2015年06月22日

静と動 


Canon EF600F4.0/x1.6/Canon EOS1Dmk2



TSN-884/TE-11WZ/12-32/LUMIX GM1

デジイチ(写真 上)とデジスコ(写真 下)の代表的な作例を見てください。もちろん、条件が揃えば上下逆転の作例もありえますが普通はこんな感じでしょう。

シャッター速度が1/1000秒出せればカメラの応答性の速いデジイチならこんな瞬間を切り取ることができます。たまたま画角いっぱいいっぱいを使った構図になっていますが、これを2倍ぐらい引いて(半分の大きさで)写しても絵的には充分使えるし、撮影は数段簡単になります。やはり、超望遠レンズ(長玉)での野鳥撮影には他に真似のできない優れた機能を持っています。

デジスコの特徴はデジイチの数倍の焦点距離から写せるというメリットです。同じような距離から写せば下のような写真を写すことができます。まあ、ここまで大きく写す必要もありませんが、デジスコ普及をライフワークにしている私の作例はついついこんな風になってしまいます。

最近はデジスコシステムで動きのある撮影を具現化している方も何人かいらっしゃいます。もともと光学システムが明るく、大口径カメラレンズを上回る明るさをもっているデジスコですから、理屈から言えば動きのある被写体の撮影もできるはずなのです。
しかし、ここで2つの問題にぶつかります。

【画角が狭い】
コンデジを使ったデジスコシステムは対物レンズとCCD(CMOS)の面積比がデジイチ以上に(明るく)有利なのですが、使用可能な焦点距離が1000mm以上というケースが多いので画角が狭く被写体が大きくなってしまいます。デジイチで横飛びをする被写体を狙う場合は、止まっている場所を飛ぶであろう反対側の端に置き、通るであろう場所に置きピンをして半押しのまま待ちます。飛ぶ瞬間から連写をして運よく狙い通りに画面の中に収まれば成功です。
デジイチの場合、実用的には500mm程度の画角であれば被写体との距離・被写体の大きさ・飛んだ時の反応などいい感じのような気がします。
上級者ほど画角を狭くしても写せますし、近づいての撮影・適度な画角の判断など成功率をあげる要素が増えます。
デジスコの場合は、コンデジを使わずに短い焦点距離で大きなCMOSを持つデジイチを使い、光学系の焦点距離を短くするコリメート設計をしたシステムで写すのが良いと思います。これで、そこそこの明るさを保ち、画角を狭くすることができるので一つの方法になると思います。

【カメラの応答性が遅い】
最近のコンデジは驚くほど応答性が良くなりました。しかし、インターフェイスである液晶画面の映像は相変わらず少し前の時間を映し出しています。仮にデジイチのように半押しで置きピンをして飛び出した瞬間にシャッターを押してもほとんどの場合、画角に入っていないことが多いと思います。
シャッターを押した瞬間の0.5秒~1秒前まで遡って記録する機能をもったカメラもありますが、もう少し使いやすくなれば良いのですが・・・
これは、デジイチのライブビュー撮影でも同様なことが起こるはずですから光学ファインダーで写すデジイチ撮影には敵わないでしょう。
デジスコでトビモノを写している人々は(苦労しながら)ファインダーやシャッターラグなどの遅れ以上の先読み撮影をしているのだと思います。
デジイチ撮影ですら飛び出す瞬間を予測して写すわけですから(笑)

静と動、両方を同じ道具で写せたら撮影も楽しいと思います。しかし、なかなか思うようには行かないようです。経済的な面・体力的な面・技能的な面など個人差もありますが、「静」にはデジスコ、「動」にはデジイチと道具を使い分けることができれば撮影の幅が広がるのだと思います。

上級者はデジイチで「静」を写します。決してドアップではありません。「写真」としての美しさをカメラレンズ・デジイチボディーで表現します。実は「静」の中にも奥深いものがあります。もちろん、デジスコは「静」が得意なわけですからデジイチ上級者に負けないような写真にチャレンジしてもらいたいと思います。


もちろん デジスコらしい「ドアップ」も忘れずに(笑)

投稿者 たーぼ♪ : 07:57 | コメント (0)

2015年01月26日

【作例】 トビモノ

プリズム抜きシステムで900㎜~4200㎜を使っての撮影です。
もともとトビモノには適性の少ないデジスコですが、
晴天の節減ではISO80でも1/1000秒以上のSSが切れるのでチャレンジしました。
個人的には画角が狭すぎるので400~700㎜程度のシステム(デジイチなど)をお奨めします。
しかし、30コマ/秒の高速連写とAF-Cでデジスコでもそこそこ撮れるなぁ~って思いまた。

KOWA PROMINAR 500㎜F5.6/TX-10改/VA3/CASIO EX-100PRO

とにかく画角が狭すぎて大きなタンチョウでははみ出しちゃう(笑)
ここは400㎜ぐらいが良いですね。

モデル名 EX-100PRO
シャッタースピード 1/3200 s
F ナンバー f/4
ISO ISO 80
露出補正値 0.00 eV
レンズ焦点距離 10.8 mm(730㎜トリミング)


これは100mほど先で飛んでいるカモをとりあえず写したもの。
対角線50%程度の大トリミングです。

モデル名 EX-100PRO
シャッタースピード 1/1000 s
F ナンバー f/4
ISO ISO 80
露出補正値 0.00 eV
レンズ焦点距離 10.8 mm(730㎜大トリミング)

白鳥が適度な距離で飛んでいました。今回の3点はすべてパーン棒で追いながら撮影しまし。1/1000秒以上のシャッター速度があればトビモノも写せると思います。

モデル名 EX-100PRO
シャッタースピード 1/1250 s
F ナンバー f/4
ISO ISO 80
露出補正値 0.00 eV
レンズ焦点距離 12 mm

投稿者 たーぼ♪ : 01:13 | コメント (0)

2014年05月11日

【作例】 月 TSN-774/TE11WZ/GM1

野鳥撮影に出かけられないので(諸般の事情により)月を写しました。
TSN-884より774の方が被写界深度が深いので月の球面のピント奥行きが深い気がします。
たぶん、50㎜ぐらいの口径かひょっとするとそれ以下の方が良いのかも知れません。

ちょっと気になるのはグリーンの色収差。
884の場合はこんなには出ないので774のXDレンズの特性かコーティングか・・・個体差か?

夜更けに一人静かな屋外で月を写す。なんか、悪くない感じです(笑)

投稿者 たーぼ♪ : 22:38 | コメント (2)

2011年07月26日

【撮影スタンス】 ⑦背景の選び方

【撮影スタンス】 写し方シリーズ

・背景の種類
背景の選び方は撮影のセンスやテクニックのポイントとなるところです。一般的には近い距離に枯れた葦やススキ・土塊などガサガサしたものがあると良い結果が出ません。なるべくスッキリした背景になるようなもの(例えば青空や水面・日陰・新緑など)を選んだり、花などの綺麗な色合いや雰囲気を持つものがあると良いでしょう。

・背景までの距離
花など、撮影時に主張させたいものは比較的近い距離でも良いでしょう。それ以外は一般的に被写体までの距離の半分ぐらいの距離があると綺麗にボケてくれると思うので作品のイメージを作りやすいと思います。

・背景の色合い、明るさ
コンパクトデジタルカメラは色や明るさに対するダイナミックレンジが狭いので中間の淡い差を出すのが苦手です。そこで、暗い背景であれば少し余計にマイナス補正して黒を潰してしまうなどのテクニックを使います。一般的には被写体の色合いをしっかり出すためには背景は暗めのほうが良いでしょう。

投稿者 たーぼ♪ : 15:45 | コメント (0)

2011年07月24日

【撮影スタンス】 ⑩ブラインドから写す

【撮影スタンス】 写し方シリーズ


例えば、ヤマセミのように人間に対して神経質な野鳥の撮影はブラインドと呼ばれる仮設のテントや迷彩ネットなどで作った常設の身を隠せる撮影場所から写す方法があります。野鳥の感や視力は驚くほど高いので、ほとんどの場合、野鳥からは隠れきれていないのですが野鳥からみると「あそこからは出てこない」という安心感を与えるのだと考えられます。
ある意味、野鳥に接近するためのマナーの一つのような気がします。夜明け前に現地に到着し、ブラインドや撮影機材をセット。野鳥がいてくれる間は脅威を与えない配慮をしながら撮影し、例えブラインドの中であっても無闇に動かない。野鳥が飛び去って視界から消えてから撤収する。こんな思いやりのある気持ちで撮影します。
但し、仮設のテントブラインドも常設ブラインドも敷地の主権者の許可を得るか、周辺に迷惑をかけない充分な配慮が必要です。

■詳しいお問合わせは

投稿者 たーぼ♪ : 15:48 | コメント (0)

2011年07月22日

【撮影スタンス】 ⑧雨の日の写し方

【撮影スタンス】 写し方シリーズ

天候がいまひとつでも撮影に出かけなければならない場合もあります。現地に到着したら雨が降り始めた・・・などということは良くあることです。もちろん出直すのも良いのですが、せっかくだから撮影してみるのも良いと思います。
一般的には野鳥の警戒心が少なくなり、近くで写せるチャンスともいえます。
この場合、機材の濡れや雨具に気がとられ集中力が乱れがちです。雨に対する機材と自らの雨よけなどに工夫が必要です。
屋外に出て写す場合には機材をビニール袋などでしっかり防水し、雨中でもカメラユニットに水が入らないようにします。また、自らはゴアテックス素材などの性能の良い雨具を身につけるのが良いでしょう。
他には、ブラインドを雨避けを兼ねて活用したり、車の中からの撮影にしたり、ハイドや建造物の中から写すなどの方法もあります。

投稿者 たーぼ♪ : 00:47 | コメント (0)

2011年07月21日

【撮影スタンス】 ⑥だんだん接近法

【撮影スタンス】 写し方シリーズ

追いかけずに写せれば一番良いのですが、どうしても近づかなければならばい場合もあります。この場合は「だんだん接近法」を使うと良いと思います。
野鳥までの距離が50mとします。まず、ターゲットを見つけたら例え遠くでもその場で1回写す。次に10m進み2回目の撮影をします。その時に野鳥の様子を見てこちらを気にしていないようであればまた10m進みます。3回目の撮影をして・・・5m進み写す、3m進んで写す・・・というように徐々に真っ直ぐ近づくのが良いでしょう。
近づき方が上手くないと必ず逃げます。このように「だんだん接近法」をマスターしていけば上達します。

投稿者 たーぼ♪ : 00:00 | コメント (2)

2011年07月20日

【撮影スタンス】 ⑪ハイドから写す

【撮影スタンス】 写し方シリーズ

バードサンクチュアリなどには野鳥が飛来するポイントに、野鳥と人を隔てる壁を作りその壁に野鳥観察用の穴を設けている施設があります。この、観察用の壁は「ハイド」と呼ばれています。
ブラインドと同様の効果があり、野鳥を警戒させずに観察することができます。多くの場合、ハイドは「観察用」とされていますがマナー良く活用できるならば「撮影」にも使用できます。
三脚・雲台を工夫しながら穴の大きさに制約され狭い範囲にはなりますが、野鳥の自然な姿を写すことができます。
野鳥を探すことなく目の前に現れますので、初心者の方にはオススメの撮影方法です。
ここでのマナーは限られた観察スペースなので「長時間独占しないこと」「譲り合う配慮をすること」「大声で話をしないこと」などです。公共の場所なので皆で楽しく使えるように心がけましょう。

投稿者 たーぼ♪ : 04:51 | コメント (0)

