゃん : 13:14

2011年08月16日

コンデジの最適な撮影モードは?

Q:デジスコ撮影の場合、コンデジ(コンパクトデジタルカメラ)の
最適な撮影モード等は?

A:デジスコ撮影でコンデジの撮影モードや、画像モード等は下記の
ような設定が好ましいです。

まず、撮影モードについては、P,A,S,M、カメラマークなど撮影モードを
決める選択があります。
デジスコの場合であれば露出優先モードの「A」、「A」モードが無い
機種では「P」にします。露出は一般的には「解放」で写す場合が
ほとんどです。モードを「A」にしたらF値が一番小さくなる(解放)ように
してください。
また、「P」モードの場合は特に操作は必要ないでしょう。

野鳥のデジスコ撮影の場合、明るい場面はあまりなく、比較的に
薄暗い場面での撮影が大半です。

その条件では、シャッタースピードは早くて1/60以下となり、
おのずと絞りは解放となるため「P」モードでは解放となります。
「A」モードで解放(F値が小さい値)に設定する理由も同じことです。

画像モードについては、最大画素数に設定しましょう。
ただ、一部のカメラでは、超高速連写の場合に最大画素数の1/5
程度の画素数に強制的に変更される場合があるので最大画素数で
撮影できるモードかをチェックする必要があります。

ホワイトバランスについては、オート、太陽光、曇り、白熱光、
蛍光灯などの選択肢があります。最近のコンパクトデジタル
カメラの場合、「オート」に設定しておけばほとんど問題なく
記憶色に近い再現がなされます。

測光方式については、コンパクトデジタルカメラは高級一眼レフと
同じコンピュータや測光センサー、計算方式を持っています。
一般的には、画面全体の光を計算して値を決めるマルチ測光でも
良いと思いますが、デジスコの場合「中央重点測光」が撮影実情に
マッチしていると思います。

ISO感度設定については、画質を綺麗に高精細にしたいなら
最低ISO感度に設定します。しかし、環境が暗く画質より
成功率を高めたい場合は最低ISO感度が100としたら200または
400ぐらいまでは使用可能でしょう。

AFエリア設定については、「中央」に設定するのは一般的でしょう。
被写体の目にAFを効かせ、レリーズ半押しでAFロックロックした状態で
雲台を動かして構図を取る方法が良いと思います。
これが「日の丸構図」を避けるノウハウで、そのために思通りの位置に
ピタリと止まる「ジンバル雲台」の極意があるのです。

デジタルズームについては、デジスコの場合は光学ズームの範囲で
使ってください。光学撮影したものを後でトリミング
すれば同等以上の画質になります。デジタルズームはOFFにしましょう。

以上基本的な設定について触れましたが、本番の前に基本的なところを
押さえた練習を十分にし、身に着けることが本番でも失敗しない近道かと
思います。
この辺はデジタルカメラの良いところで、撮影内容がリアルタイムで
確認でき、その良し悪しをフィードバックすれば失敗は少なくなるこ
と間違いありません。

投稿者 岡ちゃん : 10:53

2011年08月12日

デジスコに向くコンデジ(コンパクトデジタルカメラ)は?

Q:デジスコに向くコンデジ(コンパクトデジタルカメラ)は?

A:どのコンデジもデジスコに使えると言うことではありません。
「手持のコンパクトデジタルカメラで始めたい」と言う気持ちは分かりますが、
しかし、デジスコに適合するカメラの種類は毎年2~3種類しかなく、
それ以外のカメラの場合は画質や接続をさせるためにかなりの労力と
コストが必要となります。
コンデジでも光学性能の良いハイエンドクラスが必要です。
レンズも機構も上級のものでなければ良い撮影はできません。

一般的なコンデジの適合要素は、下記の通り。
・撮像素子1/1.7~1.8型CCDまたは1/2.33型CMOSの
 画質重視のハイエンドモデル
・カメラズーム倍率 3~4倍、鏡筒の突出量がワイド/テレで
 あまり差がないもの
・2~4コマ/秒の連写機能、できる限り連続撮影枚数の多いもの
・撮影後、記録のためにフリーズしないもの
・AFが早い、シャッター応答性の良いもの
・液晶画面が大きいもの(3インチ程度)、解像度の高いもの(23~92万画素)、
 ピントの山が見やすいもの
・露出補正、ISO感度等の撮影条件の設定・変更操作が容易にできるもの
・ユーザ設定を保存を保存することができるもの
・バッテリー交換、メモリーカードの交換がカメラ本体をカメラブラケットから
 着脱しなくともできるもの

以上の要素がすべて満足されるカメラはありませんが、スコープと同様に
デジスコ撮影が簡単にできるかどうかという意味で大きなファクターなため、
慎重に選ぶ必要があります。

そのようなことで、デジスコ撮影に向くコンデジのモデルとしてとして
お奨めできるものに下記があります。
①キャノンPowerShot S95
②キャノンIXY210F
③ニコン COOLPIX P300
④リコーGXR/A12 50mmF2.5
 [Canon PowerShot S95セットの写真]

 [Canon IXY210F セットの写真]


 [Nikon COOLPIX P300 セットの写真]

なお、【でじすこや】のホームページにモデルの詳細説明がありますので、ご覧下さい。


旧モデル(過去のデジスコ用推奨カメラ)でも現役で実用可能機種ですので
手持のデジスコに適合性が良くないものを無理して使うより、中古のカメラを
比較低価格で入手して使った方がはるかに良い画像で楽しめます。

現在、「中古品買取り・下取りサマーキャンペーン2011」開催中ですので、この期間に
中古品のデジスコお買い得セットのサプライズ企画があり、
これから、デジスコを始めようと思っておられる方にとっては
絶好のチャンスです。

投稿者 岡ちゃん : 10:54

2011年08月09日

デジスコで苦手な撮影は?

Q;デジスコで苦手な撮影は?

A:野鳥撮影の中でも飛翔写真など動きのある撮影条件では
使いにくい面があります。飛翔写真を写す必要があるとしたら、
迷うことなくロクヨン(600mmF4.0)(またはヨンニッパ 400mmF2.8)
をお奨めします。一番大きな要因はデジスコは焦点距離が長すぎる
からという答えになります。

飛翔している野鳥を写すには広い画面であればあるほど画面に
入りやすくなります。あまりワイドに写すと被写体が小さくなりすぎるので
カワセミやヤマセミをイメージすると500~1000mmが良いように思います。

どうしても被写体を大きくしたければ撮影後にトリミングすれば
良いわけですから、写しやすさを優先すべきと思います。
また、デジスコの静止画のように羽の一本一本の筋まで見えなくて
はならない必然性もないのでAFを利かせて高速連写で数多く写す
ことが良いと思います。

デジスコでも飛翔写真に熱中されている方もいらっしゃいます。
あえて、焦点距離を800mm程度に落としてシャッター速度を高めて
広い目の画面の中に被写体を入れるという方法をとっているようです。

あと、コンデジ(コンパクトデジタルカメラ)に撮影タイムラグが
ある点があります。せっかくのシャツターチャンスにシャッターボタンを
押してもそれを撮影できないことになります。
以前に比べタイムラグは小さくなっていますが。
したがって、従来の一眼レフなどの撮影のようにベストの
シャッターチャンス一発の考えは捨て、狙った被写体を連写して
その中からベストショットを選ぶ考え方が必要かと思います。

いずれにしましても、まずはデジスコにあった撮影を極め、
その応用でいろいろな技が生まれ、それはそれで楽しみと
なるのではないかと思います。


投稿者 岡ちゃん : 15:13

2011年08月08日

デジスコの予算は?

Q:デジスコにはどのくらいの予算が必要ですか?
A:予算的には、入門機であれば10万円ぐらいからチャレンジできます。
画質や写し易さを追求したシステムであれば60万円程度にもなります。
期待している品質・準備できる予算によって絞りことが必要と思います。

それでは、デジスコの用途・機能別の必要予算について
詳しく説明しましょう。


入門セット(お試しセット1)
単眼鏡と呼ばれる、双眼鏡を片側だけにしたような小さいスコープを
コンパクトデジタルカメラ(コンデジ)
に組み合わせ「デジタン」という愛称を持ったデジスコです。
焦点距離は300mmから900mmまでカバーできます。
昆虫から花のマクロ撮影に最適で、30cmの距離から最大900mmの
撮影ができます。
三脚・雲台を含め10万円程度で楽しめます。

入門セット(お試しセット2)
対物レンズφ50mmクラスのスコープでの撮影で焦点距離500mmから
1000mm程度のデジスコ撮影が可能です。
500mmF2.8での撮影ができることもあり、手持撮影も楽しめます。
手持撮影なら10万円、三脚・雲台などを装備しても15~20万円程度です。

しっかり写る、小型本格デジスコφ60mmクラス(機動性セット)
対物レンズφ60mm~70mmクラスのスコープで、対物レンズも
自由に交換できる本格派でありながら小型・軽量というメリットを
持つデジスコシステムです。セット価格は20万円から40万円となり
ます。

画質重視ならφ80mmクラス(画質重視セット)
対物レンズφ70mm~85mmクラスの大型口径レンズを採用したシステムで、
画質面・撮影操作面も上級の配慮がなされたクラスです。
当然デジスコ撮影に必要なパーツはフル装備です。予算としては
40万円~60万円と多少高価になりますが、デジイチ(デジタル一眼レフ)
を上回る画質をターゲットとするならばこのクラスが良いでしょう。

よく デジイチ(デジタル一眼レフ)で使っている三脚・雲台を
そのまま使われる考えがありますが、デジイチは振動元の
シャッターブレを防ぐために頑丈で重量のある三脚・がっしりとした
雲台はデジスコ撮影には不向きですので、デジスコに向くセットを
はじめから揃えた方が早道です。

1000mmから3000mmの超望遠撮影で、素早く被写体を導入し
シャッターを切るこどかが、デジスコのポイントです。

投稿者 岡ちゃん : 16:47

2011年08月05日

デジスコ撮影でスムーズな被写体導入方法?

Q:デジスコ撮影で鳥を狙うは方法?


A:デジスコ撮影では人間の見ている画角の1/100より小さな範囲を切り取って

写すことになります。被写体がいる場所を見つけ、液晶(またはファインダー)に

導入することは極めて難しい作業となります。まして被写体の鳥はじっとしている

訳ではなく、尚更です。

そこで優れものが、ドットサイトと言うLEDやレーザー光を半反射ガラス面に照射して

光点を被写体に合わせれば液晶モニターに導入されると言う照準器です。

照準器には光点が写るものや、+や◎など光るパターンが写るものがあります。

輝度が高く見やすいものなら良いと思います。


照準器の取り付け位置としては、カメラ左側面、スコープ台座からステーを出して

取り付ける方法があります。まず、見やすい場所としてはカメラ左側面、または

スコープ左側面、この2箇所でしょう。なぜなら、それ以外の場所は照準合わせ時と

撮影時の目の位置が変わり、被写体を導入後その状態を維持しながら頭の位置を

動かして眼の位置を変えねばなりません。

この動作、人間工学上ものすごく難しい動きなのです。優れた身体能力を持つか、

繰り重ねた訓練が必要になります。



この左目照準器、右目液晶モニターというスタイルは「両眼視」という方法で、

1000ミリ以上でも飛翔写真を写してしまうほどのエキスパートたちも使っている

常套手段でもあります。極めて合理的で、効果の大きな手法です。


実際には、照準器を使って繰り返してのトレーニングをされ勘所を押さえるように

されたらと思います。

被写体の鳥にとっては、ライフルで狙われていると同じで、それを撮影する側

も真剣勝負で臨まないと取(鳥?)り逃がしてしまうことになります。


さて、忘れがちなものに、双眼鏡があります。デジスコマニアでも双眼鏡を

持っておられない方が見受けられます。

まず、鳥が何処にいるか、素早く見つけるには肉眼では難しいため、8倍程度の

双眼鏡で探し、位置が確認できたら、照準器で被写体

をスピーディに取り込むのがデジスコ撮影の基本です。


投稿者 岡ちゃん : 10:01

2011年04月19日

シャッタースピードが出来るだけ上げる方法を教えてください。

Q:
シャッタースピード(以下SS)を出来るだけあげて撮影をしたいの
ですが、SSをあげる為には、コンパクトデジタルカメラのどの機能
を使えば良いのですか?

A.
シャッタースピードは被写体の明るさ(明るい:速い 暗い:遅い)や
カメラの絞り値:F値(小さい:速い 大きい:遅い)、ISO感度
の設定(小さい:遅い 大きい:速い)によって左右されます。

○カメラ設定:絞り優先を使用する場合
コンパクトデジタルカメラ(以下コンデジ)の機能により出来る
だけ速いSSで撮影出来る方法は、1.F値を小さく設定(開放F値:
絞りを完全に開いた状態。尚、コンデジの場合ズーム位置によって
開放F値は変化します。)する。2.ISO感度を上げる。です。

1の場合:コンデジのズームを上げていく(倍率を上げる)事に
よって取り込める光の量が少なくなっていきます(F値が大きくなる)ので、
SSが上がらなくなってしまいます。速いSSで撮影する為には
ズームは全くしないか、上げるとしても少しだけにする事がポイント
です。

○カメラ設定:プログラムオートを使用する場合
※明るい場所ではコンデジの判断により絞り込まれる事があり、
思っている程SSが上がらない場合もあります。そのような場合は
画面に表示されるSSを見ながら出来るだけ速いSSが切れるように
ズームを少しだけ上げる事もあります。


2の場合:ISO感度を上げる事により、SSを上げて撮影する事は
可能ですが、コンデジではISO感度を上げてしまう事によりノイズが
出てしまい画質が悪くなる事がありますので、SSを稼ぐために
ISO感度を上げる事はオススメしません。

投稿者 kokopelli : 11:50

2011年04月07日

F値(数字)の大きい小さいで何がかわるのですか?

Q:
F値(数字)の大きい小さいで何がかわるのですか?

F値(数字)は小さいほど明るく、大きいほど暗くなります。
従いまして、F値の大小は像の明るさが変わるという事になります。
また、同時にピント面の被写界深度も変わります。

F値とシャッタースピードは反比例の関係となっています。
F値が小さいほど暗い場所での撮影では速いシャッタースピードを
切ることができます。
但し、プログラムオートモードのみのでは、カメラ側でF値と
シャッタースピードをコントロールしてしまうため、F値の変更は
できません。
CANON PowerShot S95などマニュアルモード機能があるカメラでは
開放F値に設定できるので、速いシャッタースピードが切りやすい事
があります。試してみてください。

投稿者 kokopelli : 10:30

2011年04月05日

F値とは一体何なのですか?