2011年07月18日

【撮影スタンス】 ⑤追いかけないで待つ

【撮影スタンス】 写し方シリーズ

どんなに隠れて移動しているつもりでも視覚の優れた野鳥から見れば、すべてお見通しなのです。大切なことは「このカメラマンは悪さをしないな」と野鳥に思わせることなのです。例えばブラインドに入っていても野鳥からはすべて見えているのです。しかし、ブラインドの中に入っているので出てくる気配が無ければ野鳥も警戒を解くのだと思います。
同様に、フィールドで普通に写す場合もなるべく追いかけず狙いのポイントに飛んできてくれるのを待つのが良いと思います。
撮影者がレンズを向けるとすぐに逃げるハシブトガラスも害の無い通行人であればすぐ傍を通っても平気なのと同じです。「追いかけずに待つ」これができるようになるためには経験と多くの学習が必要かもしれません。

投稿者 たーぼ♪ : 00:42 | コメント (0)

2011年07月17日

【撮影スタンス】 ④撮影できる隙間を探そう

【撮影スタンス】 写し方シリーズ

野鳥が目の前に飛来し、運悪く自分が構えている場所から枝や葉っぱが邪魔して写せない場合も結構あります。そんな時、上下・左右・前後を良く見回して写せる隙間が無いか探しましょう。上級者ほど隙間を探して、小さな移動範囲の中で三脚の上下などを頻繁に行って撮影チャンスを多くしています。デジスコの場合、機材が小さく軽量なので三脚の操作を面倒がらずにこまめに行えば撮影チャンスは大幅に増えるものと思います。

投稿者 たーぼ♪ : 00:40 | コメント (0)

2011年07月16日

【撮影スタンス】 ③野鳥までの距離

【撮影スタンス】 写し方シリーズ


画質は近いほど良くなります。これは被写体との間にある空気のユラギなどが原因です。空気が少なければ光学システムの性能をフルに発揮できます。デジスコの場合、短めの望遠レンズに比べれば何倍も遠くから写せますがその分画質が下がります。狙いの作品イメージにもよるのですが、5~20mぐらいが鮮明に鳥を中心に撮影する場合の距離(バストアップ~画角全体に入る)。背景や環境が良ければ50mぐらいまではデジスコらしさを出せると思います。
但し、野鳥の都合もあるので「逃がさない」「驚かせない」「警戒させない」などの距離を学ぶ必要があります。野鳥に近寄って飛んでしまうのは実は野鳥にとってはあまりダメージを受けてないそうですが、写せるチャンスを逃がしてしまうという意味では撮影者は損をします。もちろん、撮影仲間からもちょっとなにか言われるかも知れません。
上級者が同じ道具、同じ場所で良い写真を写せる理由はこの度合いを心得ているからかも知れません。

投稿者 たーぼ♪ : 00:37 | コメント (0)

2011年07月15日

【撮影スタンス】 ②立って写す

【撮影スタンス】 写し方シリーズ


狙いのポイントが複数あったり、初めてのフィールドで探鳥しながらの撮影などの場合は腰を伸ばした状態が基本形となるような姿勢で写せるようにすると良いでしょう。撮影スタイルは後日UP予定の(機材の基本操作)を参照してください。
移動する場合は広さに余裕がある場合はそのまま担ぎます。周りに障害物があったり他に通行人がいるようであれば、3本の脚をまとめて担ぐか、または脚を縮めて人に迷惑をかけないように心がけましょう。
長いものを持っての移動ですからできるだけ走らずに注意して移動してください。

投稿者 たーぼ♪ : 00:36 | コメント (0)

2011年07月14日

【撮影スタンス】 ①座って写す

【撮影スタンス】 写し方シリーズ


デジイチの自己発生振動すら画質に影響されるため、コンパクトデジタルカメラを使うデジスコ撮影。三脚が風で揺れたり、撮影時の手ブレなどの振動が発生すれば鮮明な画像で撮影することはできない。
座って撮影することによりこれらの問題点が回避されることが多い。例えば、三脚の脚をすべて伸ばすのと、座った高さに合わせた最小限の伸ばし状態とでは三脚の剛性が大きく変わり、また風によるブレも少なくなります。
さらに、折りたたみ椅子に大半の体重を預けることにより上肢の動作における体の重心が決めやすくなり、体や腕が動かしやすくなります。手ブレに対して体勢をとりやすくなり疲れも少ないので長時間の撮影に有用です。
体を低くしてジッとできるので、野鳥を驚かすことも少なくなりますので撮影チャンスも多くなります。但し、移動しながら写す場合には不自由な面もあるのであくまでも定点撮影に適した方法と言えます。

デジスコ通信 第3号(2003年8月18日号)よりコピー


■ …【たーぼ♪】…………………………………………………………………………
□ <第3回> 綺麗に写せる方法を毎回ちょっとずつ
■ …………………………………………………………………………………………

─────────────
第3回 ~座って写そう~
─────────────

私が持っている良い写真のほとんどが座って写しているんです。デジスコ撮影って焦点距離がものすごく長い撮影をするので、デジスコの小さな振動でも被写体の「ブレ」としては非常に大きく発現してしまいます。画角(景色を切り取って写す角度)が小さくシャッタースピードが遅いのですからとにかくブレます。デジスコは終始このブレとの戦いになります。機材についても多くの工夫はブレ対策が配慮されているのですがここでは撮影技術にテーマを絞ってお話させて頂きます。

鳥までの距離が遠ければブレの影響はより大きくなります。遠い被写体の撮影の難しさはここにもあるわけです。距離が半分になればブレの影響も半分になります。そうはいっても近すぎる必要はありません。7~20mぐらいの距離が鮮明に撮れる範囲だと思います。

次に三脚の高さです。テーマに「座って写そう」と書きましたがこれには三脚の高さも考慮されています。デジスコの重量(重心)が高いところにあればその分揺れる要素が多くなります。三脚の脚の剛性を考えると長くすれば弱くなりますよね。しかも先端の1段は細い訳ですから余計に揺れてブレの要因になります。座って写せば脚を伸ばさずにすみますからブレ防止には良い対策になります。

座って写すことの良さに人間工学的な面もあります。座っての機材操作と、立っての機材操作では人体の動きの軸が違います。当然、座っているほうが動きの歯切れが良くシャープで、機材に伝える振動も小さくなります。座って準備して鳥にピントを合わせ、機材から振動の縁を切るようにそっとレリーズを押してあげる・・「そっと」押すのが重要です。

そそ、良い写真を写すためには出会った鳥とできるだけ長い時間過ごすことが必要ですね。座ってじっとしていると鳥が落ち着いてくれるような気がします。こんな効果も座って写すことによる良い写真につながるかもしれません。

100円ショップで折りたたみの椅子を買って、是非、座って写してみてください。

投稿者 たーぼ♪ : 15:20 | コメント (0)

2011年07月12日

【撮影スタンス】 ⑨車の中から写す

【撮影スタンス】 写し方シリーズ

多くの野鳥は「車」に対しては警戒心が薄いと言えます。車を降りて姿を見せるとすぐに逃げてしまう鳥も、そっと近づいて車を止めると不思議と反応しません。鳥のそばに来て窓をあけると逃げる場合がありますので、窓は半開き程度で迫ったほうが良いと思います。
具体的には、助手席に三脚・雲台をセットして機材を取り付けます。助手席側の窓を明け、撮影します。
撮影できる範囲は限られますが、不足した領域は車を移動してカバーします。運転席に座って操作をするので腰をひねった状態での撮影になります。三脚のエレベーターを多用しますので指を挟まないように注意しましょう。
この撮影法は、自動車の運転に関わりますので、交通安全には細心の注意をはらってください。

投稿者 たーぼ♪ : 15:11 | コメント (2)

2011年07月10日

【撮影スタンス】 写し方シリーズ

撮影時の状況に応じて、どのように写すかいろいろ思っていることをまとめてみます。

①座って写す
②立って写す
③野鳥までの距離
④撮影できる隙間を探そう
⑤追いかけないで待つ
⑥だんだん接近法
⑦背景の選び方
⑧雨の日の写し方
⑨車の中から写す
⑩ブラインドから写す
⑪ハイドから写す

投稿者 たーぼ♪ : 23:53 | コメント (0)

2011年07月09日

【作品撮りのテクニック】 シリーズ(中級編)

作品を狙った写し方は、個々人のセンスにかかわる要素が多いのですが、皆さんがチャレンジするにあたってのヒントをメモしてみました。ひとつひとつの要素を深く掘り下げてみたり、複数の要素を加えて独自の作風を作ってみたり、また、まったく新しい切り口で写してみるのも良いかと思います。
ポイントは「意識して写す」ことだと思います。フィールドに出かける前、フィールドに到着して準備する時、野鳥が目の前にやってきたとき、是非、作品を意識して写してみてください。

①薄暗い時の写し方
②明るい環境での撮影
③遠い時の写し方
④近い時の写し方
⑤早い動きのある被写体
⑥白黒の被写体
⑦枝が手前にあるとき
⑧2羽一緒に写したい
⑨飛翔写真
⑩ドアップ撮影
⑪構図のとりかた

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【作品撮りのテクニック】 ⑪構図のとりかた

作品撮りのテクニック シリーズ(中級編)

野鳥単体、複数の役モノ、背景の色バランス、奥行きなどにより構図はいろいろなバリエーションが考えられます。デジイチに比べ野鳥が大きく表現される場合が多いのでデジスコ独特の構図があります。比喩するならば人物のポートレート撮影に似た考え方で良いと思います。一般的には画角が窮屈にならないためには、クチバシの先方向にできるだけ空間をあけるのが安定感のある構図となると思います。画面いっぱいにクチバシから尾羽までキチキチに入れると変な感じになるので少し引いて空間を配置するか、いっそ体の一部を画角の外に出してドアップにするなどの手法が良いと思います。

投稿者 たーぼ♪ : 00:12 | コメント (0)

2011年07月07日

【作品撮りのテクニック】 ⑩ドアップ撮影

作品撮りのテクニック シリーズ(中級編)

基本は被写体までの距離を可能な限り近く、つまり、近づくテクニックが大きなポイントだと思います。最短合焦距離近辺でピント・露出がしっかり合っていれば超精細なビックリ画像が写せると思います。動きの早い鳥であればワイド側にしてシャッター速度を速めるのが良いでしょう。カワセミのように静止する瞬間のある鳥であれば目にピントを合わせて連写を繰り返して撮影枚数を稼ぐと良いのが混じります。
ピントを合わせるのは手前に来る目玉にすると良いでしょう。

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2011年07月05日

【作品撮りのテクニック】 ⑨飛翔写真

作品撮りのテクニック シリーズ(中級編)

デジスコでの飛翔写真がなぜ難しいかというと、液晶画面に写されている映像が少し遅れて表示されていることと、レリーズを押してからシャッターが切れるまでの時間が長いこと、なぜか大きく写すクセができてしまっていることの3点です。最近のコンパクトデジタルカメラは飛躍的に表示速度や応答速度が進化しましたがデジイチに比べるとかなり遅れます。
撮影のポイントはできるだけワイド側、もしくは遠い距離に位置して画角を広くする。デジイチでは飛び出す方向の後ろ側に被写体を見ながら置きピンで待機して飛び出したら連写!という撮影プロセスですが、デジスコでは同じようにやっても画面に入らないことが多いので、置きピンをして画角よりさらに後ろに被写体を置き、左目の照準器で見える飛び出しに対応するというような手段をとります。
ワシタカが大空を舞っているもの、鴨たちの離水、カワセミのホバリングなどそれぞれに細かいテクニックはありますが被写体の動きを知り、先読みしながら写すという難しさがあります。失敗も多いので、飛翔写真を狙うなら専念したほうが良いと思います。

投稿者 たーぼ♪ : 11:04 | コメント (0)