Q:
F値とは一体何なのですか?

A.
F値とは、絞り値とも呼ばれていてレンズの明るさを示す値です。
「絞り」と言われてもわかりにくいかもしれませんね。

カメラのレンズ内部にはレンズ内を通過する光の量を
調整する為の射光板のような機能が付いています。
この射光板を閉じたり開いたりして光量を調整する動作が
「絞り」です。光の量をわかりやすく数値化したものが
F値で小さいほど光の量が多く明るくなります。

デジタルカメラのスペックに掲載されているF値は絞りを
もっとも開けた状態(開放F値と呼びます)を意味します。
ズームレンズを搭載したコンパクトデジタルカメラでは、
ズーム域によって開放F値が可変してしまうため、カタログや
仕様表ではワイド端とテレ端の開放F値を記載している場合が
多いです。

投稿者 kokopelli : 10:30

2011年02月25日

デジスコ撮影では、一脚は使い易いのですか?

Q.
デジスコ撮影では、一脚は使い易いのですか?それとも、
使い難いのですか?理由と共にお答えください。

A.
一脚はオススメ出来ません。三脚の撮影をオススメします。

デジスコ撮影では大敵の『ブレ』を避けるために、シャッターを押す際は
極力機材から手を離して撮影するのが基本であり重要となるのですが、
一脚ですと機材から手を離す撮影は出来ませんのでオススメではありません。

投稿者 kokopelli : 17:59

2011年02月17日

デジスコ撮影用途(スコープの口径別)としての三脚を選ぶ際のポイントを教えてください。

Q.
デジスコ撮影用途(スコープの口径別)としての三脚を
選ぶ際のポイントを教えてください。

A.
三脚選びの一番のポイントは強度と軽さです。
強度はブレ写真にならないために、軽さは機動性のために
必要です。両方の条件を満たす強靭ではあるけれども軽量な
カーボン三脚がデジスコシステムには適しています。
強度の面では大は小をかねますが、必要にして十分な強度の
三脚を選ぶことで機動性が上がります。
三脚上に載せる重量によって最低限必要な強度が変わってきます。
スコープの口径により重量が違いますので口径別の目安を
示します。


大口径システム(レンズ口径77mm以上)
三脚の脚部の太さ カーボン製28mm以上

中口径システム(レンズ口径60mm~67mm)※1
三脚の脚部の太さ カーボン製25mm以上

小口径システム(レンズ口径50mm~52mm)※2
三脚の脚部の太さ カーボン製22mm以上
         アルミ製 23mm以上

※1 因みにでじすこやではKOWAの664は66mm口径ですが、
三脚は大口径システムと同じ口径を選定しています。

※2 このクラスのアルミ三脚は比較的軽量なので、
コスト優先でアルミ製の三脚をお選びいただいても十分使用
できます。

投稿者 kokopelli : 11:30

2011年02月16日

軽い三脚は良くないんでしょうか。

Q.
出来るだけ軽い三脚を使いたいのですが、軽い三脚は良くないんでしょうか?

A.
出来るだけ軽い三脚を使うということは悪いことではありません。
デジスコの機動性を生かすためには正しい選択です。しかし、軽量
過ぎるとブレの収まりが遅いなど問題もありますので、使用される
デジスコ機材に見合った強度が必要となります。

投稿者 kokopelli : 10:30

2011年01月31日

機材ブレ、手ブレ、被写体ブレの写真での見分け方はありますか。

Q.機材ブレ、手ブレ、被写体ブレの写真での見分け方はありますか。

A.
写真での簡単な見分け方は以下の通りとなります。
ご参考にして下さい。

・機材ブレ
ブレ幅が多い時には、画像全体に方向性を持ったブレから確認
できます。軽微なブレの時には、全体的に甘い感じに写ります。
ピンぼけと勘違いしやすいので、甘い画像が撮れた場合には
機材ブレも疑ってみましょう。

・手ブレ
こちらも機材ブレと同様の写り方をします。
手持ち撮影となりますので、ブレ写真が多くなりがちです。

・被写体ブレ
野鳥本体だけがブレていて他の木の枝や地面などはきっちり
止まっている写り方をしていれば被写体ブレです。

投稿者 kokopelli : 10:00

2011年01月27日

機材ブレ・手ブレ・被写体ブレ 3つブレの違いを教えて下さい。


被写体ブレ

Q.
ブレの原因には、主に機材ブレ・手ブレ・被写体ブレがあると思います。
その3つのブレの違いを教えて下さい。

A.
ブレの違いは以下の通りとなります。
・機材ブレ
機材やカメラの操作の際、必ず機材はブレを起こします。
しばらくするとブレ幅が徐々に小さくなり最終的にはブレが
なくなります。スコープの先端をトン!と叩いて液晶画面を
見ると機材ブレを体験できます。一度確認してみてください。
・手ブレ
デジスコでは、基本的にケーブルレリーズでシャッターを切り
ますので、手ブレはありません。
主に口径50mmクラスを利用したモバスコでの手持ち撮影では
超望遠撮影となるため、必ずと言っていいほど手ブレを起こ
します。
・被写体ブレ
撮影対象の被写体である野鳥の早い動きによって起こるブレです。
被写体だけがブレてしまいます。

投稿者 kokopelli : 11:46

2011年01月24日

低倍率で写してトリミングするのと高倍率で写すのとどちらが有利?

Q.
低倍率で写してトリミングするのと高倍率で写すのとどちらが有利?

A.
例えば、同一距離、同条件で写したデジイチの500mm撮影画像と
デジスコの3000mm画像をピクセル等倍で比較するとデジスコの
画質が上回るケースが多いといえます。また、デジスコ同士で
1000mmをトリミング・3000mm原画での比較でも同様なことが
言えます。
コンパクトデジカメの小さな撮像素子であっても条件が揃えば
デジイチの画質を上回ることがわかっています。

投稿者 kokopelli : 17:46

2011年01月20日

デジスコ撮影では高ISO感度での撮影はできないのですか?

Q.
デジスコ撮影では高ISO感度での撮影はできないのですか?

A.
コンパクトデジカメの撮像素子がCCD(現行機種:PowerShot S95)の場合、
ISO200まで。CMOSの場合(現行機種:IXY30S)ISO400までが画質面で
許容範囲といえます。


感度を上げすぎますとノイズが目立ち写真全体的に「ざらつき」
が見られてしまいますので、画質に悪影響を及ぼしてしまう場合
があります。

投稿者 kokopelli : 10:41

2011年01月19日

カメラレンズ+デジイチと比べてデジスコはどんなデメリットがあるんですか?

Q.
カメラレンズ+デジイチと比べてデジスコはどんなデメリットがあるんですか?

A.
1.高倍率の撮影ができるので、ついつい大きく写すため被写体ブレ
などが起こり、ブレ写真が多くなります。

2.焦点距離:約1000mm以下の撮影が出来ないので「引き」の
撮影が難しいです。その為、近距離で画角にいれて撮る事が難しい
飛翔写真など、動きのある撮影は苦手になります。

3.ブレ等を防ぐ為三脚を使う撮影が基本となります。従いまして、
手持ちでの撮影は難しいです。

投稿者 kokopelli : 13:44

2011年01月15日

カメラレンズ+デジイチと比べてどんなメリットがあるんですか?

Q.
カメラレンズ+デジイチと比べてどんなメリットがあるんですか?

A.
1.高倍率焦点距離を生かして野鳥を大きく写すこと、遠くから
野鳥を驚かせずに写すこと。

2.無振動撮影法なので、超低速シャッターが使えるので小さな
撮像素子でも低ISOによる高画質・高精細な撮影ができること。

3.薄暗い環境(朝・夕)などでの撮影が可能。野鳥撮影の
ピークタイムで活躍できること。
   
4.画角が狭いことを生かして周囲のゴミなどを写さない構図が
とれること。

5.システムが安価で、軽量・コンパクトであること。

投稿者 kokopelli : 14:54

2011年01月13日

デジイチでデジスコ撮影はできますか?

Q.
デジイチでデジスコ撮影はできますか?

A.
デジスコ撮影の定義は「スコープとレンズ付きカメラでコリメート法で写す」
という定義なのでシステム構築は可能です。但し、大きな撮像素子に
比べ対物レンズ直径が不足気味であることと、レフミラーやフォーカル
プレーンシャッターの作動振動が高倍率に比例して増幅されるため、
一般的には日差しの強い明るい環境で焦点距離1000mm以下で写す
必要があるなど、条件制約が発生します。
但し、リコーGXR/50mmはレンズ内シャッターで自己発生振動が
ほとんど無いため焦点距離1500mmで1/30秒以下でのデジスコ撮影も可能です。

投稿者 kokopelli : 18:05

2011年01月11日

なぜ明るい撮影ができるのですか?

Q.
なぜ明るい撮影ができるのですか?

A.
まず最初に言えることは光を集める対物レンズ直径が小さい場合、
デジイチなどの大きな撮像素子(フィルムの役目をするCCDまたは
CMOS)では撮影に充分な光を得られないのでコンパクトデジカメと
呼ばれる小さな撮像素子を持ったカメラでないと光量不足となり
良い撮影ができないことがあげられます。
一眼レフの撮像素子に必要な対物レンズ直径はφ150mm程度と
言われています。スコープの対物レンズは60~90mm程度なので
バランスとしてコンパクトデジカメがマッチします。
 さらに、フロントコンバージョン方式で写すので、スコープの
対物レンズが大きめであれば、理論的にはレンズ付きカメラの
開放F値に近い明るさで写すことができます。デジスコの場合、
焦点距離1000mmでF3.0程度で写せるので一眼レフシステム
よりもはるかに明るい撮影ができるということになります。

【合成F値】=【接眼レンズ倍率】×【カメラ焦点距離】÷
【スコープ対物レンズ径】

投稿者 kokopelli : 09:14

2011年01月06日

なぜ高倍率な撮影ができるのですか?

Q.
なぜ高倍率な撮影ができるのですか?

A.
コリメート法という拡大撮影技術を使っているからです。
わかりやすく言えばスコープで拡大されて見えている
映像をレンズ付きカメラで近接撮影していると考えれば
わかりやすいと思います。
拡大されて見えている画像をカメラでまた拡大して写す
のですから大きく写せるわけです。

総合焦点距離=スコープ倍率×レンズ付きカメラ焦点距離
となります。

投稿者 kokopelli : 15:02

2011年01月04日

デジスコシステムの標準的な倍率について教えてください。

Q.
デジスコシステムの標準的な倍率について教えてください。

A.
スコープの倍率の30倍、カメラのズーム倍率約1~3倍を掛け合わせた
30倍~90倍が標準的な倍率です。接眼レンズを40倍に取り替えれば
40倍~120倍となります。
何に対する倍率かというと、カメラ単体のズーム域ワイド端(広角側)に
おける焦点距離(28mmとか35mm)に対する倍率ですから、30倍~90倍
の場合(28mmカメラの場合)焦点距離840mm~2520mmとなります。
600mmf4.0の大砲のようなレンズでも焦点距離は約1000mm(ご使用の
一眼レフカメラなどによって焦点距離は変動します。)ですから、デジスコ
の倍率のすごさがわかると思います。
※焦点距離は一般的に35mmカメラ換算値をいいます。

投稿者 kokopelli : 09:01

2010年07月12日

Q.デジスコ撮影時にフィールドで気を付ける事はありますか。

A.デジスコ撮影は自然の中で暮らす野鳥を『撮影させてもらっている』という謙虚な気持ちが必要です。
下記3つの「やさしさ」を忘れずにデジスコ撮影を楽しんでください。

◎野鳥にやさしく
野鳥写真の基本は、驚かせないことです。野鳥を追いかけたり、ストロボを光らせたりしないようにしましょう。
特に営巣中の野鳥は神経質になっていますので、不用意に近づいたり、撮影したりしたことが原因で営巣放棄や繁殖失敗につながります。また、仮に営巣写真が撮れたとしても、インターネット等の公の場所に掲示すると同様の写真を撮る人が増えてしまうので、公開は控えるようにしましょう!

◎自然にやさしく
撮影のために立ち入り禁止区域に入ったり、木を折ったり、草を刈ったりするのはマナー違反です。
野鳥が生活する自然そのものを大事にし、ありのままに撮ることが野鳥撮影の醍醐味なのです。

◎人にやさしく
野鳥が生息している山林や空き地でも私有地であることもありますので、
無断で侵入しないようにしたり、公園などでは場所を占拠して、利用者の通行を妨げたりしないよう気を付けましょう。
また、同じ野鳥を観察したり、撮影する仲間に対して、あいさつするようにしましょう。

CIMG0115.jpg野鳥や自然や人にやさしくね!

投稿者 kasumi : 12:57

2010年06月30日

Q.デジスコ機材の取り扱い店舗を教えてください。

A.デジスコ機材は専門店をはじめ大手量販店やオンラインショップで購入が可能です。
はじめてデジスコを購入される方には、細やかな相談にのってくれる専門家がいる専門店がおすすめです。

【デジスコ専門店】

■KYOEI(協栄産業)【東京店】
KYOEI.jpg
http://www.kyoei-tokyo.jp/

■KYOEI(協栄産業)【大阪店】
kyoei_osaka.jpg
http://www.kyoei-osaka.jp/

■ホビーズワールド
hobbysworld.jpg
http://www.hobbysworld.com/

■でじすこや
digiscoya.jpg
http://www.digiscoshop.com/

各販売店で【お買い得情報】もあるようですのでチェックしてみるのも良いかもしれません。


【量販店】
※量販店では、一部取寄せ商品となる場合があります。

■ヨドバシカメラ
http://www.yodobashi.com/

■ビックカメラ
http://www.biccamera.com/

■トップカメラ
http://www.topcamera.co.jp/

■カメラのキタムラ
http://www.kitamura.jp/

投稿者 kasumi : 11:47

2010年06月23日

Q.新型照準器が発売されるそうですがホットシューとは何ですか?

A.デジタル一眼レフカメラなどの上部に付いている、外付けフラッシュ(ストロボ)を取付ける
ための台座です。(下記画像中央)


DSCN9893.jpg

投稿者 kasumi : 11:05

2010年06月22日

Q.どこに行けば写せますか?