2011年07月04日

【作品撮りのテクニック】 ⑧2羽一緒に写したい

作品撮りのテクニック シリーズ(中級編)

「つがいの仲良い写真を写したい」と皆さん考えます。デジスコの被写界深度は10m先で4~5cm程度ですから2羽の目と目の奥行き距離を2~3cmにしなければなりません。従って、真正面から2羽の距離が合っている状態を狙わないといけません。撮影位置を移動できるなら同じピント位置で2羽の目に合う位置に移動するのが良いのですが、難しい場合は、どちらか1羽にピントを合わせ1羽はぼかすと割り切って写すしかありません。また、できるだけワイド側にする・より遠くから写す、などの手を使えば被写界深度を深くできます。

投稿者 たーぼ♪ : 23:02 | コメント (0)

2011年07月02日

【作品撮りのテクニック】 ⑦枝が手前にある時

作品撮りのテクニック シリーズ(中級編)

「枝かぶり」というような表現をしますが、野鳥撮影の場合はいつも悩まされる状況です。
深い枝の奥にいる場合はどうしようもないのですが、手前に1本の枝が邪魔しているような場合、基本は撮影位置を左右上下に変えてみることがポイントです。上手く枝の影響が無い角度を見つけたら、テクニックとしては面倒がらずに三脚の伸縮をして抜ける位置から写すということになります。その際、手前に枝が残っているとAFがその距離に合ってしまうので、レリーズ半押しAFロックのままピントリングで追い込んで写すという方法をとります。また、全身を入れて枝が邪魔な場合は思い切ってバストアップなど画面を切ってドアップで写すことが良いかも知れません。

投稿者 たーぼ♪ : 02:02 | コメント (0)

2011年07月01日

【作品撮りのテクニック】 ⑥白黒の被写体

作品撮りのテクニック シリーズ(中級編)

例えばミコアイサのように黒い頭の中に黒目があるような場合、そのそばに白い部分があるというような色合いの被写体の撮影は非常に難しい撮影になります。黒をつぶさず、白を飛ばさずにコンパクトデジカメの狭いダイナミックレンジに収めるのは難しいと思ってください。野鳥撮影の場合、目がポイントになりますからこの場合は黒を潰さないために白を諦めるというのが正解のような気がします。

投稿者 たーぼ♪ : 09:29 | コメント (0)

2011年06月30日

【作品撮りのテクニック】 ⑤早い動きのある被写体

作品撮りのテクニック シリーズ(中級編)

ウグイスやムシクイなど薮の中をチョロチョロと静止することなく動き回る被写体の撮影にはどんな撮影法でも苦戦します。まず、全てを写そうとしないでチャンスを待つことが必要と思います。動き回る野鳥も必ず静止することがあります。そのチャンスを逃さないように観察し、動きを読み、静止することを見極めるしかありません。また、AFが間に合わず翻弄されることが多いので、AFロック(シャッター半押し)の状態でスコープのピントリングで追いかけて写すという上級テクニックが必要になるかも知れません。
基本はワイド側で高ISOに設定してシャッタースピードを高めるということ。追従優先の撮影になるのでパーン棒は持ったまま写すということもポイントです。

投稿者 たーぼ♪ : 08:52 | コメント (2)

2011年06月29日

【作品撮りのテクニック】 ④近い時の写し方

作品撮りのテクニック シリーズ(中級編)

被写体までの距離が近い場合、まさにデジスコノ真骨頂というべき場面となります。一般的には野鳥までの撮影距離は5~10mと考えるとデジイチの3倍以上の大きさで写せるデジスコは作品自由度が極めて広く、個性的な作品にチャレンジできます。一般的なデジイチ画角から3倍以上の倍率から生まれるドアップ画角まで自在に選択できます。機材ブレが無いデジスコならではの超鮮明画質での撮影は他の撮影手段では真似ることのできない特徴です。

投稿者 たーぼ♪ : 02:17 | コメント (2)

2011年06月28日

【作品撮りのテクニック】 ③遠い時の写し方

作品撮りのテクニック シリーズ(中級編)

被写体までの距離が遠い場合、空気のゆらぎとの戦いになります。基本的に20mを超える場合は鮮明な高画質を期待しないほうが良いでしょう。ポイントは画画の中の環境を綺麗にまとめることと思います。野鳥写真の場合、棲息環境が上手に表現されていれば1つのポイントになります。また、全体の色合いも重要なので背景の選び方に注意してください。基本的にはデジイチと同じ要点となりますが、3倍以上の距離から写せますので作品イメージの自由度を生かした撮影を心がけてください。

投稿者 たーぼ♪ : 00:42 | コメント (2)

2011年06月27日

【作品撮りのテクニック】 ②明るい環境での撮影

作品撮りのテクニック シリーズ(中級編)

日中の直射日光が当たる屋外などで撮影する場合、被写体の白い部分の階調が無くなり真っ白になってしまう場合を「白トビ」と言っています。コンパクトデジカメの弱点として現れやすい現象です。白トビを気にするあまりマイナス補正を強くしすぎて全体が暗くなっては意味がありません。全体の雰囲気を見ながらある程度の白トビは諦める判断をするのが良いと思います。また、あえて白く飛ばして明るい環境を画面に表現するのもテクニックとして使うのも面白いでしょう。

投稿者 たーぼ♪ : 08:21 | コメント (2)

2011年06月26日

【作品撮りのテクニック】 ①薄暗い時の写し方

光の量が少ない時の撮影はシャッター速度が不足することによる微細なブレとの戦いになります。シャッター速度を上げる方法としては、「ISO感度を上げる」と「ワイド側で写す」という2つの方法があります。場合によっては両方同時に使わなければならない場合もあるでしょう。ISO感度は低感度であるほど画質が滑らかでキレイなのですが、最新のコンパクトデジカメならISO400まではシャッター速度が上がることのメリットのほうが大きいので暗い場合の手段として使いましょう。また、ズームアップして写すとこれもまたシャッター速度が比例して遅くなります。シャッター速度が1/10秒以上になる範囲のワイド側で写すことをオススメします。ただし、動きの少ない被写体や撮影者のスキルによっては超低速シャッターで写すことも可能です。

投稿者 たーぼ♪ : 00:04 | コメント (2)

2009年12月08日

もっと撮影にでかけなきゃ・・・(;^_^A

景気が悪いと仕事が「暇で」というわけではなく、やること、考えることが山ほど出てきます。すべてが報われるわけではありませんが、なにもしなければ不況の荒波に巻き込まれてしまいます。多忙、多忙、多忙・・・と忙殺されています。いやいや、ほんと、大変な時代になってしまいましたね。

幸いにも、「デジスコ」は撮影機材の市民権を得たようで、野鳥撮影の1つの手段として確立されたと言っても過言ではないと思います。
お蔭様でDIGISCO.COMもデジスコを始められる方、機材をUPグレードされる方に支えられ、なんとかがんばっております。

ほんと、デジスコファンの皆様には感謝感謝です。

と、不況と忙しさを理由に撮影をさぼっていましたが・・・撮影こそ私の仕事の原点です(;^_^A
今日は、親友から「ピンクの実を食べに来るメジロとカワセミが撮れるよ」と連絡があり久々の撮影です。ゆっくり撮影はできなかったのですが、短時間でも成果ある日になりました。

しかし、ここで問題が・・・やっぱ、しょっちゅう撮影をしていないといろいろトラブルが発生します。今日はBR-S90のセッティング、なんとカメラネジがユルユルでブラケットがぐらぐら・・・しかも照準がずれるので無理やり照準機を基準に合わせるもんだから光軸が横にずれて・・・せっかく写せたドアップに色収差がでちゃいました(T^T)

ピンクの実は「マユミ」という木の実で、メジロが2羽でつつきに来ます。時折、コゲラもつつきに来るようです(私は見れませんでしたが)。
最初は両眼視ができなくて、なかなか追えませんでしたが、後半は様子もわかりなんとか写せるようになりました。

初冬の中だるみもそろそろ終わり、本格的なデジスコシーズン突入です。
重たい腰をヨッコラショと持ち上げて撮影に出かけないといけませんね(;^_^A

投稿者 turbo : 22:47 | コメント (0)

2009年01月28日

ドアップの理由?

デジスコのメリットの一つに、例え、背景がガサガサして汚くても被写体をドアップにすればごまかして絵にすることができる。ということがあります。
このメリットって、撮影現場ではすごく役に立つんです。例えばフルスケールのデジイチ600mmF4にテレコン&カメラ倍率掛け合わせても1200mmぐらい。この写真は3000mmぐらいですから倍以上の大きさで写せます。
実際の被写界深度は?というとデジイチのほうが浅いので背景のボケも大きく出るわけですが、ここに倍率のマジックが入るわけです。デジスコ(3000mm)なら画角の7割が被写体とすれば、デジイチは3割強ということで、背景の締める割合は倍以上なんですね。しかも同じ倍率ならレンズ口径の大きなロクヨンのほうがボケるのですが、デジスコの倍率が大きいので質は違っても場合によってはデジスコのほうがボカシやすかったりします。

というような理屈で、私の絵作りはドアップ中心になってしまいます。遠征をして背景が素晴らしい場所では逆に絵に取り込みたいのですが、私のように都市公園や近郊河川などでは、デジスコでのドアップの方がまとめやすい。つまり、写せる機会が増えるということです。

注意事項としては、ドアップにすると露出も変わるし、ピンも浅くなる。しかもSSが下がってブレやすくなる。など、撮影上の難易度も上がるのでドアップにはドアップなりの成功率の低さがつきまといます。


正攻法でのドアップ撮影です。背景は広葉樹の落ち葉。どうやっても絵になりません。こんな時はバストアップで思い切ってチャレンジしちゃいましょう。
TSN-884 TE-17W ISO100
1/3s F5 ISO100 露出補正-1


こっちはもっとやっかいで、背景に日差しが入っちゃいました・・
ポーズとしては振り向いてくれたので面白かったのですが、前後20枚は全部NG(爆)
これもクチバシが動いていますが、まあ、動きは目が止まっていれば良し!ということで○にしました。

1/8s F4.5 ISO100 露出補正-0.67

投稿者 turbo : 10:24 | コメント (4)

2008年12月23日

アダージオ(蓼科)ガラス越しの撮影

ちょっと風邪気なのか、体調がいまいちだったので今回は屋内からガラス越しに撮影しました。
比較的暖かな日と言っても外気は0度、まあ、こんな撮影でもレポートしちゃえ・・ということで(笑)

私はまだ故障もなく健康ですから、機材を持って歩きながらの撮影も(体調が悪くなければ)平気です。でも、私より年配の方々はやはり体力的に「しんどいなぁ~」という方もいらっしゃると思います。
そうは言っても、野鳥写真は好きだし、できる範囲で写したい・・という方はたくさんいらっしゃると思います。
この写真は、レストランの屋内から、庭にあるバードテーブル近辺を写したものです。冬季間、ヒマワリや粟を継続して与えています。広い意味では「ヤラセ」になるのかも知れません。飛来してくる冬鳥を朝食を食べながら観察できるって結構いいなぁ~って思いますし、体力の衰えた方も安心して気軽に撮影できる場所と言う意味でも有意義と思います。
もちろん、信条としてどのような理由があってもこのような観察や撮影はNO!と思われる方にはオススメはしません。
個人的な意見としては、氷点下の環境で、無理してあるがままのな撮影をすることも良いとは思いますが、身体に無理をかけて思わぬ事故がおきることを思えば、安全にしかも誰にも迷惑をかけずに野鳥観察・撮影ができる場所で楽しむことも良いと思っています。


投稿者 turbo : 11:05 | コメント (2)

2008年08月24日

引きかアップか?