A.まず、近所の公園に行ってみることから始めてはいかがでしょうか?
池や小川のある公園であればより多くの野鳥たちに出会えます。
また、都市公園や川、バードサンクチュアリのある公園も初心者の方にはオススメです。
季節にあわせて高原や高地の林に出かけてみるのも良いと思います。
高原の花の咲く時期に合わせて出かければ花の上でさえずる野鳥を撮ることができるかもしれません。

IMG_7691.jpg

投稿者 kasumi : 10:39

2009年11月09日

Q.デジスコではデジカメの機能「手ぶれ補正」を使っても意味がないと聞きましたが、なぜですか?

A.「手ブレ補正」機能は、デジカメに搭載されているレンズの焦点距離に対するブレに対応しています。
デジスコ撮影の場合、焦点距離が1000m以上となりますので、ブレ幅も大きく補正しきれないという現象がおきます。
軽微なブレでしたら補正できる可能性がありますが、ほとんどの場合、効果が期待できません。
また、手ブレ補正には補正用のレンズを動かしているカメラもありこれが要因で解像力に影響することもありますので、デジスコ撮影ではなるべく使用されない方がよろしいかもしれません。

投稿者 kasumi : 10:19

2009年11月06日

Q.デジスコ撮影した写真がボケているような感じになってしまうのですが、どのような理由が考えられるでしょうか。

A.写真がボケる原因として以下の4つが考えられます。

【原因1】ピントのズレ
ピントが合っている部分が被写体の後にきています。ピントがズレている事によりピントが合っていない為、ボケているように見えると考えられます。    
 

【原因2】望遠端(テレ端)の使用
コンパクトデジタルカメラの場合、コスト重視の傾向がございますのでレンズの光学性能にあまりコストをかけられない事情がメーカーにあるのか、ズームの倍率を上げていくほど解像力が甘くなっていく場合があります。
特にテレ端は解像力の低下が著しく、シャープ感はなくなりピントもどこで合っているのかわかならい画像になる場合もあります。更にコントラストも低くなる傾向がありますので、ピントも合いにくいという現象が発生しやすくなります。
特に近い場合(5m程度)を除き、倍率は2倍程度に抑える事をおすすめいたします。
※カメラによっては、解像力の劣化が少ない機種もあります。  

【原因3】露出の設定
露出の設定が適正ではないと画像が甘く見える場合があります。撮られる環境に合わして、適正な露出を設定して下さい。
通常、被写体より背景が暗い場合マイナス補正、逆に明るい場合はプラス補正にします。    

【原因4】ISO感度の設定
感度は高く設定することも可能ですが高くするにつれて画質が低下してしまいます。
ISO200程度が限界と思います。通常は最低感度(例:ISO80)でお撮り下さい。

投稿者 kasumi : 09:54

2009年11月05日

Q.デジスコで使う場合の標準的なカメラ設定ってあるんですか?それは、どこで調べれば良いのですか?

A.弊社デジスコドットコムHPにございます。
デジスコ機材レポートで各カメラの解説と推奨設定を掲載しております。
また、それ以外のカメラをお持ちの場合は随時ご相談を承っておりますのでお気軽にお申し付け下さい。

デジスコドットコム体験レポート
http://www.digisco.com/library.htm

投稿者 kasumi : 09:35

2009年10月29日

Q.「デジスコ」「リレーレンズ」「直焦点」「カメラレンズ」といろいろな撮影法があるようですが、よく解りません。私のような初心者にもわかりやすく教えてください。

A.それでは撮影方別に回答致します。

【デジスコ】
スコープにコンパクトデジタルカメラを接続し目の代わりに覗かせる方法です。
撮影方法も簡単でカメラは覗いている物にピントを合わせるのでオートフォーカスで気軽に撮影ができます。

【リレーレンズ】
一眼カメラをアタッチメントを使用してスコープに接続して撮影する方法です。
スコープ正面の大きなレンズのピントの合うポイントに拡大鏡をいう鏡でカメラの撮影面に投影する方法です。鏡を使って投影していますので手動でのピント合わせとカメラ設定も全て自分で設定する必要があります。

【直焦点】
一眼カメラと天体望遠鏡をアタッチメント等使わず直接繋いで撮影する方法です。
豊富なオプションとパーツで自由に組み替えができ改造すればオートフォーカスも使えます。
基本操作はピント合わせもカメラ設定も手動になります。

【カメラレンズ】
カメラメーカーが製造しているレンズです。
各社一眼カメラに合わせ作っていますのでオートフォーカスはもちろんカメラの設定も全て任せて撮る事ができます。

投稿者 kasumi : 09:36

2009年10月28日

Q.「画質が良い」という言葉をよくみかけますが「画質」を見極める基準はなんでしょうか?

A.画質の良さというのはプリントや現像時のノイズや発色を見て判断を致します。
見極める一般的な方法としてパソコンにまず画像を移し画像ビューアー編集ソフト画像を閲覧します。画像閲覧時に「原寸大表示」「ピクセル等倍表示」で画像を拡大して野鳥の羽毛の解像感やノイズの出方そして発色等をチェックします。本当に良い画質のカメラの画像はピクセル等倍時でもノイズの粒々がなくシャープで綺麗な画像となります。

投稿者 kasumi : 09:40

2009年10月27日

Q.野鳥を見つけるコツはありますか?

A.野鳥を見つけるコツをいくつかまとめてみました。

・鳴き声のするほうを観察する。
・川べり(遊歩道など)を歩いてみる
・池や沼、湖で観察する。
・上空で飛んでいる鳥を見つける
・林や森と開けているところの境界

よく行く公園でも意外と野鳥がたくさん立ち寄ります。
図鑑を片手に生態を観察すると、遭遇しやすい時間帯やよく止まる枝、餌の好みなどがわかってきますので見る機会が増えます。双眼鏡があると更に見つけやすくなるでしょう。
また、各地には野鳥観察を主とした公園やサンクチュアリなどもありますので、足を運ぶとたくさんの野鳥に遭えるかもしれませんね。

投稿者 kasumi : 09:23

2009年10月23日

Q.撮影中にデジスコ機材を倒してしまいました。どこか壊れていないか不安です。もし壊れているとしたらどんな症状がでますか?

A.外観に大きなダメージがない場合でも内部では光軸ずれ等の症状が起こっている可能性があります。
念の為、購入した販売店やメーカーに問い合わせ、点検を行っていただくと良いでしょう。

投稿者 kasumi : 09:33

2009年10月13日

A.本格デジイチ(大砲)とデジスコとのメリットデメリットを教えてください。

A.機材別にメリットとデメリットを以下の通りまとめましたので、ご参照ください。
●メリット
【本格デジイチ(大砲)】

・動きのある撮影に適している(飛翔写真など)
・ISO感度の自由度がある
・連写性能、応答性が高い

【デジスコ】
・安い
・軽量・コンパクト
・大きく写せる
・簡単
・低速シャッターに強い

●デメリット
【本格デジイチ(大砲)】

・ミラーショックによる振動
・低速シャッターに弱い
・システムが大掛かりになり、重い
・非常に高価
・カメラ設定が難しい

【デジスコ】
・飛翔写真や動き回る野鳥の撮影は苦手
・ISO感度に制約あり。(最低感度が常用)
・ケラレ、周辺減光が発生する場合がある

投稿者 kasumi : 09:21

2009年10月08日

Q.デジスコとリレーレンズの違いを教えてください。

A.デジスコはコリメート法による撮影方法です。
コリメート法とは、フィールドスコープの接眼レンズを目で覗く代わりにデジカメのレンズを覗かせて撮影する方法です。
デジタル一眼レフを使用し超望遠撮影をする方法の一つにリレーレンズ方式があります。
リレーレンズ法は対物レンズの焦点位置に結ばれた像を拡大撮影レンズ(アイピースで代用可)でフィルム面(CCD面)に拡大投影して撮影する方法です。

投稿者 kasumi : 09:52

2009年10月07日

Q.雲台からデジイチなど振動源までの距離が遠くなると画像に表れる振動はどのように関係するのでしょうか?

A.カメラレンズの三脚座からカメラ本体までの長さが長くなる(遠くなる)ほど振動が増幅してきます。更に機材ブレが収まりにくくなります。
特に連写では常にシャッターによる振動が伴います、ので綺麗な写真が撮れる確率が低くなります。

投稿者 kasumi : 09:37

2009年10月05日

Q.シャッター速度を一定とした場合、撮影倍率が2倍(1000mmに対して2000mm)にした場合ブレは2倍になるのでしょうか?

A.撮影倍率が2倍の時には、露出倍率は4倍となりますので、1000mmの時よりも2000mmの場合4倍シャッター速度が遅くなります。
従いまして、ブレ幅も比例して4倍となります。

投稿者 kasumi : 09:25

2009年09月25日

Q.観察と撮影と両方できるアダプターの購入を考えています。 使いやすく、綺麗に撮影できる製品を教えてください。

A.様々なデジスコ用アダプター類が各社より販売されていますが、使いやすく綺麗に撮影できる製品が揃っている株式会社デジスコドットコムの製品がお勧めです。
デジスコシステムの場合、スコープの中心軸とカメラレンズの中心軸(光軸といいます)がしっかりと合致していませんと綺麗に撮影できません。株式会社デジスコドットコム製品は、光軸を保持し精度高く加工されておりますので、綺麗な写真が撮影できます。更にカメラの着脱も簡単に行えるよう設計されていますので、観察と撮影の切替も簡単ですので、使いやすいアダプターとなっています。
スコープメーカー各社から販売されている汎用タイプ(ユニバーサルタイプ)のアダプター類は、汎用性が高いため搭載できるカメラが増え、観察と撮影を簡易に切り替えることができるのですが、写真の撮影結果に影響を与える光軸調整は自身で行わなければならず、またバッテリー交換やメモリー交換の際には一旦カメラを外さなければならないなど、煩雑な面もありますのでご導入の際には、その点をご考慮の上ご検討ください。
尚、ご使用のスコープやカメラによって最適なアダプター類が変わってまいりますので、スコープ名やカメラ名をお知らせください。別途必要となるアダプター類をご提案させていただきます。

投稿者 kasumi : 09:26

2009年09月24日

Q.海外の野鳥を撮影したいのですが、何か良いツアーありますか?

A.JTBロイヤルロード銀座が海外の野鳥を撮影するツアー『野鳥撮影の旅』を年に数回企画されております。
撮影したい野鳥に高確率で出会えるように撮影ポイントを厳選、しかも、現地ガイドもしくは現地に詳しい添乗員が同行しますので、より高確率で撮影が楽しめます。また、デジスコツアーには【デジスコドットコム】より講師がスタッフとして同行いたしますのでデジスコ撮影時のポイントやテクニックなど何でもご質問下さい。

・デジスコツアー マレーシア ランカウイ5日間(11/11出発)
http://www.jtb.co.jp/shop/royalroad/info/bird/tour/2009_11.asp

・デジスコツアー オーストラリア ケアンズ5日間(12/2出発)
http://www.jtb.co.jp/shop/royalroad/info/bird/tour/2009_12.asp

・デジスコツアー カナダ バンクーバー5日間(2010/1/13出発)
http://www.jtb.co.jp/shop/royalroad/info/bird/tour/2010_01.asp

・デジスコツアー マレーシア ボルネオ・ダナンバレー5日間
(2010年3月初旬出発予定)

○JTBロイヤルロード銀座HP
http://www.jtb.co.jp/shop/royalroad/info/

○JTBロイヤルロード銀座『野鳥撮影の旅』HP
http://www.jtb.co.jp/shop/royalroad/info/bird/

投稿者 kasumi : 09:35

2009年09月16日

Q.野鳥撮影に行く時にカメラの予備バッテリーはどの位用意して行けば良いですか?又、持っていると便利な物はありますか?

A.カメラの撮影可能枚数にもよりますが平均で3~4本、ベテランの撮影者程多めに用意する方が多いです。
JTT-EN-EL5-compatible_b.jpg
その他便利な物としてメモリーカードの予備クリーニング用品は最低限用意しておくと良いです。
またそれらを一括にまとめられるケースもあれば便利です。
UN_M_SELECTION_M_case.jpg

投稿者 kasumi : 10:11

2009年08月06日

Q.絞りとはカメラの明るさの事というのはわかるのですが、どういう影響を及ぼすのかがわかりません教えてください。

A. 絞りとは人間の目で例えると瞳孔に当たります。つまり絞りという機構により光を通す穴の大きさを変えてレンズから入ってきた光の量を調節するものです。
絞りの穴を大きくすることを開ける、穴を小さくすることを絞ると言います。穴を一番大きくした状態を開放絞りと言います。

絞りとシャッタスピードには大きな関連があり、絞ると光の量が少なくなるのでシャッタースピードを遅くしなければ真っ暗な写真となってしまいます。

絞りにはもうひとつ効果があり、絞るとピントが合う範囲が広くなります。このピントの合う範囲を被写界深度と言います。
極端な例はピンホールカメラです。ピンホールカメラはカメラの目の前にある近いものから遠いものまでピントが合うのです。

デジスコで使用するコンパクトカメラのほとんどでは、絞りを細かく設定出来るようになっていません。オートで使うことがほとんどです。

投稿者 kasumi : 09:29

2009年08月05日

Q.焦点距離には35mm換算とよく書かれていますが、 35mm換算とは一体何の事なのですか?

A.35mm換算とは正確に言うと「35mmフィルム換算」となります。
35mmフィルムとはいわゆる一般的な写真フィルムのことです。
デジタルカメラの場合、フィルムに当たる画像を取り込む部分(撮像素子)の大きさは数種類あります。
デジタル一眼レフカメラにおいて5種類あり、コンパクトデジタルカメラにも数種類あります。
この撮像素子の大きさが変わると、同じ焦点距離のレンズを用いて撮影した場合でも撮影される望遠度合いが変わります。
撮像素子が小さいほど望遠度合いが高くなります。つまり被写体が大きく撮れます。この望遠度合いを画角ともいいます。

画角を直感的に分かりやすく表す上でレンズの焦点距離で表記することが多いのですが、基準になる撮像素子の大きさを決定しな いと分かりにくくなるため古くから使われている35mmフィルムで撮影した場合を基準にしています。それで35mmフィルム換算と呼んでいます。

換算方法ですが撮像素子の面積比の逆数をレンズの焦点距離に掛けたものが35mmフィルム換算の焦点距離となります。
つまり、撮像素子の面積がが35mmフィルムの面積の1/2ならば2倍の大きさに写るのです。望遠率が2倍になるのでレンズの焦点距離に2倍をかけて35mmフィルム換算何mmと表します。

尚、CANONのIXY3000ISやSONYのDSC-W300で使われている撮像素子の場合は、35mmフィルムに対して約4.67倍になります。

投稿者 kasumi : 09:23

2009年08月04日

Q.F値とは一体何なのですか?数字の大きい小さいで何がかわるのですか?