デジスコの醍醐味はなんと言ってもドアップでしょう。しかし、30倍接眼レンズを使えば1000mmからの撮影ができるので(デジスコにおける)引きも楽しめるわけです。
この写真、海に浮かぶ岩礁にアオバトが群れで降り、海水を飲んでいる雰囲気が伝わってきます。距離が40~50mあるので残念ながら、ディテールまでは良く見えません、表示寸法を実情にあわせて大きくしてやって、解像している範囲までを見せるようにするのがコツのように思います。

露出時間 1/500 s
F ナンバー 2.8
ISO スピード レート 80
測光方式 中央部重点測光

最初の写真が1/500秒で写せているので、もう少しズームをかけてアップにしてみるという手もあります。あくまでも距離による解像感の限界があるので、シャッタースピードが1/100以上出せる範疇でズームアップするのが良いと判断しました。実際に写した結果では、まあ、これも良いけど・・・やっぱ引きの(最初の)写真が正解かな!って思いました。

露出時間 1/160 s
F ナンバー 4
ISO スピード レート 80
測光方式 中央部重点測光

フィールドには300mmF4程度のデジイチの方が数名いらっしゃいましたが、テレコンをかけて写しても上の写真の倍率までは至らないわけですから、距離のある周囲の雰囲気の良いロケーションなら、是非、引きも考えて写してみるのも良いかと思います。

投稿者 turbo : 12:58 | コメント (5)

2008年06月03日

デジスコで動画撮影

昨日の撮影で、野鳥のさえずりが聞けましたので、動画モードで写しました、雰囲気をお楽しみください。

キビタキが首を膨らませて、一生懸命さえずっていました。キビタキのさえずりって・・いろいろあるみたいで・・この子の場合はツクツクホウシの真似をしているように聞えました。


曇りの空抜けは最悪ですね(;^_^A、こんな時は静止画をあきらめて、動画モードに(爆)パンフォーカスに近くピントもなんとなく合うので、動きや声を記録するのがいいでしょういね。

KOWA TSN-774/TE-17W/BR-IXYsu/IXY2000IS /究具1.2.3.

投稿者 turbo : 01:25 | コメント (0)

2008年04月09日

久々のデジイチ撮影 

室内でストロボや特別な照明を使わずに動き回る子犬を写してみました。
機材はCanon EOS-1D Mark II/EF35mm f1.4L・・・
秒間8.5コマで連写。子犬を驚かさないように光量不足の撮影なので手ブレが厳しい。もちろん、子犬も動くのでピンも逃げる・・結果は、なんとデジスコと同じぐらいの成功率(爆)まあ、これが私の実力なんでしょうね。

露出時間 1/100 s
F ナンバー 1.4
露出プログラム 絞り優先度
ISO スピード レート 400

【ブレの防止】画質を確保してシャッター速度を上げる手法として、ISO感度を上げる、レンズf値を低くする、手ブレ防止機能を使う、止まる瞬間を求めて連写を続ける等があげられるが、今回はISO感度を400にし、絞り開放で撮影した。開放により被写界深度が浅くなるためこのレンズの場合は目の前後3cm程度しか鮮明に表現できないので、まあ、こんな感じになった。手持ちで手ブレ防止機構が無い場合は私の実力では1/100秒のシャッター速度以下では写せなかった。

【撮影シーン】この明るさでは走り回る瞬間を切り取ることは不可能に近い。止まった瞬間に45点AFで捉え、フルタイムマニュアルで目にピンを持ってきて連写。この子はちょうど「おすわり」の練習中だったので命令者の後から撮影。たまたま背景がスッキリしていたから使えたが、狭い6畳間での撮影なので気まぐれに「おすわり」をする場所と、撮影者の位置関係で背景の配慮は臨機応変に行わなくてはならない。
このような状況なので大口径レンズの開放撮影によるボケに助けられることも多いが、ジャスピンはその分難しい。

【画像処理】今回はRAWで撮影した。普段はJPEGでの撮影に慣れているため適正露出・適性WBでの撮影が身についているのでRAW現像時に大きな変更はしなかったが、明るさ、色温度やシャープネスなど自由度が多いので、この自由度の範囲を熟知していれば画質向上やブレ防止を目的とした撮影に反映できると思う。勉強すべきことが山積みである。

デジイチでの撮影についても「ある程度」で良ければそこそこできてしまうように機材が進化しているが、本気で作品を狙うとなるとボディー、レンズ、照明、知識、テクニック・・・必要なものがたくさんありそうです(笑) デジイチ・・これも深い深い沼ですね(;^_^A

投稿者 turbo : 02:06 | コメント (2)

2008年03月16日

動きのある写真 (;^_^A

この季節のMFに行ってきました。昼から3時ごろまで1300枚の撮影です。狙いがサクラメジロなのでほとんどがサクラだけ写真です(;^_^A
一応、残した枚数は250枚・・まあ、使えるのはそのうち5枚ぐらいでしょうか(爆)
この写真は、結果ですが面白い絵が撮れたのでご紹介させて頂きます。メジロの顔が回転する瞬間なんですが、なぜか目の周りがしっかり残って周りが回っている(;^_^A まあ、メジロの特徴が強調されて面白いかなぁ~って思いました。
ちなみにサクラは「ツバキカンザクラ」今が満開です。このサクラはすぐに汚くなっちゃうのであと2日ぐらいですね・・・メジロが数十羽、嬉しそうに蜜を吸っていました。
TNS-884/30X/IXY2000/究具123

投稿者 turbo : 01:11 | コメント (0)

2008年03月06日

今日はサクラメジロで

毎年、同じ場所で・・・という、定例の定点撮影。ED78時代、P4>P5000>S80と撮影し、TSN-884でS80>IXY1000、今年はTSN-774でIXY2000と変遷しました。去年から究具になり、撮影成功率が倍増しています。(宣伝ではありません)
まず、スコープとカメラが落ち着き色収差が出にくいのでこのような空抜け、場合によっては白い曇り空バックでも写せます。当然、色収差が少ないので発色が良く、すっきりした色合いになりました。ジンバル雲台、高輝度ドットサイト、液晶フードで動きの早いメジロにも追いつくようになりました。

ん?なぜか・・空の色が違う・・(爆)

774か884か?というところが今ひとつ決まらないのですが、その日の気分で行こうと思います。

TSN-774/TE-17W/IXY2000

投稿者 turbo : 23:39 | コメント (3)

2008年01月23日

雪の写真が少ない・・・・(;^_^A


今日は、久々の雪。12月にスタッドレスに替えてからはじめての雪です。まあ、スタッドレスが必要なほどの雪ではないのですが(爆) やっと、「冬」という感じになりました。
雪が降ると、雪がらみの話題にしたいと思って、雪の中の野鳥を探してみるのですが・・・少ない!豪雪地域の方はたくさんストックがあるでしょうが、私の場合は極めて少ないのです。
今週末、金沢まで行くので現地のデジスコ仲間にご一緒頂き雪とのコラボができたらいいなぁ~って思っています。
雪の中での撮影って、結構独特な撮影技術がありそうなのですが、それを語れるほど体験がありません。まだ2月ほど雪の季節なので、今年は寒さを覚悟して写したいと思います。

投稿者 turbo : 16:41 | コメント (0)

2008年01月14日

撮影50m以上の鳥達

鮮明でド迫力な絵を写すには、できるだけ近くで写すことが求められます。海外の野鳥は近くで写せるチャンスが多いので、近接撮影(といってもデジイチよりも長い距離)が楽しいのですが、珍しい鳥やなかなか近くに寄ってきてくれない鳥も数多くいます。
今回は50m以上の距離で撮影した鳥をピックアップしてみました。
画像はトリミング(最大25%)やレタッチをしています。トリミング耐性のある1200万画素の優位性が明らかでした。


まずは、朝一番、遠くの梢(たぶん100m)に止まっていたpink neck pigeon です。綺麗な鳩なので、今度は近くで写せればと夢見ています。


50m以上の梢に止まったコウライウグイスです。曇った空抜けの黄色いボディー(;^_^A
難しい条件でしたがなんとか写すことができました。


これは70mぐらいでしょうか、コウノトリ自体が大きいので距離があってもなんとか写せました。餌を求めて動き回るので望遠端での撮影、追いかけるのが大変でした(;^_^A


これも100m以上の枯れ木に止まったキツツキの番です。海の湯気が邪魔してこれ以上は写せませんでした。

TSN-774 /TE-17W/IXY2000/ジッツォ1型/究具1.2.3 での撮影でした。

デジスコ撮影の場合、例え、遠くでも写せる限りできるだけ写しておくことが肝心ですね。長距離で空抜けだからと言っても最初からあきらめないでとにかく写しておくというのも、後での楽しみがあるのでチャレンジしてみてください。

投稿者 turbo : 03:01 | コメント (0)

2007年10月10日

70倍接眼レンズでカマキリ

ほぼ毎日、夕方16時~17時までの1時間は撮影にでかけます。
近所のドブ川にカワセミ君がいるからです。
今のところ4戦全勝で会えていました。が、今日はハズレでした。
カマキリちゃんを発見し、一切やらせ無しであるがまま撮影しました(笑)
なかなか綺麗なお嬢さんでした(爆)

TSN-884にニコンの60/75XWをつけてIXY2000で撮影しました。
夕方とは言え、今日は少し明るかったので、超ドアップ狙いでしたが・・・

投稿者 turbo : 18:08 | コメント (4)

2007年10月08日

雨模様の撮影

平日は、撮影ポイントも人気が少なく静かに写せるのですが、休日は撮影者や散歩の方など人が多くて野鳥も落ち着きません。今日はその「雨」さすがにカワセミフィールドも人が少なく飛んできたカワセミも1時間ほどまったりとしてくれました。本当は雨の雫や雨の線も狙ったのですが・・・止んじゃったので(;^_^A

なにはともあれ、雨の日はチャンスも多いですね。

TSN-884/30倍/IXY2000 

投稿者 turbo : 23:56 | コメント (0)

2007年10月05日

車での移動

G_4892.jpg

たいした話題ではないのですが、私の撮影の移動法をちょっとだけご紹介。
これは、日帰りの「チョイ撮影」の場面です。私は忘れっぽいので、出発前に機材を全部組み立てて、忘れ物チェックを兼ねています。そして、実はそのまま車に載せちゃいます。三脚の2本を開いてこの写真のように載せます。距離が長かったり、凸凹が多い道を行く場合はケーブルレリーズを外します。
この方法のメリットは現地で組立がいらないのですぐに撮影ができます。突然出くわした猛禽なんかをパッと撮りに行くには最高ですね。
このほかに、小さめのショルダーバッグを持って歩きます。中にはバッテリー、メモリ、予備のケーブルレリーズ、照準器電池、オニギリ、お茶が入っています。

投稿者 turbo : 00:47 | コメント (2)

2007年08月07日

6300枚目の撮影(;^_^A

久々のデジイチ撮影(笑) およそ2年ほど前にCANON EOS 1Dmk2を購入。その後、ブツ撮りなどでちょっとだけ使いました・・現在6500枚。2年で6500枚です。確か秒間8コマの俊足カメラだったはずですが・・ちなみにCANON PowerShot S-80は2万枚撮影で2台使いました。そう、4万枚(笑) 前機種のEOD 1Dは10万枚(シャッターユニット交換1回)

このカメラ、今見ても、またく新品同様(笑)きっとあと10年使うと思います。
デジスコをお仕事にしちゃった数年前からデジイチはさわる暇がありません・・・

今回、なぜデジイチを使ったかというと、現在執筆中のデジスコムック本の中で使う記事の取材のためです。実際にデジイチ(600mmF4)とデジスコでの撮り比べをしようという企画。デジイチ(ニコン1台、CANON1台)、デジスコ(ニコン・KOWA各1台)で実施。撮影者はそうそうたるメンバーです。あ、私はアシスタントディレクターでお手伝いです。当日は曇りでこの写真も1/160と厳しいSS。
この写真はDさんがお手洗いに行っている1分ほどの間に写したなかの1枚です(私)1/4程度にトリミングしています。なかなか上手く写せませんね(;^_^A

対決の結果?(笑) 10月初旬に日本カメラから発売されるムック本を買って、是非読んでくださいね(^_-)-☆

投稿者 turbo : 00:03 | コメント (0)

2007年08月03日

■スコープ+デジイチ撮影はお奨めしません

スコープ+デジイチは難しい

最近、「デジスコサポートデスク」や「でじすこや」は上記システムを買ってしまった人たちの”かけ込み寺”状態になっています。私の関係ではお奨めもしていないし売ってもいないのですが、デジイチボディーの販売好調に比例して相談が増えています。「うまく写らない」「ショップが詳しく説明してくれなかった」等の問合せというか、苦言というか・・・急増しています。

正直なところ、下記の理由から特に「初心者」の方には絶対にお奨めできないシステムです。

・F値が暗い 
ニコンさんの場合焦点距離1500mmでF13、興和さんの場合884/774で680mm~1000mmでF7.7~13となります。
・一眼レフ側で測光はできるが、条件によって暴れる
測光ができるタイプもありますが、光学系のクセもあり、外部LCDに出力するか、撮影データから類推して固定補正値を設定しなければなりません。
・ファインダーが見にくい
光学系ファインダーは一見 見やすいと考えがちですが、ファインダー倍率が低い実際には見難い状態です。
・マット面でのピント合わせは困難
スカスカマット面で・・ピント合わせをする訳ですが・・これは超難しい作業となります。
・ミラーショックの影響が大
焦点距離が長めで暗いF値、画質をキープしたければISO感度は低くしなければならず、構造的に低速シャッターとなるため、ミラーショック等の機材ブレが出やすくしかも増幅される
・ユニバーサルブラケット等補助パーツは必需
システム全体が長く大きく重くなります。三脚雲台も大きくなり取り回しも悪い。
・リレーレンズ方式の拡大撮影法なので、解像力はフォトアダプターのレンズ性能に左右される。
スコープがどんなに高性能でも、フォトアダプターの性能に影響され、コリメート法に比べ、解像感が出にくく、甘い画像になる。
・CCDにゴミがのりやすい
デジイチボディー着脱回数か増えるのでしょうがない現象

上級者の方であれば、「明るい日に引き画面で動き物の撮影をしたい」等の条件であれば使えないことも無いのですが、はじめて買った「スコープ+デジイチ」のシステムで失敗した人たちは経済的にも心理的にもかなりのダメージを受けているようで、コリメートをお奨めしても「ん~スコープはもういいや・・」となることが多く、デジスコ仲間になってもらえないことはとても残念です。
作る側も、売る側も、「売りやすいから」という理由だけで「簡単に写せます」等の謳い文句は控えたほうが良いと思います。(反省も含めて・・・)

●サポートデスクブログにも同様の記事があります

投稿者 turbo : 14:25 | コメント (14)

2007年07月28日

メボソムシクイ

水場での撮影は野鳥が集まって来るので比較的写しやすいのですが、野鳥は水浴びをしに来るので、あっという間にびしょびしょに濡れて絵にならなくなります。もちろん、水浴びを写すのも楽しいのですが、水に入る前の羽が濡れていない絵を写すと綺麗な絵になります。
エナガ、ヒガラ、コガラなどのカラ類、この写真などムシクイやキクイタダキ・・・この子達が結構難敵です。動き回るのも速いし、水に入っちゃうのも速い・・・まさに瞬間勝負。
特に、特別なテクニックなどは必要ありませんが、鳥の動きを観察して水に入る前に立ち寄るポイントを見つけておけばきっと写せます。

TSN-884 TE-17W W200

投稿者 turbo : 16:59 | コメント (0)

2007年07月18日

前後のボケ

野鳥写真を写す時は、被写体の前か後に絵になるボケを入れると遠近感が出て良い感じになるようです。実際の人の眼で見るとパンフォーカスっぽく見えるはずなんですが、被写体を引き立たせるためには圧縮効果を使って被写体の距離だけカツンと来るようにすると良いですね。

TSN-884 TE-17W W200 距離20m~30m

投稿者 turbo : 23:11 | コメント (6)

2007年07月14日

お花と一緒に

例えば、こんな画像。30m以上の距離で大きくも写せず、そんな時は背景を良く見て花や新緑など色や柄、ボケを入れたりして絵作りをすると良いと思います。私は正直なところ得意じゃないんですが、大局を見れるセンスのある人は上手に写しますね。

投稿者 turbo : 00:31 | コメント (0)

2007年07月08日

景色が綺麗だと

ドアップでの撮影が極端に減ります(爆) ここは北海道 道東。いつもの人工物だらけのフィールドとは異なり、一面、花盛り。ズームアップしちゃうと綺麗な背景が写らなくなっちゃう。どちらかというとpouさんの作風に近くなっちゃうんだけど(爆)なにごとも真似から入って技を極めて行くというのが常道。

こんな海岸沿いのお花畑です。ね~~、ドアップやトリミングなんてしたくなくなるでしょヽ(^。^)丿

投稿者 turbo : 00:54 | コメント (3)

2007年06月21日

ズームは中域までが正解ですね。

3倍ズーム機能があるので、大きく撮影したい場合はカメラの3倍(テレ端)で写せば30倍なら総合倍率90倍で写せるので良さそうな気がしますが、この場合、シャッター速度の遅さやレンズの描写解像度限界で鮮明な画質をうる事は難しいのが現状です。この写真は30倍アイピース×カメラ2倍×トリミング1.5倍での処理をしています。ココラ辺が体感できるようになってくると、使用用途に応じた成功確率の高い撮影ができるのではないかと思います。
IXY1000、P5000、W200に関してはカメラズーム2倍程度までと意識して写すことをオススメします。
って、何回も同じこと言ってますね(笑)

TSN-884/TSE-17W/P2/BR-IXY1000 による撮影

投稿者 turbo : 03:02 | コメント (6)

2007年06月03日

キバシリの給餌

偶然、キバシリの巣立ちヒナを見つけることができました。親のキバシリを写すべく素早い動きを追いかけていたら、大木の幹にとまっているヒナを発見。よーく観察していると親が餌を運んで給餌しているではないですか!これは撮らねばと思い粘ること2時間(笑)チャンスは5~6回ありましたが上手くゲットできたのはこの画像です。
比較的近いとは言え、7~8m先の上空(首や腰が^^; )この写真も6割程度にトリミングした写真です。ここで悩むことは、「大きく撮る」「瞬間をおさえる」のどちらを選ぶかでした。キバシリの給餌の瞬間は猛烈に早く。まさにアッという間です。そこで、最初からトリミングを前提に1/250秒以上の速さで写そうと決めて撮影しました。それでも明るさが足りないので、若干アンダー気味にしてシャッター速度をキープしました。
パートナーもTSN-774でチャレンジしていたようですが、こういう時には大口径TSN-884は良いですね。

TSN-884/17W/P2

画像入力機器のモデル名 Canon IXY DIGITAL 1000
シャッタースピード 0.003992 s
絞り値 4
露光補正値 -0.666667
測光方式 中央部重点測光
レンズ焦点距離 15.6 mm

投稿者 turbo : 01:38 | コメント (7)

2007年05月18日

雷鳥に会ってきました。

標高2400mの高地で雷鳥を撮影してきました。雷鳥は人に対して無警戒な鳥だけに多くの人の目に付かないように意識して離れて撮ってきました。デジスコでの撮影は鳥が大きいので近すぎれば顔だけになるので自然に距離を保つことができます。ただ、心配なのは三脚付の機材を据えると、それが目印になり観光客を呼び寄せてしまうことです。
そこで今回は、デジタンの手持ちを中心に撮影しました。適度な距離が保て、かつ、遠くからなにをしているのか目立たないなどのメリットがあり、雷鳥の大きさともマッチしたのでこの方法を選びました。

とにかく明るい(曇りでも)ので手持ちでもそこそこ写せるということが分かりました。デジタン、なかなか優れモノですよ。

投稿者 turbo : 21:25 | コメント (11)

2007年05月14日

今日は砂浜の海岸を車で走りました(金沢)

助手席に三脚たてて、運転席から撮りました。野鳥って車で近づけばかなり寄れるんだけど、車を止めて、道具を出したらすぐ逃げちゃう、で、こんな感じでセットしてゆっくり走って写しました。
石川県 なぎさドライブウェーにて


投稿者 turbo : 01:54 | コメント (5)

2007年05月04日

撮影と早起き

この子たちは夜明け~1時間ぐらいの間が一番警戒心が薄い時間帯です。もちろん、日中でも撮影できるのですが、確率の高い時間に写すのがbetterです。ということで、5時起き(^^;
いつも3~4時に就寝なのでちょうど睡眠も一番深い時間帯。目覚ましをかけて・・・と思っていたのですがイカルの大声で目が覚めました。
そそ、イカルとかシメとか、なんか頭が大きくて(笑)私の仲間って感じの体型です。

投稿者 turbo : 10:30 | コメント (0)

2007年04月25日

芽吹きを追いかけて


この季節の撮影は面白いです。ちょっと難しいのですが、高地や高緯度に移動しながらこの写真の様に木々の芽吹きを追いかけると、不思議と野鳥も恋のシーズン。オスは胸を張って声高らかにサエズリ、メスに自分を大きく見せようとがんばっています。
恋のお邪魔はいけませんが、こんな時は男の子も女の子も目や心も相手に向いています。その隙に遠くからきっちりゲットさせてもらいましょう。
キビタキ、オオルリ、コマドリ、ミソちゃん、運が良ければいろいろな夏鳥に出会えます。
是非、高地・高緯度の芽吹きを狙ってみてください。

投稿者 turbo : 00:20 | コメント (2)

2007年04月09日

この季節は花カワチャン

私の場合、約5年ぐらい前まで、毎年その時期に撮影に行って残したデータを確認します。どこに何を写しに行くか、人に聞いて行く場合もありますが、過去のデータを見ながら「ん~今度こそ」みたいな気持ちになって写しに行くと機材の進化や昨年までの経験から同じ場所で良い結果が出せるケースが多いようです。
という訳で、この季節は毎年近所の河原で花&カワセミです。明日も、究具を持って行ってみたいと思っています。

写真は昨年の撮影です KOWA TSN-664/30倍/P1/BR-Z850 /CASIO EX-Z850

投稿者 turbo : 00:55 | コメント (2)

2007年04月08日

良いのか悪いのか・・・・(^^;

一昨年の今頃、ヤマセミを写しに真っ暗闇にブラインドに入って待ちました。いつもの位置のちょっと横にになんとなく変な木の棒が立っていました。他に2~3人の方が先に来られていたので小さい声で「おはようございまぁ~す」でスタンバイ。徐々に夜が明け、ケロケロとヤマちゃんの声、「え”!」さっきの棒が見えるようになると・・・なんと自生している花の横に立てているじゃないですか(^^; 「ヤマセミは白黒だからねぇ~色合いがあったほうがいいでしょ~」と感じの良いおじ様が・・・・正直、この花、無い方が良いと思います。木の棒も上等すぎて(笑)いつもそこにある大きな石の方がいいよ~~  っとセンスの違いを感じました。ヤマセミが飛び去って、皆さんが撤収した後にもとの石を戻そうとしたのですが、重すぎて動きません。絶対に100kg以上ある石。あのおじ様がどうやって転がして移動したのか未だに謎です。

教訓! 野鳥撮影はあるがままが良いです。絶対!