A. F値とは、絞り値とも呼ばれていてレンズの明るさを示す値です。

「絞り」と言われてもわかりにくいかもしれませんね。

カメラのレンズ内部にはレンズ内を通過する光の量を調整するための射光板のような機能が付いています。この射光板を閉じたり開いたりして光量を調整する動作が「絞り」です。光の量をわかりやすく数値化
したものがF値で小さいほど光の量が多く明るくなります。

デジタルカメラのスペックに掲載されているF値は絞りをもっとも開けた状態開放F値と呼びます)を意味します。

ズームレンズを搭載したコンパクトデジタルカメラでは、ズーム域によって開放F値が可変してしまうため、カタログや仕様表ではワイド端とテレ端の開放F値を記載している場合が多いです。

F値とシャッタースピードは反比例の関係となっています。
F値が小さいほど暗い場所での撮影では速いシャッタースピードを切ることができます。
但し、プログラムオートモードのみのでは、カメラ側でF値とシャッタースピードをコントロールしてしまうため、F値の変更はできません。

CANON IXY DIGITAL 3000ISやSONY DSC-W300などマニュアルモード機能があるカメラでは開放F値に設定できるので、速いシャッタースピードが切りやすいことがあります。試してみてください。

投稿者 kasumi : 09:29

2009年06月30日

Q.デジスコ撮影用途(スコープの口径別)としての三脚を選ぶ際のポイントを教えてく ださい。

A.三脚選びの一番のポイントは強度と軽さです。
強度はブレ写真にならないために、軽さは機動性のために必要です。
両方の条件を満たす強靭で軽量なカーボン三脚がデジスコシステムには適しています。
強度の面では大は小をかねますが、スコープの口径により三脚を選ぶことで機動性が上がります。
三脚上に載せる重量によって最低限必要な強度が変わりますので口径別の目安を示します。

大口径システム(レンズ口径77mm以上)
三脚の脚部の太さ カーボン製28mm以上

中口径システム(レンズ口径60mm~67mm)※1
三脚の脚部の太さ カーボン製25mm以上

小口径システム(レンズ口径50mm~52mm)※2
三脚の脚部の太さ カーボン製22mm以上
          アルミ製  23mm以上

※1 でじすこやではKOWAの664は66mm口径ですが、三脚は大口径システムと同じ口径を選定しています。

※2 このクラスのアルミ三脚は比較的軽量なので、コスト優先でアルミ製の三脚をお選びいただいても使用できます。

投稿者 kasumi : 09:32

2009年06月29日

Q.画像編集用のオススメの編集ソフトで一番手軽にできる方法教えて頂けませんか?

A.画像編集ソフトはフリーソフトや市販品など多くのものがありますので悩みますよね。
市販品の画像編集ソフトでは「Adobe Photoshop Elements(アドビフォトショップ エレメンツ)」が一般的でお勧めです。
プロも使用しているPhotoshopがベースになっていますので、本格的な編集作業も可能です。
実際に使う編集機能ですが、野鳥の画像では全ての機能を使う必要はありません。
レベル補正、明るさ調整、トーンカーブ調整、アンシャープマスク
使いこなせれば見た目に近いイメージに仕上げることができます。
トリミングや小さいサイズへのリサイズも可能です。
最初はわかりにくいことがあるかもしれませんが、ソフトは習うより慣れろです。
失敗してもいいという気持ちで気軽に使ってみましょう!

投稿者 kasumi : 09:25

2009年06月26日

Q.デジスコ撮影では、一脚は使い易いのですか?それとも、使い難いのですか?

A.デジスコ撮影では、三脚の使用をお勧めします。

デジスコ撮影では、ブレブレ写真の原因となる機材ブレなどの影響を避けるため
シャッターを押す際は機材から手を離して撮影することが多く、三脚の使用を
お勧めしています。

一脚はその名の通り脚は1本だけですので、自立せず手離し撮影が出来ません。
手持ちでの撮影よりは使い易くなりますが、本格的なデジスコ撮影では結果的に
操作性など使い難いものとなってしまいますので、お勧めしていません。

投稿者 kasumi : 10:43

2009年06月25日

Q.三脚を1kg台の比較的軽いカーボンのものをセットにされているようですがその重さで撮影上十分ですか?

A.カーボン三脚で十分な性能を発揮できます。

カーボン三脚は軽量でありながら剛性が高いことが最大の特長です。
デジスコシステムでは、軽量さと剛性、さらに振動の収まりも速いことから
カーボン三脚をチョイスしています。
わずか1kg台で大丈夫と思われるかもしれませんが、撮影上十分な性能を
発揮できます。

投稿者 kasumi : 09:37

2009年06月23日

Q.照準器と液晶フード等は必ず必要ですか?

A.照準器システムと液晶フードは、あるととても便利なパーツ類です。

デジスコ撮影では、野鳥を見つけた後スコープをおおよその目分量や勘で
向けてもほとんど導入することができないと思ってください。
そこで、照準器システムを使用することで、すばやく楽に野鳥を導入する
ことができます。

また、屋外での撮影では液晶画面に直射日光などが当たると見にくく
なりますが、液晶フードを使うことで外光を遮光し見やすくなり、
さらに液晶ビューファインダーのように覗くことでピント確認もできます。

操作性が抜群に向上しますので、是非お勧めいたします。

投稿者 kasumi : 09:31

2009年06月22日

Q.あまり細かい事は覚えられません。デジスコに使ってるカメラは簡単に使えますか?

A.カメラ設定表をご参考にしてみてください。

デジスコで野鳥撮影をする時、カメラ設定をどんな風にすればよいか不安ですよね。
そんな時には、デジスコ専門店【でじすこや】のホームページに掲載されている
カメラ別の設定表をご参考にしてみてください。

・Nikon COOLPIX P6000の場合
http://www.digiscoshop.com/digisco_mart/digisco_br_p6000cs_set.htm#camera
・キヤノン IXY 3000ISの場合
http://www.digiscoshop.com/digisco_mart/digisco_br_ixy_su2_3000set.htm#camera
・SONY DSC-W300の場合
http://www.digiscoshop.com/digisco_mart/digisco_br_w300_set.htm#camera

まずは上記のカメラ設定を試してみて、野鳥本体の写りを確認します。
綺麗な色が出ていればOKです。もし、野鳥が暗く色もはっきりしない場合は
露出補正という設定を±0.0~+1.0の範囲で調整すると成功率が上がります。
カメラの操作は、設定する箇所が少ないので慣れてしまえば簡単です。

投稿者 kasumi : 09:42

2009年06月18日

Q.どのデジスコセットを見ても30倍のアイピースが多いのですがどうしてなのですか?