投稿者 turbo : 01:15 | コメント (6)

2007年02月23日

ガラス越しの撮影


ここのブログの主は、現在南国へ行っているらしい。
主が帰ってきたら南風が吹くことでしょうから、今のうちに冬らしい涼しい写真をご紹介しましょう。
今年は暖冬とはいえ、雪の降る日に外で撮影はとっても寒いものです。部屋の中でぬくぬくしながら、雪景色の中の野鳥の撮影ができたら、こんなに贅沢なことはありません*^-^*。

その贅沢を最近堪能してしまったのです。ガラス越しですと、撮影の解像感がいまひとつになってしまうのは仕方ないことですが。ガラスに明るい天井や光るものがあると窓に写りこんでしまうので、なるべく部屋を暗くすると写りこみが少なくてすむようです。また、ガラス面をよくみて白く光を反射していない部分を使って撮影すると案外いい写真になります!

投稿者 pou : 01:36 | コメント (3)

2007年02月06日

ユキワリソウ

野鳥撮影に飽きて(笑)ボーっとしていたらペンションの奥さんがユキワリソウを出してきたので、ファーブルフォトで写してみました。ペンジョンのオーナーやお客さんとワイワイガヤガヤなんか楽しく過ごせてしまいました。光学機器を通してみるモノ、光学機器で写すモノ・・・裸眼で見る楽しみとは別格の楽しみがありますね。

投稿者 turbo : 03:39 | コメント (0)

2006年12月06日

ジンバル雲台と新型プロミナー、良い感じでしょ♪

新型プロミナーとジンバル(試作)の組合せです。これで数千枚バシバシ撮りました。新型プロミナーのピントノブは微動・粗動の2つが装備されていて、私が気に入ったのは粗動ノブのロックtoロックが2.5回転と撮影には申し分ない度合いの量であることと、微動の動きが極めて滑らかに軽く動くので粗動でガバッっと大胆に合わせ、微動に指をかけたまま被写体の微妙な動きに合わせて小さく調整して写すという技が簡単にできることとノブの大きさが大きめでピントリング派の私も納得させられました。
これと、ジンバルを組み合わせると、ピント位置を中央固定にして、被写体に粗動ノブで大雑把に合わせ、微動ノブに手をかけたまま半押しで被写体の目玉に微調整。そのままなめらかなジンバルで構図をとり両手を放して連写連写連写・・・・手の位置・顔の位置をあっちやったりこっちやったりしなくて良いので導入から撮影までが早いです。もちろん、DOS照準器付きカメラはIXY1000かS80で無限連写ですね(笑)

投稿者 turbo : 02:07 | コメント (10)

2006年11月19日

失敗写真から学ぶ3

撮影をしていたら、あっという間に日が暮れて・・・薄暗くなってしまったことはありませんか?
それでも、1枚撮らせて~~!と未練たらしく撮影する方法です。
CanonのS80であれば、絞り優先、シャッター優先といろいろと選択肢があるようですが、今日撮影に使っているカメラはCanonIXY1000。フルオート機であるため、マニュアル設定を選択しても、ISO感度を低くしておくと1秒より長くシャッターを開放(厳密にはデジタル撮影のため、開放という表現はおかしいかもしれませんが・・・) しての撮影ができません。 暗い時には、最長の1秒で撮影しても・・・・こんなに真っ暗。

これでは、表情が見えません。マニュアル撮影をあきらめ、シーン別撮影で夜景モードを選択・・・しかし、こちらも2秒以上長いシャッターを切ることができないようです。すると、そこに、ISO3200での撮影という驚くべき感度での撮影と書いてあるではないですか!ためしに何度かシャッターを押してみました。
カシャカシャカシャ・・・。暗いはずなのに、液晶には案外明るく写っています。「これはすごい!」と思えました

ところが、自宅でPCを開いてみたら「やっぱり・・ダメかぁ」かなりザラザラな写真になっていました。動きのある野鳥が暗いところに居るときは、動きを止められるので使ってみる価値はありそうですが、記録写真程度と考えた方がいいようです。それよりは、暗くても最低のISO感度1秒で撮影した写真をPCで明るく補正した方が背景のざらつきは抑えられるようです。


こちらは1枚目の写真を画像処理により明るく補正した写真。

投稿者 pou : 01:30 | コメント (0)

2006年11月18日

失敗写真から学ぶ2

せっかくなので、より綺麗な発色で野鳥を撮影したいですね。
撮影する環境によっては、ちょっと工夫するだけでまったく印象の違う写真になるのです。
次のような写真の風景の中に、ポツンと鳥の影が見えますか?
木の先端にブッポウソウが止まっています。背景は空です。

この状態で、デジスコをセットして撮影すると、次のような写真になってしまいます。曇り空ということもあって、空は真っ白。鳥はまっくろ。ブッポウソウの美しい羽の色はどこ・・??

ここで、カメラの露出を上げて被写体の鳥を明るくする方法もありますががちょっと待って!先ほどの風景を見直してみましょう。背景に山がありましたね!ここで、ちょっと左に動いてみましょう。ブッポウソウの背景に山が入るように動くのです。おなじ カメラ設定でも、こんなに印象の違う写真が撮れてしまいます。

フルオートのコンパクトデジタルカメラですと、背景が明るいとカメラがどうしても明るい背景の空に露出をあわせてしまうのです。そこで、背景を被写体と少しでも近い明るさにすることで綺麗な発色の被写体になるのです。

投稿者 pou : 10:19 | コメント (0)

2006年11月17日

失敗写真から学ぶ1

撮影していて、失敗写真はつきもの。
50枚写していい写真が1枚あれば、いいのではないでしょうか?
野鳥は生き物ですから、動くのが当然・・・それでもいい写真を撮るチャンスが増えれば楽しさも倍増!ということで、撮影の工夫をすこしづつ掲載していきたいと思います。
まずは、被写体ブレでうまく撮れなかった写真とうまく撮れた写真。

薄暗い木陰で休んでいたオシドリ、ズームを効かせてアップで撮ってみたものの、シャッタースピードはなんと2秒。ちょっと顔を動かしたら、顔が何重にもなってしまいブレブレ写真となってしまいました。ズームを欲張り過ぎてしまいました。・・・・反省。こういう時にはなるべくズームアップするのをガマンして引いて撮影すると効果的。そしてオシドリが動かない瞬間を狙うため、どんどん連写してください。ピタッと止まれば、1/3秒でも鮮明な写真が撮影できます。そこがデジスコのスゴイところ。

そろそろ、オシドリに会いにいきたくなりました*^-^*

投稿者 pou : 23:19 | コメント (0)

2006年11月03日

撮影マネージメント 2

画像入力機器のモデル名 Canon PowerShot S80
露出時間 1/1 s
F ナンバー 3.2
露光補正値 0
レンズ最小 F 値 3.34375
測光方式 中央部重点測光
レンズ焦点距離 7.27 mm

夕方になり日が傾いて、光が不足する時はいろいろなピンチとチャンスがやってきます。
・夕方はカワセミも朝まで魚が食べれないのでお腹がすいている
・薄暗さと食欲で警戒心が薄れる
・河原で遊ぶ人たちも少なくなる
・低速シャッターは色ノリが良い
などのチャンスがありますが
・シャッター速度が厳しい
という決定的な要素もあります。
一眼レフ撮影ではいくらISOを上げてがんばっても夕方の超望遠撮影は難しく一眼カメラマンも帰路につくのでフィールドは独占状態。デジスコには夕方が似合いますね。

ということで、今日は15時過ぎに出発。最後のヤマガラ&エゴの実を狙って、運が良ければジョウビタキ、カワセミが出るまでは河原でコガモ・セキレイなどを狙って夕方を待つようにしました。ジョウビタキは声だけでしたが他のスケジュールは良い結果が出せました。カワセミは少し遅く、夕立前の薄暮状態で発見、静かに近づき、この絵を写しました。今日もカワセミだけで300枚(10~15分)。ワイド端から2~3ステップでもこのシャッター速度。それでも良い色が出たように思います。

投稿者 turbo : 21:33 | コメント (2)

2006年11月02日

撮影マネージメント


今日は設計に身がはいらず、なんか煮詰まった状態になってしまったので急遽撮影に出かけることにしました。こん店長からは「ヤマガラの良いのを撮ってきてくださいよ~」とリクエストがありったこともあり次のようなプロセスで考えてみました。

1、1~2時間しかないから近場で
2、ヤマガラをはずしてもなにか撮れないとつまらない
3、エゴの実は残っているはずだ(先週は2割ぐらい残っていた)
4、曇りで薄暗いから警戒心が薄いので近くで写せそう
5、SSは遅いのでワイド側の撮影に徹しよう
6、カワセミが出る時間は通常15時、曇りなので少し早めに出るだろう

などど考え、14時30分出発、14時40分にはエゴの木の前にセットしたまま運んできた機材を構える。いつもの3羽が同時に飛来。撮影開始14時48分~15時5分までヤマガラを撮影(およそ2G)そこから3分移動してカワセミのポイント。すでにオスが夕飯の準備らしくお気に入りの石の上にいたので電池とメモリを交換して撮影再開。餌をとって飛び立った15時20分まで撮影。
結果は32分(移動3分含め)で958枚。ピントの合っていないもの、露出をはずしているもの、被写体ブレ、などを削除し、1次選択で362枚を残せました。

IXY1000は単に連写が速いだけではなく、AiAFが速くて正確なのが撮影枚数増加につながっていると思います。もちろん、可能な限りピントリングで追い込んでおいたほうが良いのですが、液晶モニターが高精細&表示速度が速いので合わせやすく、かつAFの幅が広く感じます。そういう意味ではデジスコ史上最強のカメラかも知れません。
テレ端も画像は甘くなりがちですが、光軸調整がきっちりできているシステムならS80と遜色無く結果を出せるように思います。

本日の作例を追加してあります。

カワセミ(下写真)の原画は作例の最初のページで見ることができます。


撮影に闇雲に出かけてもなかなか良い結果は得られません。季節季節の野鳥の習性や、フィールドの状況を良く学習し、狙いを定めて出かけるようにしなければ上手くいきません。
おそらく、私の経験の中では最高に密度の高い撮影ができた一日であったと思います。

機材は、ED78/30XWFA/BR-IXYsu/IXY1000/ジッツォG1228/ジンバル3号/DOS-FSB1(ピンポイントタイプ)/液晶モニターフードHD-2027改

投稿者 turbo : 17:56 | コメント (8)

2006年08月12日

雨の日もがんばって写しましょう

アカショウビンの撮影は梅雨時が写しやすいので雨は覚悟しています。雨の日は暗いし、雨水でカメラがやられないか心配だし・・敬遠したくなりますね。今回10日以上の撮影でほぼ毎日1度は雨に降られました。この写真の日は朝から夕方まで土砂降りです。
雨の日は良いこともあります。「警戒心が薄くなる」「雨水が素敵な感じ」などなど・・・
私の防水対策はコンビニの中ぐらいの袋。照準器と液晶フードの部分を破り接眼レンズ部分に袋の持ち手の部分を縛ります。最後にケーブルレリーズを袋の上から差し込んでできあがり。スコープが非防水のED78なので山登り用のスパッツをスコープに被せて防水します。長靴、ポンチョで身を固め座って待ちます。間違いなく、天気の良い日よりチャンスは多いし、まったりしてくれます。
雨の日もがんばって写しましょう(爆)

(撮影場所のお問い合わせにはお答えできません)

投稿者 turbo : 01:43 | コメント (6)

2006年08月11日

諦めないで写しましょう


可能なポジションからどうやっても見えなさそうな時、枝や葉っぱを切ったりしてはいけません(爆)この写真もここにいるのはわかっていても、葉がかぶって姿が見えません。まわりの隙間も探してみたのですが全然ダメ、こんなときはこの子も警戒を解いているのか、まったりしてくれたりします。「動いてくれぇ~」と祈ってもなかなか動きません。しかし、風が味方をしてくれました。たったの3ショットですがバストから上が写せました。しかも緑にかこまれた良い感じで。
撮影ポジションを少しぐらい変えても良いのですが、諦めて体を動かすと警戒されてしまいます。多少、逃げられるリスクを背負って移動するか、ねばってチャンスを待つか。この、見切りと執着の勘所はその日の運かもしれませんね。

投稿者 turbo : 00:43 | コメント (2)

2006年08月10日

逆光での撮影 

薄暗い森の中から空抜けの逆光・・・せっかく見通しの良い場所にとまってくれたのにぃ~っと悲しくなるケースって多いですね。電線にとまった鳥を下から写す時も同じです。この写真の時も肉眼ではシルエットしか見えないような空抜け。暗い中で目が慣れているので余計に黒く見えました。照準を合わせ、液晶ファインダーをのぞき、+2.0まで露出補正。レリーズを半押しすると姿と色が若干見えてきました。当然、露出補正分シャッター速度が下がり1/2秒。多少の色収差は覚悟してシャッターを切り続けました。今までのカメラではこの状態では諦め状態でしたが、S80はがんばってくれました。このシーンだけで30枚ほど写し、その間、5回条件を振っています。ピント修正が2回。ズームが2回。補正値変更が1回です。その間およそ1分でした。
もちろん、画像処理も被写体を明るくしています。画質の荒れは多少出ますが、せっかくのチャンスですから写せるときは写した方がいいですね。

逆光、諦めないで撮りましょう。

投稿者 turbo : 01:32 | コメント (3)

2006年08月09日

デジスコの強み(隙間を探して写す)

密林の中での撮影は枝かぶりや葉かぶりでなかなか上手く撮影ができないことが多いようです。今回、最初のころ撮影ポジションは、ポイントの枝が見通せる場所で待機していました。しかし、こちらから見通しの良い場所は彼らからも良く見えるわけで、当然、警戒心も強くなります。結局、見通しの良いポイントには止まってくれずに私から姿が見え難い場所に止まってまったりすることが多くなりました。そこで、後半はあえて少し葉っぱの間に抜けのある低木の陰に待機し、警戒心なく近くに止まってくれるチャンスを待つようにしました。ここでのテクニックは事前に止まるであろう場所と葉の隙間を直線で結べる三脚座標を知っておくこと。彼らが着たら三脚位置及び高さを手際よく調整し姿を素早く液晶にいれること等です。重量のある一眼レフシステムでは撮影座標の上下左右前後のポジショニングが重労働となり手際よく準備することはできません。デジスコはその点有利といえます。また葉の隙間を抜いて撮影する場合、3倍程度のズームが使えることで構図の工夫が可能です。
今回10日以上の撮影をしましたが一眼レフで撮りたいと思ったことはいちどもありませんでした。
警戒心の強いアカショウビンとの関係をできるだけ円滑にするには、こちらも姿を隠し、デジスコで葉陰からそーっと写させてもらうのが正解と思いました。

投稿者 turbo : 02:02 | コメント (0)

2006年08月08日

縦位置で撮りましょう

縦位置ってチャレンジする機会が少ないと思いますが、構図的にもいろいろ応用が利き、新鮮に感じることも多いかと思います。
背景を見て、縦のほうが綺麗に撮れる場合って結構たくさんあるのですが、横位置での習慣がついていると縦の切り取りで景色を見ていないことも多いと思います。
カメラを回転させるのが手間だったり、鳥が落ち着いて写させてくれなかったり、上手く写すのは容易ではありません。
この絵は、男の子がいつもとまる枝で、私を警戒しない40mの距離があり長いときは30分ほどゆっくりしてくれるので縦位置で撮影することができました。

投稿者 turbo : 00:49 | コメント (2)

2006年08月07日

やっぱドアップがいいや

1/3秒 テレ端 10枚連写して比較的止まっている画像です。距離は近く、10mちょいぐらい。このチャンスに引いて写してシャッター速度を上げて成功確率を高くするか、せっかくのチャンスなのでテレ端で行くか悩むところです。wide側にすれば1/10秒ぐらいで写せるのでブレは絶対に減ります。しかし、トリミングしてみてもこの写真ほどのクォーリティーは出ません。
やっぱドアップでしょう(笑)

(撮影場所についてのお問い合わせには一切回答できません)

投稿者 turbo : 01:08 | コメント (7)

2006年07月23日

北海道 5日目

何日も同じフィールドに出かけると、前日と異なる思い切った作風が欲しくなってきます。数年前ならノビタキが画面に全身が大きく入れば満足だったのですが、自分も回りもドアップを期待していると(勝手に)思うとついつい大きく撮りたくなってしまう性があります。
ということで、ドアップを1枚(笑)

投稿者 turbo : 04:45 | コメント (3)

2006年07月20日

北海道 2日目

朝、4時半に目が覚めてしまいました。気合が入りすぎ(^^; 夕べ1時に寝たので完全な寝不足。案の定昼前から気絶状態・・・気が付いたら午後3時。今日はお花をメインに狙ってみました。ノビタキさん専門になっちゃいました。

● ニコンイメージングに今日の分を26枚追加しました。

投稿者 turbo : 20:50 | コメント (0)

2006年07月13日

後から写す

野鳥が立体的に見えるポーズって背中が見える後から、振り返った瞬間が良いのかなと思います。厳密に言えば45度後方、若干上から背中の模様が見えるように位置して、顔が45度後に向いた感じ。この写真では振り返りが少なめですね、もう少しこっちを向いてくれたほうが当たりです。ウソぐらいの大きさの鳥でこの条件なら60~65mm口径のほうが前ボケの程度が少なくて良いかもしれません。
なんて能書きいってますけど(笑)結局は写せた写真の中から良いのを選ぶ・・・ってことですね

ED78/28XWDA/BR-S80/CANON S80

投稿者 turbo : 14:26 | コメント (2)

2006年07月10日

道東の撮影旅行

今年も道東、十勝~根室~知床・・・にしました。期間は短めですが一人でじっくり写してきます。
これは昨年の写真です。北海道ではなぜか664を多様します。理由ははっきりわからないのですがカメラバッグから取り出すスコープは664(爆)

TSN-664/TurboAdapter30XWFA-P/RB750/CASIO Z750 

投稿者 turbo : 16:07 | コメント (3)

2006年07月09日

デジスコで写すわんこのポートレート

あまり深く考えていないのですがデジスコで7~8m先からわんこを写すといい感じで写せます。
たぶん、カメラマンを気にせず自然な表情で写させてくれるからだと思います。
広角レンズで近くから撮ろうとすれば目線や表情が変わるはずです。
野鳥相手でも同じかも知れませんね。

ED78/28XWDA/BR-S80

投稿者 turbo : 00:39 | コメント (0)

2006年06月29日

背景選び

この写真は、撮影したものをリサイズだけした写真です。
被写体となるサシバさんの撮影環境を分析すると・・・・
1.光は背中の方からさしている。
2.現時点での背景は空。いわゆる空抜け状態。
3.背後に背の高い木が立っている。
この写真でも十分に、見れる写真ですが、どうしても白い空に浮かぶサシバが黒っぽく影のように映っしまいます。すこしでも、発色のいい、空抜け状態を脱したい!! 相手が動かないなら、私が動きます(笑)


背景を見ながら、背景に木が来るように・・移動して撮影してみます。
そして、背景の白が減るように、ちょっとだけズームアップ。
光の状態は半逆光ですが、気にならない程度。


更に移動して、太陽光はどちらかと言うと逆光気味ですが、背景が1枚目よりもずっと暗くなったので、サシバの色が綺麗に発色したように思います。 空抜けが回避できるだけで、これだけ色の発色が変わるので、みなさんもお試しあれ~*^-^*

投稿者 pou : 00:00 | コメント (3)

2006年05月21日

撮影本番前にすること

最近では三脚・雲台までセットした状態で車に乗せてフィールドまででかける。現地で素早く撮影できるようにという配慮もあるのですが、なんと言っても忘れ物防止。ケーブルレリーズは移送中に壊しやすいので「メモリケース・予備電池」とともに右ポケットに入れます。首には双眼鏡(LEICA 8×20)。現地について最初にすることは「メモリ残量の確認・照準の調整」よく前回のデータを入れたまま、撮影に望むことが多いので残量「599枚」を確認するようにしている。照準器の調整は必ず最初に行う。照準器に馴らされた撮影スタイルでは照準の正確さは超重要なのです。
さて、すぐに撮影・・ということもありますが、鳥が来る前に試し撮りをします。私は最近季節おりおりの植物などを写すようにしています。明るさや色合いを確認するために何枚か撮影しては再生してイメージに合わせます。S80の場合はほぼイメージどおりに液晶画面に表示されるので助かります。この状態で野鳥が来るのを待つのが私のスタイルです。

投稿者 turbo : 22:48 | コメント (0)

2006年05月20日

画質かシャッタースピードか

ISO400での撮影。
曇りの日の夕方、撮影に出かけた時に麦畑がなにやらとってもにぎやか。 何かと思えば、収穫前の美味しそうな麦を泥棒しているスズメ達を発見!遠めには、麦畑の虫でも食べているように見えますが、デジスコで見ると、明らかに麦の実が口元でモゴモゴ。泥棒達がにぎやかに飛び交う姿をなんとか撮りたいと思い、ISO50で撮影するも影しかスズメ色の影しか写りませんでした。そこで、今まで画質が落ちるためにほとんど使用していなかった、ISO400を使い、シャッタースピードを1/200まで上げて撮影しました。 晴れた昼間の撮影であれば、ISO50のままでも撮れるかもしれませんね~。 麦畑や水田の緑色が何とも言えずお気に入りです。画質は荒れますが、こういう時は、ISO400を使うのもいいですね。
Photo&Text by pou

投稿者 turbo : 06:22 | コメント (0)

2006年05月19日

雨の日大作戦

今日の予想は冷たい雨。普通はお出かけしないでデータ整理やお部屋のお片付け・・となるのですが、撮影に飢えてるデジスコマンはおうちでじっとなどしていられません。
作戦1、人気の少ない高原のポイント
作戦2、どうやって雨をしのぐか
作戦3、機材の工夫
雨対策はデジスコでは必須。スコープは愛用のED78(非防水)を休憩させ、ライカAPO77。カメラはBR-S80&S80。カメラの防水対策として、登山用の足元を守るスパッツ(Mサイズ)これが実に防水カバーとして使い易い。これを接眼レンズ部分からカメラ部分に装着。照準器もそのまま使えるし、カメラ操作も良好。今回の作戦はブラインドと呼ばれる迷彩テントを傘がわりにつかって、神経質な鳥との距離を詰めること。そして、雨の日は暗いので低倍率(20倍)接眼で少し明るく撮影したかった。もちろん、ブラインドを街中で広げれば隠れるどころか目だってしまう。そこで高原の人気の無いポイントを選んだ。 というわけでなんとか撮影は思い通り。鳥も怖がらずそこそこ近くまで来てくれたので大成功!・・・しかし、寒さを甘く見て・・・ブルブルふるえながらの半日でした。

投稿者 turbo : 23:00 | コメント (0)