A.30倍のアイピースは綺麗に撮れる標準レンスです!

Digisco_com30XWFA_b_120.jpgKowa-TE-17W_120.jpgNikonFEP38W_120.jpg

野鳥を大きく撮りたい!という気持ちから、もっと倍率の高いアイピースは
ダメなの?と思ってしまいますよね。
実は、デジスコ撮影の場合、倍率が高いほどブレブレ写真になりやすく、
なんとなく甘い画像となってしまいますので、結果的に綺麗な画像が撮れない
ということが多くなります。

逆に30~38倍のアイピースは、倍率が低いと思われるかもしれませんが、扱い
やすい大きさに野鳥が写り描写能力も優秀なので、とても綺麗に撮れます。
また、様々なシーンに対応できますので、標準レンズ的な存在として使うことが
できます。

アイピースをまず1本!という時にはオールマイティに使える30~38倍クラスの
ものをお勧めいたします。

尚、野鳥観察に使いやすいズームアイピースは、ケラレが多く発生してしまう
ので、デジスコ用にはお勧めしません。


投稿者 kasumi : 09:24

2009年06月17日

Q.デジスコに使うレンズにフローライトレンズやEDレンズがありますがなぜこれらを撮影にオススメしているのですか?

A.フローライトレンズやEDレンズをお勧めしている最大の理由は、光学性能が優秀で綺麗な画像が撮れやすいからです。特に色収差が少ないのが特長です。

色収差とは、枝や野鳥のエッジ部分に現れる色ニジミ(青系や赤系のニジミ)のことで解像感にも影響を与えます。
ノーマルレンズでも撮影は可能ですが、枝や鳥のエッジ部分などに色収差が出てしまい像も甘い感じになりますので、お勧めしていません。

対物レンズのみを比較すれば、フローライトレンズの方が断然有利です。
EDレンズと言えども色収差に関しては完全に補正はしきれません。
しかし、収差には色収差の他にもいろいろあり、スコープのプリズムの優秀さ、アイピースとの相性、更にはデジカメのレンズとの相性などシステム全体バランスが大切になります。

【作例】ノーマルレンズとフローライトレンズの比較画像
・ノーマルレンズ
IMG_3779r_380.JPG

・フローライトレンズ
IMG_3779rps_380.jpg

輪郭部の色ニジミ(青や赤系の色)の出方に差がでます。
画像全体の解像力の違いが出てきます。

投稿者 kasumi : 09:39

2009年06月16日

Q.【でじすこや】のセットに指定されているカメラではなく自分の持っているカメラは接続できないのでしょうか?

A.お手持ちのコンパクトデジタルカメラの機種名をお知らせください!

Nikon_COOLPIX_P6000_120.jpgCanon_IXY3000IS_120.jpgSONY_W300_120.jpg
デジスコシステムの場合、使用できるコンパクトデジタルカメラが限定されますので
まずは、お手持ちのカメラ機種名をお知らせください。
【でじすこや】スタッフが、接続可能かどうかご説明させていただきます。

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【でじすこや】ホームページ
http://www.digiscoshop.com/
== お問い合わせ窓口 ==
電話:042-498-5111
FAX:042-498-5114
メールアドレス:info@digiscoshop.com

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※デジスコに最適なカメラの選定ポイント
1)カメラ専用の高精度な接続パーツがある
2)画質が良く綺麗な写真が撮れる
3)ケラレ、周辺減光が少ない

【でじすこや】では、上記条件を満たし、さらに使いやすいものを選別して
デジスコセットを設定しております。

投稿者 kasumi : 09:36

2009年06月15日

Q.露出とは一体何なのですか?

A.露出とは、デジカメで撮影する時に画像の明るさをコントロールすることです。

絞りとシャッタースピード、ISO感度の組み合わせによって、CCDが受け取る光量を調節して適正な光量になるように設定します。
実際には、デジスコ用として最適なデジカメはプログラムオートのモードしかないものが多いため、露出補正の値を変えながら明るさを調整して適正な露出を決めます。

■露出補正値別作例
1)露出オーバー(露出補正値:+0.3)
DSCN0206r_380.JPG

2)適正露出(露出補正値:-0.7)
DSCN0209r_380.JPG

3)露出アンダー(露出補正値:-1.7)
DSCN0205r_380.JPG


投稿者 kasumi : 09:27

2009年06月12日

Q.でじすこやのセットならばワンタッチで観察にも撮影にも使えますか?

A.【でじすこや】オリジナルデジスコセットは観察と撮影の移行が簡単です!
Kowa_774-1_380.jpg
【でじすこや】オリジナルデジスコセットは観察派の方にも配慮しています。
カメラユニットは固定ネジ1本でスコープユニットへ固定しているだけなので
着脱はワンタッチでとっても簡単に行えます。観察への移行もスムーズです。

※使いこなしのコツ
観察のためにカメラユニットを外しますとスコープユニットの重量バランスが
前寄りとなりますので、再度バランス調整を行うと操作性が良くなります。

投稿者 kasumi : 09:34

2009年06月11日

Q.初めてデジスコを選ぶ時のヒントを下さい。

A.ご使用目的別にみると・・・

軽快な携帯性重視:スコープの口径50mmクラス。旅行のお供に最適です。
nikon_ed50_s.jpg


機動性を重視:スコープの口径60mmクラス。本格的な撮影が楽しめます。
nikon_ed3_s.jpg


画質、作風重視:スコープの口径80mmクラス。究極のシステムにチャレンジ!
kowa_774_s.jpg

その他、システム全体の重量や大きさなどを参考に、撮影スタイル合わせてご検討してみてください。

投稿者 kasumi : 09:52

2009年06月10日

Q.デジスコのメリット、デメリットって何ですか?

A.デジスコのメリットは軽量、安価、高倍率なシステムが組めます。
それでは、今流行しているデジタル一眼レフカメラシステムと比べて見ましょう。

【焦点距離】(数字が大きくなるほどアップで写せます)
≪デジタル一眼レフシステム≫
約1,200mm、最大で1,600mm(ただしズームはできません。)

≪デジスコシステム≫
約1080mm~約3200mm(カメラ側のズームで調節可能)

【重量】(レンズ、カメラ本体、雲台、三脚含む)
≪デジタル一眼レフシステム≫
約20kg

≪デジスコシステム≫
約3kg~5kg


【コストパフォーマンスの比較】(野鳥を大きく写そうと思った場合)
≪デジタル一眼レフシステム≫
約150万円超(1,600mmのシステムとした場合)

≪デジスコシステム≫
約25万円~60万円

更にコンパクトデジタルカメラはシャッターを押した際の
自己振動が少なく高倍率の撮影に非常に適しています。
止まっている野鳥の細部の写真や表情を捉えるのは
デジスコの得意技です。


デジスコのデメリット

【連写速度】(多い方が飛翔写真等が得意)
≪デジタル一眼レフシステム≫
1秒間に3枚~10枚を30枚~50枚連続で撮影できます。

≪デジスコシステム≫
1秒間に1枚~3枚をシャッターボタンを離すまで撮影できます。
(機種によっては7枚程で止まる場合もあります。)

飛翔写真では一眼レフシステムが有利です。
練習を積めばデジスコでも飛翔写真が撮れますので
チャレンジしてみるのも一つの楽しみです。

投稿者 kasumi : 11:05