2006年05月09日

デジスコ本出版のお知らせ♪

digisco-book.jpg

BIRDERより6月号の別冊として「デジスコで野鳥撮影が楽しめる本」が出版されます。 
デジスコの機材を買ったはいいけれど、何を撮ろうか悩んだりしていませんか?
いままでのデジスコムック本と一味違って、バードウォッチャーの視点から野鳥の探し方、どんな所に居るの?といところから始まって、撮影のチャンスは?どんな仕草が撮りやすいの?といった内容まで、主要な野鳥の種類ごとに解説しています。カワセミ飛びモノの撮影の仕方は特別にページを割いていて、飛びモノ写真を難なく撮影してしまう大矢さんの撮影方法がこと細かに・・・読んでいるうちに明日から飛びモノやってみようかな?なんて気持ちにさせてくれます。 
また、「デジスココラム」にはちょっとした撮影のポイントなども書いています。
全体としてデジスコ写真がふんだんに使われていて、見ているだけで楽しい本です。 きっとどこかに、あなたの為になる撮影のヒントが隠されているハズです。
掲示板で見かけたことのあるあの人の写真も、掲載されているかもしれません♪
本の購入は でじすこや までどうぞ♪5月12日までの予約者には、でじすこやオリジナルカワセミステッカーをプレゼントしています!!お早めに。

本の解説はこの辺にして、この本の作成のおかげで?約半年間、いろいろな方のHPの掲示板を夜な夜な訪問しては、良い写真があると「これデジスコ写真かなぁ?」とクリックしてみたり、縮小されている画像を覗き込んで「ピントは大丈夫かしら?」などと、吟味しておりました。 おかげで、自分ひとりでは撮りきれない部分の写真や永久保存版にしたいような写真をたくさん使えたので、その分、写真も充実♪♪写真の提供を快く受けていただいた皆様には大変感謝いたしております。編集の方にもお世話になりました~。
皆様、どうもありがとうございました。

しかぁ~し、本の執筆期間中は、せっかくのお休みで、晴れている日にも部屋にこもってパソコンに向かわなくちゃいけないので、ストレスがたまって体によくありませでしたね(^^; 原稿出し終わって、スッキリ気分で浮かれていたら「校正お願いします!」のメールが入っていて、「ぜんぜんスッキリしてないのに、浮かれて損した~~!」という気分になったりして(笑)
ところが本は不思議と、書いているとき「もう~懲りた」って思うのに、終わると次はこういう風に視点を変えて・・なんて思ってしまうのね。
何はともあれ、出版にこぎつけて良かったです。ストレスにはやはり、デジスコ撮影が一番効くようで♪

投稿者 pou : 00:48 | コメント (6)

2006年04月23日

距離のある撮影

50m以上の撮影であれば都会の野鳥ならあまりストレスを与えること無く撮影できそうです。しかし、鮮明な画像はなかなか撮影できません。機材面では大きな口径の対物レンズをもって歪みの出ないスコープと多少の外的要因ではびくともしない三脚や雲台が必須となるでしょう。さらに明るい環境下であれば75倍などの高倍率アイピースを使って写すのが良いと思います。今回はED78/S80のアイピースを75倍にしての撮影をしてみました。 どっちにしても鮮明さはある程度以上は求めない方が良いですね。この画像はトリミング&レタッチをかなり施してあります。距離のある撮影ではトリミングやレタッチは強くなってもしかたないかも知れません。

投稿者 turbo : 02:09 | コメント (5)

2006年04月21日

撮影距離

これは概ね80mぐらい先でしょうか、ヤマセミが大きいのでそこそこ絵になります。この距離で一眼レフですと周辺に汚く見える枝などがありトリミング前提の絵作りになってしまいます。デジスコの場合、30倍ワイドでロクヨンと同じぐらいなので、そこから3倍ズームの間に良い構図を取れれば良いわけです。もちろんアイピースを高倍率にすればもっと構図がとりやすくなります。警戒心の強いヤマセミでも50mを超えていれば驚かすことなく撮影できます。しかも、守備範囲が半径100mの扇状の範囲となればアドバンテージも大きいですね。(ちなみにこれはブラインドの中からの撮影です)

ED78/60XWFL改/BR-S80/S80

投稿者 turbo : 20:52 | コメント (13)

2006年04月12日

捨てようかと思ったけど

こういった絵が撮れることってけっこうありますよね。私の場合、撮影時の待ち時間など再生しながらバシバシ捨てちゃうんですが、たまに残っているのを見て見るとなかなか楽しいのがあったりします。メモリもいっぱい持っているんだから小さな液晶画面で判断しないで持って帰るのが良いですね。
といっても、結局使わないことのほうが多いのですが(笑)

投稿者 turbo : 04:04 | コメント (2)

2006年03月25日

マイクロデジスコ

全長3mmの子クモを捕まえました。もちろん撮影が終わったら逃がしてあげました。小さなスペースに入れて写しているのですが、とにかく動きが早くてなんだか野鳥撮影をしているような気分。なにはともあれGETしました。

fabre_02.jpg

ニコンFabrePhoto/BR-S80/S-80

投稿者 turbo : 21:45 | コメント (4)

2006年01月30日

背景が真っ暗

倍率を高くして被写体に明るい光が当たり、背景までに少し距離があり、若干暗い状態であればこのように背景を真っ暗にすることができます。被写体で測光するのがポイントです。
ということなのですが、実際には写した後のパルス再生画面を見て判断しています。

あまり理屈の話しは得意ではないので、ここではパルス再生画面で補正や確認をしながら撮影をすれば良い結果が得られますというお話にさせてください(笑)

 NikonED78/30XWFA/BR-S80

モデル名 Canon PowerShot S80
シャッタースピード 1/79 s
絞り値 f/5
露出補正値 -0.67 EV
測光方式 中央部重点測光
レンズ焦点距離 17.458 mm

投稿者 turbo : 22:07 | コメント (0)

2006年01月22日

雪を狙って・・・・

前ピンです(笑)羽の表現を見てやってください。
一昨日、東京は8年ぶりの大雪。雪の中、撮影にでかけようかと思いましたが機材が濡れるのが嫌なのと寒そうだったので、翌日の晴天に出かけることにしました。朝の路面凍結を避けて昼頃出発。車で30分ぐらいの近場。

鬱蒼とした歩行路を歩きながら先日垣間見たルリビ♂を探しました。結局、メスを見つけて撮影。雪の上に来ないかと期待していましたが、冷たい雪は嫌とみえて地面の見えている日の当たる場所にいることがわかりました。たぶん普段から餌付けされている子なのでしょう、何も持っていないのにどんどん近寄ってきます。

雪をバックの撮影は基本的には逆光撮影なので、プラス補正が必須です。カメラやスコープの質が低いとコントラストの強い白い部分の縁に青や赤の色収差がでます。小さなCCDのカメラやレンズの出来が良くないカメラは白トビや黒つぶれも発生しやすくなり撮影の幅が狭くなり難しくなります。
CANONのS80はこの2点が解消されて、撮影が本当に簡単になります。

そそ、今日は晴天~曇天だったのですが樹木の上に積もった雪が解け森では雨状態。たまにまとめてドカっと落ちてくるので雨よりたちが悪い・・・スコープも雨に弱いED78、カメラはもちろん雨は×なので防寒着のフードでカメラをカバーし、ピントリングも水がはいらないようにカバー。照準器は見難くなるし、操作性は悪くなるし、も~最悪(^^;

といいつつ、4時間で700枚も写してしましました(爆)

投稿者 turbo : 23:40 | コメント (2)

2005年12月20日

75倍接眼レンズでの撮影

ニコンフィールドスコープED78/60XWFN(75倍)/TA4+3/TA-W1/BR-7900/E7900での作例です。

接眼レンズを変えて撮影する。簡単に言うけれど撮影現場では結構手間がかかる作業です。もちろん作業も面倒なのですが、使える領域も変わるので思いのほか快適に撮影ができない。
まず、接眼レンズの交換。私は一番気を使う瞬間でもあります。まずカメラユニットを外し、接眼レンズを外し、倍率を変えた接眼レンズを取り付け、カメラユニットを装着する。但し、アイレリーフの異なる接眼レンズの場合にはカプラーを短いものに変えたりOリングを取り付けたりしなければならない。実は転倒・落下事故はこのときに一番多い。私は地面にカメラバックを置き、面倒でも両手に部品を持つことをせず、バッグの上に置くようにしています。カメラユニットを外したときの重量バランス崩れのカックンパッタンも要注意です。
最近の撮影は、この接眼レンズ交換がわずらわしいので高倍率で狙う場合は最初から取り付けて出勤する。もちろん、様子のわからないフィールドにでる場合は30XWFLを付けていくが、高画質ドアップ狙いとかのときは60XWFNを使う。
E7900の場合は中域ぐらいまでに解像感あるズームポイントがある。被写体との距離と写したい大きさで接眼レンズの倍率を決めるわけである。ここでは7~8mの距離なので75倍でもワイド側で写せた。
高倍率接眼レンズのワイド側での撮影は決まると凄い。鮮明さだけではなく色合いや深みなども良いように感じる。ただ、成功確率が低いこと、撮影できる条件範囲が狭いことなどリスクも多い。

E7900、P1ではワイド端~伸ばしてもズーム2/3までしか良い画質が得られない。もちろん写すことはできるのであるが、上達すると良い画質が得られないなら写さないようになる。高倍率接眼を付けてドアップ狙い撃ちに行っても低倍で写したい状況もある。「くやし~~~」と思う状況もしばしばある。

高画質を求める者にとって「ケラレが出ないから良い」ということだけが良いわけではなく、使っているシステムで操作を増やさずに高画質な画像が得られる範囲が広いシステムを構築することが極めて有利であることが言えるわけである。

メーカー名 NIKON
モデル名 E7900
露出時間 0.416667 s
F ナンバー f/3.5
露出プログラム 標準プログラム
ISO スピード レート 50
露出補正値 -1.30 EV
レンズ最小F値 f/2.8
測光方式 中央部重点測光
光源 昼白色蛍光灯
35mm フィルムのレンズ焦点距離 61 mm

投稿者 turbo : 23:36 | コメント (3)

2005年12月11日

もうすぐクリスマス

クリスマスツリーを飾りました。
デジスコで野鳥ばかり撮っている私ですが、たまには・・・・と思い。
夜景撮影をしちゃいました(爆)
結果はこの通り、ヘタッピですがコンパクトデジタルカメラで充分楽しめます。もちろん三脚と雲台は必須。夜景モードにしてセルフタイマーにセットしてチッチッチッチッチチチチチ・・パチッ
写した画像を再生して露出補正すれば何枚かでベストSHOTが撮れると思います。

SONYサイバーショット P150 /ベルボン ネオカルマーニュ540 /ベルボンFHD-51Q


画像入力機器のメーカー名 SONY
画像入力機器のモデル名 DSC-P150
露出時間 1/1 s
F ナンバー 3.5
ISO スピード レート 100
露光補正値 -1
測光方式 分割測光

投稿者 turbo : 01:34 | コメント (0)

2005年11月21日

今日のカワセミ

いつものフィールドで撮影です。
2時間で300枚の撮影ができました。晴天でありながら薄っすら雲がかかるというデジスコ日和。
いつもの仲良しペアが大サービス。撮影距離は7m~15mという好条件。
背景の水面が暗かったので結構くっきり写りました。
そそ、最近ホワイトバランスを「蛍光灯 FL2」にしています。青と赤が強調されるみたいです。
年式の古いニコンスコープ&ニコンデジタルカメラで楽しんでいる人は一度試してみてください。

ED78/30XWFL/BR7900 ノートリ リサイズ

画像入力機器のメーカー名 NIKON
画像入力機器のモデル名 E7900
使用ソフトウェア名 Adobe Photoshop CS2 Windows
露出時間 1/43 s
F ナンバー 2.9
露出プログラム 標準プログラム
ISO スピード レート 50
露光補正値 -1.7
レンズ最小 F 値 3
測光方式 中央部重点測光
レンズ焦点距離 8.5 mm

投稿者 turbo : 03:37